瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

キラメキのクリスマス12

2017年01月28日 10時34分04秒 | ハウステンボス冬の旅行記
…先に伝えておきます。
今から報告する内容は2012年12月2日に長崎を訪れた時のものです。
つまり今より約4年前の旅レポ…新鮮なネタでなくて本当申し訳無い。(汗)
何時もの如く謝罪を済ませたところで(汗)前回の続きで御座います。


ニュースタッドで開催されてた光のアートコンペティション。
作品はマウリッツ広場の噴水周りにだけではなく、飲食店の角にまで範囲を拡げ展示されていました。

 

↑クリスマスシーズンだったし、これはトナカイの家…かな?
角が見えないから鹿かもしれない。

    

↑これは…多分、樹の下で肩を寄せ合う家族の肖像とか?
葉っぱが星の形してるのが可愛い⭐

    

↑これは解り易い!光のイルカ、光のキューピッド。
イルカが泳ぐ波の表現が地味に巧いです!

    

↑これは光の…………ヒトデ?いや星か!?その横の作品は風船積み重ねて出来てるもよう、光のバルーン工作です。
作品に添えられてた説明ボード読んだ筈なのですが、4年も経てば忘れてしまいます。(汗)
ちゃんとメモっておくべきだった…!

    

↑こちらはプロが作った作品、流石の出来に加え、最も目立つ所に展示されていました。
光の蝶…綺麗ですね、モルフォ蝶をイメージしてかな?
「I LOVE HTB」との看板前には木製のベンチが置かれていて、作品であると同時に記念撮影スポットとしても人気でした。
テディを横にハウステンボスへ来た思い出作り。
何故テディベアかって?ハウステンボスにはテディベア博物館が在るんですよ。
詳しくは陸の入国棟から入って直ぐの「テディベアキングダム」にて!

古い情報ばかりでは申し訳無いんで、新しい情報も紹介致しましょう。(汗)
今年のニュースタッド(現アトラクションタウン)の呼び物イルミネーションは「ハートの広場」!
1/21(火)~4/23(日)迄、マウリッツ広場は乙女好みの可愛いハートで埋まります♥
チョコレートの甘い香りに包まれる噴水ってのが気になりますね…。



↑ニュースタッドの光のプチ博覧会を満喫した後は、スリラーシティのイルミネーションショーを観に行きました。
派手派手しい現ハウステンボスのイルミネーションの中でもトップクラスの派手さを誇るスポット。
冬だから雪だるまにチェンジしてるかと思ったらドクロのままでした。
誰もが知る洋楽の賑やかなリズムに乗って、毒々しくも美しく建物が煌めきます。
ただこのショー、1回が約10分と長くて、寒い時季に観るには向かないんですね。
観ていた皆、ストーブの周りに集まり、震えていました。
自分らも最後まで観ていられなくて、途中でその場を離れたし。
ショーの時間についてはタイムスケジュールをご覧ください。

その後は教会が建つアレキサンダー広場を散策、タイミング良く教会の窓が色変化する所に出くわす。(この記事一番上の写真↑)
カロヨンドリーム」の名で親しまれて来たイルミネーションショーだけど、タイムスケジュールには載ってない。
音楽も付かなくなっちゃったしな…それでも瞬きを止めないのは1度設置したら取り外せないから?
現パークに忘れられたイベントだけど、私はこのイルミネーションが一番綺麗で品が有ると思う。
音楽無しでも残ってる事を知ってホッとしました。

光の教会を眺めていた所へバスが来たんで200円払い乗車。(この日は半日平戸観光する予定だったため園内パスは買わなかった)
終点はホテルオークラJRハウステンボス前、なのですが、スキポールで買い物してこうと思い、1つ前の「出国棟前」停留所で降ろして貰った。

