一碗

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宇部大空襲標柱物語

2022-07-01 14:32:55 | 日記

1945年7月2日の宇部大空襲。米軍が機上から撮った写真です。
このとき、私は、この下にいたのです。


宇部市役所のすぐ前に2006年、宇部大空襲の跡を残す標柱が建てられました
しかし誰も管理する人がないらしく、草ぼうぼう、ポイ捨て禁止の板が立てかけてあります。
岡本さんが気付いたのが2019年8月のこと・・・柱も曲がっています。

市長さんに手紙を出したそうです。
おかげで、2019年9月頃には、きれいになって説明文も添えられました。

ところが、なんと2020年6月頃、標柱が消えているのです!

誰かが根元から折り取って捨てたらしい。
近くの川や土手など探したけど見つかりません。川に捨てられて海へ・・

ところが、7月30日のこと、発見の報が・・・
隣町の海岸に流れ着いていたそうです。

岡本さんは、海に沈んだ多くの御霊を感じたそうです。
「標柱よ、沈むな、帰れ・・」と。
それで、お一人で慰霊碑建立の活動を始めるのです。

偶然が重なって岡本さんとお知り合いになりました。まだお会いしたことはありません。

今年は、あの日から77年目。
第三回の宇部大空襲を知るつどいが開かれます。7月2日・・・

明日、それに出かけるのです。

・・・


コメント
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