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都民100人が豊洲移転賛成デモ 本当の都民ファーストとは?

2017年04月28日 07時28分53秒 | 日記

都民100人が豊洲移転賛成デモ 本当の都民ファーストとは?

 

《本記事のポイント》

  • 都民約100人が、豊洲移転を求めるデモを実施
  • 豊洲市場の建設費6000億円が無駄になりかねない
  • 都議選を見据えたパフォーマンスをやめ、本当の都民ファーストを

 

小池百合子・東京都知事が8月末に豊洲市場の移転延期を宣言してから、約8カ月経過した。移転をめぐっては、世論の反応が分かれる中、東京都民約100人が27日に、「小池都政、無責任政治をやめようデモ」を行い、移転を求める声を上げた(主催は幸福実現党東京本部)。

 

デモに先立ち、幸福実現党の神武桜子副党首が挨拶。東京都へ住民監査請求が行われたことを踏まえ、「税金を無駄遣いしない都政を求める」と参加者へ呼びかけた。

 

参加者は、新宿中央公園から都庁周りを練り歩き、「小池知事は、1日も早く豊洲市場の安全宣言を出すべきだ」「首都東京から、有事に備える防災対策をするべきだ」などと、シュプレヒコールを上げた。

 

 

建設費6000億円はどこへ?

主催者である同党東京都本部の吉井利光代表はこう語る。

 

「豊洲市場の建設には約6000億円の税金がかかっているのに、移転しないことで、そのお金が無駄になっています。マスコミは、『豊洲は危ない』と報道していますが、実際は『築地の方が衛生上危険』です。税金を無駄にしないために、豊洲の"安全宣言"と、移転を知事に求めます」

 

吉井氏らは3月28日、東京都庁へ「豊洲移転を求める陳情書」を提出している。

 

豊洲市場が立地する江東区で活動する表奈就子氏は、「豊洲市場に関係している地元の方は、都から通達なしで、移転延期が宣言され、たいへん怒っていらっしゃいます。区民の方も、施設や一部道路が完成しているのに、延期するのはおかしいと言われます」と区民の不満を代弁した。

 

さらにデモでは、朝鮮半島の有事における防災訓練の実施を求める訴えも行われた。吉井氏は、緊迫化する北朝鮮情勢について触れ、「防災対策も全国的に不十分です。まず首都の東京が、率先して防災訓練を行うべきです。区議会にも防災訓練の実施を働きかけていきます」と語った。

 

デモに参加した50代女性は、「移転を延期することで、都民の税金が失われていくのは許せない。税金を正しく使ってほしい」と話した。

 

また70代女性は、「築地市場の老朽化と衛生環境を見たら、豊洲移転が正解と考える方が合理的です。過去の決定をひっくり返すのではなく、オリンピック・パラリンピックなど、未来へ向かって東京を発展させてほしい」と話した。

 

「都民ファースト」を掲げている小池知事だが、豊洲移転の延期をめぐる7月の都議選を見据えたパフォーマンスにより、都民の心が離れつつある。本当の「都民ファースト」を求める声に耳を傾けるべきだろう。

(HS政経塾 山本慈)

 

【関連記事】

2017年4月12日付本欄 東京都が豊洲問題で業界団体と話し合い 合意ないまま進む改修案に業界反発

https://the-liberty.com/article.php?item_id=12844

 

2017年3月28日付本欄 「築地市場の豊洲移転を求める陳情書」を幸福実現党が提出

https://the-liberty.com/article.php?item_id=12789

 

2017年2月10日付本欄 騒いだ結果が「ムダ金」「風評被害」「派閥争い」……築地に行って見えた本当の「移転問題」(後編)

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12571

 

2017年2月9日付本欄 黒い排ガス、戦前の建物……築地に行って見えた本当の「移転問題」(前編)

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12568


北朝鮮における過酷な宗教弾圧 それでも信仰を手放さない信者が語る「宗教の力」

2017年04月28日 07時26分50秒 | 日記

北朝鮮における過酷な宗教弾圧 それでも信仰を手放さない信者が語る「宗教の力」

北朝鮮における過酷な宗教弾圧 それでも信仰を手放さない信者が語る「宗教の力」

 

 