ハウステンボスの出国棟は総合売店「スキポール」になっていて、園内で販売してるお土産の粗方を揃えている。
一番人気の「アニーおばさんのチーズケーキ」は売ってませんが。
オランダのスキポール空港をイメージしたというフロアは、ハウステンボス内土産店の何処よりも広い。
デパ地下寄ってる気分でショッピングが楽しめます。

日帰りツアー客の帰り時間とでも被ったのか、スキポール内は滅茶苦茶混雑してました。



↑そこで以前記事で紹介した「ポテあられ」ことチェダーチーズあられが、スペースを拡大してセールしていた。
(チラッとしか写ってないが)新たにベーコンマヨ味も登場、お求め易いミニサイズも用意してありました。
ヒットしたんだ…実際、後引く美味しさで、ツマミにもピッタリです。
ハウステンボスで比較的新しい土産の中では最も無難というか…ぶっちゃけハウステンボス土産は新しい物ほど内容量少な目だったり、オリジナリティ無かったりでいまいちだから…。(汗)
ハウステンボスオンラインショップ「ショッピングの城」でも、2011年9月より販売開始以来、約30万個を既に突破した大人気商品との触れ込みで絶賛販売中。

ところで今年の3/1~ハウステンボスのウェルカムエリア(出入国棟が建つ場所)に新しくショッピングモールがオープンするとの事だが、そうなるとスキポールの存在価値が薄まりやしないだろうか?
ショッピングモールが出来て以降も、スキポールは営業し続けるのか?…そこが心配。

    

↑この日の夕食は、宿泊してるホテルオークラJRハウステンボスの12階展望ラウンジ、スターライトクルーズバー「シリウス」で取る事に。
営業時間は17時~で、最終受付は23時半迄、偶に結婚式の二次会々場にあてられたりするので、事前に確認が必要です。(この日も夕方に何方かが貸し切ってたし)
写真にはちょっとしか写ってないですが、ここは窓からの眺めが絶景。
パークの夜景を観ながら、お酒や軽食を楽しめるというのが売りです。
その割りに夜は大体空いてる…皆、パークに入場して夜景を観ようとするからね。
ちなみに夜景を観るなら禁煙席より喫煙席の方がお勧め。
煙草吸わない人でも、煙草呑みが居なければ、喫煙席をお願いした方が良い、オンシーズンでもなければ、お客少ないと思うので。
母はシーフードパスタとトマトジュース、私は蟹の和風リゾットとカフェオレを注文しました。

    

↑蟹リゾットはこんな可愛い土鍋入り、さっぱりと塩分控え目で美味しかったです。
リゾットと言うか、ほぼ雑炊。



↑カフェオレは珈琲に、表面に膜が張るほど温められたミルクがセットで来た。
こういう提供の仕方は初めてだ。

夕食を頂いた後は、夜景をボケーッと観ながら、21時半までまったりと過ごしました。
その後は部屋へ戻って帰りの支度、明日はいよいよ旅行の最終日。
この日のイルミネーションは22時~23時の間に順々消灯してった…といった所で続きは次回!

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ミスドコレクション2

2017年01月27日 22時14分38秒 | ミスド
本日1月27日は日本でミスタードーナツが創業した記念日だそうです。
1970年1月27日、ダスキン創業者の鈴木清一が、ミスタードーナツ・オブ・アメリカ社と事業提携し、翌1971年に日本の第1号店がオープンしたそうで…以前この記事で約40年間なんて書いちゃったけど、実際は日本で第1号店が開店して46年、約50年近い歴史が有るんですね。
訂正してお詫び致します。(汗)
今やアメリカより日本等のアジア圏での方がミスド人気定着していて、アメリカのミスドはダンキンドーナツに吸収されちゃったとか…向うから見ればミスドの味は甘さが足りないんだろうな。

