猪重「姫さま、馬でございます」
紅葉「おお、本当の馬じゃな!」
兎影「先ほどの馬の人はやはり向こうの手違いだったようで、お詫びに派遣料をタダにしてくれるそうです」
紅葉「それは得したのう! 蹴られ損にならずに済んで良かったのじゃ。心置きなく馬の絵を描くのじゃ」
カッパ「はりきって描くがお」
紅葉「ああ、これこれ、そのような妙ちくりんなポーズはとらずとも、普通にしておれば良いのじゃ。それでは馬の人と同じことになってしまうではないか」
亀十郎「姫さま、我々もご一緒させてくだされ」
紅葉「なんじゃ? じいたちも絵を描くのかの?」
亀十郎「はい、このような機会はなかなかございませぬゆゑ」
紅葉「かまわぬぞ、そなたたちがどんな絵を描くのかも興味あるのじゃ。とくと腕前を見せてもらうとするかの」
亀十郎「ほほほほ、年季だけなら姫さまに負けませぬぞ」
【そして…】
紅葉「ほほう、皆の絵はそれぞれに力作揃いじゃ。なかなかにやるのう」
紅葉「かっぱさんの絵はめんこいのう」
紅葉「じいは年季が入っているだけに端整な絵じゃの」
紅葉「猪重の絵は力強い感じじゃ」
紅葉「ぴょんもがんばったようじゃの。ぴょんらしさが良く出ておるぞ」
紅葉「そしてこれがわらわの絵じゃ。どうじゃ、凄かろう?」
紅葉「モデルの馬の特徴を余すことなく的確に表現できた自信作じゃ。これはもう家宝にするしかないのう!」
紅葉「な、なぜじゃ~!!」
【意味不明のまま…終わり】
年賀状を書かないといけないのに、こんなものを描いているというのは…
紅葉「おお、本当の馬じゃな!」
兎影「先ほどの馬の人はやはり向こうの手違いだったようで、お詫びに派遣料をタダにしてくれるそうです」
紅葉「それは得したのう! 蹴られ損にならずに済んで良かったのじゃ。心置きなく馬の絵を描くのじゃ」
カッパ「はりきって描くがお」
紅葉「ああ、これこれ、そのような妙ちくりんなポーズはとらずとも、普通にしておれば良いのじゃ。それでは馬の人と同じことになってしまうではないか」
亀十郎「姫さま、我々もご一緒させてくだされ」
紅葉「なんじゃ? じいたちも絵を描くのかの?」
亀十郎「はい、このような機会はなかなかございませぬゆゑ」
紅葉「かまわぬぞ、そなたたちがどんな絵を描くのかも興味あるのじゃ。とくと腕前を見せてもらうとするかの」
亀十郎「ほほほほ、年季だけなら姫さまに負けませぬぞ」
紅葉「ほほう、皆の絵はそれぞれに力作揃いじゃ。なかなかにやるのう」
紅葉「かっぱさんの絵はめんこいのう」
紅葉「じいは年季が入っているだけに端整な絵じゃの」
紅葉「猪重の絵は力強い感じじゃ」
紅葉「ぴょんもがんばったようじゃの。ぴょんらしさが良く出ておるぞ」
紅葉「そしてこれがわらわの絵じゃ。どうじゃ、凄かろう?」
紅葉「モデルの馬の特徴を余すことなく的確に表現できた自信作じゃ。これはもう家宝にするしかないのう!」
紅葉「な、なぜじゃ~!!」
年賀状を書かないといけないのに、こんなものを描いているというのは…
す ご い
という感想しか浮かびませんでした
ちゃんとオチもついてて面白かったです
お楽しみいただけたなら良かったです。
なるほど…年賀状は蹄のスタンプもありかな…
実は、亀じいの絵は水墨画風にする予定でしたが、描けないので無難な方向に…
なにはともあれ楽しんでいただけて良かったです。
試験のための勉強をしなきゃいけない時に限って、普段しない机の掃除から始めたりしてね…って、そんなの私だけ(//∇//)?
さらに部屋の大掃除まで発展したりなんてのも…
そして試験前夜になると、友人たちがぞろぞろ押しかけてきてお菓子を食べ散らかしていくのがいつものパターンでした。
ああ、学生時代の記憶が鮮明に…
おっと、思い出に浸っている場合ではなかったです…