きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

犬の墓

2010-08-30 | 散歩
和歌山シリーズの続きです。
今回は「犬の墓」を紹介いたします。

ここでピンと来たあなたはかなりの○○通です。
(ピンと来た方は、○○に好きな言葉を入れてください)

この「犬の墓」というのは、実はバス停です。

写真1. はい、バス停です


過去には、何回かTVでも取り上げられたことがあります。
私がこのバス停の存在を知ったのも、TVで紹介されたからなんです。

このバス停は、これまた実家からクルマで約20分ほどのところにあります。
和歌山市内から実家に行く道路沿いにあり、子供の頃からもう何十回と通過していたのですが、TVで紹介されるまで知りませんでした。

その昔、ここは南海(電鉄)バスが通っていました。
その時、このバス停があったかどうかは定かではありませんが、南海バスが路線を廃止した後は桃山町のコミュニティバス、平成18年に桃山町が町村合併で紀の川市になってからは、紀の川市のコミュニティバスのバス停として存続しています。

写真2. 「世界ケンミン遺産」認定証

この放送を偶然見て、このバス停の存在を知ったのです。

写真3. バス停(標)の全体


ここにバスで来るには、JR和歌山線・下井阪駅から紀の川市のコミュニティバスに乗ってください。
運行頻度は1日3往復、運賃は100円(小学生以下は無料)です。

ただしこのバスに乗っても私の実家には行くことができません。
私の実家に行くためには和歌山電鐡・貴志駅から出る別系統のコミュニティバスに乗る必要があります。

山の上のパン屋さん

2010-08-28 | 散歩
我が家が和歌山(実家)に行ったときに必ず立ち寄るパン屋があります。

何年か前にこっち(和歌山)に住む従兄に教えてもらってから、実家に来るたびに毎回立ち寄るようになりました。

このお店は、この記事のタイトル通り、山の上にあります。
こんなところで商売になるんかいな、と思うのですが結構有名なお店のようで、いつも賑わっています。

実家からはクルマで30分ほどの距離にあります。
今回は自宅に戻る際に、途中立ち寄ることにしました。

写真1. 見えてきた

お店が判りますか?正面の稜線にあるんです。

上の写真を撮影した場所から5分ほど山道を上ってお店に到着です。

写真2. お店の外観だけ


ウチの子らは、ここのパンがお気に入りで、お土産用だけでなく、帰りのクルマの中で食べる分も別に買っていました。

今回一緒に行った二男の友人たちも、「(横浜の)○○パン屋よりもうまい」と気に入ってくれ、ご家族の分もとたくさん買い込んでいました。
お口に合ったようで、なによりです。

谷瀬の吊り橋

2010-08-27 | 散歩
既報のとおり、22日から25日まで和歌山に行ってました。

毎年恒例の帰省なのですが、今年は二男が友人2名を招待したいというので、親御さんの許可のもと一緒に行くことに。
長男はアルバイトやら部活やらで今回は留守番。

【1日目】
22日は午前中に所用があって出発は14時。
友人2名の親御さんに見送られて出発です。
所要時間は約8時間、22時頃到着の見込みだったのですが、途中の渋滞や長めの休憩時間などにより到着は23時過ぎ。
夕食は途中で済ませましたので、この日は入浴してすぐに就寝。

【2日目】
翌2日目、私は近所に住む伯父や伯母のところに挨拶に行ったり、買い物に行ったり、医者に行ったり(!)。
子供らはお勉強(受験生なんです)、TVゲーム(受験生なのに)、散歩、川遊びなどで時間をつぶしていました。

【3日目】
そして3日目、奈良県十津川村にある谷瀬の吊り橋に行きました。
お友達が一緒なので、ちょっと面白い体験をしてもらおうと、出発前から今回の目玉として予定していました。
吊り橋までは実家からは片道約60km、2時間程です。
朝出発すれば昼過ぎには戻れる計算です。

写真1. 吊り橋が見えた!

私自身は3回目、ウチの家族は2回目ですが、初めて見る友人たちはから歓声があがります。

橋の周辺には数軒のお店があり、駐車場もありますが、私は橋の袂の村営駐車場(有料)にクルマを停めました。

写真2. 危険ですから一度に20人以上はわたれません

この吊り橋は人道橋です。
我々のような観光客は歩いて渡るしかありませんが、地元の人は自転車やバイクでも渡っていきます。
前回の訪問時には「ちょっと、ごめんなさいね~」と地元の方のバイクに追い抜かれて、びっくりしました。

写真3. 橋の由来

橋の由来です。
現在での総工費は判りませんが、仮に100倍(8億円)だとして、1戸あたりの負担は2000万円。
「思い切った負担」とありますので、現在の金額としてこんな感じなのでしょうか。

