一碗

みんなで楽しく、
何でもありのお茶人生・・

大胆な物言い

2019-08-28 09:30:26 | 袋井市茶文化資料館
昨日は、茶文化資料館、無駄を楽しむ日・・・
10時半、開館したけど誰も来ません。で・・・これ幸い読書。
松下文庫には、ホント、いろんな本があります。
      
柳宗悦『茶の改革』1958年刊。72歳でなくなる3年前のことです。
封建制度を残す代表的なものが二つある。東西本願寺の真宗と裏表千家の茶の湯である・・として、現在の茶の湯批判がこれでもか、というほどに。さらに、現代の利休と称されたことに対して、利休などと対比されるのは迷惑千万とばかりに、利休をけちょんけちょんに・・当然、茶の湯側からは猛反発・・掲載された本が買い集められ焼き捨てられたとか・・・

昔の文化人は豪胆で骨がありましたね。

      
これ、面白い。上段の人たちには一服まいらす・・・下段の人たちには、ただ「ナ」と書いてあります。これは、「一服まいらす」ということ。

柳さんも、「民藝」への入れ込みがありすぎるんですね。
でも、今はこんな人はいない・・・

帰り際に、水野さんが珍しいお茶を持参。
      
希少品種「いなぐち」・・・いい口直しになりました。


またまた、有益な一日でした。



・・・
コメント
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