このは紅葉のお絵かき日記

トランプ大統領・たつき監督・irodoriの味方だよ

#965 バス停の夢(8)

2009年12月19日 | 夢日記
12月2日に見た夢の話「#964 バス停の夢(7)」の続き、最終回です…

*   *   *


紅葉「次は違うのを飲んでみようかな」
バーテンダー「カクテルはいかがでしょうか?」
紅葉「そうね~。カクテルの名前はわからないけど、ウオッカベースで柑橘系の酸味の利いてあまり甘くないすっきり味のをください」
よしこ「わたしも同じやつ」

よしこ「…でね、思い出すのが紅葉の『ツーフィンガー伝説』」
森山「なんですかそれ?」
紅葉「え~! あれ、まだ憶えてるの? もういい加減忘れてよ~」
よしこ「あんたのせっかくのおもしろエピソード忘れたらもったいないでしょ!」

よしこ「ふつうのツーフィンガーってこうでしょ?(図上) でも、紅葉はこうしたのよ!(図下) よっぽどたくさん飲みたかったんだね~!」
紅葉「え~違うよ~! あの時は勘違いしただけで…
よしこ「こんな話ならまだ山ほどあるよ」
森山「紅葉さんは見かけのよらず、ずいぶん面白い人ですね」
紅葉「え~、もうやめてよ~」
よしこ「わかったわかった、もう言わないよ。しかし、あんたといると飽きないね~、だひゃひゃひゃ!」
紅葉「そうかなぁ、うひょひょひょ!」
よしこ「お~、紅葉もようやくエンジンがかかってきたようね」
紅葉「だって、せっかく飲んでるのに酔わないと損でしょ? 今日はお金の心配はいらないし」
よしこ「うん、おごってもらう酒ほど美味しいものはない! 気分よく飲めるね~!」
紅葉「ね~! うひょひょひょ」
よしこ「だひゃひゃひゃ」
森山「……」

こうしてバスの中はどんちゃん騒ぎ…

その後どうなったのか、夢の途中で目を覚ましたわたしには知るよしもありません…。

おわり

#964 バス停の夢(7)

2009年12月19日 | 夢日記
12月2日に見た夢の話「#962 バス停の夢(6)」の続きです…

*   *   *

バスに乗り込んできたお客さんが突然声をあげました。
女「あ~! あんた、紅葉じゃない!?」
紅葉「え? よしこ!? なぜこんなところに?」
よしこ「そりゃ、こっちのセリフよ。わたしはもともと仙台だし」
紅葉「あ、そうか!」
よしこ「相変わらずのボケっぷりね。会うのは5年ぶりくらいかな?」
紅葉「そうね、ちーちゃんの結婚式で会ったのが最後ね」
よしこ「そういや、まだあんたの結婚式に呼ばれてないんだけど」
紅葉「ええと、それは…」

――中略――

よしこ「―で、こちらの方は会社の人?」
紅葉「バス停で一緒になっただけで、ぜんぜん知らない人」
よしこ「ええ! あんなに人見知りするあんたが、知らない人と酒飲んでるなんて信じられない!」
男「すみません、ぼくがお誘いしたんです。寒さで震えていたから」
よしこ「ふ~ん、怪しいわね…。行きずりの人に酒飲ますなんて、何か下心でもあるのかしら?」
男「ぼくはそんなつもりじゃあ…。ぼくはこういうものです(名刺を出す)、森山大樹、35歳独身。決して怪しい者ではありません」
よしこ「あら、お若いのね~」
紅葉「よしこは学生時代の友だちなの」
森山「はあ…」
よしこ「それじゃあ、わたしもお酒をごちそうになるかしら」
森山「え?」
よしこ「紅葉におごって、わたしにおごれない訳でもあるの?」
森山「いいえ…ないです…」
よしこ「芋焼酎ストレートをおねがい!」

――中略――

森山「紅葉さんは、ずいぶんお飲みになっている割には変わりませんね」
紅葉「ええ、まあ…」
よしこ「紅葉はいつもエンジンのかかりが悪いからね~。日本酒なら一升くらいは多めに用意しとかないと」
森山「ええっ?!」
紅葉「大丈夫よ、よしこ。この人、たくさんおごってくれるって言ってたし」
よしこ「ほ~、それじゃあ、遠慮はいらないね~、じゃんじゃん飲んじゃえ!」
森山「そんなことは言ってないような…」
紅葉「でも、『一杯ごちそうしますよ』って言ってましたよ?」
森山「あ~! あの『一杯』ってたくさんという意味では…」
よしこ「今更なにごちゃごちゃ言ってるの。そんなことより、酒は楽しく飲まなくちゃね~!」
紅葉「ね~!」
森山「……」

つづく…