で、写真の通り、また「焼きマシュマロチョコレート・ストロベリー」と、「ポン・デ・クーベルショコラホイップ」を買って食べました。
ドーナツはカロリー高いからとその分他のおやつ控える様にしてたら、逆に半年間で10kg近く痩せました。(本当の話)
名付けてドーナツダイエット、て言うか食べる量減らせば自ずと痩せるわな。
ちなみに「ポン・デ・クーベルショコラホイップ」は、クーベルチュールチョコを刻んで混ぜたホイップクリームを、モチモチ食感のポン・デ・リング生地で挟んであるドーナツです。
やっぱりポン・デ・リング美味しい…マシュマロドーナツの方、今人気なのか結構売り切れる事多いみたいね。
ちなみにドーナツ総選挙は終了して、現在は各店頭にてその店の人気ドーナツランキングを発表中、2/3(金)にはホームページ上で全国ランキングを発表予定らしい。
1/25(水)~2/14(火)迄、各店で選ばれたランキング1~6位のドーナツを、各店でセットにして売出すのだとか。
ポン・デ・リング多目のセットになってたら嬉しいなv

続きは2/3に追って報告するって事で…その内「ミスド」カテゴリーでも新設するかな、息抜き的な更新の意味で。(笑)
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キラメキのクリスマス11

2017年01月21日 16時01分05秒 | ハウステンボス冬の旅行記
…先に伝えておきます。
今から報告する内容は2012年12月2日に長崎を訪れた時のものです。
つまり今より約4年前の旅レポ…「ハウステンボス」で検索してここに来た方、情報が古くて済みません。(汗)
頭下げたまま前回の続きで御座います。


平戸からハウステンボスへ帰って来ました。
時刻にして午後4時頃、一旦宿泊してるホテルへ土産等、荷物を置きに戻る事に。
で、どうせ戻るなら、ホテルオークラJRハウステンボス自慢の天然温泉へ入ろうじゃないかと。
ハウステンボスが閉園する時間だと滅茶苦茶混雑するので。

ホテルオークラJRハウステンボスに泊まるメリットの1つ、天然温泉「琴乃湯」は日帰り客も楽しめます。
料金は今年1月現在、大人が1,600円で小人(小学生迄)が800円、宿泊者なら勿論無料。
営業時間は午前の部が6:00~9:30(最終受付9:00迄)、午後の部が13:30~24:00(最終受付23:30迄)でして、22時以降に入ると帰り客がドッと押し寄せ、洗い場が埋まるほど混む!
さりとて早朝は早朝で混む、昼時は日帰り客が来る、じゃあ何時入ればゆったり浸かれるのか?未だに正解を導き出せず。
何度か改装しているようですが、ホテルのキャパシティに比較して、洗い場が絶対的に少ないし、湯船が狭いんだと思います。
ここ位のキャパなら今の倍の階層ぶち抜きで風呂にした方が良いのかも。(←すんごい無茶な提案)
ナトリウム・カルシウム塩化物泉という泉質は茶色く濁り、疲労回復や皮膚病等に効くんだそうで、遅くまでハウステンボスを楽しんだ人にはうってつけですね。

最初、私と母はバーラウンジで休憩する事を考えてたのですが、そちらが団体様の貸し切りという事で17時迄入れないと聞き、それならと風呂へ入りに行ったのです。
母は「今の時間、絶対混雑してる!」と言って嫌がったけど。
温泉の受付は2階に在って、靴を脱ぎ、荷物等は専用のロッカーに預けて入るシステムになってます。
貴重品用ロッカーは使用する際、百円を投入する必要が有りますが、後で戻って来るので御安心ください。
2階の受付カウンターでは、バスタオル、フェイスタオル、シャワーキャップ、レザー等貸し出してくれるので、手ぶらでも大丈夫!
付け加えるなら宿泊者の場合、部屋からホテル館内着の作務衣着用のまま、大浴場までのご利用OKだそうな。
バスタオル持たずに館内着で来れるのは非常に楽で良いですね。

