たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

深まる秋

2022年11月16日 | 散歩

 

2022. 11. 11  いつもの散歩コースにて

 

10月22日更新記事 *「キタキチョウ」と萩の花* の中で書きましたが

真夏に運転免許を返納したため、それ以来近いところは自転車で

自転車で無理な所はバスや電車を利用して出かけています。

 

今回は千葉市中央区の自宅からバスでJR千葉駅へ向かい

JR千葉駅からJR鎌取駅まで電車を利用し、駅の南口側に広がる

千葉市緑区の自然豊かな公園も多い「おゆみ野」地区散策でした。

早めに色づいた木々の彩りや落ち葉の美しさに眼を奪われ

時々立ち止まってはカメラを構えるのんびり散歩でした。

 

 

 

樹林に囲まれた小さな池の脇道に入ると

対岸のアオサギの姿が目にとまり立ち止まりました。

 

アオサギはじっと水面を見つめて獲物を探しているようでした。

水面には対岸の色づき始めた秋彩が写りこんで美しく

池の中で育ったたくましい 「セイタカアワダチソウ」 も入れて

この位置でそっとカメラを構えて一枚撮影し

アオサギの動きをじっと観察していました。

 

 

 

 

アオサギ が獲物を見つけたのか長い首をぐっと伸ばした瞬間に

シャッターを切った一枚です。

素早く飛び立ち水中の獲物を捕らえてほしい!!

こんな時はだれもがそう期待して待つでしょう。

 

その瞬間をしびれがきれるほど待ち続けたものの・・・

とうとうそのチャンスは訪れずアオサギはいつまでも動きません。

 

やがて散歩中の人や子どもたちが次々に集まってきて騒がしくなり

これ以上待つのは無理で、残念ながら撮影はあきらめました!!


「青葉の森」早朝散歩ーIII

2022年05月12日 | 散歩

 

「トベラ」 の花   2022年5月11日 撮影 

 

千葉市中央区「県立青葉の森公園」早朝カメラ散歩の続編です。

「なんじゃもんじゃ」の純白の花もすっかり散って新緑となり

早春の花は菜の花以外はほとんど目に入らなくなってきました。

 

 道脇には 「トベラ」 の白い花が咲き始めています。

この花木は葉が 「シャクナゲ」 の葉に似ているため

シャクナゲ」 の一種かと思い込んでいました。

 

*「トベラ」 : トベラ科 トベラ属の常緑低木で高さは3m前後

花期は5月中旬~6月上旬頃で海岸近くに生育する。

花は良い香りがする。

 

 

 

「行列」  三木俊治 (上下2枚)

 

広大な青葉の森公園西口に広がる「彫刻の広場」では

多くの彫刻作品が眼を楽しませてくれます。

 

 

 

 

今回は一つ一つの作品をゆっくり観賞しながら散策しました。

前の記事にいくつかの彫刻作品を載せていますが

そのほかにもたくさんの作品を楽しむことができます。

 

 

 

「葉かげ」  長谷川 昴

 

背景には千葉市街中心部のビルも見えています。

 

 

 

「天女の舞」  北村 西望

 

 

 

「時の流れ・人の歩み」  酒井 良

 

 

 

「森の詩」  大須賀 力

 

 

 

「三つの時代」  小寺真知子

 

 

 

「香 風」  六崎 敏光

 

 

 

「家族の肖像」  鈴木 実

 

 

 

「夏の風」  淀井 敏夫

 

 

 

「とこしえに」  神野 義衛

 


「青葉の森」早朝散歩-II

2022年05月07日 | 散歩

 

「オオデマリ」 (大手毬)の花

 

レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木

開花期:5月上旬~6月中旬で樹高は3~4m

見頃をすこし過ぎて花びらも散り始めています。

 

 

 

「シラーべルビアナ」(又はシラーペルビアナ)

 

南欧原産のキジカクシ科オオツルボ属の秋植え球根草

 開花期は4~5月。 花の色は青紫と白。

 

 

 

 

「ツルニチニチソウ」(蔓日々草)

 

散歩中の道脇でよく見かけるさわやかな印象の青い花

キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の多年草

 

 

 

 

 

広々とした公園西口には大きな花壇がいくつも並んでいます。

「ケシ」の花や「ネモフィラ」の色彩が目に鮮やかに映ります。

ベンチの右奥には彫刻作品が見えます。

 

 

 

「絆」   古川武彦

 

西口正面に広がる「彫刻の広場」には

著名作家による作品が多数展示されています。

 

 

 

 

「元気で」   梅原正夫

 

 

 

