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もう隠せない 原爆級の「ワクチン死」

2023年01月24日 05時38分23秒 | 日記

もう隠せない 原爆級の「ワクチン死」

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2023年2月号記事

 

もう隠せない 原爆級の「ワクチン死」

 

日本では今、新型コロナウィルスそのものや高齢化では説明不可能な死者数が増大している。原因はアレしか考えられない。

 

 

あまり知られていないが、日本全国の死者数が空前のペースで急増しており、多くの医者が本音では「説明できない謎の現象」と匙を投げている。

死者の変動は、主に2つの統計から読み取れる。1つは厚生労働省の人口動態統計であり、もう1つは例年の水準に基づいて死者数を予測する国立感染症研究所の分析である。

下グラフは人口動態統計を図解したもの。死者数は高齢化により増加傾向であり、コロナ禍が始まった2020年は、感染対策の強化によるインフルエンザ関連死の減少などで微減となった。

 

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広島原爆を超える死者の増加

だが、21年と22年は突然急上昇している。21年の死者数は、20年より約6万7千人増となり、東日本大震災が起きた11年(約5万5千人増)を超え、戦後最悪の増加数を更新したことで専門家を驚かせた。

さらに22年の死者数は、それを上回る別次元の伸びとなっている。すでに9月までで、ワーストの21年より約8万3千人増を記録しており、最終的には150万人の大台を突破する勢いである。急上昇したここ1年9カ月の死者増の累計は、「約15万人」に達し、広島原爆の犠牲者(約14万人)を凌駕している。

国立感染症研究所の分析でも、死者が想定外に増えているのが分かる。死者の予測値を超えた分は「超過死亡」と呼ばれる。21年~22年8月までの超過死亡の累計は「最大12万人」であり、1923年に首都圏に壊滅的な被害をもたらした関東大震災(約10万5千人)を超えた。

つまり、原爆が投下される、あるいはマグニチュード8クラスの巨大地震などが発生しなければ、ここまで死者が増えることはないのだ。

 

 

コロナ以外で9.4万人が死亡

なぜそのようなことが起きるのか。世間で流布しているのが、「原因はコロナと、それに付随する医療ひっ迫」という仮説である。

ところが先述したように、21年1月~22年8月までの超過死亡は約12万人、"コロナ死"は約3万6千人。それらを引いた「約8万4千人はコロナ以外の原因」で亡くなっている。これは長崎原爆の犠牲者(約7万4千人)を超える驚異的な数字だ。

ただ主要マスコミは全く触れないものの、そもそも「コロナ死が水増しされている点」も考慮しなければならない。

全国の自治体が毎日速報するコロナ死は、「死亡した時にPCR検査で陽性だった人」を含んでいる。他の病気や交通事故で亡くなった人も陽性と判明した場合、自治体はコロナ死として発表しているため、死者数を過大評価している。事実、奈良県は、オミクロン株(第6・7波)による死者の半数は「コロナとは無関係」と発表している。

そうなれば少なくとも、オミクロン株が広がった22年1月~8月までの全国のコロナ死は「約1万人」まで減る可能性があり、その分を反映させるだけでも、「約9万4千人がコロナ以外で亡くなった可能性」が高い。

実際、1月~3月に襲った「第6波」で、全国最悪の死者を出した大阪府の超過死亡を見ても、コロナを除いた死者の方が多い(下グラフ)。

 

 

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出所:コロナ死はNHK、超過死亡は国立感染症研究所より、小島勢二氏提供

 

次ページからのポイント

接種後の老衰の超過死亡は5倍、循環器系は10倍

京都大学名誉教授・医学博士 福島 雅典氏インタビュー

「コロナ・ワクチン全体主義」から脱却せよ


中国発表のコロナ死に関する数字への疑問

2023年01月24日 05時30分05秒 | 日記

中国発表のコロナ死に関する数字への疑問【澁谷司──中国包囲網の現在地】

<picture>中国発表のコロナ死に関する数字への疑問【澁谷司──中国包囲網の現在地】</picture>

 

《本記事のポイント》

  • コロナ死39人から6万人へ──中国疾病予防管理センターの怪しい数字訂正
  • 上海市火葬数から推定される異常なコロナ死数
  • 北京大学や海外調査会社が大きなコロナ死者数を算出するも実態には及ばない?