1階の大浴場へ下りると、母が言った通り混んではいたけど、まだ若干洗い場にゆとりが有った。
…最初にここへ宿泊した時は、早朝入りに行って、30分待っても洗い場が空かなかったからな~。
シャワーブース等も設置されてい、中は清潔感有ってとても綺麗でした。
露天風呂からの眺めも綺麗、防犯考え女湯からはパークの夜景が良く観えるわけではないですが、日が暮れると共に輝くドムトールンが美しかったです。
17:30頃だったと思うのですが、ふと気付いたら、大浴場がガラガラでした。
多分ライトアップの時間に合わせて皆さん出たのではないかと…つまりここの温泉にゆったり浸かりたいなら、イルミネーション点灯時刻が狙い目って事ですね!
その代わり最も場内が美しい一時を堪能する事が叶いませんが。(汗)
何かを得る為には何かを犠牲にせねばならぬ、懐かしいネタだが等価交換ってヤツですよ。



↑温泉を出た後は琴ラウンジでハウステンボスの夜景を眺めつつ暫く休憩。
自販機や雑誌や新聞等が置いてある寛ぎのスペース。
以前は軽い飲食メニューを注文出来たそうですが、私らが行った時は止めちゃってて残念でした。

18時半近くに、そろそろパークへ入ろうか~って話になり、一旦部屋へ戻って荷物を置いた後、ホテル専用のハーバーへ向かう事に。
ホテルオークラJRハウステンボス専用のカナルクルーザーに乗るには、入場チケットと宿泊証明書が必要、詳しくはこちらのページをご覧ください。
この時乗ったカナルクルーザーの船長は女性でした。
余談だが船着場からクルーザーに乗る時、白黒のぶち猫が前をサッと横切って行った。
海が近いハウステンボスでは野良猫を頻繁に見掛ける、私はこれで1…2…3…4回は出くわしてるように思う。
この時は撮影する暇が無かったけど、過去に何度か証拠写真も撮ってるので、気になる方はこのブログに在るハウステンボス記事より探してみてください。(面倒臭がりで御免;汗)

カナルクルーザーで場外からドムトールン聳えるエリア「ユトレヒト」へ。
…今はエリア名変わってるけど、断固!ユトレヒトで通します。
高級別荘建ち並ぶワッセナーエリアから場内へと入る航路は、ホテルオークラJRハウステンボス宿泊者の特権ですが、夜だと景色寂しいコースですね。

    

↑それが旧市街ビネンスタッドに入ると、こんなにも眩い景色に変わる。
夜は運河を進むカナルクルーザーもピカピカです。(乗船したのはホテル専用クルーザーだったから勿論普通だったけど)
冬は特に光り輝くハウステンボス、現在益々凄い事になっています。
一体何処まで派手派手しくなるのか!?
光の滝は正直観てみたいぞ!
しかし運河に棲む魚類は目がチカチカして休めないんじゃ…と心配。

    

↑ユトレヒト、ドムトールン下の船着場で下船し、光のアートガーデンまで歩く。

    

↑ここだけで650万球(←今はもっと増えてる)もの輝きと謳う光のアートガーデン。
広場を覆う蒼い光は、足を踏み入れると細波の様に揺れて観える。

    

↑円形の広場前ではサックス奏者が演奏を披露していました。
黒い影になっちゃって解りませんが、演奏者の前に置いてあるのは、硝子の金魚鉢の様な入れ物を抱える、ちゅーりーちゃんの縫いぐるみです。
チップを入れて貰う為の物ですね、試しに入れたら日本語で御礼の言葉を頂きました。

その近くにはチキンや善哉やスープやホットドッグや飲み物等を売る露店が出ていました。
善哉、スープ、ホットドッグを売っていたのは吉翠亭の店員さん、露店はホテルヨーロッパ側で出してたようです。



↑観覧車には昨日乗ったので、この日は散策だけで終らせる事に。

    

