たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

「セリバオウレン」の花

2016年02月29日 | 写真

 

 「セリバオウレン」(芹葉黄連):キンポウゲ科・オウレン属の多年草。オウレン属の中で葉がセリ(芹)の葉に似ていることからこの名がつけられた。日本固有の山野草で本州から四国にかけて分布する。草丈は20~50cmほどで茎先に2、3個の花径1cmくらいの小さな白い花を咲かせる。根茎を干したものが生薬の「黄連」で、健胃、洗眼薬として用いられる。 

 千葉市都市緑化植物園の林間の木陰で咲いているのを見つけて撮影した。これまで一度も見たことのない花で、その可憐な純白の花にしばし見とれていた。また来年も2月中旬~下旬ごろに見つけに行きたいと思う。


千葉の初雪 - III

2016年02月27日 | 写真

 

 

 千葉の初雪 - III  

 四つ前の2/22の記事「マンサクの花三種」でアップした「マンサク」、「アカバナマンサク」、「シナマンサク」がそれぞれ初雪をかぶった写真を撮ることができたので、上から同じ順で記録を残しておくことにした。前の記事では、三枚目の「シナマンサク」は色合いは一枚目の「マンサク」と同じでも甘い匂いが強いという特徴を記したが、この写真では「枯れ葉がいつまでも落ちないで残っていることが多い」という「シナマンサク」のもう一つの特徴を写真で示すことができた。

 千葉で咲く花はみな雪をかぶることなどめったにないことだから、さぞびっくりしたことだと思う。でも今回はほんのこれだけの「淡雪」で、昼ごろにはもうどこを見ても白い雪など目には入らなくなっていた。2月も残りわずかになって明後日からは3月となる。この冬はこれまで何度か南岸低気圧がやってきて千葉の予報も雪マークが出たことが数回あったが、東京、横浜は雪でも千葉はすべて雨になった。やはり季節風が東京湾を渡るだけで気温が1℃くらいはゆるむのだろうか。今回の初雪は南岸低気圧もなくまさか朝起きて雪景色が目に入るとは思ってもいなかったのだが、「気圧の谷」による雪雲が発生し、しかも寒気が強く気温がこれまでよりも低かったことで千葉県でも各地で雪になったというわけだった。

 「千葉の雪景色」といえるような写真を撮りたかったがそれほどの雪ではなく、ほんのささやかな「千葉の初雪」の記録写真となった。他にも「ふきのとう」やいろいろな花が雪をかぶっている写真を撮ったが、きりがないのでこれくらいにしておきたいと思う。     (2016/2/27 たびびと)


千葉の初雪 - II

2016年02月26日 | 写真

 

  「白侘助」(シロワビスケ):「ワビスケ」といえばすぐに茶の湯を思い浮かべる。はるか昔、千利休と同時代の堺に住む茶人がこの椿が大好きで、後にその法名「侘助」にちなんで椿にその名をつけたという説が知られている。昔から冬季の「茶花」としてはほとんど「侘助」椿が飾られてきたこともあり、「侘助」には「茶花の女王」の名もある。

 その花言葉は「控えめ」「簡素」「静かな趣」などで、まさに「わび・さび」の世界を象徴する茶花であったと言える。花びらもやさしく、すっきりとした気品ある姿で茶室の雰囲気にはとてもよく似合う花だと感じる。椿の品種といえば、どこでもみかける「ヤブツバキ」に始まり、とてもとても数えきれないほど多くの品種がある。ウェブサイトの写真付植物図鑑などで調べても、ある種の椿の品種名を正確に見つけ出すことはそう簡単にはできそうもない。 広く愛される花となると、園芸品種が次々と生み出されるようになって、品評会などで優秀品種と認められて知名度が上がるものなどを除いてはすべて把握することも難しいのではないかと思われる。

 ちなみに日本一の椿の名園として名高い伊豆の伊東市にある「小室山公園」には、驚いたことに1000品種もの椿約4000株が植栽されているという。このことを知った時からずっとぜひ花盛りの時期に訪ねてみたいと思っていたのだが、いまだに一度も行けないでいる。自宅近くの公園や植物園で何種類かの椿を見て名前を確かめたり、あちこちに自生しているヤブツバキを散歩しながら楽しんだりするのがやっとである。

