きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

「だし」きみどり流制作記

2013-07-21 | 台所
この週末は所用に追われて外出(遠出)はできず。
115も185もお預け(?)です。

私が畑で作っている夏野菜が最盛期を迎えております。
夏野菜は1番ホーム

今夏のマイブームとして「だし」を作っています。
「だし」と言うのは山形名物として紹介されていますが、私の知り合いの山形出身者は「知らなかった」と言ってましたので、山形と言っても一部地域の伝統料理のようです。

では、作り方。
ただし今回の作り方はあくまでも「きみどり流」。まあ参考までに、ということで読み流してください。

材料の野菜は、キュウリ、ナス、ピーマン、ショウガ・ミョウガ、オクラ。

写真1. キュウリ・ナス・ピーマン

分量は、キュウリ5000個、ナス4000個、ピーマン300個。(いずれも3mm角程度のもの)


写真2. ショウガ・ミョウガ・オクラ

分量は、ショウガ1500個(2mm角で)、ミョウガ100個、オクラ100個(ミョウガ・オクラはt=2mmで)。

これらのパーツは細かいので細心の注意が必要です(笑)


写真3. すべてを混ぜる

あとコンブ(がごめ昆布)を適量加えて混ぜます。


写真4. 味付けしてできあがり

味付けはしょう油、砂糖、みりん、酒です。
今回は薄口しょう油100cc、砂糖大さじ1、みりん大さじ3、酒大さじ3(いずれも目見当)を一度煮きってから冷ましたものを使いましたが、簡単に作るときは市販のめんつゆ(濃縮タイプ)を使います。

オクラとコンブがいー感じでネバネバを出してくれます。

これで1時間ほど置けば食べられます。もちろん一晩置けばもっと味が馴染みます。
今回の分量だとウチですと2日ほどで消費します(大人2人で)。

そのままご飯に載せても良し、冷や奴に乗せたり、そうめん薬味としても良いですよ。

橋の向こうに潮干狩りに行ってきました

2012-04-23 | 台所
昨日(22日)は木更津に潮干狩りに行ってきました。
加入してる健保組合が年に1回開催しているもので、入漁料が不要なので(笑)ウチの潮干狩りもこの時だけです。

場所は木更津市の中の島公園です。

この場所はその名の通り「島」なので、橋を渡って行きます。

写真1. 日本一高い歩道橋

この橋、いわば「木更津ベイブリッジ」で木更津港に出入りする船が下を通るため、こんなに高くなっています。
「歩道橋」となっていますが、業務用?のクルマは通れるようになっています。

写真2. 中の島大橋

対岸から見た橋の全景です。

写真3. 潮干狩り場

橋の上から見た潮干狩り場です。

ここ数年は、毎年この潮干狩りに参加しているのですが、ほぼ毎年天候には恵まれません。
昨年はすっごい風で、中の島大橋を本当に這うように渡りました。

今年も予報は雨、気温も低く好天とは言えませんが、昨年に比べれば・・・・。
おまけに今年は大漁!
掘れば当たるという感じで、実質的に30~40分で既定の2kg(1人あたり)を採ってしまいました。
(実際には2kgに達してませんでしたが)

海水に触れるのでカメラは持っていかず、潮干狩りの様子の写真はありません。

海から上がったのはお昼前でしたので、昼食を食べて帰ることにしました。
立ち寄ったのは「アクアわくわく市場」。
昨年は潮干狩り前に立ち寄り、朝食を調達してから行きました。
今年は、潮干狩り後の昼食です。

名物はあなご天丼だということで、私とカミさんは迷わずあなご天丼。
私は以前に食べていますが、カミさんはお初です。

写真4. あなご天丼


二男は刺身定食、三男は海鮮丼をチョイス。

写真5. 海鮮丼と三男


お腹もすっかり満足し、そのままアクアラインを通って帰宅しました。

本心を言えば、せっかくの房総半島に行ったのですから、内房線やら外房線やらの写真も撮りたいところなのですが・・・・。


さて獲物ですが、昨晩からアサリづくしです。

写真6. 佃煮


写真7. 酒蒸し


いずれもカミさんのお手製です。
おいしく頂いております。

明日はどんなアサリ料理が登場するのでしょうか?