↑寒かったので早々に隣のニュースタッドエリア、(2012年の)11/11にオープンしたばかりの、カステラの城を覗きに行きました。
チョコレートハウスと直結するフロアに、長崎県内で有名な店のカステラを集めたという触れ込みの新コーナー。
しかし残念ながら長崎カステラ御三家の一角、松翁軒さんのは販売していなかった。
松翁軒さんのカステラは私らが行った時、スパーケンブルグ内の総合土産店の方に置いてあった。
…元々はハウステンボスで販売していたカステラは松翁軒のみだったのに、何ですか?仲違いでもしたんですか?
私は松翁軒のチョコラーテが一番好きだ。
滅多に東京まで出店しないので、偶にデパートの長崎物産展に出て来ると、ほぼ完売してしまう程の人気振りです。

    

↑松翁軒に替わって、ハウステンボスでカステラを主に請け負う様になったのが、文明堂と和泉屋。
文明堂は特設ペースまで有った。
今度、福砂屋も入るらしい、3店とも東京で買う事が出来るカステラ屋さんなので、自分的には有難味が薄い…。
食べ比べコーナーが設置されていて、かなりの人気を呼んでいました。
各店のを食べ比べると、同じカステラでも味が違う事が解って良いですね。
尚、食べ比べの開催時間は決まっていて、サイトによると現在は12:30、14:30、16:30、18:30、20:30の、1日5回だそうです。



↑カステラの城に隣接するチョコレートハウス。(営業時間:飲食スペースが11:00~22:00、販売スペースが10:00~21:30)
バレンタインを間近に控えて、活気付いてる事でしょう。
今年も1/10~2/28迄「チョコレートフェア」が開催される予定、チョコレートハウスでもバレンタインシーズンに合わせて、プレゼント用の商品が多数並ぶと思いますよ。

    

↑カステラの城やチョコレートハウスで土産を物色した後は、ニュースタッド内マウリッツ広場にて開催していた、光のアートコンペティションを観に行きました。
「皆を幸せにする光」をテーマに全国から作品を募集、プロ・アマ部門で選ばれた作品を展示するというイベント。
噴水周りに点々と置かれていた作品は綺麗だけど、一見しただけではシュール過ぎて説明書き読まないと解らない作品も在った。
これは…光の王冠と判る、

    

↑行灯?…暖炉の火?

    

↑光のピアノ?は鍵盤を踏むと音が鳴り、子供に人気だった。
横のは…コスモかな?

    

↑説明書きによると銀河鉄道をイメージしたらしい、この辺りはアマ部門の作品ですね。



↑聖剣エクスカリバー、或る意味最も解り易い。(笑)
次回もシュールな光作品続きますよ~。


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キラメキのクリスマス10

2017年01月14日 18時39分06秒 | ハウステンボス冬の旅行記
…先に伝えておきます。
今から報告する内容は2012年12月2日に長崎を訪れた時のものです。
つまり今より約4年前の旅レポ…書き終るまで毎回こんな出だしで始める気か自分。(汗)
宿題溜めたツケはデカいと反省しつつ前回の続き、平戸観光ツアー後編です。


長崎は坂だらけ、平戸も坂の多い町だった。

    

↑急な傾斜の石段をひたすらテクテクと登ってく。
ボランティアガイドのおじさん情報によると、石塀に使われてるのは砂岩だそうな。
階段の途中で歴史上の人物に扮した若者に出会う、ザビエルさんだけは説明無しでも解った、流石は教科書でお馴染みのザビエルさん!
インパクト有る肖像画のお陰で、ザビエルさんのあの独特のポーズが今でも頭に浮かぶ。

    

↑平戸藩主、松浦家の元屋敷で、現在は松浦史料博物館として公開。
松浦家は鎌倉時代の初期に平戸に落ち着いて以来、幕末に至るまでの約650年間統治してた事から、遺産がほぼそのまま残されてるとか。
平戸城も平戸藩松浦氏の居城だった物で、平戸の歴史は松浦家の歴史と呼んでも過言でない。
入館料は大人510円、この時はイベントか何かやってて、残念ながら私らは入れず。
せめてもと屋敷周りを散策、高所に建てられてる為、見晴らしが素晴らしかった。
旧い教会と旧い寺院と旧い日本家屋が混在する眺めは、平戸ならではの風景。



