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渡部昇一氏、霊言で語った日本人への"遺言"

2017年04月20日 07時10分42秒 | 日記

渡部昇一氏、霊言で語った日本人への"遺言"

渡部昇一氏、霊言で語った日本人への"遺言"

 

 

《本記事のポイント》

  • トランプ氏は米中首脳会談で「資本主義」を見せ付けた
  • "宗教的な制度"を国会でいじる「退位」問題に危機感
  • クリスチャンにして日本神話を広めた霊的理由

 

上智大学名誉教授の渡部昇一氏が、心不全で亡くなった。謹んで哀悼の意を表し、安らかな旅立ちをお祈り申し上げたい。

 

大川隆法・幸福の科学総裁は、その逝去から約20時間後、渡部氏の霊を呼び、現在の様子や考えを聞いた。本欄では、その内容の一部を紹介する。

 

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

 

 

トランプ氏は米中首脳会談で「資本主義」を見せ付けた

渡部氏は、肉体を抜けた実感、生前の仕事、後世への期待などについて語り、その上で現在の日本の政治や国際情勢について意見を述べた。

 

例えば6日に行われた米中首脳会談については、国際情勢への影響はもちろんのこと、フロリダ州にあるトランプ氏の豪華な別荘で行われたことに注目した。

 

「(トランプ氏は)政府の借り物で恐る恐るやるんじゃなくて、自分のホテルで豪勢にやっている。すごいじゃないですか。(中略)自分の持ち物の中でねえ。習近平だって、そんな人を呼べるほど立派なものを持ってないだろう。そんなの持ったら、共産党の"同志諸君"から吊るし上げを受けるだろうからねえ。(トランプ氏は)さすが、『資本主義の本家は違うなあ』っていう感じを見せつけた

 

渡部氏は著書などで、国の経済・文化の発展や、自由を守るものとして、「私有財産」というキーワードをよく強調していた。「自分の持ち物」という視点で米中首脳会談を見たとは、なんとも渡部氏らしい。

 

 

"宗教"を国会でいじる「退位」問題に危機感

また、日本における心配事として、「天皇陛下の退位」についても語った。

 

現在、"国会"において、陛下の退位を"認め"たり、退位後に「上皇」と呼ぶことなどを定めた"法律"が、議論されている。しかし、民主主義に基づく法律で天皇制を修正する前例をつくれば、今後も、天皇制がいくらでも法律で変えられ、いずれは廃止になる可能性もある。渡部氏は、その危険性について次のように警鐘を鳴らした。

 

「(天皇制は)宗教的な理由によって存続していると考えなきゃいけない。その宗教的なマントの部分を取ったら、四民平等、民主主義、法治国家の制度の中では生き残るのはかなり厳しい。(中略)なんで皇室が今まで続いてきたか。その意味を、(関係者は)理解はなさってない

 

ユダヤ教徒は、ディアスポラによって世界中に散ってもなお、各地の文化に埋没していない。それは、「出エジプト」の際に示された「神の意志」というものが、民族のアイデンティティを保っているためだ。

 

この国においても、天皇が天皇であり、日本が日本である理由は、突き詰めれば、天照大神をはじめとする神々がルーツであることだ。その神秘的・宗教的な部分を軽視すれば、いざという時に国が存続する根拠がなくなってしまう。

 

 

クリスチャンにして日本神話を広めた霊的理由

民族の存続に、歴史への誇りや神話が不可欠と見抜いていた渡部氏は、「古事記」を始めとする日本神話の重要性も、様々な形で訴えてきた。

 

一方、渡部氏はクリスチャンでもあった。そのことについては、「日本神道と、キリスト教と、両方に親近性のある思想を持っていて、自分でもなんでこうなのか、よく分からなかった(中略)『これでいいのかなあ、ちょっと分裂してる』と思った」と語る。

 

しかし渡部氏は1991年、大川総裁と雑誌の企画で対談した際、その過去世において、キリスト教とも、日本神道とも、両方に深く関わってきたことを知る。その時点で、クリスチャンでありながら日本神話の普及に努めていることが腑に落ちたという。

 

「日本の誇り」「資本主義精神」について言論を発信し続け、「自虐史観」「共産主義」と戦い続けてきた渡部昇一氏――。今後も、日本の繁栄のため、私たちをあの世から導いてくれることを祈りたい。

 

霊言では他にも、次のようなポイントについて語られた。

  • 「朝日新聞」に対する心残り
  • 「上皇」制度の危険性について
  •  ロッキード事件における田中角栄叩きの意外な本質
  •  学歴主義の「知識」と教養主義の「知恵」との違
  •  安倍政権のマスコミ統制について
  •  今後のトランプ米大統領の動きをどう読むか

 

この法話は、幸福の科学の全国の支部、精舎、拠点において、拝聴できます。

支部や精舎への問い合わせは、以下の連絡先まで。

・幸福の科学サービスセンター

 Tel:03-5793-1727 : 火~金/10:00~20:00 土日/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

 http://map.happy-science.jp/まで。

 

【関連記事】

2014年3月号 渡部昇一氏に聞く ベンジャミン・フランクリンと在原業平

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7265

 

2015年1月3日付本欄 岡崎久彦氏、"最期の著書"で語った日中外交分析

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9006

 

関東大震災の「デマによる朝鮮人虐殺」はねつ造だった!?

