デジカメ写真のファイル整理について、昨年の10月にファイルコピーツールの話しを投稿しました。
(2010-10-02: デジカメ写真のファイル整理)
その後もこのコピーツールは愛用しています。
現在、撮影した写真は撮影日別のフォルダを作り、そこにすべてのファイルを保存しています。
業務上の写真も私的な写真も混在です。
これでも、いつ(いつ頃)撮影したかさえ判明すれば容易に検索できます。
下手なジャンル分けを行うよりは実用的だと思っています。
この撮影日別に写真を振り分けて保存(コピー)するのに、コピーツールを使用しているわけです。
それでも「あの写真、いつ撮ったっけ?」とか、「あの写真を撮ったはずだけど・・・」ということも少なくありません。
写真の検索について、画像管理ソフトと呼ばれるものも試してみましたが、なかなか「これだ!」というものがなく、結局は記憶頼りの検索のままでした(いや、今でも記憶頼りの検索です・・・・笑)。
そして今、実用化を進めている(?)のが、これからご紹介する方法です。
画像管理ソフトは使いません。
使用するのは「秀丸エディタ」。
秀丸エディタ自体は私がWindows3.1の頃から愛用しているテキストエディタです。
撮影した写真は、外付けのHDDに年別-日付別のフォルダを作って保存しています。
そして、各フォルダに1つテキストファイルを作って保存しておきます。
図表1 に見える「2011-05-07.txt」というファイルがそれです。
この日付ベースのファイル名が後で役に立つのです。
図表1. 日付別のフォルダ
そのテキストファイルの内容は図表2 に示すようなものです。
思いつくキーワードをつらつらと書き並べただけです。
あとはフォルダへのリンクを記述しておきます(17行目)。
図表2. テキストファイルの中身
5月7日、はまかいじを撮りに行った際の「メモ」ですね。
準備と言えるものは以上でおしまい。
撮影が終わり、コピーツールでファイルをコピーして、(ツールで作成された)フォルダに上のようなテキストファイルを作っておくだけです。
次いで検索の方法です。
検索に秀丸エディタの「grep」という機能を利用します。
秀丸エディタを起動して・・・
図表3. 秀丸エディタ起動之図
メニューで[検索]→[grepの実行]と進みます。
試しに「新幹線」で検索してみます。
図表4. grepの設定画面
ファイルは拡張子だけを指定。
grepの実行時に「サブフォルダも検索」をチェックしておくのを忘れずに。
そして検索(grep)を実行すると図表5 のような検索結果の画面になります。
図表5. 検索結果
検索結果は、キーワードが含まれるファイル名(パス付き)と、キーワードが何行目にあったかが表示されます。
ファイル名が撮影日を表しているわけで、記憶ともリンクが可能になります。
記憶を頼りに(?)、タグジャンプ機能を使って、該当のファイルを開きます。
タグジャンプとは記述されているファイル名を開き、指定の行にジャンプするという秀丸エディタの機能です。
ここでは4行目の2008年の行を選んでF10キー(秀丸エディタでのタグジャンプ・キー)を押します。
すると2008年7月5日のファイルが開きます(図表6)。
図表6. 2008年7月5日のファイル
(説明のために余計なキーワードを消しています)
さらにファイル内にはフォルダへのリンクが記述されています(8行目)ので、その行をダブルクリックすると、写真が保存されているフォルダが開きます(図表7)。
図表7. 2008年7月5日の画像フォルダ
(説明のためにマズイ写真は消しています・・・笑)
こうして文字で書くと非常にめんどくさいことをやっているように思われるかもしれませんが、実際には私の場合、秀丸エディタを開いて作業をしていることが多く(実際、この原稿も秀丸エディタで書いてます)、思い立ったところで(1)grepして、(2)F10(タグジャンプ)を押して、(3)ダブルクリックするだけですから、慣れてしまえば簡単です。
またこの「システム」は、画像ファイルをCD-RやDVD-Rに焼いたとしても、テキストファイルも一緒に焼いておけば、秀丸エディタさえあれば、検索が可能というメリットもあります。
おそらく一般的な画像管理ソフトではCD-RやDVD-Rの画像は管理できないのではないでしょうか?