↑続いて寄った六角井戸、1667年、鯨組井元氏の真教寺創建時に、寺付きの井戸として掘られた物だとか。
異国から運ばれ根付き、樹齢数百年と云われる大ソテツも観たんですが、写真を撮影する暇が無かった。
ボランティアガイドのおじさんが目に見えて焦り出し、この後予期しなかった展開に…!



↑瑞雲禅寺…平戸観光の目玉「寺院と教会の見える風景」の一角を成す歴史の古い寺だそうだが、「時間が無い」とガイドのおじさんに急かされて素通り、境内には「コルネリアの塔」と呼ばれる物が建ってるらしい。
何だそれは?日本にそぐわないカタカナ表記、めっちゃ気になるんですが!
実物を観る事が叶わなかったので、ネットで画像を検索しました。
正式名称は「コルネリア供養塔」、オランダ商館第5代館長ナイエンローデ(ハウステンボスにも同じ名前の城が在るね~)と日本人の女性との間に産まれた娘、「コルネリア」が父の菩提を弔う目的で建てた物らしい。
写真と詳細については、この方の記事を参考にされてください。
(→http://blog.goo.ne.jp/maru-akko_august/e/82ca674e70fac8bacbd1a83f64a6db1d)
コルネリアさんの生涯だけでなく、平戸の歴史についても解り易く書かれています。(この方の記事では「コルネリヤ」名義になってますが、ここでは平戸観光案内サイト「達人Navi平戸」での表記に合わせます。)
「塔」と呼ぶには小じんまりした印象、前回話に出したジャガタラ娘像同様、国際結婚❌だった時代を映す歴史の遺産ですね。
しかし宗教の垣根を越えて供養塔を引き受けた寺が在った事は、一縷の救いに思えました。
当初引き受けた寺は瑞雲寺でなく、本成寺だったようですが。



↑瑞雲寺と光明寺と平戸ザビエル記念教会とが交差して見える坂の風景を指して、平戸観光の目玉スポット「寺院と教会の見える風景」と呼ばれています。
キリスト教が根付いた島、平戸には14ものカトリック教会が現存するとの事。
今回、私らがこの観光ツアーで最も楽しみにしてたのは、平戸の教会見学でした。
和と洋が入り交じるエキゾチックな風景を前に、高まっていく私達の期待、しかしガイドのおじさんは非情にもタイムアウトを告げたのだった。

「ツアー終了の時間が来たので、集合場所に戻ります!」

…………そ ん な 殺 生 な !

平戸に来て教会を観ずに終わるという不完全燃焼、思い起こせば田平天主堂にも行ってない!契約不履行だ!!
ツアー料金1,000円での参加なので許したが、現在の料金4,800円で参加してたら許さなかったぞ!(笑)
ガイドのおじさん悪い人ではなかったけど、次回行くならガイド無で行きたい。
ガイド無が駄目ならツアーでなく自力で行く。
教会が数多く現存する平戸は、クリスマスシーズン中が特にロマンチックでお勧めらしい。
イブから聖夜にかけ、1泊2日の教会廻りツアーなんてのも行われる。
日本に居て本格的なカトリックのクリスマスを体験出来る、それが平戸のクリスマスシーズン。
土日祝日限定だが平戸廻り周遊観光バスが走ってるとか、詳しくは平戸観光案内サイト「達人Navi平戸」をご覧ください。



