たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

豊英大滝 (君津市)

2019年05月04日 | 写真

2019.4.28撮影
                      
 「豊英(とよふさ)大滝」:房総南部君津市の奥深い山中に位置する「清和県民の森」奥にある滝で、かなりの雨の後で水量が多いときは房総では養老渓谷の「粟又の滝」に次ぐスケールの景色を楽しむことができる。この日は久々に雨が降った2日後で迫力には欠けるが適度に水は流れていた。複雑な形状の苔むした岩盤があちこち露出しているのを見ると、普段は水が少なくて岩盤がほとんど露出していることが推測できる。


 反対側から見ると岩盤を流れ落ちる水と滝つぼの水面には渓谷の新緑が映りこんで全体が緑色がかった色合いに染まっていた。


滝下の渓流へ下りる急な坂道の入り口に注意書きが掲示されていた。夏場の南房総の山中は「ヤマビル(山蛭)の宝庫」として知られ、国内でも特に注意を要する地域となっている。ヒル(蛭)は頭上の木々の枝から落ちてきたり足元から這い上がってきたりするので注意を要する。また坂下から滝前までの約100mは道がなく、沢の中を歩いて滝下へ向かう。水量が多いと危険で滝が見える位置まで行けないが、普段は膝下までの長靴を用意して行けば歩ける。


「なんじゃもんじゃ」満開(千葉市)

2019年05月03日 | 写真


 「なんじゃもんじゃの木」(=「ヒトツバタゴ」):千葉市中央区「青葉の森公園」内に9本のめずらしい「なんじゃもんじゃの木」の並木があり、いま花が満開になっています。毎年5月ゴールデンウィークには間違いなく見ることができる目の覚めるような純白の花です。まるでこの陽気に大雪が降って新緑の木に雪が積もっているかのようです。散歩やジョギング、ウォーキング中の人たちも必ず立ち寄ってカメラやスマホを構えています。まだ連休中はじゅうぶん楽しめるでしょう。  
(*今朝午前9時ごろ撮影。連休中は駐車場がたいへん混みあってなかなかたいへんです。朝なるべく早いほうがいいでしょう。 )


 青空をバックに写真を撮ると純白の花がとてもきれいです。連休中は晴れる時間が多いでしょう。この珍しい木については丁寧な案内掲示が出ていたのでそれを利用させていただきます。(*下の4枚目の写真)








キンラン(金蘭)

2019年05月03日 | 写真


        
2019.5.2 千葉県佐倉市DIC川村記念美術館庭園林間散策路にて


 「キンラン(金蘭)」:ラン科キンラン属の多年草。絶滅危惧種II類に登録されている貴重な山野草で、東北南部から九州にかけて分布する。低山や山地の林床などに自生する。草丈は30~70cmで花期は4~6月。人工栽培は極めて難しい植物とされている。

 毎春川村記念美術館庭園林間散策路の林床に群生している金襴の花を撮影するのがとても楽しみになっている。今年は例年よりもはるかに多数の株が育っている。きれいな黄色の花が木漏れ日を浴びて輝いていた。

ベニカミキリ

2019年05月02日 | 写真

                        
2019.5.1 撮影


 「ベニカミキリ」:カミキリ虫の仲間できれいな紅色の体色が目立ち見つけやすい。体長は2cmほどだが触角がとても長い。花に止まっていることが多く、花粉や蜜が好きな昆虫。
 白い花は「ナニワイバラ」という品種のつるバラで、5月~6月ごろ花径7cmくらいの花を咲かせる。ベニカミキリの他にも「ハナムグリ」という名の昆虫がたくさん集まり花粉にまみれていた。

棚田の夜明け

2019年05月01日 | 写真

 2019.4.29  南房総鴨川市「大山千枚田」にて


 夜明け前に棚田の駐車場に着いてみると車が10台以上は入っていた。まだ真っ暗でかなり気温が低く用意していた冬用のジャケットを着てしばらく棚田の周りを散歩した。星がとてもきれいで長時間露光で撮影してみようかとも思ったが、経験もないし寒すぎた。スキー場ではまったく寒さを感じないのに・・・。車に戻り腰を伸ばして空が明るくなるのを待った。
 東の空が赤く染まってきて駐車場も車が増えてにぎやかになってきた。撮影ポイントはよくわかっているので早めにその場所へ向かい三脚をセットしておいた。よく見ると東の空には予想外に雲が多くがっかりしたが、根気よく辺りが適度に明るくなるのを待って撮影を開始した。




    
30分ほど前に平成時代とお別れし新しく「令和」元年に入りました。

  平和なよい時代になりますように!

  今後ともどうぞよろしくお願いいたします。