大木の根元に一輪だけの彼岸花。
(いつもの散歩コース「千葉市都市緑化植物園」にて)
「シロハギ」(白萩)が咲き始めていた。
竹林に咲く彼岸花
「酔芙蓉」
朝は純白で昼ごろにはピンクに染まりやがてしぼんでしまう一日花。
「雁金草」と後ボケは彼岸花の仲間の「ショウキズイセン」
大木の根元に一輪だけの彼岸花。
(いつもの散歩コース「千葉市都市緑化植物園」にて)
「シロハギ」(白萩)が咲き始めていた。
竹林に咲く彼岸花
「酔芙蓉」
朝は純白で昼ごろにはピンクに染まりやがてしぼんでしまう一日花。
「雁金草」と後ボケは彼岸花の仲間の「ショウキズイセン」
2018.9.18 撮影
千葉県南房総市富浦町豊岡海岸海水浴場と南無谷海岸海水浴場の間の「法華崎」の先端には二つの小さな島がある。手前が「船虫島」、奥が「雀島」で、法華崎の遊歩道から見るとすぐ目の前にある。波は荒く風が強いときには遊歩道は波を被るので、散歩も写真撮影も危険で近寄ることができない。法華崎の岩壁や遊歩道の数ヶ所が昨年10月の台風21号の大波で大きな被害を受けたが、修復工事が迅速に行われたので荒波がない日には快適な海辺の散歩コースになっている。
西空に雲がなければ島の彼方に富士山の姿を入れて夕景撮影を楽しむことができる。上空は雲が少なかったが、左方から南風に吹かれた大きな黒雲が次々と現れて富士山はまったく見えなかった。もう撮影は終わりと思って片付けを始めていた時ふと見ると、雲に隠れた夕日から上下へ光芒が差していた。これまで見たことがないめずらしい光景なので急いで三脚をセットし直してぎりぎりのタイミングで何度かシャッターを切り、その記録を残すことができた。
千葉県鴨川市平塚「大山千枚田」にて 2018.9.18
お彼岸も間近の9月18日に「日本棚田百選」の大山千枚田を歩いた。彼岸花はまだつぼみが多く五分咲き程度だったが、今年もまた稲刈り・収穫作業もほとんど終わった棚田の秋の景色を楽しむことができた。
*一枚目の写真の黄色い花は「タンポポモドキ」(別名「ブタナ(豚菜)」)の花。
今日は彼岸の入りで千葉県は曇り空で夕方には激しい雨になるところもありそうだ。気温も下がって涼しいが、お彼岸の連休はまたしても30℃を越すような夏の暑さが戻るという予報が流れている。
数日後には彼岸花も盛りになり、まだ緑の多い土手や畦道も赤く染まるだろう。
栃木県塩原温泉郷の数ある滝を代表する名瀑「竜化の滝」
「竜化の滝」下流の「風挙の滝」
「竜化の橋」を渡り、険しい断崖沿いの道を上がっていく。
「竜化の橋」手前に与謝野晶子の歌碑が新設され、すぐ傍の案内版には、昭和9年に与謝野鉄幹・晶子夫妻が「竜化の滝」を訪れたことが記されている。
「風挙の滝」前の新しい看板。
昨年までは見られなかった「クマ出没注意」の看板が「竜化の滝」へ向かう山道の数ヶ所に新しく立てられていた。「竜化の滝」駐車場から滝までの歩行時間が約20分程度でそれほど急な上りもないが、クマは人里にでも現れるので山あいの道に入る時にはいつでも自分の身を守るための備えはしておかなければいけない。
栃木県那須塩原市にて 2018.9.13撮影
秋新そばの収穫期は9月後半~10月中でそろそろ収穫が始まる季節になった。そばは主な生産地である北海道から九州、沖縄にいたるまで全国各地で生産されている。時期にすこしずつずれはあるが、日本中どこへ旅しても秋そばの白い花が一面に広がる風景を楽しむことができる季節になっている。そばには五大栄養素の炭水化物、ミネラル、ビタミン、脂肪が含まれていて貴重な穀物であるといえる。春に種まきして真夏に収穫する「夏そば」も秋そばに劣らない味になるように盛んに研究が行われているという。また今年も旅先で「秋の新そば」をいただくのが楽しみである。
