千葉県茂原市「服部農園あじさい屋敷」にて撮影 (2017/6/26)
「ハナカミキリ」:甲虫目 カブトムシ亜科 カミキリムシ科 ハナカミキリ亜科に属する昆虫。体長は10~40mmで成虫は6~9月に北海道から九州・屋久島まで広く見られる。種類はいろいろあるが、みなカミキリムシの仲間になる。写真の「ハナカミキリ」は甲に黄色の帯が四筋、黒い模様が四列見られ、「ヨツスジハナカミキリ」(小さめで体長は10~20mm)または「オオヨツスジハナカミキリ」(大きめで体長は20~40mm)に分類される。他の甲の色合いがとても地味な「ハナカミキリ」よりも「ヨツスジ(四筋)」の模様が目立っていて見つけやすい。写真のハナカミキリはちょうど中間ぐらいの大きさでどちらともいえず、いちばん上の黒模様がなんらかの理由で薄くなっている。また「ハナカミキリ」の名は、特に多種類の花を好み、花粉を食べ蜜を吸っていることが多いことに由来する。また樹液も吸うといわれる。
このブログには栃木県日光市の「裏見の滝」展望台そばに咲いていた「タマアジサイ」の花にとまっている「ヨツスジハナカミキリ」のオスとメスの写真を以前載せたことがあり、今回が二度目になる。 *[参考写真] 2016/8/1更新記事「タマアジサイ」