きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

コキ5500(第2弾)の製作を開始しました

2020-06-22 | 工作室

いきなり個人的な話しで恐縮ですが、新型コロナ以前は、出勤日の昼食は自宅から持参するお弁当か外食で、その割合は半々程度。それが緊急事態宣言以降はほぼ100%お弁当持参になり今に至っています。
わが家の経理規程(?)では外食はワタシの小遣いから、お弁当は家計(食費)からの支出となってまして、その結果、4~5月の決算ではワタシの小遣い会計にささやかながらゆとりが(^^♪
そのゆとりがコキに化けているわけで・・・(笑)

閑話休題
つい先日コキ5500の2両を完成させたばかりですが、さらに2両の製作を開始しました。今回もまたパンケーキコンテナさんのペーパーキットで、実車になぞらえると前回が試作、今回は量産試作と言ったところでしょうか。
以下、前回との違いを中心にレポートします。

今回は組立て前にサーフェイサーを吹いて表面処理をしました。前回は組立て後でした。

写真1. サーフェイサーを吹きました
さて今回使用したサーフェイサーはタミヤのオキサイドレッドという色調のもの。
最近はピンク色とかサーフェイサーもカラフルになってきましたね。
サーフェイサーを吹く前に端梁の角をちょっと切り取りました(写真の黄丸部)。

写真2. 今回使用したサーフェイサー(左)

表面処理は表面(完成後目に触れる側)はサフェ吹き・研磨を2度行い、裏面はサフェ吹き1回のみで。
このサーフェイサー、説明書きには「戦車のさび止め塗料の色調を再現」とあり、塗ってみるとほとんど赤3号。コキにはこのまま行けるんじゃないか、って感じです。

表面処理が終わったらいよいよ組み立てです。
組み立てにあたっては、キット付属の説明書に、前回組み立てたときに気づいた点や失敗したことから、一部の手順を入れ替える等の改訂を加えました。

写真3. 改訂版組み立て説明書
図入りの新説明書です(^^ゞ 上の方に見える図はSatokawaさんからアドバイスでいただいたもの。瞬間接着剤をしみ込ませるポイントが図示されています。

手順の変更点は、たとえば側板(?)の組み立て。オリジナルでは手順①で2枚の側板を貼り合わせてから横桁を組むようになっていましたが、私は内側板だけで組み立てていき、最終工程に近いところで外側板を貼るようにしました。こうすることで横桁の接着がしやすくなるかなあ、と思ったので。

写真4. 横桁を組んでから外側板を貼ります


手順以外にもワンポイントアドバイス的なことも追記しました。
たとえば前回失敗してしまったナットの埋め込みとか。

写真5. 天板(床板)を貼ります

側板(主桁)と横桁を組立ててから天板(床板)を貼ります。天板にはコンテナ締結装置を避ける穴が開いていますが、微妙にキツく前回は床板が波打ってしまいましたので、今回はカッターで少し穴を拡張してから貼ります。もちろんナットの埋め込みも忘れていません。

写真6. 次は塗装

今回はなんと2日でここまでできました。1日目はサフェ吹き・表面処理。翌日に組み立て。組み立ては1両1時間半程度で組むことができました。
というもののまたまた天候のために本塗装は足踏み。塗装は今度の週末、かな?

で今回は台車も同時進行で組み立てています。
台車はノーマルなグレーのサーフェイサーで表面処理し、軸受にメタルを挿入しています。

写真7. 色味の比較

ここでサーフェイサーのオキサイドレッドと赤3号の色味の比較です。
写真は上から、第1弾のコキ5500(ジェイズの赤3号)、中段が今回のオキサイドレッド、下が天賞堂のコキ5500です。肉眼では天賞堂の赤3号に近い感じです。
本塗装もこのサーフェイサーを上塗りするというのも「有り」かななんて考え始めています。微妙に色合いが違った方が本物っぽいしね。