     ***椿を詠んだ俳句***

          白椿   昨日の旅の  遥かなる     中村 汀女

          八重椿  箱根の雪は  みなきえぬ    水原秋桜子

          葉籠りに  咲き初めにけり 冬椿      高浜 虚子

 椿や山茶花は毎年毛虫対策をしなければいけないので庭に植えるのは躊躇する人が多いかもしれないが、自宅裏庭に一株だけ大好きな白色の「侘助椿」を育てている。毎年毛虫がつかないように新芽が出る頃には防虫剤を蒔いておくことにしている。今年もきれいに花が咲き始めている。初雪の思い出の一枚として、早朝まだそれほど明るくならないうちに真っ先に雪を被った白椿を撮影しておいた。朝も気温が上がらなくてわずかな雪が残っていたのは幸いであった。


千葉の初雪 - I

2016年02月25日 | 写真

 

 

 2016/2/25: 昨夜からの天気予報がそのとおりになって、千葉市では深夜から朝にかけて初雪が降った。夜明けに二階の窓から見ると辺りの家々の屋根や木々は雪を被っていた。玄関の外に出て車庫の屋根を見ると「積雪」は1cmほどで、これがこの冬初めての積雪となった。昨年の冬は一度も積雪はなかったので、今朝は実に一昨年の冬の二度の積雪以来の雪景色となった。一昨年は千葉ではきわめてまれな「大雪」で雪かきに苦労したものだが、今朝は道路に積もるほどの雪ではなく、交通機関などに一切影響はなかったのが幸いだった。子どもたちは一昨年以来の雪だるまづくりが今回もだめになって残念だったことだろうと思う。

 千葉市内ではこんなことはめったにないことなので、わずかな雪が解ける前に記録写真を撮っておこうと思い、大急ぎで身支度を整えて雪景色撮影にでかけた。まずは自宅の裏庭で雪を被った白椿や梅、ふきのとうを撮影し、その後早朝散歩を兼ねて近くの公園内の花を目当てにして出かけた。

 今朝は外気温は午前7時ごろになってもまだ2℃で真冬の寒さだった。この記事ではまずあたたかい色彩の花の写真を二枚アップしておきたいと思う。一枚目は「カワズザクラ(河津桜)」でそろそろ見頃になっていた。二枚目はつぼみはもうほんのわずかしかないほどきれいに咲きそろった濃いピンク色の「紅梅」。共に白い雪を被っていて普段目にするときよりもいちだんと鮮やかに目に映った。 (千葉市都市緑化植物園内にて)

 


亀戸天満宮梅祭り

2016年02月23日 | 写真

 

 「亀戸の天神様」「亀戸天満宮」「花の天神様」と呼ばれ親しまれている亀戸天神社は今が「梅祭り」の最中となっている。4月下旬からの「藤祭り」もすばらしいが、なんといっても菅原道真の飛梅伝説を思い起こしながら300株もの見事な梅林の中を巡り、また近くにそびえ立つ東京スカイツリーを背景に入れて写真を撮りながら散策するひと時はとても楽しい。

  「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春をわするな」 (拾遺和歌集) 

 菅原道真(845~903)

 *梅祭り期間:3月13日まで。3月初旬ごろがいちばんの見頃か。(JR亀戸駅から徒歩で15分程度)


マンサクの花三種

2016年02月22日 | 写真

「マンサク(満作)」の花。マンサク科・マンサク属の落葉小高木。早春2月~3月に咲く。

花言葉:「霊感」「ひらめき」 3月21日の誕生花。

 

 「アカバナマンサク(赤花満作)」(別名「紅花満作」):花言葉「情熱」 2月21日の誕生花。

 

 「シナマンサク(支那満作)」:中国原産のマンサク。香りが甘く強いのが特徴。

三種類のマンサクを千葉市都市緑化植物園散策中に見つけた。(3枚目の背景の赤いボケは紅梅)

