たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

「イカリソウ」(錨草・碇草)の花

2021年03月28日 | 植物・花
 



「イカリソウ」(錨草・碇草):メギ科イカリソウ属の山野草
原種は主に本州中部以北に分布し園芸種も品種が多い。
平地から亜高山帯の落葉広葉樹森の林床に自生する。
種によって草原や石垣などでも見られることもある。

 花の形が船の錨(碇)を思わせることから命名された。
草丈は30~50cmで開花期は4月~5月
 花の色は白・ピンク・赤紫・黄色など多彩。

   花言葉:「人生の出発」「あなたを離さない」「旅立ち」              3月13日、3月24日、4月8日、5月4日の誕生花







 夕映・多摩の源平・キバナイカリソウ・バイカイカリソウ
 ヒメイカリソウ・トキワイカリソウ・クモイイカリソウ等々
  原種と園芸種でとても覚えきれいないくらい数が多い。

(*3/25 DIC 川村記念美術館庭園にて撮影)


「ユキヤナギ」(雪柳)の花

2021年03月27日 | 植物・花



背景のピンク色は枝垂桜


「ユキヤナギ(雪柳)」バラ科シモツケ属の常緑低木
日本・東アジア原産 別名「コゴメバナ(小米花)」
花期:3月~4月

花ことば:「愛らしさ」「賢明」「静かな思い」

「雪柳」の名は枝垂れた花枝が柳の姿を思わせることから。
「小米花」は散った花びらが無数の米粒に見えることから。









奥の黄色い花は「レンギョウ」





「ユキヤナギ」満開の散歩道

*撮影場所:千葉市都市緑化植物園・川村記念美術館庭園
  都川水の里公園(千葉市中央区)にて

「アケビ(木通)」の花

2021年03月27日 | 植物・花



3/25 千葉市都市緑化植物園にて


気温の高い日が続き早くもアケビの花が咲いた。

「アケビ」(木通 通草):アケビ科アケビ属
 日本原産のつる性植物(雌雄同株で雌雄異花)

 雌花は大きく紅紫色で太い雌しべが特色。
 雄花は小さく白っぽい色合いで数が多い。

 開花時期は4~5月で果実は秋に収穫する。
 つる(蔓)は籠などの細工物に利用される。

秋になるとアケビの大きな紫色の実を探しながら
 愛犬と山あいを駆け回った子どもの頃が懐かしい。





アケビの花ことば:「才能」「唯一の恋」

「ジュウガツザクラ」(十月桜)

2021年03月26日 | 植物・花


3/23 DIC川村記念美術館庭園にて

「十月桜」: 別名「冬桜」「寒桜」
バラ科サクラ属の落葉小高木

十月から四月まで断続的に咲き続け
 時には一輪も咲いていない時期もある。
小柄な花とつぼみがかわいらしい。

花は白と淡い紅色で花弁は十~十五枚の八重咲。
江戸彼岸桜と豆桜の交配種「小彼岸桜」の園芸種で
江戸時代の後期から植栽され広く親しまれてきた。
園芸種のため山野に自生の樹木は存在しない。

花ことば: 神秘な心 寛容

毎年この桜を見るのを楽しみにしている。







「シモクレン」(紫木蓮)満開

2021年03月24日 | 植物・花


3/23  「千葉市都市緑化植物園」にて
(*奥の白い桜は「大島桜」)

「モクレン(木蓮)」:日本をはじめアジアを中心に
 北米、ヨーロッパなど北半球で広く植栽されている。
多種類で花の色は紫・白・紅・ピンク・黄など。

日本で一般に「モクレン」と呼ばれるのは紫色で
「白木蓮」に対して「シモクレン(紫木蓮)」は
三月下旬~四月上旬ごろに多く見られる。
「白木蓮」は普通三月下旬までには咲き終わる。

「紫木蓮」は外側が紫色で内側は白色の花を咲かせ
樹高は5mくらいでこじんまりとしているが
白花の「白木蓮」は高木で20mにもなる。

「シモクレン」の花ことば:「自然への愛」「持続性」
「ハクモクレン」の花ことば:「高潔」





  満開の「ソメイヨシノ」の古木と「シモクレン(紫木蓮)」

 「 DIC川村記念美術館庭園」にて撮影(同日)


コブシ(辛夷)とハクモクレン(白木蓮)

2021年03月19日 | 植物・花


線路脇のコブシ(辛夷)の花

3/18 千葉県のローカル線「小湊鉄道」高滝駅にて撮影

「桜と菜の花に包まれたオレンジ色の列車」
これは小湊鉄道ファンが待望する早春の撮影テーマ

菜の花は咲き始めてもまだ沿線の桜は開花前。
間もなく桜が見頃になったとしても人影は少なく
 今年も静かなローカル線風景になるかもしれない。

*コブシ(辛夷)の花言葉:「友情」「愛らしさ」





紅葉の名所「養老渓谷」周辺はまだ新緑も桜も見られない。
所々に「イワツツジ」のきれいな薄紫色の花が目立つ。

移動中の道脇に鮮やかな白木蓮の高木が並んでいた。
つぼみはほとんどなくまさに満開の美しさ!





