「ヒメガマ」(姫蒲)
千葉市内でよく散歩にでかける公園の池畔には
この季節にはガマ(蒲)の穂がたくさん見られます。
運が良ければ「蒲」「小蒲」「姫蒲」の三種が
6~8月ごろ同じ池畔で観察できることもあります。
「ガマ(蒲)」:ガマ科ガマ属の多年草で水辺に自生する。
「コガマ(小蒲)」: 草丈も穂もいちばん小さい。
「ガマ(蒲)」:普通によく見られる種で穂も大きい。
*「ヒメガマ(姫蒲)」:写真で見られるように、一茎に
二つの穂があるのが特徴で一目で見分けられる。
(*上の「コガマ」と普通の「ガマ」は一茎に穂が一つ)
「ヒメガマ(姫蒲)」のその他の特徴は、葉が他よりも細いこと。
**写真で見る二つの穂は上が「雄花」で下が「雌花」**
**「ガマの穂の大爆発」**
穂の中には大量の綿毛つきの種がぎっしり詰まり
成熟するとまるで「爆発」したように一斉に飛び立つ。
これはいろいろ調べた結果わかったことですが
実はまだこのガマの穂の爆発は実際には
一度も見たことはありません。
いつかその季節(8月頃)に観察したいと思っています。