ロウバイが咲き終わり梅が見頃を迎える早春のまだ花が少ない時期に咲いて目を楽しませてくれる。


早春の浜離宮

2016年02月20日 | 写真

 銀座のカメラ店からの帰りに汐留の浜離宮恩賜庭園の菜の花を見に立ち寄った。毎年この時期になると都心のビル群を背景に広々とした菜の花畑が黄色に染まる。ウェブサイトの情報ではすでに見頃を迎えているということで楽しみにしていた。よく晴れた一日でほぼ満開の菜の花の黄色がまぶしい。すぐ脇にやや遅咲き品種の菜の花もあってもうしばらくの間は楽しめそうだ。園内のあちこちに多く見られる白梅・紅梅はまだ3分咲きといったところだろうか。写真の前景に入れてみたがちょっと寂しい。この梅が満開になる頃には菜の花は盛りを過ぎてしまうような気がする。当分の間は休日ともなるとたくさんの人たちが訪れてにぎわうことだろう。

 

広々とした庭園の中ほどに花木園がある。3月中旬から下旬ごろになると色とりどりの春の花木が満開になり見事な眺めになる。ここでは今のところはこの3分咲きくらいの紅梅だけが都心の風景に彩りを添えている。

 

汐入りの池の北西の岸辺から池中央の「中島の御茶屋」へと新しく橋をかける工事が行われていた。工事現場の人にたずねると、この工事は3月いっぱいはかかるということだった。4月の桜の季節には手前から対岸へと通じる「お伝い橋」とともに、多くの人々がこの新しい橋を行き交いにぎわうことだろう。


上野の森の「広島・長崎の火」(東照宮境内)

2016年02月17日 | 写真

    

 

 

 

 東京上野動物園脇の上野東照宮ぼたん苑出口から参道に出ると、正面に写真のような立派なモニュメントがある。いつも上野の森へ出かけるときには東照宮にも立ち寄り、このモニュメントの前で生まれ育った故郷広島と、これまでに何度か旅したことのある長崎のことを思い立ち尽くして祈りをささげる。平和を祈る折鶴に囲まれた中央の平和を象徴する鳩の中で「核兵器をなくし永遠に平和を誓う広島・長崎の火」が燃え続けている。このモニュメント脇の案内ボードには、その由来が詳しく記されている。

 『故山本達雄氏が、被爆した広島の焼け跡から故郷福岡県星野村(現八女市)に持ち帰った「平和の塔」の「原爆の火」と、長崎の原爆瓦から採火した「長崎の火」を合火して長年燃やし続け、星野村はそれを受け継いで村人の協力によりこの火を「平和の火」として今日も灯し続けています。昭和63年に3000万人の「広島・長崎からの平和アピール」署名と共に「平和の火」が国連に届けられ、同年「下町人間のつどい」の人々はこの火を上野東照宮境内に灯し続けることを提唱し、嵯峨宮司は心から賛同してモニュメントの設置と「平和の火」の維持管理に協力することを約束された。そして1989年に「上野東照宮境内に広島・長崎の火を永遠に灯す会」が結成され、数万人による草の根運動と募金により、1990年モニュメントが完成した。』(一部割愛)


中山法華経寺から東山魁夷記念館へ

2016年02月12日 | 写真

 市川市内の京成中山駅から中山法華経寺の参道を歩き途中の塔頭寺院の庭園で草花の撮影をした後、法華経寺境内へ入りしばらく散策した。境内の白梅・紅梅は見頃を迎えていた。他には満開の日本水仙が見られたくらいで他には早春の花をみつけることはできなかった。午後の日差しはまぶしかったが、この日は一日中冷たい北風が吹き続けていた。法華経寺の裏門から住宅街の路地へと入り「市川市東山魁夷記念館」へ通じる坂道を上って行った。

   大本堂の大屋根を背景に入れて見頃が近づいているピンクの枝垂れ梅を一枚撮影した。

         枝垂れ梅のすぐ脇に濃いピンク色の紅梅がきれいに咲いていた。

      花壇の日本水仙はもう蕾が一つもないくらいで日差しを浴びて風に揺れていた。

                     

 「市川市東山魁夷記念館」に到着。午後三時をかなり過ぎていて日は西に傾き日陰の風が冷たかった。いつも目印にしている入り口の太陽光発電装置のついた風車が勢いよく回っていた。