↑心残りは数々有れど、ツアー出発点近くの通りまで戻って来ました。
この通りに在る老舗菓子屋「蔦屋」で、バスガイドさんが待っていると言うので、そちらへ向かう…書き忘れてたけど、昼食込みの自由時間以降、観光案内はボランティアガイドの方に引き継がれ、バスガイドさんとは暫くお別れしてたのです。
てっきり私はバスガイドさんが平戸の町も案内してくれるものかと…。
午前中曇っていた空は、午後過ぎる頃、晴れ間が覗くまでに回復。

    

↑銘菓カスドースで知られる「蔦屋」、創業は1502年と云う平戸きっての老舗菓子店で、かつては平戸藩主・松浦家の御用菓子を務めていたそうな。
515年前から営業中って老舗中の老舗、歴史の証人クラスですな!
平戸に渡来した南蛮菓子は、各地に伝わり日本の菓子文化に影響を与えた。
そもそも菓子の材料に欠かせぬ砂糖の貿易は、平戸から始まった事だし。
現在、蔦屋では、松浦家が所蔵する百種類の菓子の名前と製法が記された「百菓之図」を元に、かつての銘菓を復刻させるプロジェクトに取り組んでるそうな。(TBSのふしぎ発見!でそんな内容の回を観たな)
お菓子大好きだった松浦家35代のお殿様が着想し、6年の歳月をかけて完成させたと云われる「百菓之図」。
全てカラーで細かに描いてあったお陰で、平戸銘菓は当時の姿のまま残されてるそうだ。
その代表格「カスドース」を、店内でお茶と共に頂いた。
珈琲も出してくれるというサービスの良さ、流石五百年以上続く老舗は違う。
店内は広々としていて老舗らしい風格、店のサイトによると、三浦按針ことウィリアム・アダムスが暮らした建物だとか。
カステラを卵黄と糖蜜に漬け込み、揚げて砂糖をまぶして作るカスドースは、想像してたより甘さがきつくなかった。
…お茶が無いと食べるのきついとは感じたけどね、松浦家のお殿様はかなりの甘党だったんだな。(笑)
夕方近くに入ったせいか菓子の多くは売り切れており、今風の和菓子とか洋菓子しか売ってなかったのは残念。
カスドースと並び、百菓之図に記されてると云う伝統菓子、「牛蒡餅」がどんな物か凄く気になったのですが…ここで銘菓を買うなら早目の入店をお勧めします。
買って食べた今風の麸饅頭は上品な甘さで美味しかった、写真は撮り忘れました。(汗)



↑ボランティアガイドさんとは蔦屋を出た所でお別れ、コースの最終ポイントである平戸瀬戸市場へバスに乗って向かいました。
平戸大橋を臨む風光明媚な場所に建つ市場は、新鮮な魚介類や野菜の他に精肉や米まで手広く揃えてます。
2階には展望デッキ付きレストランも有ったそうだが、時間が無くて私らは寄りませんでした。
市場に到着する頃、空もスッキリ晴れ渡り、陽射しを反射して光る海が眩しかった!

    

↑平戸の名産品が一堂に集まる市場、ぶっちゃけ蔦屋とここ寄るだけで、平戸土産を買い揃えるのに充分な感じする。
ここで私は味付けあご(飛び魚)を買ったが、平戸名産の魚と言ったら平目だ。
1/20~3/31迄、平戸では平目祭を開催するそうだ。
平戸で平目…何だかちょっと洒落っぽい。
味見させて貰った一袋200円の蜜柑も実に甘くて美味しかった。
借りたトイレも綺麗でしたよ。

    

↑気になってた牛蒡餅を発見、蔦屋でなく熊屋が卸した物らしいけど。
牛蒡を象った菓子で、牛蒡を原材料に使ってる訳ではないそうだ。
白黒と2タイプ有、味と食感はういろうっぽい。

    

