◆〜甲府市立図書館 ききみみずきんおはなしの会〜◆
こんにちは。市民レポーターの “クッツー” こと沓間 聖です。
今回取材したのは、ききみみずきんおはなしの会のメンバーによる大人のためのおはなし会。1月8日(月)成人の日に甲府市立図書館で開催されました。
おはなし会というと、子ども向けというイメージがあるかもしれませんが、大人もほっこりする楽しいおはなし会でした。
さて、当日のプログラムは…
日本の昔話に外国のおはなし、昭和生まれの作家さんのおはなしとプログラムを見ただけでわくわくしました。私の大好きなおはなし『こすずめのぼうけん』もありました。
6人の方がおはなしを語ってくださいました。本を読む楽しさとはまた違う、耳で聞く楽しさで、まさにこころほっこりする時間を過ごすことができました。
途中にお手玉を使った手遊びもあり、童心に返って楽しみました。
今回のおはなし会で語られた本やそれに関連する本が紹介されていました。
最後にきいた『すずめのおくりもの』は、はじめて聞くおはなしでした。主人公は豆腐屋さん。私は年を取った豆腐屋さんをイメージしていたのですが、挿絵を見ると若くてびっくり!!語りならではのおもしろさを感じました。
ききみみずきんおはなしの会の方からのメッセージ
『大人が思わずクスッとなるおはなしがたくさんあります。もともと口伝えで継承されてきたものなので、おはなしは子ども向けとは限りません。おはなしの楽しさを大人にもぜひ、知ってもらいたいと願っています。』
私は以前おはなしを覚えて語ることにちょっとだけ挑戦したことがあります。なかなかどうして、とても覚えられませんでした。今回、ききみみずきんおはなしの会のみなさんは、おはなしをゆっくり味わって語っていらっしゃるからこそ、こちらがおはなしの世界に引き込まれていくのだなあと思いました。
贅沢な時間を提供してくださったききみみずきんおはなしの会のみなさん。メンバー募集中だそうです。
おまけ
空気が澄んで山がよく見える季節になりました。山に囲まれた甲府市。市役所の屋上からの山のながめもすてきですが、電車の窓から見る山々もすてきですよ。そこでおすすめの本を一冊。『車窓の山旅 中央線から見える山』 電車の旅のお供にいかがでしょうか。