きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

デジカメ写真のファイル管理 * 秀丸エディタ

2011-06-29 | 書斎
デジカメ写真のファイル整理について、昨年の10月にファイルコピーツールの話しを投稿しました。
(2010-10-02: デジカメ写真のファイル整理)
その後もこのコピーツールは愛用しています。

現在、撮影した写真は撮影日別のフォルダを作り、そこにすべてのファイルを保存しています。
業務上の写真も私的な写真も混在です。
これでも、いつ(いつ頃)撮影したかさえ判明すれば容易に検索できます。
下手なジャンル分けを行うよりは実用的だと思っています。
この撮影日別に写真を振り分けて保存(コピー)するのに、コピーツールを使用しているわけです。

それでも「あの写真、いつ撮ったっけ?」とか、「あの写真を撮ったはずだけど・・・」ということも少なくありません。
写真の検索について、画像管理ソフトと呼ばれるものも試してみましたが、なかなか「これだ!」というものがなく、結局は記憶頼りの検索のままでした(いや、今でも記憶頼りの検索です・・・・笑)。

そして今、実用化を進めている(?)のが、これからご紹介する方法です。
画像管理ソフトは使いません。
使用するのは「秀丸エディタ」。
秀丸エディタ自体は私がWindows3.1の頃から愛用しているテキストエディタです。

撮影した写真は、外付けのHDDに年別-日付別のフォルダを作って保存しています。
そして、各フォルダに1つテキストファイルを作って保存しておきます。
図表1 に見える「2011-05-07.txt」というファイルがそれです。
この日付ベースのファイル名が後で役に立つのです。

図表1. 日付別のフォルダ


そのテキストファイルの内容は図表2 に示すようなものです。
思いつくキーワードをつらつらと書き並べただけです。
あとはフォルダへのリンクを記述しておきます(17行目)。

図表2. テキストファイルの中身

5月7日、はまかいじを撮りに行った際の「メモ」ですね。

準備と言えるものは以上でおしまい。
撮影が終わり、コピーツールでファイルをコピーして、(ツールで作成された)フォルダに上のようなテキストファイルを作っておくだけです。

次いで検索の方法です。

検索に秀丸エディタの「grep」という機能を利用します。
秀丸エディタを起動して・・・

図表3. 秀丸エディタ起動之図


メニューで[検索]→[grepの実行]と進みます。
試しに「新幹線」で検索してみます。

図表4. grepの設定画面


ファイルは拡張子だけを指定。
grepの実行時に「サブフォルダも検索」をチェックしておくのを忘れずに。

そして検索(grep)を実行すると図表5 のような検索結果の画面になります。

図表5. 検索結果


検索結果は、キーワードが含まれるファイル名(パス付き)と、キーワードが何行目にあったかが表示されます。
ファイル名が撮影日を表しているわけで、記憶ともリンクが可能になります。

記憶を頼りに(?)、タグジャンプ機能を使って、該当のファイルを開きます。
タグジャンプとは記述されているファイル名を開き、指定の行にジャンプするという秀丸エディタの機能です。
ここでは4行目の2008年の行を選んでF10キー(秀丸エディタでのタグジャンプ・キー)を押します。
すると2008年7月5日のファイルが開きます(図表6)。

図表6. 2008年7月5日のファイル

(説明のために余計なキーワードを消しています)

さらにファイル内にはフォルダへのリンクが記述されています(8行目)ので、その行をダブルクリックすると、写真が保存されているフォルダが開きます(図表7)。

図表7. 2008年7月5日の画像フォルダ

(説明のためにマズイ写真は消しています・・・笑)

こうして文字で書くと非常にめんどくさいことをやっているように思われるかもしれませんが、実際には私の場合、秀丸エディタを開いて作業をしていることが多く(実際、この原稿も秀丸エディタで書いてます)、思い立ったところで(1)grepして、(2)F10(タグジャンプ)を押して、(3)ダブルクリックするだけですから、慣れてしまえば簡単です。

またこの「システム」は、画像ファイルをCD-RやDVD-Rに焼いたとしても、テキストファイルも一緒に焼いておけば、秀丸エディタさえあれば、検索が可能というメリットもあります。
おそらく一般的な画像管理ソフトではCD-RやDVD-Rの画像は管理できないのではないでしょうか?
(検証していないので私の推測ですが)

せっかくなので、最後にここで検索した新幹線(0系)の写真を。

図表8. 0系/新大阪駅にて

撮影日は今さら説明するまでもなく2008年7月5日です。
仕事で大阪に出張した際に撮影したものです。

関連
・Picmv (HASHIMOTO N's Web Page: デジタルカメラ転送ツール)
・秀丸エディタ (秀まるおのホームページ: ソフトウェア)
・grep (ウィキペディア: grep)



新通路完成 * 武蔵小杉駅

2011-06-25 | 散歩
本日は出勤でした。

そしてたまたま(?)本日、武蔵小杉駅の新連絡通路が開通すると言うので少し回り道をしてみました。
以下、南武線側から横須賀線への乗換えに沿ってご紹介いたします。

写真1. 南武線下りホーム

左に見える線路は南武線です。
しばらく線路に沿って歩きます。
完成予想図によれば、この区間に動く歩道が設置されるようです。
右の壁の向こう側で工事が進められているのでしょうか?
今回の「開通」には間に合わなかったのかな。

写真2. 動くスロープぅ?

