たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

奥日光「竜頭の滝」

2020年07月13日 | 栃木県



2020 梅雨期豪雨災害被災地の皆様に
心よりお見舞いを申し上げます。

今回の群馬県、栃木県方面への撮影旅は本当に久しぶりでした。
県外移動自粛が解除された6/19後に出かけてきましたが
ここ数日来再び新型コロナウィルス感染者が増加し始めています。
一日も早くコロナ禍が収束することをひたすら祈るばかりです。



2020.6.21 撮影 「竜頭の滝」

奥日光最深部「湯ノ湖」から「湯滝」を経て戦場ヶ原を
流れる「湯川」は流域210mもの「竜頭の滝」となって
流れ落ち「中禅寺湖」へ。そして「華厳の滝」から
日光を流れる「大谷川(だいやがわ)」となり
その後「鬼怒川」に合流し「利根川」から太平洋に注ぐ。

「竜頭の滝」流域の黒い岩盤は、その昔「男体山」の大噴火により
流れ出た溶岩流が固まったもので、さらに下流の「中禅寺湖」も
そして日本三名瀑「華厳の滝」もまた火山活動により形成された。



   一枚目の写真:「竜頭の滝」の最下部滝つぼ部分
  二枚目の写真:「竜頭の滝」最下部右側の流れ
  三枚目の写真:二枚目の写真の流れの落ち口




「竜頭の滝」駐車場から約100m下の大型車中心駐車場脇の
せせらぎに沿って、クリンソウ(九輪草)が群生していた。

雨の八ッ場あがつま湖

2020年07月08日 | 群馬県


八ッ場(やんば)ダム・八ッ場あがつま湖風景

長野県軽井沢「白糸の滝」撮影後、群馬県長野原町北軽井沢の
これまで何度か撮影した「浅間大滝」「魚止の滝」へ向かった。
入口駐車場へ着いて驚いたことに両方の滝道入り口には
「立ち入り禁止」の看板が出されてロープが張られ
「台風被害で倒木多数、滝道危険」と記されていた。
まだ早朝だったが、駐車場には工事用車両が数台並んでいた。

やむをえず北軽井沢を後にして沼田・渋川方面へ向かうことにした。
途中に群馬県吾妻郡長野原町「道の駅八ッ場ふるさと館」がある。




道の駅裏手の大橋歩道脇「八ッ場ダムと不動の滝」案内版



道の駅裏手の大橋から望む「八ッ場あがつま湖」上流風景

湖底には名湯「河原湯温泉」街と340世帯の民家が水没している。
1952年(昭和27年)       八ッ場ダム建設計画発表
1986年(昭和61年)          ダム建設基本計画策定
2015年(平成27年)    八ッ場ダム建設工事開始
2020年春(令和 2年)      八ッ場ダム工事竣工

建設計画発表から工事完了までおよそ68年間もの長い年月
特に地元長野原町を中心に強い反対運動が続けられ
一時期政権交代などもありさまざまな紆余曲折を経て
2020年の竣工に至った経緯に関する掲示・資料は
  湖畔の道の駅「八ッ場ふるさと館」内で見ることができる。  



八ッ場あがつま湖畔 「不動の滝」 (落差90m)

ダム湖畔の橋のたもとには不動堂があり、その背後の急峻な
谷筋を落差90mもの「不動の滝」が流れ落ちていた。
美しい滝の流れを見つめながら
昭和27年から平成を経て令和2年春までの約68年間もの
人々の長い苦難の歴史に思いを馳せ立ちつくしていた。


軽井沢 「白糸の滝」

2020年07月04日 | 長野県




雨は降っていたが幸い滝上の木々を揺らす風はまったくなかった。
観光客の姿もないので滝風景独り占めで撮影することができた。












滝下の渓流の奥に白糸の滝の一部を入れて撮影した。
流れの両側いっぱいに茂るシダの緑が美しい。

「夢のせ橋」と「ほほえみ橋」

2020年07月02日 | 群馬県


「夢のせ橋」



「ほほえみ橋」

群馬県安中市旧国道18号沿いの碓氷湖は、碓氷峠を流れる
碓氷川の砂防ダム(坂本ダム)建設によるダム湖で
碓氷第三橋梁(めがね橋)から1 km下った位置にある。
湖畔には一周約1.2 kmの遊歩道が整備されている。
10月上旬頃からの紅葉の季節は特に美しい景色が広がる。

駐車場からは湖畔の二ヶ所に姿の美しい煉瓦色の橋が見える。
右手奥には五連のアーチ橋  「夢のせ橋」
正面には二連の橋  「ほほえみ橋」
アプト式鉄道の煉瓦造りの橋梁をイメージして設計されたという。
「めがね橋」と並んで人気の観光スポットになっている。

天気がよければ湖畔の遊歩道を一周したかったが
この日は一日中雨が降り続いた ☂

碓氷峠第三橋梁「めがね橋」

2020年07月01日 | 群馬県



朝からの雨に濡れる「碓氷第三橋梁」(通称「めがね橋」)



中央の橋脚下の案内板

碓氷峠を車で上り下りする時はいつもこの橋の上に上がり
昔の旅を懐かしみながら特に紅葉・新緑シーズンの絶景を楽しむ。




煉瓦造りの美しいアーチ橋の姿は見飽きることがない。




横川ー熊ノ平間のよく整備された遊歩道「アプトの道」が
鉄道ファンだけではなく多くの人に愛されている。




約200m坂道を上がった道脇に広い駐車場が整備されている。