きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

遠鉄再訪

2015-08-30 | 散歩
週末、遠鉄に乗りに行ってきました。

私自身は、6月に出張の際に乗っていますので、約2か月ぶりの再訪、というわけです。
今回は、仕事ではなく、学生時代の友人ら総勢5人で、それも新幹線を使わずに。

遠鉄に乗りに行った目的は、モハ30形に乗車するため。
モハ30形は、遠鉄に残る最後の吊り掛け式電車にして、日本においては吊り掛け式の最後の新製車両(普通鉄道用として)なんだとか。
すでに遠鉄でも予備車となり、営業運転から外れていましたが、夏休みに「特別運行」するということで、吊り掛けサウンドを堪能しようと、おじさん5人で18きっぷで浜松まで足を運んだ次第。


写真1. モハ30形(モハ27)(2012年1月15日撮影)

3年前に遠鉄に乗った際に、新浜松駅で撮ったものです。


写真2. モハ30形(モハ25)(2015年6月20日撮影)

今回の特別運行はこのモハ25号車+クハ85号車です。
新浜松駅の2番線でこのように寝ている姿に見慣れていたわけですが・・・
(モハ27号車とはクーラーの形態が違ってますね)


写真3. 1番線に停まるモハ30形(モハ25)

この日は1番線に入線。
2番線は普段は客扱いしていません。


写真4. クハ80形(クハ85)

モハ30の相方はクハ80。
新浜松に寝ていてはクハを先頭にした姿は見ることができません。
この日も「乗り(聴く?)」をメインにしていましたので、沿線での撮影もなし。
西鹿島駅にて、ようやくクハを先頭にした全景を撮ることができました。


写真5. 車内(クハからモハを見る)

今の遠鉄車(1000形、2000形)は3ドア。対してモハ30は2ドア。
なんとか2ドア車の車内だと判ります。


写真6. 西鹿島駅にて

西鹿島で特別運行を終え、車庫前で小休止(?)してモハ1000形と並んでいるところに、新浜松からのモハ2000形が到着です。
偶然にも現時点での遠鉄の3形式が顔をそろえた瞬間です。


写真7. 西鹿島駅(2012年1月15日撮影)

3年前に撮ったものです。
今回は撮影に夢中になり(笑)西鹿島の駅から出ることがありませんでしたので、前回訪問時のものでお茶を濁させていただきます。


写真8. 共通1日フリーきっぷ

今回は、新浜松~西鹿島をモハ30に乗って1往復半して西鹿島へ。
西鹿島からは天竜浜名湖鉄道に乗って掛川に出て帰宅、というコースでした。
というわけで、以前の訪問時にも購入した共通1日フリーきっぷを購入しました。
これは遠鉄線の全区間乗り放題と天浜線の東区間(西鹿島~掛川)の乗り放題がセットになったもの。


写真9. フリーきっぷ(西コース)(再掲)

以前も購入した、ということで前回のものを見てみると・・・
前回は「西コース」を購入していました。
西コースは、天浜線の乗り放題区間が、天竜二俣~新所原というものです。
デザインが微妙に異なってます。
車両の並びが違うのは、天浜線内で検札(?)の際に一目で判るように、ということでしょうね。

おそらくモハ30はもう走らないと思われますが、気になるモノを発見してしまいましたので、遠鉄にはまた訪問するつもりです。
今度は新幹線かな(笑)

真土トンネル(和歌山線番外編)

2015-08-19 | 縁側
和歌山線の番外編です。

いや、場合によってはこちらの方が主役になるかもしれませんが。

隅田アーチのすぐそばに古いトンネルがありました。

写真1. トンネルだ!


和歌山線との位置関係を踏まえると、どう考えても旧線のトンネルです。

まず脳裏に浮かんだのは和歌山線の電化(昭和59年=1984年)に際して、断面の小さいトンネルを避けて新線に切り替えたのではないか、ということ。
アーチ橋がコンクリート製で比較的新しく見えるのも合点がいきます。


写真2. 旧線跡(?)から見る


トンネルの入り口までは簡単に近寄ることができます。

写真3. トンネルポータル

煉瓦積みの立派なポータルです。

帰宅後に調べてみると・・・

名称は「真土(まつち)トンネル」。
完成したのは明治31年(1898年)で117年前のこと。
そしてアーチ橋はというと、想像よりは古く、昭和26年(1951年=64年前)にできたもののようです。
橋本新聞(2012年5月9日版)などから)

また、このトンネルは和歌山線で唯一のトンネルだったそうで、トンネル廃止後の現在は和歌山線にはトンネルはありません。
実はなかなかに貴重なものだったんですね。
事前に知っていれば・・・

次の機会にはもう少し詳細に探索してみます。






本運用@和歌山線

2015-08-18 | 散歩
前日に回送、そしてこの日が「本運用」です。

Satokawaさんが「夏休みに和歌山線の105系を撮る」というので、お付き合い&道案内をさせていただくことにしました。
待合せは橋本駅(横浜線じゃないですよ)。
前夜に大阪に泊まっていたSatokawaさんの到着を待ちます。


写真1. 橋本駅にて

改札越しに1枚。おそらく和歌山行き(445M)でしょう。

Satokawaさんと合流後、最初に向かったのは隅田~大和二見間にあるアーチ橋。
私はその存在を知りませんでした。
橋本駅からクルマで10分ほどで最寄りの隅田駅に到着です。


写真2. 奈良行き(438T)

お目当てのアーチ橋はコンクリート製です。新しいもののようです。
電車の方は春日色。
奈良行きということで、ここから奈良駅まで2時間弱。始発の和歌山駅からだと約3時間の長旅ですね。


写真3. 和歌山行き(445M)

