こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

なんちゃってクラブで めざせ五輪!・・・なんちゃって、、、

2008年06月22日 | 教育
地元小学校の放課後は、
社会体育の正式な部活動として、
女子バレーやサッカー、陸上部なんかがあって、
どの部活動も、バリバリ活躍している。
「放課後児童クラブ」だって盛況だ。


一方、
月曜日から金曜日(水曜日はのぞく)までの各放課後に、
さまざまな「なんちゃってクラブ」というものが展開されている。
”なんちゃってバレーボール”
”なんちゃって野球”
”なんちゃって卓球”
”なんちゃってバトミントン”
”なんちゃって囲碁”
”なんちゃって将棋”
スポーツに自信の無い子や、
引っ込み思案でなかなか集団になじめない子、
そのほか何らかの理由がある子などにとって、
この「なんちゃってクラブ」の存在は、
とても意義のあることだと思う。
登下校時における集団遊びが事実上消滅してしまった現代に、
自由な感覚の中で縦や横の人間関係を紡いでいけることは、
とても喜ばしいことだ。
予想もできない善果が期待できる。
結果的に、全校児童のほとんどが何らかの活動に関わりを持って、
放課後のひとときを過ごしていることになる。

このことで感心せざるをえないのが、
この「なんちゃって」の活動主体が、学校教職員であるということだ。
社会体育に力を注いでいる先生が部活動に熱心なことは、
全国津々浦々比較的多く見られる姿だが、
そうではない一般の教職員の先生方の多くが
こぞって「なんちゃって」に関わりを持ってくれている。

「教師は多忙」といわれて久しいが、
精神的ゆとりと指導者としての能力を持ち備えた
優秀な教師陣だ。
コメント
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