コキ5500が完成しました

2020-06-16 | 工作室

ペーパーキットのコキ5500の2両がとりあえず完成しました。
「とりあえず」としたのは、もう少し手を入れる可能性(例えばブレーキホースとかステップとか)もあるのですが、キットの素組みで一区切りとしないと永遠に完成しないような気がしましたので(笑)
未着手・未開封のままの同キットもまだ手元にありますし。

塗装を済ませ、まずは手すりに白を筆差ししました。

写真1. 手すり部
ペーパー製の手すりです。
強度に不安もありますが、瞬間接着剤をしみ込ませて強度アップを図っています。

次が苦手な苦手なレタリング。苦手なのはインレタ貼りなんですが。
レタリングの前に車番を確定させなければいけないわけですが、パンケーキコンテナのキットは「コキ5500 中期・後期型」ということで、車番はコキ7000~8554(除く8540~8544)ということになります。レタリングはくろま屋さんの「コキ・チキ5500車番(品番5009)」を使用しましたが、7000番台が含まれておらず手元の天賞堂のコキ付属のインレタの残と組み合わせました。
その関係で車番はコキ7555とコキ7755。「75」と「77」は天賞堂から、「コキ」と「55」がくろま屋さんからです。

写真2. レタリング完了
2両で4カ所を貼るのに2カ所を失敗して貼り直し。苦手意識は払しょくできません。
貼り直しても「75」と「55」の間に微妙な間が・・・よく見ると「キ」の文字も欠けてますが今回はこのままにします。

そして全検標記はプリンタで印字してみました。
プリンタには白インクがないので、RGB値で赤3号を「合成」し白部分は白ヌキで表現しています。
これをシール紙に印刷してキットのパーツに貼ります。票差しの枠部分は黒印字で表現してみました。

写真3. 全検標記 写真がピンボケのように見えますが、そもそも印字がボケているのです。
プリンタの解像度というよりアプリケーション側の問題のようで、ペイントで作成した画像をワードに貼り付けて印刷しているのですが、ワード側で解像度を落としてしまっているようなのです。illustratorとかが使えれば改善しそうな気がしているのですが手が出せません。

写真4. 車体に貼りました
まあ走らせてしまえば判りませんよね(笑)

最後にクリアを吹いて完成。
今回は半光沢クリアを吹いたのですが、予想以上に光沢が。
さらにその光沢によって表面処理の甘さが強調されてしまいました。
もう一度つや消しクリアを上から吹いても良いのですが、これはいずれ施工するとして今回は冒頭の通りこれで完成とします。

写真5. 結構な光沢が・・・
光沢で「ペーパー感」もあらわに(笑)

たった2両ですが組み立て開始から完成までに約1カ月を費やしてしまいました。
工作時間を取れなかったとか塗装等での天候待ちとか理由(言い訳?)もありますが、手を動かすよりも考えている時間も多く、実質的な工作時間は4~5時間くらいだったという印象です(塗装の乾燥時間を含めず)。
さらに量産化の構想もあり、あと2両分のキットも入手済みで、今回の製作時の反省点・改善点をフィードバックして最終的にはコキ5500を20両程度を揃えたいなあ、と。先は長そうですが。


上りのドクターイエローを撮る

2020-06-09 | 散歩

昨日の話し。

仕事が休みだったので午前中はコキの塗装を。
どうも塗装には苦手意識があるもんで、塗料(ジェイズスプレー赤3号)は購入していたものの、なかなか踏み切れずにいたのですが、天気も良かったので意を決して(笑)

写真1. 天賞堂のコキ(写真奥)との比較

表面は下地(サフェ)処理等の甘さもあって少し荒れてしまいましたが、苦手な塗装はなんとか乗り切れました。下地処理については課題として次回は改善していきましょう。
後は手すりを取り付け、車番等をレタリングすれば完成ですね。実はレタリングも苦手なんですが。

