7月2日、宇部に出かけました。
「第3回宇部大空襲を知るつどい」
東京からお呼びした海老名香葉子さんの戦争孤児体験のおはなし・・・
300名の参加者が涙していました。
で・・・77年ぶりの宇部の街・・
記憶にある場所があるだろうか・・・
木立の中の渡辺翁記念館・・・戦災に会わずにそのまま残ってるそうです。
だとすると、ここで「のらくろ」の漫画映画を見たような・・・
翌日、岡本さんにあちこちご案内頂きました。
そしたら・・・
これは、当時の宇部銀行(現在の山口銀行の一部)の入り口。
77年前、ここに立ってたのです。
あの空襲の後、母がお金をおろしに行ったのでしょうね。
まわりは、いまのウクライナみたい・・・
階段の上で前の道を見ていたら、着物もボロボロ、ススで真っ黒、髪を振り乱した女の人が何か叫びながら歩いてるのです。家族を亡くしたのでしょうか・・ 母が手をひっぱりました・・・
今見ると、低い階段、小さな入り口でしたが、当時はもっと大きく感じました。
5歳の子供だったのです。
・・・