瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

森(の家)へ行きましょう。~ミュージアムスタッド・4~

2006年09月22日 20時13分12秒 | 旧ミュージアムスタッド(工事中)
どうも、毎週2度の癒しシリーズ…今週もやって参りました。

主に私が癒されています。(笑)


いや真面目な話…週2度でも、精神休められて助かるっつか…しなかったら今頃アクセル全開でアンタッチャブル、崖から飛び降りルパン・ザ・サードな事態になってたんじゃないかと。(意味不明)


「馬鹿も休み休み言え」と申しますし。


上手い事言ったと自画自賛した所で、はい、本題――





前回紹介した『オルゴール・ファンタジア』の真向いには、ストリートオルガン工房『ピーレメント・ボウ』、そして鐘の博物館『カロヨン・シンフォニカ』が在ります。


記事上の写真はその外観。


公式サイトに有った説明によると、オランダ、デルフトのセント・ヒポリタス教会(建築年、17世紀)をモデルにして建てたんだそうな。

写真が小さいんで判り難いかも知れませんが(汗)…壁に館のシンボルとして、カロヨンと2体の鐘撞き人形が取付けられています。

所謂からくり時計でして、15分毎にカンカンカンカン打ち鳴らす仕組。

このカロヨンの音が聞えたら、是非館の中に入ってみましょう。

「後5分したら、館の中でカロヨン演奏が始まりますよ」…って合図なんで。


そんじゃま、中に入ってみましょう~。





中心は吹き抜けになっていまして、1階には↑こんな巨大なオルゴールのシリンダーの様な物体が在ります。

…いやこれ…相当でかいんですよ…比較対照として、人間も一緒に写せば判り易かったんでしょうけど。(汗)


17世紀オランダの教会の鐘楼を再現した、高さ9mにもなる『カロヨンタワー』。

巨大な自動演奏装置から垂直に伸ばされたワイヤーが、コンピューターで15分毎に引張られ、物凄い大音響轟かせて演奏致します。(床が振動します)

…小さいお子さん連れて来たりすると、びっくりして泣いちゃうかも。(汗)





↑2階から見下ろしてみた。

時計が設置されてるのが判るかと。





↑その横からは、館の案内役を担う小人(巨大だが)ロボットが、一定の時間に登場…ディン・ドン・ダンって名前で、3人居る筈なのですが、何故かこの日は2人しか出なかった。(てゆーか私…此処にこんなロボットが居るだなんて、今年3月迄知らなかったよ…ビデオで紹介してるのは観た事有るけど…)(汗)


更に上部を見てみると――





↑…こんな怪し気な(←失礼)人形も設置されている。

後ろ見ると(ぼんやりと人の姿が写ってる箇所ね)、パイプオルガンに似た鍵盤楽器(クラビール)が設置されてもいる…これ使って手動で演奏する事も可能でして、偶にカロヨネーアーと呼ばれる演奏家さんが弾いて下さる。


撮影して来なかったのですが(汗)…この人形の上見ると、大小37個もの鐘が取付けられています。
ワイヤーでこの鐘を引張る事によって、澄んだ金属音を響かせる仕組になってるのですね~。


カロヨン…組鐘ってのは、オルゴールの元祖でも有りまして、ヨーロッパでは夕べの祈りの時間を教会側が知らせる為に、造られた物だそうです。

産業革命が進む事により、自動で演奏可能な装置が取付けられ、次第に緻密な演奏が可能になってったという訳ですよ。


この館ではそいったヨーロッパのカロヨン史を紹介するだけでなく、世界中から約300の鐘を集めて一堂に展示してもいます。


オランダの鐘の鋳造工程を、モニターで順を追い、紹介してもいますよ。


世界でも珍しい、鐘について学べる博物館…御来場の折は是非寄られてみて下さいませ~。


現在、金・土・日・祝日には、スタッフさんの指導で、ハンドベル体験を行っても居たりする。
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