千葉市都市緑化植物園にて 2018.9.15
シロバナヒガンバナ(白花彼岸花)が咲き始めていた。
一つ残ったバラのつぼみも雨に濡れて滴が光っていた。
「ノウゼンカズラ」の花:中国原産で日本には平安時代に渡来した。
花期が長く6月下旬頃から9月中旬頃まで咲き続ける。
白花彼岸花の中に一本だけ淡いピンク色の花が混じっていた。
ツルバラの赤い実
[追記]:9月16日 12:41発AFPBB Newsによると、日本列島のはるか南を通過し北西方向へ直進した超大型台風22号はフィリピン北部に上陸し、現時点までで死者25名を出す大きな被害を与えている。(この後は香港、マカオ方面へ向かう予報となっている。)台風22号被災地に心よりお見舞いを申し上げます。
秋雨の朝の「乙女の滝」(栃木県那須高原にて)
2018.9.15: 心配していた台風22号・23号は願いがかなって日本列島直撃を避けてくれたようだ。進路方向の国には気の毒だが、幸いなことに今のところ大きな被害の報道も流れていない。日本上空には秋雨前線が停滞し全国各地で雨が続いている。気温も突然に10度前後は下がってきた。すこしは残暑の戻りもあるかもしれないが、もうあの焼け付くような暑さはないだろう。
どんな異常気象の年でも、稲刈りが終わりお彼岸も近づいてくる頃になると、田んぼの畦道や水辺など、いたるところに彼岸花が咲き始める。今年は春先からほとんどの花の開花時期が10日間くらいは狂っていて驚いたが、彼岸花だけは毎年不思議なほど正確に咲いてくれる。9月の中旬ごろからは彼岸花の撮影に出かけるのを楽しみにしている。
写真の実はほぼ実物大です(パソコン画面)。2018.9.8
「トチノキ」(栃の木・橡の木):ムクロジ科 トチノキ属の落葉高木。栃木県の「県の木」になっている。東日本中心に分布し、特に東北地方に多く見られる。主に木材として利用される。大木に成長し樹高は25mを超えるものもある。葉も大きく長さは50cmにもなる。5~6月に白い穂状の花を咲かせ、初秋の頃になると実が熟してやがて次々と落下する。茶色の果実の中には1個または2個の種子が入っている。この種子は一見すると栗によく似ているが、色が濃くて黒に近いので見分けはできる。種子は食用にもなる。山地以外には自生しないが、公園などに植栽されているのを見かけることがある。
千葉市中央区の「千葉市都市緑化植物園」散策道脇にトチノキの大木8本の並木がある。辺りには実や種子がたくさん落ちて散らばっていた。
***南海上でまた台風22号が発生しました。日本列島に近づかないでほしいと願っています。
***明日からしばらく留守にします。
2018.9.5 千葉県安房郡鋸南町鋸山「日本寺」境内にて撮影
北海道震災お見舞い申し上げます。
今年もまた西日本の豪雨による大災害をはじめ、多くの台風の連続襲来、北海道の大地震、観測史上例を見ない酷暑の連続など、大自然の猛威は途絶えることなく続いている。また火山活動も東日本大震災以後活発化しているといわれている。
「鋸山」(標高329.4m)南斜面に広がる古刹「日本寺」境内の「五百羅漢」(別名「千五百羅漢」)。実際は1553体の石像があったといわれているが、明治維新後の「廃仏毀釈」によりほとんどが壊され、後にかなり多くが修復された。今でも破壊されたままの像が多数見られる。山道脇の岩壁沿い、あるいは洞穴の中に数え切れないほどの石像が並んでいる。これらはすべて、江戸時代上総の国の石工大野甚五郎が27人の弟子とともに21年の歳月をかけて作り上げたものであった。
