幸福実現党、比例南関東で及川氏、神奈川3区に壹岐氏、4区に岡島氏を擁立
2020.03.17(liverty web)
比例南関東ブロックに出馬する及川幸久氏。
次期衆院選に向けて幸福実現党は17日、神奈川県庁で記者会見を開き、南関東ブロックの比例区と、神奈川3区と4区の小選挙区に公認候補を擁立すると発表した。
比例南関東ブロックでは、及川幸久(おいかわ・ゆきひさ)氏、小又英雄(おまた・ひでお)氏、池澤輝子(いけざわ・てるこ)氏の3人が立候補。小選挙区では、壹岐愛子(いき・あいこ)氏が神奈川3区、岡島由佳(おかじま・ゆか)氏が同4区にそれぞれ出馬する。
及川氏「幸福実現党のYouTubeでの人気は他党を圧倒」
及川氏は、比例候補者3人を代表して会見を行った。自身のYouTubeチャンネルの登録者数が10万人に達し、100万回以上再生される映像もあるなど、幸福実現党はネットで支持が広がっている現状を紹介。自民党などの既成政党より登録者数が多いことから、「幸福実現党はYouTubeのシェアは圧倒的に"第一党"である」と指摘した。
政策としては、経済成長を目指した「大減税」を行うことを力説した。トランプ米大統領の大減税「トランポノミクス」や、ロシアで実施された所得税の一律課税(フラットタックス)を導入することで、日本経済を大きく発展させる。また減税によって、肥大化する社会保障問題を改善させることができるとした。
壹岐氏「規制を取り下げ、企業の自由の裁量を増やす」
神奈川3区の壹岐愛子氏。
壹岐氏は、「経済成長」「女性の活躍と待機児童問題の解決」「国益を守る国防と外交」の3つの柱を掲げるという。
同氏は「『働き方改革』は、細かな規制をつくることで、日本人の勤労意欲を失わせ、企業や地方から大胆な発想と自由な行動力を奪っております」と述べ、規制強化の路線を批判。「政府主導の規制を取り下げ、企業の自由の裁量を増やしてまいります」と語った。
さらに、横浜市などで誘致が進むカジノをめぐり、それに反対する立場を示し、「国会議員が(収賄罪で)逮捕されながら、解明をせずにつくってしまおうという見え見えの魂胆は、誠実な政治とは言えません」と指弾した。
岡島氏「3%成長していれば、給料は2.4倍に」
神奈川4区の岡島由佳氏。
岡島氏は、主に減税と規制緩和を進めると訴えた。
同氏は「もし最低でも、(日本の)GDPが3%成長していたら、この失われた30年間で皆様の給料は、2.4倍になっていたはずです。例えば、300万円のお給料の方は728万円になっていたでしょう」と述べ、消費税や法人税、所得税の減税による経済成長を目指すとした。
幸福実現党は今後も、全国に候補者を擁立する予定だ。
<左>比例候補の小又英雄氏。<右>比例候補の池澤輝子氏。
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