「動く歩道」ではなく「動くスロープ」と呼ぶようですが、車いすやベビーカーは通行できません。

写真3. 動くスロープです

当然と言えば当然ですが、(スロープの)上りと下りがペアで設置されています。
左の通路を進むとエレベータ乗り場です。車いすやベビーカーはエレベータにどうぞ、ということのようです。

写真4. 動くスロープに乗る

南武線側から進むと初めは下りの動くスロープです。
このスロープは意外に「急坂」です。手すりにつかまっていても前のめりになってしまいます。
「動く歩道」と呼ばない(呼べない)理由がここにあるようです(笑)
ちょうど綱島街道・新幹線の下あたりです。

写真5. また下り

写真4の先、右折するとさらに下りのスロープがあります。

写真6. そして長い通路

ここは横須賀線の真下かな。
窓はありません。

写真7. 今度は上りの動くスロープ

ここまでは地上1階というよりも、地下1階レベルだったようで、このスロープを上ることで地上1階のレベルになります。
左の階段はエレベータからの通路(左上に見える)に合流します。

写真8. 横須賀線ホームへのエスカレータ

そして横須賀線ホームへのエスカレータの乗り口に到着です。
この写真のエスカレータはこれまで工事中だったもので、これもおそらく本日から使用開始になったものだと思われます。
これが南武線に一番近いエスカレータで、このエスカレータの使用開始で「これまでよりも100m短縮」と謳っているような気もします(笑)。
そんな位置にあるエスカレータです。

さて、本日は写真を撮りながらの乗換えだったので、実際に乗換えにどのくらいの時間がかかるのか、果たして短縮は短縮されたのか、については検証していません。

これについては、近いうちに検証してみましょう。
場合によっては私も通勤経路を変えるかも。

関連記事

2010-03-13:横須賀線 武蔵小杉駅 開業
2010-09-01:武蔵小杉駅の連絡通路
2011-05-31:武蔵小杉駅 新連絡通路は開通延期

ダビング大作戦? * 地デジ化1カ月前

2011-06-24 | 書斎
今日は6月24日。
テレビの地上デジタル放送(地デジ)への完全移行までちょうど1カ月となりました。

ほぼ1年前にこのブログで「地デジ化(アナログ波の停波)は半年から1年先送りされる」と予言したのですが、外れることはほぼ確実となりました(笑)。
(2010-0528:新旧東京タワー)

「3月に総務省から発表があるのでは」と読んでいたのですが、震災の関係でそんな場合ではなくなったんだと推察しています(負け惜しみです・・・・笑)。

さて、皆様方のお宅では地デジへの準備はお済みでしょうか。
我が家では、居間に地デジ対応の液晶TVとBDレコーダーがありますが、子供たちの部屋にはアナログのTVとDVDレコーダーが残っています。

その対応策としては、居間のBDレコーダーと子供部屋のDVDレコーダーを入れ換え、デジタル対応TV + アナログDVDレコーダー(居間)とデジタル対応BDレコーダー + アナログTV(子供部屋)に組み換えることで対応しようと考えています。
これなら廃棄物ゼロ、追加投資ゼロで行けますからね。
(子供は新しいTVを欲しがっていますが・・・)

それはそれとして粛々と準備を進めるだけですが、録画した地デジの番組というのがなかなか厄介です。

我が家のDVDレコーダーとBDレコーダーはともにP社製のもの。
ところがBDレコーダーで録画したDVDはDVDレコーダーで再生できないのです。
同じ会社の製品だというのに。
いろいろと著作権保護に関わる規格の問題だということは理解していますよ。
しかし不便でしかたがない!

(一部であろう)違法なダビングをした者を取り締まれば良いのあって、万人に不便を強いる必要はない!というのが私の主張。
クルマのスピード違反と同じで、法律上100km/hが上限だからとすべてのクルマに速度制限機を取り付けるようなものです。

そこでちょっと考えてみました。
BDレコーダーに録った地デジ番組をアナログDVDレコーダーにダビングする方法。

あっ!結論を先に言っておきます。
失敗しました。

ビデオケーブル(黄色と赤と白のヤツ)で繋いでダビングというのはダメなんです。知ってました。
そこで考えたのがRFモジュレータ。
ビデオ信号をアンテナ信号に変換し、DVDレコーダーのチューナー経由でダビングしようというわけです。
テレビの2チャンネル(関東地方の場合)で見るアレです。

写真1. 手製のRFモジュレータ

知り合いの方が手持ちのジャンク品を組み合わせて作ってくれました。
(電源は携帯の充電器を流用してます)