《本記事のポイント》

  • 北朝鮮では、聖書を保持しているだけで逮捕され、拷問で殺されることもある
  • 命の危険と戦いながら、北朝鮮の地下教会を支援して布教活動を続ける信者もいる
  • 宗教は、苦しみから人々を救済する光であり、圧政から国民を守る「最後の砦」

 

北朝鮮において組織的な宗教活動は、「国家権力に対する潜在的な挑戦」とみなされる。そんな様子について、米国に本拠を持つ北朝鮮専門ニュースサイト「NKニュース」(22日付日本語版)が詳細に報じている。以下は、その一部を紹介する。

 

  • 北朝鮮では、中国を訪れた際に入手した聖書を所持していただけで逮捕され、強制収容所に送られる。

 

  • 目撃者の話によると、キリスト教の信者が当局に逮捕されると、服を全部脱がせて冷凍室に閉じ込められる「冷凍拷問」や、5日間眠らせずに5人がかりの拷問が行われる。それで多くの信者が殺されているという。

 

  • 中国に逃れた後、キリスト教徒に助けられて、自身も信者になった脱北者が、布教のために北朝鮮に戻り、地下教会に行くと、信者の多くは高級機関で働いている人々だった。

 

  • 地下教会を支援していた脱北者は、「聖書には『真理』という言葉があり、それは『光』のようなもの。暗闇に閉ざされた北朝鮮にこの光がさせば、金氏一家がいかにして人民を欺いてきたのか明らかになる。独裁政権を崩壊させる重要な要素の一つが宗教の力だと思う」という主旨のことを語る。

 

北朝鮮の憲法では「公民は信仰の自由を持つ」と定められているが、実態は大きくかけ離れていると言える。

 

 

恐怖と戦いながらも布教活動を続ける人々

一度脱北に成功したのに、再度北朝鮮に戻って、地下教会を支援するキリスト教徒がいること自体に驚く人もいるかもしれない。当局に布教活動が見つかれば、「この世の地獄」が待っていると分かっていても、信仰を手放さない信仰者たち。その姿からは、いかに宗教や信仰が救いの光となるかを感じ取ることができる。

 

そうした中、大川隆法・幸福の科学総裁が今月20日、金正恩・朝鮮労働党委員長の守護霊霊言を収録。金正恩氏の守護霊は、全世界への「最後のメッセージ」を求められ、次のように語った。

 

『北朝鮮の「主体思想」をね、やっぱり、主体性がない韓国や日本、台湾にも広げていきたい』と思っておるから。『この思想こそ、マルクス(思想)の次に世界を率いる思想だ』と思う」(『危機の中の北朝鮮 金正恩の守護霊霊言』所収)

 

「主体思想」とは、民族の自主性を維持するため、人民は絶対的権威に服従しなければならないとする、北朝鮮の初代国家主席・金日成が唱道した思想。しかし、北朝鮮がしていることは、国民の自由を奪い、基本的人権の侵害に他ならない。国民は金独裁体制を信奉するよう洗脳されており、金正恩政権は、ある意味で"カルト教団"そのものだ。

 

大川総裁は、著書『政治と宗教の大統合』の中でも、キリスト教の一派の支援団体が、北朝鮮からの脱出を裏から助けていることに触れ、次のように述べている。

 

専制的、独裁的な軍事国家から、人々を助ける役割を果たすことができるのは、宗教以外にありません。(中略)圧政や暴虐によって、政治が国民を不幸にする方向へと向かった場合、国民を守る『最後の砦』は、実は、宗教なのです」

 

無宗教、無信仰、唯物論が、本物の宗教、本物の信仰に勝つということはあってはならない。命の危険を冒しながら布教活動を続けたキリスト教徒も語るように、金正恩政権の崩壊の鍵を握るのは「宗教の力」ではないだろうか。(小林真由美)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『危機の中の北朝鮮 金正恩の守護霊霊言』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1850

 

幸福の科学出版 『政治と宗教の大統合』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=864

 

【関連記事】

2014年9月16日付本欄 北朝鮮が人権報告書を公表 「最も重要な人権は国民主権」

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2014年5月25日付本欄 【及川幸久の自虐史観を撃つ】北朝鮮の人権侵害についての国際世論を喚起せよ(前編)

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2014年4月号 「北朝鮮強制収容所に生まれて」に出演の脱北者 申東赫氏スペシャル対談 - 釈量子の志士奮迅 [拡大版]

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