写真4. 正面から


この橋は、ワイヤーと板(もちろん木製!)だけでできています。
それゆえ人が歩くだけで結構揺れます。風が吹いても揺れます。
なのでとても怖い。本当に怖い。

橋の幅は約2m程、歩行路もは両端まで床板がなく、「手すり」につかまりながら歩く(渡る)ことが難しい。
そのことも恐怖感をあおります。

写真5. 子供たちはさっさと渡りだす

写真手前(左)の女性の姿が怖さを物語ってます。

子供らは、歓声をあげながらさっさと渡り始めました。
一方、私とカミさんは途中まで渡ったのですが、1/3程度まで渡ったところで引き返しました。
もちろん怖さで。

実は、前回も(私は前々回も)渡れませんでした。
ただ、恐怖心は確実に減少してきています。
今回、片道だけなら渡れると確信しました。
しかし、渡ったら戻らなければならないと考えてしまうと、渡りきることを躊躇してしまうのです(言い訳モード)。

実は橋の反対側にクルマを回せるようなので、誰かが向こう側で待っててくれれば・・・。

写真6. 元気よく戻ってきた子供たち

カメラを向けるとポーズをとる余裕も。

子供たちの感想は「楽しかった」ということでしたので、私としては連れてきた甲斐がありました。
二男とその友人たちも全員(三男も)が橋を往復できましたので良い思い出になったと思います。

さて吊り橋からの戻り道、ちょうど昼食時になりましたので、もう一つの目玉、和歌山ラーメンです。
せっかく和歌山まで来てもらったのですから。

写真7. 和歌山ラーメンです

私が良く行く店までは遠いので、今回は国道24号線沿いで偶然見つけたお店に入りました。

和歌山ラーメンにも満足してもらえたようです。

そして、ラーメンを食べた後、和歌山電鐡の貴志駅に向かったのでした。

和歌山の話しはもう少し続けます。
お付き合いください。

スーパー駅長「たま」

2010-08-26 | 散歩
せっかくですので、「たま」駅長の様子をご紹介しましょう。

駅舎がリニューアルされ、「たま」も個室(駅長室?)をもらいました。

写真1. 駅長室

駅長室には「奥の間」もあるようですが、「面会」用のガラスはこの写真の幅だけです。
そのため一目駅長の姿を見ようと、ガラスの前は常に人だかりで「面会」もままなりません。
夏休み中とは言え、平日でも相変わらずの人気ですね。

写真2. 駅長!

ようやく駅長の姿を捉えることができました。
実はこれはカミさんが撮ったもので、この時、私は電車を撮ってました(笑)。

写真3. 3年前の駅長と駅長席?

こちらは3年前(2007年)の夏に撮影したものです。
このときは直接、撫でたりすることもできました。

私らは3年前に見ていましたが、「たま」駅長の人気はきっと3年前以上なんでしょうね。
駅長も11歳ということで、それなりのご高齢ですし、直接お客さんと触れ合うとストレスもたまってしまうということで個室を設けたのかもしれません。
個室は個室でストレスがたまりそうにも見えますが・・・。


和歌山電鐡 貴志駅

2010-08-25 | 散歩
週遅れの夏休みを取って実家のある和歌山に行ってきました。
22日(日)に出発し、本日(25日)戻ってきました。
往復クルマでしたので、和歌山での滞在は実質2日間。
出発前は、「鉄」ネタを追うべくあれこれ画策したのですが、実家に行くとなるとそれなりに雑用(?)も多く、今回「鉄」は諦めざるを得ませんでした。

そんな中で唯一「鉄」らしいものということで、和歌山電鐡の貴志駅に行ってきました。

貴志駅と言えば、スーパー駅長「たま」がいる駅として全国的に知られるようになりましたが、実家からはクルマで30分ほどのところにあります。

スーパー駅長「たま」の人気に乗じて、駅舎まで改築してしまいました。
今春から改築に取り掛かり、この8月初めに完成したということで、完成直後の貴志駅の姿をみることができました。

写真1. 駅正面から

駅舎のデザインモチーフは猫です。
屋根上には耳があり、目や口(鼻?)もあります。

写真2. 裏側

猫の頭の後頭部となるでしょうか。
ホーム側から見たところです。
貴志駅は側線付きの1面1線の駅です。

写真3. めずらしい一般塗装車

和歌山電鐡では、おもちゃ電車、いちご電車、たま電車と特別仕様の電車が3本に2本の割合で運転されています。
この日たまたま貴志駅に行ったときに到着した電車は一般塗装の2700系がやってきました。
ある意味で珍しい電車ということになりますね。

和歌山ネタはまだ続きます。