(検証していないので私の推測ですが)
せっかくなので、最後にここで検索した新幹線(0系)の写真を。
図表8. 0系/新大阪駅にて
撮影日は今さら説明するまでもなく2008年7月5日です。
仕事で大阪に出張した際に撮影したものです。
関連
・Picmv (HASHIMOTO N's Web Page: デジタルカメラ転送ツール)
・秀丸エディタ (秀まるおのホームページ: ソフトウェア)
・grep (ウィキペディア: grep)
(2010-10-02: デジカメ写真のファイル整理)
その後もこのコピーツールは愛用しています。
現在、撮影した写真は撮影日別のフォルダを作り、そこにすべてのファイルを保存しています。
業務上の写真も私的な写真も混在です。
これでも、いつ(いつ頃)撮影したかさえ判明すれば容易に検索できます。
下手なジャンル分けを行うよりは実用的だと思っています。
この撮影日別に写真を振り分けて保存(コピー)するのに、コピーツールを使用しているわけです。
それでも「あの写真、いつ撮ったっけ?」とか、「あの写真を撮ったはずだけど・・・」ということも少なくありません。
写真の検索について、画像管理ソフトと呼ばれるものも試してみましたが、なかなか「これだ!」というものがなく、結局は記憶頼りの検索のままでした(いや、今でも記憶頼りの検索です・・・・笑)。
そして今、実用化を進めている(?)のが、これからご紹介する方法です。
画像管理ソフトは使いません。
使用するのは「秀丸エディタ」。
秀丸エディタ自体は私がWindows3.1の頃から愛用しているテキストエディタです。
撮影した写真は、外付けのHDDに年別-日付別のフォルダを作って保存しています。
そして、各フォルダに1つテキストファイルを作って保存しておきます。
図表1 に見える「2011-05-07.txt」というファイルがそれです。
この日付ベースのファイル名が後で役に立つのです。
図表1. 日付別のフォルダ
そのテキストファイルの内容は図表2 に示すようなものです。
思いつくキーワードをつらつらと書き並べただけです。
あとはフォルダへのリンクを記述しておきます(17行目)。
図表2. テキストファイルの中身
5月7日、はまかいじを撮りに行った際の「メモ」ですね。
準備と言えるものは以上でおしまい。
撮影が終わり、コピーツールでファイルをコピーして、(ツールで作成された)フォルダに上のようなテキストファイルを作っておくだけです。
次いで検索の方法です。
検索に秀丸エディタの「grep」という機能を利用します。
秀丸エディタを起動して・・・
図表3. 秀丸エディタ起動之図
メニューで[検索]→[grepの実行]と進みます。
試しに「新幹線」で検索してみます。
図表4. grepの設定画面
ファイルは拡張子だけを指定。
grepの実行時に「サブフォルダも検索」をチェックしておくのを忘れずに。
そして検索(grep)を実行すると図表5 のような検索結果の画面になります。
図表5. 検索結果
検索結果は、キーワードが含まれるファイル名(パス付き)と、キーワードが何行目にあったかが表示されます。
ファイル名が撮影日を表しているわけで、記憶ともリンクが可能になります。
記憶を頼りに(?)、タグジャンプ機能を使って、該当のファイルを開きます。
タグジャンプとは記述されているファイル名を開き、指定の行にジャンプするという秀丸エディタの機能です。
ここでは4行目の2008年の行を選んでF10キー(秀丸エディタでのタグジャンプ・キー)を押します。
すると2008年7月5日のファイルが開きます(図表6)。
図表6. 2008年7月5日のファイル
(説明のために余計なキーワードを消しています)
さらにファイル内にはフォルダへのリンクが記述されています(8行目)ので、その行をダブルクリックすると、写真が保存されているフォルダが開きます(図表7)。
図表7. 2008年7月5日の画像フォルダ
(説明のためにマズイ写真は消しています・・・笑)
こうして文字で書くと非常にめんどくさいことをやっているように思われるかもしれませんが、実際には私の場合、秀丸エディタを開いて作業をしていることが多く(実際、この原稿も秀丸エディタで書いてます)、思い立ったところで(1)grepして、(2)F10(タグジャンプ)を押して、(3)ダブルクリックするだけですから、慣れてしまえば簡単です。
またこの「システム」は、画像ファイルをCD-RやDVD-Rに焼いたとしても、テキストファイルも一緒に焼いておけば、秀丸エディタさえあれば、検索が可能というメリットもあります。
おそらく一般的な画像管理ソフトではCD-RやDVD-Rの画像は管理できないのではないでしょうか?
(検証していないので私の推測ですが)
せっかくなので、最後にここで検索した新幹線(0系)の写真を。
図表8. 0系/新大阪駅にて
撮影日は今さら説明するまでもなく2008年7月5日です。
仕事で大阪に出張した際に撮影したものです。
関連
・Picmv (HASHIMOTO N's Web Page: デジタルカメラ転送ツール)
・秀丸エディタ (秀まるおのホームページ: ソフトウェア)
・grep (ウィキペディア: grep)