実験用ガラス器具の洗浄にアルカリバスという液体を使用します.
これは,水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムをメタノールやイソプロパノールに溶かして作った液体です.
アルカリ濃度は適当ですが,大体5%より濃いでしょう.
この洗浄液は,強力に汚れを洗浄してくれるのですが,ついでにガラスも溶解します.
高分子フィルムをガラス板で作る時(赤外線スペクトル測定用),ガラス表面をアルカリ性メタノールで拭くと平滑になって便利です.これと同じです.(ただし,素手では扱えない)
『アルカリバス』で検索すればわかりますが,水酸化ナトリウムでも水酸化カリウムでもガラスを溶かします.
つまり,「水酸化ナトリウムはガラスを溶かすが水酸化カリウムはガラスを溶かさない」という説明が間違っていることがわかります.
どちらを使っても,濃度が高ければガラスを溶かすということです.
ほとんど都市伝説のようですね.
これは,水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムをメタノールやイソプロパノールに溶かして作った液体です.
アルカリ濃度は適当ですが,大体5%より濃いでしょう.
この洗浄液は,強力に汚れを洗浄してくれるのですが,ついでにガラスも溶解します.
高分子フィルムをガラス板で作る時(赤外線スペクトル測定用),ガラス表面をアルカリ性メタノールで拭くと平滑になって便利です.これと同じです.(ただし,素手では扱えない)
『アルカリバス』で検索すればわかりますが,水酸化ナトリウムでも水酸化カリウムでもガラスを溶かします.
つまり,「水酸化ナトリウムはガラスを溶かすが水酸化カリウムはガラスを溶かさない」という説明が間違っていることがわかります.
どちらを使っても,濃度が高ければガラスを溶かすということです.
ほとんど都市伝説のようですね.