こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

大人社会の責任

2008年06月15日 | 教育
4年前のちょうどいま頃、
ある事件をきっかけに、
以下の言葉を葉書にしたため、
周囲の方々へお配りしたことがある。
子どもを取りまく環境を見つめ直す
ひとつのきっかけになってくれれば
という切なる祈りを込めて。

□けなされると、子どもは、人をけなす子になる。

□とげとげした家庭で育つと、乱暴に。

□不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる。

□子どもを馬鹿にすると、引っ込み思案な子に。

□親が他人をうらやんでばかりいると、子どもも人をうらやむ。

□叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子」と思う。

■励まして育てれば、自信を持つようになる。

■広い心で接すれば、キレる子にはならない。

■誉めて育てれば、明るい子に育つ。

■愛して育てれば、人を愛することを学ぶ。

■認めて育てれば、自分が好きになる。

■見つめて育てれば、がんばりやになる。

■分かち合うことを伝えれば、思いやりを学ぶ。

■親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る。

■公平であれば、正義感のある子に。

■やさしく、思いやりを持って育てれば、やさしい子に。

■守ってあげれば、子どもは、強い子に。

■和気あいあいとした家庭に育てば、子どもは、
 この世は いいところだと思えるようになる。

*ドロシー・ロー・ノルトの記した
     家庭教育向け書籍より。


さあ、以上18項目。
ひとつひとつチェックしてみて、
安心される方も、悔い改める方も、
言葉で言うのはたやすいんだぞお~って
怒る人も、まあ、いろいろでしょうが、
共に精進して参りやしょうぞ。

コメント
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