 とても雰囲気のよい建物が4棟並んでいる。右端一、二階が美術館。中央の塔は一階が玄関、二階は休憩室になっている。その左手はお土産品販売店でその奥がイベントホールになっている。さらにその左側に隠れている建物はカフェレストランが入っていてその奥にこじんまりとした庭園がある。

2015年度の「展覧会」は「通常展」のほかには、これまでに「記念館開館10周年記念展」が四回、「東山魁夷と昭和日本画の礎」と題する特別展が一回のあわせて五回がすでに終わっていて、現在は六回目の「東山魁夷 心象の世界」と題する開館10周年記念展が開催されている。期間は2月28日(日)まで。

美術館一階には東山魁夷の生涯を物語るさまざまな記念品が展示されている。壁面のあちこちには、東山魁夷の心象の世界を表す名言が記されていて、立ち止まって静かにその言葉をかみしめ、周囲に展示された記念品や解説・年表などを見つめる。「自然は心の鏡」「私は生かされている。野の草と同じである。路傍の小石とも同じである。」「人はみな旅人である。」「風景は心の祈り」などなど。

二階には木版画とリトグラフによる風景画の名作19点が展示されている。大事な記録としてそれらの作品の画題をここに記しておきたいと思う。「二つの月」「白樺の丘」「北国の森」「朝静」「山湖遥か」「月唱」「冬華」「白夜光」「雪の城」「夕静寂」「雲立つ峰」「雪野」「冬樹」「星の夜」「緑の微風」「聖夜」「夕紅」「月光」「夕星」(以上19点)これらの中では、雪景色、霧にかすむ樹林、山中の滝、湖畔の風景などが特に印象的である。

*2015年度最後の記念館開館10周年記念展「東山魁夷 白い馬の見える風景」が3月4日~5月15日の期間で予定されている。湖畔や森の中などに白い馬を一頭入れて描いた人気の連作をまとめて鑑賞できるまたとない機会なので、カレンダーに書き込んでおいて忘れずに期間内に出かけたいと思う。

 東山魁夷(明治41年生まれー平成11年5月6日没):横浜に生まれ終戦の年(昭和20年)に千葉県市川市に居を移した。昭和22年に千葉県の鹿野山からの九十九谷の眺望を描いた「残照」が第3回日展で「特選」に入賞し戦後の再出発として特筆すべき作品となった。そのことにより風景画家として歩むことを決意し、「大自然と共に在ることの悦びを謳うこと」をテーマとして、風景との対話から多くの名作を世に送ることとなった。昭和53年には市川市に終の棲家を建て住み着くこととなった。文化勲章授章。市川市名誉市民。 (2月12日 たびびと) 

     **市川市東山魁夷記念館HP: http://www.city.ichikawa.1g.jp/higashiyama/

 


寒風の中で咲く花

2016年02月11日 | 日記

 2016/2/10: 朝から風速10mを超える寒風が身に沁みる一日。千葉県市川市の京成中山駅で下車し、日蓮宗大本山中山法華経寺境内から住宅街を抜けて東山魁夷記念館へと通じる道を散策した。この道は東山魁夷記念館の年数回の新しい特別展が始まるたびに毎年歩いて往復している。真冬の時期は途中の寺院境内や記念館庭園などに花がほとんど見かけられず寂しいが、特別展はいつも内容が深く見ごたえがあるので楽しみにしている。

 いつものことだが、まずは中山法華経寺参道脇に並ぶいくつかの塔頭寺院の中の「安世院」に立ち寄り庭園を散策した。この庭園はごく自然な雰囲気の草むらの中にいろいろなきれいな花が顔をのぞかせているので、それらを探しながら歩くのがとても楽しい。だがさすがにまだまだ花の少ない時期で花はほんのわずかしか見つけることができなかった。

 

 門を入ってすぐ両脇の草むらのなかに見つけたのは寒風に吹かれて揺れる純白の小さな花「スノードロップ」だった。草丈はほんの10cmほどで小さく可憐な姿を見せてくれた。強風で揺れていてカメラを構えてもなかなかシャッターが切れない。やっと撮影できた二枚の写真をこの日の記録としてアップしておくことにしよう。

 

 

 温かい春になるとたくさんの花が目に付くがなかなかみつからない。次にやっと見つけたのがこの青い「クロッカス」。草むらの中からやっと顔を出して二輪仲良く並んで可憐に咲き始めていた。

