たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

滝撮影の思い出 - I(長野県・栃木県)

2021年07月29日 | 写真

暑中お見舞い申し上げます






 「新滝」(長野県)2013/ 3/ 23 撮影 


ブログ開設が
2013月末で、それより少し前に訪れた
長野県木曽郡王滝村の「木曽の御嶽山」三合目にある滝。
落差30mの滝裏の洞穴に入り流れの裏側から撮影した。

信仰登山で入山する信者はこの滝で身を清め頂を目指す。
 真冬の全面氷結の名残の氷が眼前に横たわり迫力満点! 
滝前方の急峻な斜面の残雪と森林が透けて見えるように
適度なシャッタースピードで撮影した。思い起こせば
新しいデジタル一眼レフカメラを購入した頃だったので
 時間が経つのも忘れて夢中でシャッターを切り続けた。

 





「乙女の滝」(長野県)2017/ 2/ 26 撮影


長野県茅野市北山蓼科中央高原の秘境横谷渓谷の滝。
新緑と紅葉の季節の景色がすばらしく
温泉郷も人気があって多くの人が訪れる。

スキーと雪景色撮影道具を車に積みこんででかけた。
さすがに冬場は訪れる人も比較的少なく
横谷温泉郷に宿をとりゆっくり過ごすことができた。

宿から近い滝下への雪道を慎重に下り
岩盤に激しく流れ落ちる滝水と氷柱を撮影した。






「湯滝」(栃木県)2018/12/29 撮影


およそ二年半前の年末にスキーと雪景色撮影目的で
栃木県方面へでかけた時の忘れられない一枚で
自室掲示のA3写真を今でも外すことができない。

奥日光「湯滝」は「湯川」をせき止め「湯ノ湖」をつくった
「三岳」の溶岩流の高さ30m、長さ110mの大岩壁を
 激しく豪快に流れ落ちる名瀑で見飽きることがない。
滝下で撮影を終えると必ず滝上に移動する。
この地点は奥日光の最深部で積雪も深く
いつも滝の落ち口の頑丈なフェンスにへばりつき
 身を乗り出すような姿勢で時間も忘れて撮影を続ける。

この一枚の写真を自室で毎日じっと見つめるのは
それなりの理由がある。
画面右端の水中から雪を被った「長い首」?が出ている?
先端にぱっちりとした「黒い瞳とくちばし」?が見える?


***これに気付いたのは、帰宅後の撮影データの整理中
 HDに保存する写真を選んでいた時のことでした。
撮影中はまったくこの不思議な物体には気づかず
 滝の落ち口の激流に目が釘付けになっていました。

不思議な物体のある位置は水深は5~10cmほど。
水面下に体が完全に隠れているとはとても思えません。
それにしても黒い瞳と口ばしはまったく偶然の産物??

カメラは確かにありのままの風景を残してくれているので
飽きることもなくいつも自室で眺めて楽しんでいます。

*<追記>:その後まもなく正月にまた奥日光にでかけて
    (念のため)「湯滝」にも寄ってみましたが・・・
    鳥の頭のような「物体」は見当たりませんでした。

   (*編集ソフトはカメラ付属のもの以外は使用していません。)

「ユリの花」三種

2021年07月15日 | 植物・花



(撮影場所:千葉市都市緑化植物園)

よく見かける「ヤマユリ(山百合)」で今が盛りです。

花びらには黄色い筋と斑点が入っています。





このあまり見かけない赤っぽい山百合は・・・
この植物園内に二株だけ違う場所に育っています。

品種名は「ベニスジヤマユリ(紅筋山百合)」

花びらに赤い筋と斑点が入っているのが特徴です。





植物園入口付近に一株だけ咲いていた純白の「山百合」?

花弁に黄色い筋も赤い筋も入らない「山百合」?
 斑点もまったくない純白の花びらの「ヤマユリ」?

ずいぶん長い時間ネット検索でしらべてみても
    なかなか「ヤマユリ」の仲間ではみつかりません。

 最後に行きついたのが同じユリ科の「カサブランカ」!
「ユリの女王」とも呼ばれる「カサブランカ」!

 花弁に筋も斑点もない純白の花がぴったりでした。
 

「ヤマユリ」と「ノカンゾウ」

2021年07月11日 | 植物・花

<真夏に咲く花二種>

「ヤマユリ」:ユリ科ユリ属の多年草・球根植物

花期は7~8月で本州の平地・山地に自生する。
強い香りのある花径20㎝ほどの大きな花を咲かせる。
草丈は1m以上に伸び一茎に1~10輪の花をつける。


「ノカンゾウ」:すぐ傍に咲いていたオレンジ色の花

ユリ科ワスレナグサ属の多年草で草丈は80㎝前後
花期は6~7月で日本全土の山地の水辺に自生する。

*とてもよく似た同属の花が四種ある。

  「ヤブカンゾウ」  花が八重咲きで遠目では区別できない。
「ヒメカンゾウ」  花が小さ目でとてもよく似ている。
「ハマカンゾウ」 浜辺に咲きこれもよく似ている。
   「ニッコウキスゲ」 本州中部以北亜高山帯に自生する。

どれも一目で「ユリ科」とわかる花・・・
ただ「同属」の可憐な「ワスレナグサ」とは
想像してもとても結びつかない花の色・形???

*また「ノカンゾウ」は生薬としても利用され
生薬名「キンシンサイ(金針菜)」は
 風邪・不眠症・利尿などに効き目がある。

*更に食用にもなり、若芽・若葉・花は
 煮物・揚げ物・酢の物に多用されている。





散歩していた同じ公園内で見かけた若い栗の実

とてもさわやかな緑色で見とれてしまい

見上げて数枚撮影したうちの一枚です。


雨の植物園

2021年07月04日 | 植物・花



(千葉市都市緑化植物園にて)


激しい雨にうたれる紫陽花「墨田の花火」

小さな青い花はまだきれいに咲いている。





木陰や葉陰で咲き始めるのが遅れた花と

もうすっかり咲き終わった花が混じっている。

昆虫を誘い込む大事な役目を果たした装飾花は

 完全に裏返しになって垂れ下がっていた










「フェンネル」の花(花期6~8月)

 セリ科ウイキョウ属の多年草で南ヨーロッパ原産
  まっすぐ上に伸びる草丈は実に2メートルにもなる。

古代ギリシャ・ローマ時代から多用途に利用されてきた
ハーブの一種で、長い茎の先端に黄色の小花を
傘のように広げて咲かせる。

葉や茎には甘みのあるよい香りがあり、葉は魚料理に
茎はセロリのように食用に、種子はハーブティーや
菓子、パンなどに広く利用され
さらに生薬の「ウイキョウ」(健胃剤)にもなる。

*「フェンネルの花ことば」
「賞賛に値する」「背伸びした恋」「強い意志」







「ピエールデュロン」


バラ園の花は見ごろを過ぎた株が多かったが

 歩き回って遅咲きの花を見つけ何枚か撮影した。





「ストロベリーアイス」






「シャンテロゼミサト」






「ダブリンベイ」






「モーリスユトリロ」