2017年04月20日 07時09分01秒 | 日記

関東大震災の「デマによる朝鮮人虐殺」はねつ造だった!?

《本記事のポイント》

  •  捏造された"虐殺"の人数
  •  朝鮮人暴動も「デマ」ではなかった?
  • 「自虐史観」を総ざらいする時

 

関東大震災時の「朝鮮人大虐殺」についての記述の含まれた報告書が、内閣府のホームページから削除された。この資料は、過去の災害における教訓についてまとめたもの。19日付朝日新聞デジタルが報じた。

 

同紙によると、担当者は「内容的に批判の声が多く、掲載から7年も経つので載せない決定をした」と答えているという。

 

「朝鮮人虐殺」については、歴史の授業で習った覚えのある人も多いだろう。「関東大震災の時に、『朝鮮人が暴動を起こし、井戸に毒を入れて回る』という"流言蜚語(ひご)"に惑わされた日本人が、多くの在日朝鮮人を虐殺した。その犠牲者は6000人以上」という内容だ。

 

しかし、この「デマによる数千人の虐殺」という説に、信憑性がないことが分かりつつある。

 

 

捏造された"虐殺"の人数

多くの資料や新聞記事から、「朝鮮人虐殺」の嘘にメスを入れたのは、ノンフィクション作家の工藤美代子氏。

 

工藤氏によれば、「虐殺」の人数自体が、実態よりも膨れ上がっているという。

 

教科書の記述に多い「6000人」という数字は、上海に亡命した大韓民国臨時政府の機関紙「独立新聞」が報じた数が元になっているという。しかし、その数字はとても信頼できるものではないという。

 

また、朝鮮独立運動派が、諸外国の外交官にばら撒いた諜略宣伝用小冊子には、2万3059人と書いてあったという。さらに膨らんだ数が、世界に喧伝されていたようだ。

 

しかし、政府の資料によると、当時東京にいた朝鮮人の数は約9千人と推定される。2万人という説は論外だ。「6000人」という説にも無理があるように見える。

 

とはいえ、「朝鮮人の暴動」に対する自警団が組織され、罪のない朝鮮人が殺害されたケースがなかったわけではなさそうだ。旧内務省は「233人は殺害された」と確認している。また、工藤氏は800人前後が殺害されている可能性を指摘している。

 

いずれにせよ、「6000人」という数からは程遠い。

 

 

朝鮮人暴動も「デマ」ではなかった?

また、「朝鮮人の暴動が全くのデマだった」という話にも、嘘があるという。当時の新聞報道などから、次のような史実が浮かび上がっているのだ。

 

「高麗(朝鮮)共産党ら国外上層部からの指令を受けて、震災に乗じて破壊活動を起こした朝鮮人テロリストらが多数確認された」

 

「夜陰に乗じて爆弾をさく裂させて、不安におののく日本人を千人単位で殺傷し、現行犯逮捕された後に、犯行を自白した」

 

「警視庁の爆破を企画して桜田門に近づいたものの、直前に逮捕されて、所持していた爆弾を押収された犯人が多数存在した」

 

「震災の直前には、都内に隠し置いた爆弾や拳銃が多数押収される事件や、資金集めのために銀行強盗に押し入る事件が起き、犯人が逮捕された」

 

関東大震災の火災などによる多大な犠牲者や混乱に紛れて、テロやテロ未遂が数多く確認されていたというのだ。

 

こうした中で、「過剰自衛」によって犠牲になった朝鮮人が多かった可能性が高い。

 

 

「自虐史観」を総ざらいする時

史実が「過剰自衛により数百人の犠牲者が生まれた」ということであったとしても、悲惨な事件であることには変わりはない。未来への教訓とするべきだろう。

 

しかし、「デマ」「数千人」という記述の信憑性が疑われているなら、変えたほうがいいだろう。

 

「従軍慰安婦」「南京大虐殺」にしろ、一昔前まではにわかに信じられていた"日本人の悪行"も、再検証を経て、その嘘が暴かれつつある。

 

日本の歴史は、あまりにも不確かで偏った物の見方の上に築かれてきたのではないか。どこかの時点で、総ざらいをする必要がある。

(馬場光太郎)

 

(参考)『関東大震災~「朝鮮人虐殺」の真実~』(工藤美代子/産経新聞出版)

 

【関連記事】

2015年8月号 これが「南京大虐殺」ねつ造資料のすべてだ 中国による「不正登録」を阻止せよ - ユネスコ記憶遺産 - 戦後70年 日本の誇りを取り戻そう

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2014年2月24日付本欄 【早賢の多次元総研・第6回】朴槿恵と安重根と関東大震災の因果な関係

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7445