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ホクト株

2008年03月13日 | きのこ ゼミ 情報メール
◆ホクト株が反発、2月売上高が計画を上回る-中国食品問題で国産志向-
 Bloomberg.com         

3月11日(ブルームバーグ):きのこ大手、ホクトの株価が反発。10日公表の2月の売り上げ状況で、単月売上高が会社計画を3.8%上回ったことが明らかになった。中国産ギョーザによる食中毒事件が問題になってから、消費者が国産きのこを志向する傾向が強まり、ホクトのきのこ製品の単価も安定している。2008年3月通期の業績目標達成を楽観視する買いが入っているようだ。

午前終値は前日比13円(0.7%)高の1784円。午前9時12分ごろに1.2%安となる場面もあったが、午前9時45分ごろにプラス圏に浮上した。

ホクトの2月の売上高は34億2700万円だった。07年10月以降、会社計画通り売上高は順調に推移しているそうで、「単価も当社想定の範囲で動いている」(高藤富夫・専務取締役管理本部長)という。11カ月累計の売上高は338 億円で、通期の単独売上高予想360億円に対する進ちょく率は93.9%となった。

大和総研の守田誠アナリストは、ホクトの収益はきのこ製品の販売単価によって大きく振れることを指摘。「単価が足元で安定しているのは、天候要因で鍋需要が高まったことや、中国産しいたけの輸入量が減り、国産きのこが相対的に売れたことが関係しているようだ」と話す。  
守田氏は、現状の単価が維持できれば会社側の今期業績予想の達成も可能とみており、目標株価2030円と投資判断「アウトパフォーム」を継続している。

大和総研が試算したホクトの09年3月期の1株利益(EPS)は130円。他の食品メーカーに比べてホクトの収益変動率が高いことを勘案しても、「株価収益率(PER)17倍まで評価されるべき。PER13倍台の現状の株価は割安」(守田氏)だと言う。食品メーカーの平均PERは22-23倍。

http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003011&refer=jp_asia&sid=aJelPWXoeuoY


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