暮れなので、部屋の片づけをしています。
・・と言っても、いつものように場所を移動させるだけですけど・・
そしたら、一枚の書が出てきました。
私が書いたものです。 これには、曰くがあります。
何年か前、福建省に行った時、渋滞で飛行機に乗り遅れそうになったことがありました。
そのとき、献身的に手伝ってくれた青年がいました。
お礼をしたいと言ったら、書を書いてほしいと言われました。
なんて書くの・・と聞いたら、「禅茶人生」と紙切れに書いてさし出したのです。
少しキザっぽいなと思いながら、帰国後、書いて送りました。
何枚か書いたものの一枚、我ながら満更でもないと云うのがありました。
なんとなく取っておいたのです。こんなことでゴミがたまる一方・・・
でも、いま改めてこの字を見ると、イイ言葉です。「禅茶人生」・・・
最近の自分の人生にぴったりなんです。「禅と茶」
最近、禅に関心があるのです。人間年をとると自然にこうなるんでしょうかね・・・
禅では、ものを比較しないと云うところが気に入っています。
「有」は「無」であり、「無」は「有」である・・なんてことが少しわかるような気がしてきました。
お茶の方は、相変わらず生臭い一方の関わりですけど・・・
・・・