一碗

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白隠禅師

2018-03-09 10:52:35 | 茶学の会
      

これは、白隠禅師の描いた「達磨」

一昨日、いま、静岡市で開かれている白隠禅師250年遠諱記念展に行ってきました。

「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠」

江戸の中期、いまの沼津市に生まれた白隠禅師のことです。

でも、あまり関心のある人は少ないのでは・・・
臨済禅中興の祖と言われるえらいお坊さんです。

非常にたくさんの書や絵をかいています。

でも、美術的評価はたかくない・・そうかもしれません。

でも、白隠さんという人は、なかなか興味深い方です。

栄西禅師と同じように結構 俗人的なところを感じてしまいます・・

結局、それなりの宗教家は、俗人的なところがあるから、苦悩してあれこれ修行するんでしょうね・・

若くして悟りを開いて天狗になっていた白隠は、正受老人という高僧に気絶するほどぶん殴られるのだそうです・・
人を育てるには、ときには暴力も必要なのですね・・


白隠さんは、達磨みたいな目をしていたようです。怖そうですね・・・


・・・




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