![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/f3/60cc0ae676bd6a48a6158095700e34e4.jpg)
2019.4.28撮影
「豊英(とよふさ)大滝」:房総南部君津市の奥深い山中に位置する「清和県民の森」奥にある滝で、かなりの雨の後で水量が多いときは房総では養老渓谷の「粟又の滝」に次ぐスケールの景色を楽しむことができる。この日は久々に雨が降った2日後で迫力には欠けるが適度に水は流れていた。複雑な形状の苔むした岩盤があちこち露出しているのを見ると、普段は水が少なくて岩盤がほとんど露出していることが推測できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/d3/5ee3626da2149537d9f480e934dd4c88.jpg)
反対側から見ると岩盤を流れ落ちる水と滝つぼの水面には渓谷の新緑が映りこんで全体が緑色がかった色合いに染まっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/92/923ee01544b8031f669c6457d5f00205.jpg)
滝下の渓流へ下りる急な坂道の入り口に注意書きが掲示されていた。夏場の南房総の山中は「ヤマビル(山蛭)の宝庫」として知られ、国内でも特に注意を要する地域となっている。ヒル(蛭)は頭上の木々の枝から落ちてきたり足元から這い上がってきたりするので注意を要する。また坂下から滝前までの約100mは道がなく、沢の中を歩いて滝下へ向かう。水量が多いと危険で滝が見える位置まで行けないが、普段は膝下までの長靴を用意して行けば歩ける。