「なんじゃもんじゃ」満開。(2018.4.28 千葉市中央区青葉の森公園にて)
「なんじゃもんじゃの木」(=ヒトツバタゴ):モクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉高木。中国・朝鮮半島・長崎県対馬・岐阜県木曽川流域・愛知県の一部に分布が限られている珍しい樹木。和名の「なんじゃもんじゃ」は「立派な木・珍しい木」の意味でも使われていて、実際にはヒトツバタゴ以外の樹木がそのように呼ばれていることもある。この変わった名は、「なんじゃろうこの木は?」などという話し言葉からつけられたといわれる。
千葉市内青葉の森公園内の散策コース脇に十数株の並木がありいま満開になっている。すこし離れたところから見るとまるで雪が降り積もったかのように見える。特に青空を背景にして見るこの純白の花びらはとても美しい。今年はこの花に限らずおおよそ一週間くらいは開花時期が早まっているように思える。毎年欠かさずカメラを持って散歩にでかけることにしている。
「ナガミヒナゲシ」
「ケシ(芥子)」の花の種類はとても多くおよそ150種類くらいはあるといわれている。道端や荒地などどこにでも多く見られるこのオレンジ色のケシは「ナガミヒナゲシ」と呼ばれ、園芸種の「ヒナゲシ」の仲間に入るが、日本国内では1961年に東京都内で初めて野生で発見された帰化植物で、以後瞬く間に全国に広がった。草丈は20~60cmで4~5月に開花する。他の植物の生育を妨げる「雑草化」リスクが高く、開花前の駆除をすすめている自治体も多いといわれている。(このケシは麻薬製造に悪用されることはない。)
「ポピー」の一種。
この花も「ケシ」の一種で観賞用、園芸用として愛されている。ケシの花の色はいろいろで純白の花は花壇でもよく目立つ。