佐倉市内国立歴史民俗博物館付属「くらしの植物苑」にて 2017.7.30
「キキョウ」(桔梗):キキョウ科 キキョウ属の多年草。花期は6月~9月。日本では北海道から九州までの山野に自生する。秋の七草の一つで古くから愛されてきた花だが、自生種は絶滅危惧Ⅱ種に指定されている。花は紫色一色のものが多いが、純白の「シロバナキキョウ(白花桔梗)」やめずらしい「絞り咲き白花桔梗」がある。
初夏から初秋にかけて目を楽しませてくれる花で、端正な姿でさわやかな色合いに心が和む。とりわけ白花のキキョウが混じって咲いているといっそう涼しげでおもわず立ち止まってみつめてしまう。この植物苑内二ヶ所で紫色の花に白花が混じって咲いていた。近づいてみると・・・白いキキョウの花びらに紫色の絞りが入っていて驚いた。
白と紫の絞り咲きのキキョウは山野でも店先でもめったに見かけることがない。また来年も見に行きたいと思う。
*花言葉 「永遠の愛」 「誠実」 *8月2日、28日、9月1日の誕生花