たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

雨・雨・雨 11/23

2019年11月24日 | 植物・花

 いつもの散歩コース「千葉市都市緑化植物園」へでかけた。久しぶりなので花が咲いているかどうかもわからない。降りしきる雨の中、大きめのビニール傘をさして歩き始めた。バラ園には咲き遅れの秋バラがまだすこしだけ残っていた。雨滴がいっぱいについたバラの花を一つ一つていねいに撮影しながら歩いた。



 ハーブ園にはチェリーセージの花が咲いていた。花の色はいろいろだが、この赤と白の色が混じった可憐な品種「ホットリップス」がいちばん目に鮮やかに映った。



 足元に気をつけながら歩いていると、ふと道脇に四つ葉のクローバーが集まっているのに気付いた。葉の上をきれいな水滴がころころと流れ落ちていた。水滴がなるべく多くついている瞬間をねらってシャッターを切った。



 
花びらも葉もあまり傷んでいないバラを探しながら歩き回り、撮影を続けた。












 
サザンカの花はもうほとんど散っていた。この白い花一輪だけがきれいに咲き残っていた。




 
暴風で傷んだこのガマズミの写真は少し前にブログアップしたことがある。あの時よりも実は真っ赤に色づいていた。






南房総海岸風景

2019年11月10日 | 写真

南房総布良海岸夕景 2019.11.8 撮影


 1997年に放映された反町隆史・竹野内豊・広末涼子など出演のテレビドラマ「ビーチボーイズ」のロケ地で一躍有名になった南房総館山市の布良海岸へ向かった。この辺りから房総最南端の白浜野島崎灯台周辺までの海岸線には変化に富んだ岩礁が多く、彼方には伊豆大島の姿が見渡せる絶好の撮影ポイントとして人気が高い。まだ日も高いうちに現場に着いて、押し寄せる波を超スローシャッターや高速シャッターで撮影練習したりしながら夕日が伊豆大島付近に落ちてくるのを待った。
 上空には雲一つ見当たらない好天気だったが、伊豆大島の上にはすこし雲がかかっていた。夕日がその雲に近づくと雲の隙間から光芒がさして見事な光景になってきた。手前の海岸線の奇岩を前景にして何度も何度もシャッターを切り続けた。






 
まだ日が高い間、海岸線の奇岩の合間に押し寄せる波をND500フィルターを使い長秒露光で撮影練習をしてみた。




久しぶりにダルマ夕日の瞬間も撮影することができた

植物園散歩 11/6

2019年11月07日 | 写真

 いつもの散歩コースになっている「千葉市都市緑化植物園」では、11月17日までの期間毎年恒例の菊花展開催中です。園内は台風被害による倒木処理などでまだ一部は立ち入り禁止場所がありますが、大部分は自由に散策できるようになっています。庭園奥の菊花展会場は見物客でにぎわっていました。



 
たくさんの錦鯉が泳いでいる池の中に「コウホネ(河骨)」の黄色いつぼみを一つ見つけた。



  
園内のせせらぎの中の苔むした岩の上にホトトギスが根付き、一輪だけ花が咲いていた。




 この写真は三つ前の更新記事「久しぶりの植物園10/6」に載せたものです。この植物の名がなかなかわからず、以後ウェブサイトなどですっと調べ続けていましたが、昨日やっとほぼ間違いない花を探し出すことができました。

「イヌショウマ(犬升麻)」:キンポウゲ科サラシナショウマ属の山野草で日本、朝鮮半島、中国に分布する。国内では関東から近畿地方にかけての山地の湿り気のある林床に自生し、草丈は100㎝前後。夏から秋にかけて茎先に小さな白い花が密集した多くの長さ約30㎝ほどの穂状花序をつける。穂先の多数のつぼみもピンク色がかっていてかわいらしい。同じ仲間の「サラシナショウマ」の花穂は大きな花序が一つだけ目立っていいるのが特徴で見分けができる。またやはりよく似ている「オオバショウマ」は、その名のとおり一見して葉がかなり大きいのでこれも見分けができる。


<お知らせ>
佐倉市川戸のDIC川村記念美術館の庭園は台風15号による倒木の整理や園内施設復旧のため長い間休園になっていますが、「再開園は新年一月下旬以後になる見込み」ということです。(*美術館、レストラン、ギフトショップ付属ギャラリーは営業中です。詳しくはホームページで確認してください。) kawamura-museum.dic.co.jp

ふるさと広場のコスモス(佐倉市)

2019年11月02日 | 写真

 2019.11.1 台風15号で被害を受けた屋根のブルーシートを長い間見上げてきましたが、またその間にも台風19号と21号の強風でめくれてしまい、二度の修復を経てやっと天候も安定してきました。どうやら台風シーズンも終わり、北国や標高の高い地域からは積雪の便りが届き始めています。先月末に修理を依頼していた業者からやっと工事日程の連絡が入り、年内には完了の予定で近日中に工事が始まることになりました。
 昨日はかなり暖かい日差しの中、久しぶりに千葉市からは車で30分ほどの佐倉市ふるさと広場へ出かけました。印旛沼のほとりのシンボルになっているオランダ風車の周りは、春のチューリップフェスタ、夏にはひまわりフェスタと花火大会、秋にはコスモスフェスタなどが開催されて例年多くの人が訪れる憩いの場になっています。夏のひまわりフェスタは台風被害でだめになりコスモスフェスタもひょっとすると、と心配をしていましたが、やはり残念なことにオランダ風車の周りの見事なコスモス畑は今年はまったく見ることができません。
 ただし、オランダ風車周囲のイベント広場から道路を渡った堤防沿いのくぼ地には、驚いたことにこれまで見たことがないほどたくさんのコスモスが咲きそろっていました。このくぼ地なら台風の強風でコスモスの若い茎がそれほどは傷まずに無事きれいな花を咲かせることができたのでしょう。
 オランダ風車はかなり離れていて以前のように風車とコスモスをうまく取り入れた構図で撮影はできなくても、この場所で今年の秋の雰囲気を満喫することができたのは本当に幸いでした。


 一枚目の写真を撮った位置で振り向いて反対方向を見ると、ずっと向こうまで堤防沿いのくぼんだ位置にコスモスが咲きそろっているのがわかります。きっと暴風の吹き荒れた時でも吹き飛ばされず耐え続けたのでしょう。