「ハンカチノキ」 ミズキ科ハンカチノキ属の落葉高木

中国南西部原産

白いハンカチのように見えるのは「花びら」ではなく「苞」

園内北口の中央博物館前を過ぎてすこし行くと

一株だけハンカチノキが立っています。

 

毎年五月連休の頃に楽しませてくれていた 「ハンカチノキ」

とても残念なことに、数年前の台風直撃によって

多くの枝が折れて枯れてしまう被害を受けました。

 

以前は無数の白い「ハンカチ」が風に揺れていましたが

今でもなかなか回復せず

わずかにほんの数枚しか見る事ができません。

 

 

 

そのほんのわずかな「白いハンカチ」の一枚が

根元に散っていて目に留まり

しゃがみこんで慎重に撮影した一枚です。

 


早春の散歩道ーII

2022年03月17日 | 散歩

 

 

温かな早春の日差しを浴びて

白梅、紅梅が咲き乱れています。

 

この最初の一枚の白梅・紅梅だけは

 ごく普通に見かける咲き具合でしたが・・・

 

 

 

 

 

千葉市緑区おゆみ野の散歩道を歩いていくと

せせらぎの脇道沿いには梅の古木が目立っています。

 

 

 

 

 

次々と眼に入る見たことがないほどの多数の古木!!

一本一本の前で足が止まり

何度もシャッターを切り続けました。

 

 

 

 

 

根元からほとんどの幹や枝が朽ち果てたような古木の先に

ほんの少しだけ紅梅が咲いています!

 

 

 

 

 

なんというたくましい古木の生命力!!

 

 

 

 

 

 

 

この古木も中央の一本だけの若い枝がなければ

もう完全に「朽木」といえるでしょう。

 

 

 

 

この木は他の古木よりも若いので

根元から新しい枝がニョキニョキ!

花が終わったら剪定したほうがよいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

これらの多数の梅の古木はいったいどのくらい前から

この土地で花を咲かせ続けてきたのでしょうか・・・

 

一本一本の古木の周りでゆっくりと撮影を続けました。

 

 

 

 

千葉市緑区「泉谷公園」内の池畔で一枚

 

一日中暖かい春の日差しが続き

亀たちは湖畔の岩の上や朽木の枝に這い上がり

のんびり甲羅干しをしていました。

 

 

 

 

アジサイの新芽に目が留まり構図を決めて一枚

アジサイの枯れ花も輝き

やっと伸び始めた新芽が春を告げていました。

            ( * 3月12日 撮影)

 


早春の散歩道

2022年03月09日 | 散歩

 

「ヤドリギ」

 

千葉市緑区「大百池公園」は自宅から車で約20分で

池の周囲を歩くとちょうど1000歩くらいになります。

カメラ散歩は5000歩以上が目標なので

時々でかけて元気に歩いています。

池の畔には桜をはじめいろいろな樹木があって

そのうち10本くらいには写真のように「ヤドリギ」が見られます。

 

 

 

 

「ヤドリギ(宿り木)」 : ヨーロッパ・アジア原産

ヤドリギ科ヤドリギ属の常緑低木で

樹木の枝や幹に寄生して小さな白い花を咲かせる。

 

花言葉:「困難に打ち克つ」「克服」「忍耐」

 

 

 

 

 

咲き遅れの「ロウバイ(蝋梅)」

 

師走から咲き始める蝋梅も、この木は樹林の陰で日当たりがわるく

まだつぼみもたくさん残っていました。

 

 

 

「オオバン」

 

ツル目クイナ科オオバン属の水鳥で

 全国の水辺(*淡水・海水)で見られます。

主に水草を食べて生きている鳥で

カラスよりもすこし小さめでずんぐりした姿をしています。

ひと目でそれとわかる特徴は⇒クチバシと額が真っ白!!

 

 

 

「オオバン」 と 「コサギ」

 

*「コサギ」は、「ダイサギ」や「チュウサギ」より小さい「シラサギ」で

 この池ではいつも一羽だけ見かけるので住み着いているようです。

 

 

 

 

純白の花びらがまぶしい満開の「白 梅」

 

 

 

「カワヅザクラ」ももうすぐ満開です。

 

 

 

真新しい「河津桜」の説明板が幹に架けられていました。

 例年千葉では3月中旬ごろには見頃になります。

 

 

 

「キバナマンサク(黄花万作)」(=満作)

 

マンサク科マンサク属の落葉低木で早春に花を咲かせる。

「マンサク」の中ではいちばんよく見かける種です。

*マンサクの花言葉 : 「ひらめき」「神秘」

 

 

 

「マンサク」の一種 「ルビーグロー」

 

「キバナ(黄花)」ではなく「ルビー」のような色の花びら

 

