「ハンゲショウ」(半夏生・半化粧・片白草)
** 以下4枚の写真は6月9日早朝撮影しました。
自宅の庭に数年前に根付いて今では30株くらいに増えています。
ドクダミ科ハンゲショウ属の多年生山野草
ドクダミ科だけあって薬草・生薬としても知られています。
消炎・解毒などに効く生薬名は「サンパクソウ(三白草)」
草丈は70~100cmでドクダミに似た臭いがあり
中国・朝鮮半島・日本の本州以南に分布する。
「半夏生」とは、暦の「半夏生」(=7月2日)頃花が咲くことから
つけられた名で、葉の上側が真っ白でとても涼しげに見える。
また「半化粧」の名は、葉の上が白く裏側は緑色なので
半分化粧しているように見えることからつけられたという。
「ハンゲショウ」の花は「総状花序」で垂れ下がり
総(房)には無数の小さな白い花蕾がついている。
花序は大きく成長すれば上に向かって立ち上がり
小さな無数の花蕾が咲き始めるでしょう。
「半夏生」=「7月2日」 ⇒ 一年間のちょうど真ん中頃の
蒸し暑い時期に白い葉と白い花序がとても涼しげに見えるでしょう。
毎年この時期に汗だくになって庭の草取りをする時も
数年来他の雑草といっしょに片付けたりしないできたので
今年の夏も涼しげな庭に眼をやりながら過ごす事ができそうです。
今日は台風3号の影響もあって、庭の草花も雨に濡れていました。
(*今日投稿の記事の写真は今朝早い時間に撮影したものです。)
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** 6月16日:今朝よく見ると、白い葉の数もずいぶん増えて
一週間前にはまだ垂れていた小さな「総状花序」が成長し
はっきり大きくなって立ち上がり
無数の小さな花蕾もふくらんで咲き始めていました!!
**下の余白に今朝の写真を一枚追加しておきます。
(*6月16日午後3時45分撮影)