鋸山山頂直下の岩壁をくりぬいて刻み込まれた巨大な「百尺観音」像
岩壁の上方に一つだけ置かれた手のひらに入るほど小さな羅漢像に目がとまった。
頭部は後で載せられたものがほとんどで、破壊されたままの石像も数多く見られる。
崖上に咲いていた淡い紫色の「ギボウシ」の花
「日本寺」はおよそ1300年前に聖武天皇の命を受けた高僧行基により開かれた古刹で、関東では最古の勅願所になっている。鋸山の南斜面約10万坪を境内として、本堂脇の日本最大の石造の大仏、百尺観音、千五百羅漢にお参りすることができる。この日は参道で多くの外国人観光客とも出会った。
鋸山山頂付近からの南房総海岸線遠望。(右上の島は「浮島」)
鋸山山頂脇には「地獄のぞき」という名の展望スポットがある。おそるおそる先端まで進み下方を覗き込むと足が震え、胃が痛くなるほどの高度感・恐怖感が味わえる。江戸時代から鋸山北面は「房州石」と呼ばれる良質の岩石の採石場として知られていた。この「地獄のぞき」付近のそそりたつ垂直の岩壁も、近代的な工具などない時代に岩石が削り取られた名残りの姿となっている。採石に使用された工具はロープウェイ山頂駅舎内部に展示されている。北側から鋸山を眺めるとその名のとおりに山肌が鋸の歯のようにギザギザに見える。
千葉県佐倉市坂戸 DIC川村記念美術館庭園にて 2018.9.1撮影
「オニバス」(鬼蓮): スイレン科 オニバス属の水生植物。オニバス属の植物はこの一種のみ。アジア原産でアジア東部、インドで見られる。かつて日本では本州、四国、九州各地に自生地があったが、環境の変化などが原因で自生地の減少が著しく絶滅危惧種2類に指定されている。北限となっていた宮城県では絶滅し、現在では新潟市が北限となっている。
この植物全体に鋭いトゲが生えていることから「オニバス」の名がつけられた。特に直径が最大で200cm以上にもなるという大きな葉のトゲが恐ろしげで目立つ。鮮やかな紫色の花が8月頃から9月末頃まで開花する。千葉県佐倉市坂戸のDIC川村記念美術館庭園奥の小さな沼に自生している。写真をこのブログに掲載するのはこれが二度目になるが、幸運にも今回は、まだ固いつぼみと開き始めの花、そしてその背後に傷んだ大きな葉とこれから大きく開こうとする新しい葉を一枚の写真に収めることができた。真夏にこの庭園を散策する楽しみの一つになっている。
かつて千葉県内では印旛沼あたりの湖沼に見られたといわれるが、昭和57年以後は絶滅状態になっている。千葉県立中央博物館では、現在印旛沼に埋もれた種子から水生植物を再生させる事業に取り組んでいる。平成22年には初めてオニバスの発芽が見られたということで、近い将来印旛沼の畔でオニバスが鑑賞できるようになるかもしれない。
DIC川村記念美術館庭園にて 2018.9.1
千葉県佐倉市坂戸のDIC川村記念美術館庭園はもう秋の気配が漂っている。初夏の頃には涼しげな純白の花で包まれていた「ヤマボウシ」は、いつのまにか葉が秋色に染まり始めていた。たくさんの実もやがて赤く色づくだろう。
庭園奥の休憩舎の周りには数株の「サルスベリ(百日紅)」の木がある。
赤、ピンク、白などの花序がきれいに咲き揃っている。
スイレン池にはピンクや白のスイレンやヒツジグサがたくさん咲いている。池の畔の木々の葉や草なども秋の訪れを感じさせてくれる。