同じポイントから。
10数分待ちで和歌山行き、和歌山地域色でした。

次の電車までは約40分待ち。
もう一つの目的に向かうことにしました。

もう一つの目的地とは、西笠田~笠田間にある通称「笠田カーブ」。
私自身は2年前に訪れています
移動には京奈和道(橋本東IC→紀北かつらぎIC)を使います。


写真4. 和歌山行き(445M再)

なんと先に撮った和歌山行きを追い越ししまったようで、ここでもう一度ご対面です。
ここでは後追いでクハの顔を撮影。

次の電車まで間があるのでポイントを移動。
写真4の背景に見える山の中腹の道路に行ってみました。


写真5. 奈良行き(444T)

こんな絵が撮れます。
電車に被ってみえる踏切が先ほどまでのポイント。


写真6. 和歌山行き(449T)

写真5と同じポイントから。
「万葉の四季彩」ラッピングのW7編成でしょうか。

そろそろお昼。
この時間帯から和歌山線は1時間1本の運転です。
要するに次の電車まで1時間、ということです。

再び隅田のアーチ橋に向かうことにしました。


写真7. 和歌山ラーメン

移動の途中、隅田駅近くの食堂で昼食。
和歌山ラーメンです。


写真8. 和歌山行き(457T)

最初と同じアーチ橋ですが、今度は俯瞰で。
1粒で2度美味しい(?)ポイントです。
クモハのパンタグラフはダブルです。
この電車は前の投稿で紹介した鉄コレのモデルの車番の編成(P5)でした。


写真9. 奈良行き(448T)

この時間帯は隅田駅で上下の列車がすれ違います。
下り電車(和歌山方面)が行った5分後には上り電車(王寺・奈良方面)がやってきます。
でも(?)運転間隔は1時間。
そして再び笠田のカーブに移動です。


写真10. 和歌山行き(457T再)

またしても先の和歌山行きを先回りできました。
クハのお面を狙うSatokawaさんが写ってますね。


写真11. 王寺行き(456M)

空の様子も怪しくなってきましたので、この1本で締めにいたしました。

Satokawaさんを粉河駅までお送りしまして、私はそのまま実家に戻りました。

この日の移動距離は約140km。
実は、この日の朝、橋本駅に行く前に笠田カーブで下見をしていました。
よって、この日の「本運用」は笠田カーブ~隅田アーチ間(約22km)の2往復ということになります。

京奈和道を使えば同じ列車を2度撮りできる(可能性がある)ことも判りましたし、今回は充実した「本運用」でした。
1人での撮影行も悪くないですが、複数人での撮影も楽しいものです。

単機回送

2015-08-17 | 縁側
「単機回送」してきました。

回送区間は横浜→和歌山、和歌山→横浜。

和歌山への「送り込み」のルートは、
東名・新東名・伊勢湾岸・西名阪・名阪国道、ここまではいつものルート。
今回は、郡山(奈良)から、新しく開通した京奈和自動車道を通ってみました。

西名阪道の郡山ICと一体的な感じで新しく作られた郡山下ツ道(こおりやましもつみち)JCTから京奈和道に入ります。
まだ一部区間が未供用ですが、和歌山行きの新しいルートとして(個人的には)期待大なのです。

京奈和道は和歌山県側は紀ノ川ICまで開通していますが、橋本東ICで「途中下車」してちょっと寄り道。
寄り道したところは・・・

写真1. 隅田駅

和歌山線の隅田駅です。
恥ずかしながら現地に着くまで「すみだ」だと思っていました。

駅前にクルマを停めて駅周辺をちょっと散策したり・・・

その後、再び京奈和道を終点(紀ノ川IC)まで乗り、和歌山市内で所用を済ませて紀ノ川市内の実家に向かいました。


写真2. 1日目の移動距離(2日目朝に撮影)

今回のルートを寄り道しない場合には約520kmですが、少々寄り道をした関係でご覧の距離となりました。
気温表示はガチです。和歌山県とは言え山の中なので朝は冷えるのです。

「回送」というからには「本運用」があるわけですが・・・

(つづく)

久しぶりの模型いじり

2015-08-15 | 工作室
なんやらかんやらでしばらく模型をいじっていませんでした。
いつ以来なんでしょうか。自分でも分かりません。

このところ出張で自宅を空けることが多く、模型をいじろうにもいじれませんでした(言い訳モード)。

出張中のある日のこと、某通販サイトからメールが。
その内容は「和歌山線の105系を買わないかい?」というもの。

いつもならスルーするのですが、出張で気が緩んでいたのか、はたまた寂しさからなのか、ポチっとしてしまったわけです。

写真1. ポチっとしたもの

ポチっとしたのはこれ、鉄道コレクションシリーズの105系和歌山線・桜井線2両セットです。
鉄コレシリーズを買うのは初めてです。


写真2. ポチっとしたもの(その2)

鉄コレシリーズはディスプレイモデルなので、オプションの走行化パーツも合わせてポチってました。

動力ユニットと、トレーラー用パーツセット。
動力ユニットは車輪径が6mm。Nゲージの車輪といえば5.6mmが基本だと思ってましたが、実車の車輪径910mmということで忠実にスケールダウンしたんですね。

トレーラーパーツの中身は金属製の車輪(こちらは5.6mm径)とカプラー(アーノルドタイプ)。
これなら手持ちでありました(笑)


写真3. クモハ105-512

モーターライズした後の記念撮影。
パンタグラフも交換した方が良いですね。
いずれ工事します。


写真4. クハ105-2

こちらは相方のクハ。


写真5. 実物!

これは2年前に撮ったもの。
この写真では車番は判別できませんが、別の写真で車番を確認すると、クモハ105-518+クハ105-8。
今回の模型と同タイプの編成です。

今回はプチ工作でしたが、そのプチ工作でさえ次回の予定は未定です。