九ちゃん漬

2011-07-27 | 台所
スーパーに行ったらキュウリが山積みになって売っていたので、九ちゃん漬を作りました。
他に正式な名称があるのかないのか、ネットで検索しても「キューちゃん漬け」で検索すれば、多くのレシピを見つけることができます。

ウチでのレシピは私の母からもらったメモ。
表記もメモにならって「九ちゃん漬」でいきます。

写真1. レシピのメモ

もっともこのメモは母のオリジナルではなく、近所の人から教えてもらったものだとか。
実はウチの「おふくろの味」に九ちゃん漬けってなかったのです。
このメモも数年前の帰省の際にもらったものです。

以下はレシピに沿って作るだけです。

写真2. 塩をしたキュウリ

レシピの(2)です。
今回使用したキュウリは6本で750g。
レシピの重量に対しては4分の1ですが、漬け汁は2分の1の量で作りました。
一応、塩もきちんと計量してまぶします。

写真3. きつく水分をしぼったキュウリ

レシピの(3)。
キュウリを潰さないように、でもきつく水分をしぼります。

写真4. 漬け汁に入れられたキュウリ

レシピの(5)です。
これからひと煮たちさせます。
決して煮込んではいけません。

写真には千切りのショウガが写っていますが、ここでショウガが入っているのは間違いです。
レシピによれば、ショウガの投入は最後で良いんです。
間違いに気付かず、このままひと煮たちさせてしまいました。
・・・が、味に違いは感じなかったなあ(笑)

写真5. できあがった九ちゃん漬

レシピの手順でできあがれば、すぐに食べることもできますが、やっぱり一晩おいた方が味の馴染みが良いですね。

この写真は2晩置いたもの。
少々手間がかかりますが、食べきってしまうのは早いです。

梅酒の仕込み

2011-06-13 | 台所
毎年、この時期、梅酒を仕込みます。
って、去年は仕込んだかな?
去年は仕込んでないような気がする(笑)

これまた毎年のことですが、6月になる前には仕込みたいと思いつつ、八百屋の店頭から青梅が消え始めてあわててしまいます。
今年もご多分に漏れず、ようやく昨日(12日)になって、店頭にあった最後の青梅(和歌山県産)を買い求めて仕込みました。
梅干し用に少し黄ばんだ梅はまだまだ店頭に並んでいますが、梅酒作りに向いた青梅はもう店頭からは消えそうです。
(そんなわけで、毎年「もう少し早めに仕込めばよかった」と思うわけです。)

梅酒の仕込みは極めて簡単。
いつもはブランデーと氷砂糖で漬けるのですが、今回はブランデー+黒砂糖で漬けることにしました。

写真1. 漬け込み初日


今回の分量は、青梅 500g、黒砂糖 300g、(果実酒用)ブランデー 1000ccです。
青梅が 500g分しか手に入らなかったので、2リットル瓶で仕込みました。
飲みごろは3ヵ月後からです。

黒砂糖仕込みは今回が初めてです。
どんな味になるかが楽しみです。

足利流シュウマイ

2011-05-28 | 台所
先日、TV(2011-05-14:アド街ック天国)を見ていたら「足利流シュウマイ」が紹介されていました。

そこで40年近く解決していなかった疑問が解けました。
さてその疑問とは・・・。

子供の頃、足利(栃木県)に住んでいたことがあります。
週に1回、家の近くに「夜鳴きラーメン」がやってきました。
毎週ではありませんが、チャルメラの音に誘われてラーメンとシュウマイを買って(正しくは「買ってもらって」ですね)食べるのが楽しみでした。

数年後には足利からは引っ越してしまい、シュウマイが我が家の食卓に上ることもなくなりました。
我が家ではシュウマイは買って食べるものだったのです。
(おそらく当時は惣菜としてスーパーで売られているということもなかったと思います)

そしてそれからはシュウマイを食べるたびに「違う!」と思っていました。
あの崎陽軒のシウマイを食べても。

足利で食べたシュウマイはクニュっとした食感でした。
その食感が何に由来するのかが長年の疑問だったのです。
番組によれば、足利のシュウマイが特別なのであって、私が「違う」と思っていたシュウマイが標準だったんです。

思い出話しが長くなりましたが、謎が解けたところで自分であの食感を再現すべく、作ってみました。

必要な材料は、タマネギ、片栗粉、そしてシュウマイの皮(市販品)だけ。

作り方も簡単です。

タマネギのみじん切りと片栗粉を混ぜ、皮に包んで蒸すだけです。
もちろん(?)、グリーンピースは乗せません。

写真1. タマネギ(みじん切り)と片栗粉を混ぜる

具に水気がありませんので、皮に包んでも「まとまり」がありません。
皮の縁に少量の水を付けて閉じました。

そして蒸すこと15分。

写真2. できあがり

そして足利流のもうひとつの特徴は、これをソースで食べるということ。
ソースのことは私も覚えていませんでしたが、TVで紹介され、昔の記憶がよみがえってきました。

今回、もちろんソース(中濃)でいただきました。
このシュウマイにしょう油は合いません!(試しました)

そして肝心の食感。
一口食べて、「これ、これ」と思わず興奮してしまいました。
40年近い昔の記憶そのままの食感でした。

参考までに今回の分量です。
タマネギ中2個、片栗粉約1カップ、皮60枚です。
タマネギの大きさにもよりますが、これで具の量は約70~80個分というところでしょうか。
皮は60枚では足りませんでした。