(6月22日 千葉市中央区千葉公園にて)
今年もまた早朝散歩を兼ねて千葉公園の蓮池へ向かった。
JR千葉駅からも近く、この季節には連日多くの人が訪れる。
この日は午前中にNHKテレビで前日の録画が放映された。
最初に蓮池脇の高台に上がり、全景を見渡して撮影した。
やはり午前中早い時間にきれいな花を見るために
早朝からどんどん人の数が増えてくる。
ほとんどの人がカメラを持って歩き回っている。
*左端の建物は休憩所兼展示室などのある「蓮華亭」
大賀ハスは「三日花」といわれている。
つぼみが開いてから三日間はきれいに咲いて
四日目には花びらが一枚また一枚と散ってしまう。
*「大賀ハス」は2000年前の古代のロマンを秘めた花*
*1951年(昭26)千葉市内検見川の東大農学部農園内で
大賀一郎博士チームや小学生たちよって
2000年前の古代ハスの種が3粒発掘された。
翌年1952年そのうち2粒が芽吹いて根を伸ばし始め
1953年8月5日には千葉公園の池の株が開花した。
それ以来国内海外あわせて200ヶ所以上に分根され
友好と平和の使者として長く愛され続けている。
*大賀ハスは 1954年「千葉県天然記念物」に
1993年には「千葉市の花」に指定された。
風のない朝早く出かけると、花びらについた朝露や
葉っぱの中のきらきら光る水玉も撮影できる。
大賀ハスがきれいに咲きそろう千葉公園の蓮池脇には
もう一つの千葉市のシンボル「モノレール」が見える。
モノレール「千葉公園駅」が画面左端脇の位置にあり
上りも下りも車両のスピードがゆっくりで撮影しやすい。
毎年この構図の写真撮影の練習をするのも楽しい。