で結果ですが、上に書いたように失敗でした。

BDレコーダーから、DVDレコーダー(のハードディスク)にはダビング(コピー)できました。
しかしそこからDVDに書き出すことができないのです。
アンテナ信号に変換してもコピーガードの信号は除去されないようです。

まあ、私自身はハードディスクに録って、見たら削除という視聴方法なのでディスクに移して保管・コレクションをすることはなく、今回の「実験」が失敗でも困りません。
ちょっと思いついたのでやってみました、という話しでございました。

そうです。
コピーガードを破ろうって輩はどんなことをしたってやるんです。
ダビング(コピー)フリーにしたって、みんなが皆、違法コピーをするわけじゃないのに。
やったヤツを取り締まれば良いんです。

特貨電 * 東海道貨物線

2011-06-18 | 散歩
今週末から約1ヵ月間、仕事の都合で土曜・日曜出勤が続きます(明日を除く)。
にもかかわらず、今朝、一昨日(16日)に続いてスーパーレールカーゴを撮りに行ってしまいました。
一昨日の写真は失敗でしたからね。

今朝の場所は一昨日の場所から1kmほど東京寄りの線路脇。
以前から誰かがガラクタで「お立ち台」を作ってある場所です。

写真1. こんな場所です

4時半(もちろん朝です)に着いたのですがすでに先客が待機していました。
あいさつを交わすと「時々来ているが、ここで他の人に会うのは初めて」だとか。
この時期のこの時間帯だからでしょうか。
一等席は譲って、私は少し後ろでポジションを確保しました。

写真2. EF210-16

一昨日撮ったEF210-11と同じ列車だと思います。
残念ながら時刻表(ダイヤ)が無く列車番号も判りません。
今回のタイトル「特貨電」という呼称も初めて知りました。
(wikipedia:高速貨物列車)

写真3. EF66-119

一昨日は、EF66-114でした。

そして今回の(今回も)本命の「特貨電」がやってきました。
写真4. 来た来た


写真5. Mc250-2

今日は車番が読み取れました(笑)

他の写真もそうですが、明るさが足りないためにスローシャッターになってしまうので、カメラを振って少し流すように撮ってみました。
その他にも少しカメラの設定をいじってフルオートから一歩踏み出してみました。

写真6. Mc250-1

振り返りでもう1枚。
M250形のトップナンバーでした。

一昨日はこの列車を撮ったところで帰宅したのですが、今日はあと1本粘ってみることにしました。
なにか「あて」があったわけではないのですが、先客さんも立ち去る様子がなかったので。

そしてやってきたのが・・・

写真7. EF66-54


EF66の0番台!
正直なところまだ現役で走っているとは思っていませんでした。
塗り分けが変わっていたり、運転席上に冷房装置が追加されたりして、少し印象が変わっていますが、まぎれもなく(私の知っている)EF66です。

これを撮ったところで私は帰宅。
朝食を取って出勤いたしました。

朝飯前の一仕事、ということでした。

貨物電車 * 横浜羽沢駅

2011-06-17 | 散歩
先週、今週の2週間は体調がメタメタでした。
5日の夜に急な発熱。6日、7日は仕事を休んで安静にしてました。

そして10日になって今度は全身に発疹。
発熱のために医者から処方された抗生物質に「当たった」らしい。

そして仕上げ(?)は14日夜に急な腹痛。原因は結石。
あまりの痛さに救急車を要請して病院に行くも、鎮痛剤を注射されただけで未明に帰宅。
一晩痛みに耐え、15日の昼前に痛みが治まり再度病院へ行き、ようやく専門医の診察。
レントゲンの結果、石は膀胱にあることが判明。
実はこの石、3月の人間ドックの時には腎臓にあったもの。
腎臓から膀胱への移動するときに激しい痛みを伴うのです(実は今回で3回目/20年間)。

そんなわけで(?)いささか生活のリズムが狂ってまして、16日は朝3時過ぎに目が覚めてしまいました。
そこでふと思い立ち、体調を戻すためにも貨物電車を撮りに行くことにしました。

行った場所は横浜羽沢(貨物)駅。
ウチからはクルマで20分ほどで着きます。

写真1. EF210-11

現地に到着してすぐにやってきたのがEF210の牽く貨物「列車」。

写真2. EF66-114

3分後にはEF66牽引の貨物「列車」。

写真3. お目当ての貨物「電車」

スーパーレールカーゴです。
JR貨物が誇るM250系貨物「電車」です。
東京(貨)~大阪(安治川口)間を深夜発・早朝着で運転されているため、日の出の早いこの時期しか撮ることができません。

横浜羽沢駅通過は午前4時56分前後。夏至の前後のこの時期は梅雨時というのが痛いですね。
写真は明るく見えますが、あいにくの曇り空のため実際にはもう少し暗い感じです。
コンデジのautoモードで撮ったため、シャッター速度が遅めで列車がぶれてしまっています。
拡大して見るに堪えない写真になってしまいました。

さて、写真を撮ったこの場所は将来、相鉄・JR連絡線の羽沢駅(仮称)ができる場所です。
新駅ができたときには旅客ホームから行き交う貨物列車を撮れるのと良いなあ。