 

 

「シナマンサク」

 

この種の「マンサク」は、枯葉が散らず長く残っていて

「キバナマンサク」とはひと目で見分けができます。

 

**(「都市緑化植物園」 「大百池公園」

 「都川水の里公園」(千葉市内)にて撮影)

 


初冬の彩り

2021年12月05日 | 散歩


(千葉市緑区泉谷公園にて)


この公園内で見られる「生きている化石・メタセコイア」
緑から黄色、そしてオレンジ色から赤茶色へと
次第に色合いを変え、訪れるたびに
秋から初冬にかけての彩りを楽しむことができた。

千葉市中央区に長い間住んでいながら
緑区のこの公園を訪れたのは今年が初めてで
また来年からのカメラ散歩がとても楽しみになった。






「メタセコイア」と「モミジ」、そして常緑の大木「クスノキ」

この場所ではなんとも言えない雄大な景色が楽しめる。






美しいモミジの古木も多く見られる。






なんといってもここでは「メタセコイア」の下がいちばん!

多くの大木の下でゆっくり過ごすのが楽しい。

(上下2枚)




「生きている化石・メタセコイア」

2021年11月13日 | 散歩




黄葉が進み始めた千葉市泉谷公園のメタセコイア


「メタセコイア」:中世代白亜紀以降北半球に分布していた
  スギ科ヒノキ属の落葉高木で、樹高は35m、径3mに達する。
樹形は円錐形で高くそびえ美しい。

「生きている化石」とは、「地質時代」に全盛期で
  現在はその末裔が細々と生き残っている動植物の総称。
「遺存種」  「レリック」  「レリクト」  とも呼ばれる。

魚類の「シーラカンス」、頭足類の「オウムガイ」
植物では「イチョウ(銀杏)」がその代表例。

「メタセコイア」の日本渡来は1948年(昭和23年)で
ハーバード大学の植物学者から送られた種子が
 1949年に発芽したのが初めてであるといわれている。












 現在では国内各地の公園や植物園などでよく見られる。

千葉市内では「千葉市都市緑化植物園」をはじめ
 緑区「泉谷公園」などの散歩コースでも見られる。

正確に数えてはいないが緑区の泉谷公園内では
相当数のメタセコイアの大木が緑から黄色へと
色づき始めていた。







関東地方の「紅葉便り」では、南部以外は
もう見頃から見納めの時期になっている。

千葉県(房総)ではこれからが紅葉の季節になる。

公園内はまだ緑が多いが、池の中のススキと紅葉が
 とてもきれいで、しばらく写真を撮り続けた。

                                                        ( 11月12日 撮影 )

早朝カメラ散歩 (*「ドクダミ」など )

2021年05月31日 | 散歩


道脇のフキ(蕗)の繁みの中にドクダミの花が咲いていた。

立ち止まってしゃがみこみしばらく眺めていた。

白い小さなつぼみがかわいらしい!

いつもは立ち止まることもなく通り過ぎるだけなので
ドクダミのつぼみをはっきりと見たのは初めてだった。

*「ドクダミ」の花ことば:「白い追憶」「野生」






別の場所でドクダミと紫色の花が寄り添って咲いていた。
紫色の花の名はいろいろ調べてもわからなかった。
ここではドクダミのつぼみが三つすぐ目の前に見えた。

ドクダミの「花」はヤマボウシの「花」と同じく「苞葉」で
真ん中に高く立っているのが「花序」になる。

「ドクダミ」は別名「ジュウヤク(十薬)」と呼ばれるように
 薬効の多い貴重な薬草として古くから幅広く活用されたきた。





 色づき前の紫陽花に小さなかたつむりがとまっていた。

♪ でんでんむしむし かたつむり
   おまえのあたまは どこにある
      つのだせ  やりだせ  あたまだせ ♪

 「かたつむり」の別名は「でんでんむし」
  どちらも名前の由来はよくわかりません。

*かたつむりの粘液中には有毒な寄生虫が
含まれていることもあるそうなので
こどもたちには素手では触らないように
 教えてあげたほうがよいでしょう。




*背景の白い花は「ヒメジョオン(姫女苑)」

「スカシユリ」:ユリ科ユリ属の秋植え球根植物
 花茎の高さは60~80cm  開花時期 6月

*上向きに咲く花の中に雨水などが溜まらないよう
花弁と花弁の間にすき間があることから
「透(すかし)百合」と名付けられた。
海岸の岩場に自生する⇒別名「岩百合」
 色は白・ピンク・赤・黄・オレンジと多彩。

*花ことば:「飾らぬ美」「神秘的な美」