◇ ◇ ◇

午後というか夕方になってちょっと外出。

表題のドクターイエローを撮りに行ってきました。いつもは通過時刻の関係で下り検測を撮るのですが、今回は珍しく上り検測。
時刻で言えば17時40分頃。今の時期ならまだ陽も高い、ということで出掛けたわけです。
場所はいつも(?)のポイント。今は相鉄・羽沢横浜国大駅からも歩いて行けるようになりました(クルマで行っちゃいましたが)。

写真2. ドクターイエロー(上り検測)

この上りの検測ですが、ダイヤとして臨時ののぞみ156/400号のスジで走っているようです。

それはそうとこのドクターイエローを待つ間、時刻表を見ながら走り去る「白い」新幹線を見送っていたわけですが、臨時便だけでなく定期便も一部運休していたような・・・。新型コロナウイルスの影響がここでも。

おまけ。

写真3. 同じ場所で下り検測(2019年4月1日)下りの検測はお昼頃に通過していきますので一年中狙えます。


早起きは三文の徳?

2020-06-06 | 散歩

6月になっちゃいました。
5月はコンテナ&コキの製作に明け暮れていましたが、その製作も現在停滞中。塗装待ちです。

さて昨日(6月5日)久しぶりに朝練に出てみました。狙うはこの時期恒例のSRC。場所はいつもの横浜羽沢駅周辺。いつもの場所と言うものの、相鉄の羽沢横浜国大駅の開業後にここで撮るのは初めてですね。

さて狙いの30分ほど前に現着してみると先客が一人。
軽く挨拶をしてカメラを準備しているとヘッドライトの光が。肩慣らしのつもりでカメラを構えると。
やってきたのは・・・

写真1. 2060レ
なんとEF66の27号機ではありませんか!
先客さまはこれを狙っていたようで、この後引き上げて行かれました。
ワタクシ的にはまったくの想定外だったので超ラッキー!まさに早起きは三文の徳。

その後は他に誰かが来ることもなく一人でSRCを待ちます。
そして定刻、やってきました。

写真2. 50レ(スーパーレールカーゴ)

お馴染みのSRC。
運転士さんもマスクをしているようですね。ご苦労さまです。

そして翌日(つまり本日)もまた朝練に出てしまいました。
狙いは同じくSRCですが狙う場所は足を延ばして根府川に。「根府川のS字」として有名なところ。実は私は初訪問なんですが。

現地に着いたのは3時30分頃。当然真っ暗。日の出を待ちます。
6月のこの時期、日の出の時間が一年で一番早くて4時26分頃(横浜市)。SRCの通過は推定4時15~20分頃。日の出の直前の時間帯なので撮れるか撮れないか判りませんが物は試しと出掛けて見た次第。

天気は薄曇りで満月にも霞がかかったような状態。
ようやく空が白み始め、何度となく試し撮りをして待っていたのですが、時間になってもSRCは来ない。
やって来たのは福山レールエクスプレス。羽沢通過はSRCの13分後なのに。

写真3. 52レ(福山レールエクスプレス)

SRCが来ないまま福山号が来ちゃいました(福山号は定刻か)。
時間はほぼ日の出の時間。
SRCの方は、と言えば何かのトラブルがあって遅れているらしい。
まあ遅れてくれた方が撮影条件は良くなるので助かるのですが「練習」にならない(笑)
ちなみにこの福山号(写真3)の撮影データはISO-3200で1/200sec。

そうこうしているうちにようやくSRCがやってきました。

写真4. 50レ(スーパーレールカーゴ)

定刻(推定)から約40分遅れ。時間としては前日の羽沢通過と同じくらい。
空はすっかり明るくなってます。これも早起きの御利益?

最後におまけ。

写真5. 1822M(前橋行き)
東海道線上り始発の前橋行きです。
遅れていたSRCが来る前に通過していきました。

せっかく来たのでサンライズも撮ってから帰るか、と思ったのですが、サンライズも遅れていたようで今日はSRCで撃ち止め。
次回はこの場所で定刻通過のSRCを狙ってみたいですね。
ということで今シーズンはあと1回か2回は訪れてみるつもりです。