 

 

よく知られているように、中国共産党の発表する数字には、しばしば粉飾がほどこされている。

 

 

コロナ死39人から6万人へ──中国疾病予防管理センターの怪しい数字訂正

例えば、2023年1月14日、中国疾病予防管理センターは、北京大学の報告を引用し、12月7日から1月11日までの全国コロナ感染率は約9億人(約64%)で、感染による死亡者数は6万人弱(正確には、5万9938人)だと公表した(*1)。

 

それ以前、同センターは、2022年12月7日から2023年1月8日までコロナ死を39人と発表していた。それが数日間で、突然39人から6万人弱と、数字を大幅に訂正している。中国当局の数字がいかに信憑性に欠けるかを示す証左ではないだろうか。

 

また同センターは、コロナ罹患での死亡率はわずか0.003%だというが、これはすべて病院での死亡である。つまり家でコロナ死した人はカウントされていない(一説には、習近平政権が医師にコロナで亡くなったという死亡診断書を書かせないという)。

 

実は、過去7日間における香港のコロナによる平均死亡者数は1日67.3人、平均死亡率は0.676%である。この数字は、中国本土の死亡率より200倍以上も高い。

 

一般的に、香港の方が中国よりも医療体制が整っているはずである。それにもかかわらず、中国の死亡率が香港と比べて異様に低い。やはり中国当局の数字には大きな疑問符が付くだろう。

 

 

上海市火葬数から推定される異常なコロナ死数

さて、上海市のある葬儀社では、ご遺体が毎日約400~500体焼却されたが、そのほとんどがコロナ死だったという(以前は1日最大90体までだった)。

 

仮に、1日のご遺体焼却を(自然死[老衰、病死、事故死等]を除き)300体とすると、1カ月に最低約9000体となる。上海市には合計15軒の葬儀社があるので、(自然死を除く)13万5000体となるだろう。

 

他方、北京市内の火葬場(北京市周辺[同市を取り囲む河北省等]の葬儀場は除く)だけで36日間に12万9600体が火葬されたという。

 

ちなみに、北京市の全葬儀社の1日の火葬能力は3600体である。そして、自然死の死亡者数は1日平均約330人だという。ならば、コロナ死のご遺体は1日約3270体だと推計できよう。すると、1カ月当たり、コロナ死で約9万8100体が焼却されている。

 

上海市(人口約2489万人[2021年])と北京市(人口約2189万人[同])の人口合計はおよそ4700万人である。中国全体の人口が13億人~14億人とすれば、両市の約28~30倍という計算になるだろう。

 

仮に、両市合計でコロナ死が1カ月で約23.3万人とすると、全国ではおよそ652万人~699万人が死亡した可能性がある。

 

 

北京大学や海外調査会社が大きなコロナ死者数を算出するも実態には及ばない?

次に、北京大学が発表した訃報の件数をここ3年で比較してみよう。例えば、昨年12月には一昨年の8件から4倍程度(約32件)増加している(*2)。

 

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ネット上で拡散されている北京大学発表の訃報件数の推移グラフ。

 

中国では年間1000万人余りの高齢者・病人等が自然死する。月平均83万人余りが死亡する計算となるだろう。

 

けれども、現在の疫病蔓延下では、昨年12月だけで、例年の3倍の約249万人がコロナ死したと推測できる(今年1月が昨年12月と同じような厳しい状況にあるとすれば、たった2カ月で500万人近くが死亡した計算となるだろう)。

 

前述の通り、上海市と北京市、両市葬儀社から求めたコロナ死者数と、北京大学の訃報から求めたコロナ死者数では大きな相違がある。おそらく、前者の方が、今の真相に近いのではないだろうか。

 

ところで最近、英国の調査会社、エアニフティは、昨年12月1日以降、中国での累積死亡者数は10万人に達し、感染者数は1860万人に達する公算が大きいと発表している(*3)。

 

同社は、中国のコロナ感染は1月13日に最初のピークを迎え、1日当たり370万件に達すると予想した。また、1月23日、1日当たり2万5000人の死亡でピークを迎え、12月からの累積死亡者数は58万4000人に達すると推計している。そして、4月末までに中国全土で170万人のコロナ死を推測した。

 

しかし、同社の予測は実態とは遥かにかけ離れているのではないだろうか。

 

(*1) 1月14日付中国瞭望
(*2) 1月7日付中国瞭望
(*3) 2022年12月30日付ロイター

 

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アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

澁谷 司

 

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

 

【関連動画】

澁谷司の中国カフェ(YouTube)

https://bit.ly/3FhWU43

 

【関連記事】

2023年1月9日付本欄 なぜ中国でコロナが再流行しているのか? 【澁谷司──中国包囲網の現在地】

https://the-liberty.com/article/20225/

 

2022年12月12日付本欄 「白紙革命」と江沢民の死去【澁谷司──中国包囲網の現在地】

https://the-liberty.com/article/20133/

 

2022年11月26日付本欄 中国人民の「ゼロコロナ政策」への抵抗【澁谷司──中国包囲網の現在地】

https://the-liberty.com/article/20089/