2月24日千葉市海岸夕景。西空には雲一つなくはるか彼方の富士山に夕日がからむ期待もあり三脚をセットして待ち続けた。
千葉市海岸線からの「ダイヤモンド富士」予想では、千葉港で26日となっていた。二日前で少し北寄りの稲毛海岸へ向かった。
たしかに夕日は富士山に向かってだんだんと下りてきた。かすみはそれほど濃くなくて画面右端に東京スカイツリーも見える。
「ころころダイヤ」「花粉光環」:この日は花粉が大量に飛ぶという予報が流れていた。夕日は富士山の頂上右肩から右斜面に沿ってゆるやかに下りて行った。これは通称「ころころダイヤ」と呼ばれている。千葉港から見れば夕日はおそらく頂上左肩すこし下あたりに沈んだのだろう。この日千葉港と稲毛海岸の中間地点で観察すれば夕日は頂上に沈み「ダイヤモンド富士」になったと思う。
もう一つ(花粉症の人には申し訳ないのですが)夕日の回りに見える二重・三重の環は「花粉光環」と呼ばれ、花粉が大量に浮遊している日に見られる現象として知られている。
*[お知らせ]:2月19日の「雪割草開花」の記事の中で「DIC川村記念美術館は3月5日まで全施設休館」とお知らせしましたが、「新型コロナウィルス感染抑止のため全施設休館を3月16日まで延長」と変更されました。ホームページにもその旨案内されています。