オミナエシ(女郎花 Patrinia scabiosifolia)は、合弁花類オミナエシ科オミナエシ属 の多年生植物。
秋の七草の一つ。チメグサ、敗醤(はいしょう)ともいう。沖縄をのぞく日本全土および中国から東シ
ベリアにかけて分布している。夏までは根出葉だけを伸ばし、その後花茎を立てる。葉はやや固くてし
わがある。草の丈は60-100 cm程度で、8-10月に黄色い花を咲かせる。日当たりの良い草地に生える。
手入れの行き届いたため池の土手などは好適な生育地であったが、現在では放棄された場所が多く、そ
のために自生地は非常に減少している。 日本では万葉の昔から愛好され、前栽、切花などに用いられて
きた。漢方にも用いられる。
オミナエシ 2018.08.11日に撮影した。
Pentax K-3Ⅱ”雅”+Pentax DA55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR REで撮影した。