ニオイアヤメは、和名、英名は、オリス(Orris)、ダルマチアン(Dalmatian)。アヤメ科の多年生草本で原産地はイタリア北部。
晩春から初夏にかけて薄紫色の花を咲かせる。花や根茎に甘い香りがし、古代より菫の香りの香料として使われてきた。オリスルー
トはニオイアヤメの根を乾燥させたもので、素材の香りを引き出し、香りを保ち、どんな香りとも合わせやすいので、ポプリ保留剤
として使用される。天然のオイルは香料としては最も高価で、1kgで1千万円もするといわれている。
一本の茎にたくさんの蕾がつくので半月くらい花が楽しめる。この花の魅力は何といってもフルーティーな香り、たくさん咲くとそ
ばに寄るだけでもよい香りがしてくる。他のハーブに先駆けて毎年薄紫色の綺麗な花を咲かせる。
2018.05.22日に撮影した。
Pentax K-3Ⅱ”雅”+Pentax DA16-85mmF3.5-5.6 ED DC WRで撮影した。