 

本堂脇の植え込みに紅白の梅が咲いていた。ここだけが早春らしい雰囲気で、紅梅を背後にぼかして白梅を思い切りアップして撮影した。


立春の日の花の美術館 (千葉市) - II

2016年02月06日 | 写真

 千葉市稲毛海岸の「山陽メディアフラワーミュージアム」(旧称:千葉市花の美術館)の館内アトリウムフラワーガーデンの展示テーマは「ホワイトビューティフルガーデン・・・降り積もる雪のような純白の花が引き立つ庭」。白を基調とした花の展示がとても美しい。中心にはこの見上げるような巨大なスノーマンの展示があり、子どもたちが腹部の穴から中へ入って、またはそばのかわいいベンチに腰掛けて記念撮影ができる。

入り口には見事な白い花の植え込みがあり思わず目を奪われる。

白い桜草を中心に春の花が並ぶ。

可憐な「ハナカンザシ」の蕾と白い花

 

 

これはめずらしい葉牡丹「ルシール」

「エクメア」(ここから3枚は隣接の温室棟内で咲く亜熱帯の花)

「ベンガルヤハズカズラ」熱帯アジア原産。沖縄で多く見られる。

わずかに薄紫色を帯びた白いランの花が木漏れ日を浴びてまぶしい。

***この展示は2月28日(日曜日)まで楽しめます。 

 


立春の日の花の美術館 (千葉市) - I

2016年02月05日 | 写真

 昨日2月4日は暦の上では「立春」。たしかに日照時間がかなり長くなり日差しはまぶしさを増してきたが朝晩はまだまだとても寒さがきびしい。天気予報では来週月曜日から火曜日にかけてまたまた南岸低気圧が発生し、関東南部も雪になる可能性があるという。その低気圧が過ぎた後はまるで三月下旬ごろのような暖かな日が続くそうだ。あちこちで咲き始めている梅も来週後半にはどこも一気に見頃になるかもしれない。

 どこの植物園でもまだ花があまり目に付かない。久しぶりに千葉市内稲毛海岸いある「山陽メディアフラワーミュージアム」(旧称千葉市花の美術館)へでかけてみることにした。

  美術館入り口にはこの案内ポスターが貼られていた。館内では2月28日まではこのテーマの特別展示を楽しむことができる。天気もよいので館内へ入る前にまずは前庭で咲き誇っている菜の花(千葉県の県花)を撮影してゆっくり散歩してから中へ入ることにした。

 

 

 近づいてよく見ると前庭の菜の花は満開をすこし過ぎていた。もうそれほど長くはもたないかもしれない。

 

 

 

エリカの花も満開になっていた。

 

 美術館の中庭は以前は西洋スイレンなどが見られる池が中心になっていたが、昨年の工事で一新し変化に富んだ花壇を見ながら散歩できる広場になっている。休憩用の椅子やベンチも増えて暖かい春になるとにぎわいそうだ。奥に見える建物はこの中庭を見渡すことができる落ち着いた雰囲気のレストランで、ここでもゆっくりと時間を過ごすことができる。  (写真の数が多いので館内の写真は次の更新記事にアップします。)

 


上野東照宮の冬牡丹(寒牡丹)

2016年02月02日 | 写真

  上野の森東照宮境内で毎年冬と春に一般公開される「ぼたん苑」に出かけた。あちこちにちょうど二週間前の大雪の名残りも見られた。思えばその大雪の翌日の19日に出かけてぼたん苑の雪景色を撮影すればよかったと思う。このぼたん苑では、春は110品種600株、冬には30品種200株の牡丹を楽しむことができる。牡丹苑をゆっくり散策した後、数々の美術館や博物館の案内看板を見てどこかに入るのも楽しい。また近くの湯島天神の梅もそろそろ見頃が近づいている。上野の森近辺は四季折々に何度でも楽しめる散策コースだと思う。

      ***「冬ぼたんまつり」開催期間: 元旦~2月28日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二週間前の大雪の残雪がまぶしい。

クリスマスローズも何ヶ所かで見かけられる。

休憩場所の脇のミツマタ(三椏)のつぼみがふくらんでいた。