紅普賢象(べにふげんぞう)はバラ科サクラ属の落葉高木で、樹高は5メートルから10メートルくらい。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに、更に細かな
ぎざぎざがある)がある。花径が4、5センチある八重咲きの大輪で、花弁数は20枚から50枚くらいあ
る。一総につく花の数2、3輪。白花のものを普賢象(ふげんぞう)というが、その紅花版。葉化した2本
の雌しべを突き出しているのが特徴である。和名の由来は、それを普賢菩薩の乗る象の牙に見立てたもので
ある。紅普賢(べにふげん)と呼ぶ場合もある。広島造幣局「花のまわりみち」、2016.04.15撮影。
PENTAX K-3 ”雅” + Pentax smc-DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。