*「ハクモクレン(白木蓮)」の花言葉:「高潔」

春の嵐

2021年03月15日 | 植物・花


13~14日はまさに春の嵐といえる強い風が吹き荒れた。

千葉市を流れる都川堤防の柳の新緑が揺れ続けていた。





日差しを浴びたまぶしい「コブシ」の花もすべて右を向いている。




「コブシ」の花と「トサミズキ」の花が並んできれいに咲いていた。

風が止む瞬間をじっと待ち続けてシャッターを切った。

早春の庭園散歩

2021年03月14日 | 千葉県


佐倉市坂戸のDIC川村記念美術館庭園を散策した。
美術館は工事中で休館中のため人影は少ない。

庭園は美術館前の池畔を除いて自由に散策できる。
一昨年の台風被害でしばらく休園になっていたが
 修復なども終わり隅々まできれいに整備されている。

(注)今後の公開予定など詳細はHPをご覧ください。
kawamura-museum.dic.co.jp
(*月曜日は全面休館日)




例年三月には園内の白木蓮並木が見ごろを迎える。
三日前に散策した時には見ごろに近づいていた。

昨日の春の嵐で花も傷んでしまったかもしれない。




7本の並木のうち一番奥の高木にはまだつぼみが多く見られた。




暖かい日が増えてきたが園内の落葉樹はまだ芽吹いていない。
「陽春」の日差しで木陰が鮮やかに目に映る。




林間の道脇に早くもカタクリの花が咲き始めていた!




落ち葉の下から二輪草の花が一輪だけ顔を出していた。
花の左にもう一輪の小さなつぼみが見える。





林床に可憐な「ニオイスミレ」がたくさん咲いている。




庭園奥の大賀ハス池もきれいに整備されていた。

隣のスイレン池に棲みついていたコブハクチョウが
このところ二羽とも大賀ハス池に引越ししている。

栄福寺の枝垂桜五分咲き3/11

2021年03月12日 | 千葉県



千葉市大宮町「天台宗栄福寺」の枝垂桜がいま五分咲き。
毎年三月中旬過ぎ頃に見頃になると訪れる人が多い。







竹林を背景にかわいらしいピンクの花をアップで一枚

(*まだ蕾が半分くらいで満開になるのは数日後)






本堂前の小さな水槽に映りこんだ一本桜の姿も美しい。
春風が吹き水面に花びらがたくさん浮かんでいた。










境内の竹林の日陰に白椿が咲いていた。

「ミモザ」の花ー「3/8国際女性の日」

2021年03月05日 | 植物・花
  

千葉港ポートパークにて撮影  (3/3)


「ミモザ」:別名「ギンヨウ(銀葉)アカシア」
マメ科アカシア属(オジギソウ属)の常緑高木(~15m)
オーストラリア原産でヨーロッパでとても人気がある花。
開花時期は1月~3月
花言葉:「真実の愛」「ひそかな愛」「友情」「優雅」etc.


「ミモザ祭り」:フランスの南部海沿いの街モンドリューナブールで
1931年以来2月にミモザ祭りが行われている。「ミモザ街道」では
130kmもの長い長いミモザ並木が人気を呼んでいるという。

「ミモザの日」:3/8イタリアでは男性がミモザの花を女性に贈る。

「国際女性の日」:またこの日は国連事務総長が世界に向け
女性の平等な社会参加を呼びかける日ともなっている。





千葉市海岸の広々とした千葉港ポートパークには
一株だけこの「ミモザ」の高木がそびえている。

一昨年の台風直撃によって中心の太い幹の上半分が
折れて樹形が二つに分かれたような姿になった。

それでも今年もまた写真のように見事に花を咲かせ
あざやかな黄色の花が春を告げている。
毎日たくさんの人が集まり記念撮影などしている。

日本ではミモザの木はなかなか身近ではないが
近くのポートパークで毎年楽しめるのはありがたい。














小さな丸い玉がたくさん集まった花房がかわいらしい。
葉は同じ仲間の「オジギソウ」とそっくりの形をしている。

千葉港夕景 2/27

2021年03月01日 | 千葉県



千葉港夕景ーコロコロダイヤ

2月26日に千葉港からダイヤモンド富士が望める予定だったが
一日中曇り空で今年も撮影ができなかった。
翌日27日は天気は回復して快晴の予報が出ていた。

一日過ぎると夕日は富士山の頂上右肩から転がり落ちる。
これは「コロコロダイヤ(富士)」と呼ばれている。
ダイヤモンド富士に劣らず撮影は楽しい。

予定通り夕日は17:20には山頂の上方に下りてきた。





5分後には夕日が正確に富士山頂右肩に下りた。





その後コロコロと稜線上を転がるように落ちていく。








撮影が終わった後もしばらくは立ち尽くして余韻を楽しんだ。
こんなにきれいなコロコロダイヤを見たのは初めてだった。




 
暗くなってきたので駐車場へ向かった。
途中の浜辺で前方を見上げると
なんともいえないピンク色のきれいな月が見えた。
カメラを取り出してここでもまた夢中で撮影した。
帰宅して調べたら翌日28日が満月だった。