



*2013/12/23 :千葉港千葉ポートタワークリスマスイルミネーション&冬花火
7月30日にブログを始めてから早くも5ヶ月になろうとしています。今年も残すところあと一週間となりました。
この間たいへんお世話になりましてありがとうございました。どうぞお元気でよいお年をお迎えください。
来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。 (たびびと)
この写真は、栃木県那須烏山市国見峠近くの日本の棚田百選「国見の棚田」を撮影にでかけたとき、駐車スペースから棚田へ下りて行く途中で目に入った光景に思わずカメラを向けて撮影したものでした。陽春の日差しの中で、おばあちゃんが一人で黙々と少しだけ残った畑の雑草を抜き取っていました。国見峠は標高が300m近くあり菜の花が南関東と比較するとかなり遅れて満開になっていました。右端に見える棚田には水が入り田植えも近づいているようでした。もう何十年もの長い間、このおばあちゃんはこの峠近くの小さな村でこうして田畑を大事に守って生きてきたのでしょう。撮影が済んでもしばらく自分の故郷の広島の山あいの村を思い起こしながら立ち尽くしていました。忘れられない光景です。[付記]:この写真は第39回千葉県民写真展に「山里の春」という画題で応募して幸運にも入賞しました。 (2013/4/29 撮影)
今年一年で思い出に残る写真はたくさんありますが、まだこのブログサイトにアップしていない写真の中で、これだけはぜひ載せておきたいという写真を記録アルバムの中から探し出してみました。「風景・滝・渓流・花」の枠からはすこし外れますが、広く「自然」ということで選びました。旅先での写真ではなくて自宅から近い千葉市内の野鳥観察園で撮影したものです。千葉市内でも自然豊かな観察園のサギのコロニーはとても魅力的で、シラサギ(ダイサギ、チュウサギ、コサギ)、アオサギなどのたくさんの野鳥の生態を観察することができます。
この一枚は、今年5月から6月にかけて、野鳥たちが卵を産みひな鳥を育て上げる間何度も通い詰めてたくさん撮影した中の自己満足の「ベストショット」です。コサギの親鳥があふれる愛情を感じさせる姿で向き合い、巣の中ではまだ小さなひな鳥たちがそろって親鳥を見上げている瞬間を写しとることができました。とても大事にしている一枚で自室の壁面にも架けていつも眺めています。 (2013/5/27 撮影)