↑お徳用「丸ぼうろ」も購入、実は平戸銘菓でなく、佐賀に昔から伝わる菓子だとか。
素朴な見た目に反して、ポルトガルの郷土菓子が起源と云う、南蛮渡来の由緒有る菓子で、味は卵パンに似てる。
卵パン知らない人には、甘食をソフトに乾燥させた様な食感と言えば、何となく伝わるだろうか?
素朴な味が癖になる、今回の個人的ヒット土産はこれ!
駄菓子好きは多分嵌まるに違いない。

市場で買い物をし終えた後は、ハウステンボスに到着するまで、運転手を除く全員、バスの中で寝てました。
ちなみにツアー参加者で希望が有れば、途中で佐世保駅で降りる事も可能。
この時は誰も佐世保駅で降りる人は居らず、バスはハウステンボスに真っ直ぐ向かって16:10到着、バスガイドさんと運転手さんに御礼を言って別れました。
私ら以外に1人で参加してた方は、場内ホテルに宿泊しているとの事で、入国棟近くで別れる形に。
「教会行けなくて残念でしたね」と、互いに心残りを口にし、サヨナラ致しました。
平戸観光ツアー編【完】、次回からハウステンボス観光編に戻ります。

エキゾチックジャパン平戸は美しい町でした。
特に菓子文化に興味有る人なら一度は行くべき。
平戸を知らずして日本の菓子を語るべからず。





書き忘れ(汗)…BSジャパンで毎週火曜20時~放送中の人気番組、「空から日本を見てみよう+」で、1月17日(火)に長崎県、雲仙・島原を取り上げるそうです。(その前回は長崎市街だった…今なら無料で視聴可能。)
平戸は今回取り上げ無くて残念ですが、ヘリから空撮した長崎雲仙・島原の眺めをお見逃し無く!私も観ます!
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ミスドコレクション1

2017年01月11日 01時12分46秒 | ミスド
最近、ミスタードーナツに嵌まってます。
実は自分、今迄そんなにドーナツ好きではなかったんですが、ミスドのポン・デ・リングを食べて、今更ながらその美味しさに気付いたのです。
独特のモチモチ食感が癖になる、元になったポンデケージョも好きなんだけど、ミスドのポン・デ・リングはまたちょっと違う。
今やコンビニ大手3チェーンが揃って、ミスドのドーナツ真似たの出してるけど、そっちは何時ものコンビニ菓子パンのそれで、味を比べるとやっぱり落ちるなって思う。
ミスドに足繁く通ってる友人曰く、ミスドの商品って基本は店ごとの手作りだそうで…てっきり機械での大量生産かと…御免なさい。(汗)
店によって置いてるドーナツが微妙に違うのも、各店で手作りしてる為なんだそうです。
確かに近所のミスドには公式サイトで紹介されてるのとは違うドーナツが置いてある。
町のベーカリー&カフェって趣きか。

そんなこんなで去年後半から公式サイトをチェックして、新商品が出る毎に買いに行くようになりました。
写真のは冬の新作「焼きマシュマロチョコレート・ストロベリー」、ドーナツ界のエンゼルパイだ!(←身も蓋も無い例え)
中に挟んであるマシュマロが弾力有って、うにょ~~んと餅の様に伸びる、20秒ほど電子レンジで温めると尚美味しいです。
ミスドは手作りな為か、買った商品を2日、3日置くと生地が固くなる。
買った当日に食べるのが一番美味しい。
日を置く場合は直ぐに冷凍庫保存するか、水張ったお皿に載せて、ラップかけて電子レンジで温め推奨。
ポン・デ・リングの場合、砂糖衣が溶けるまで温めると、蜂蜜が香って良い具合になる。
1つ1つ丸を千切って醤油と海苔かければ、みたらし団子風味になります。
公式サイトのなつかしのメニューを閲覧したら、過去に醤油味のポン・デ・リングも出してたんですね。
ああ、食べてみたい…遅くに嵌まった自分の様な人の為に、ポン・デ・リング祭を何時かまた開催して頂きたい。
たかがドーナツ、されどドーナツ。
ちなみにオールドファッションやチュロスみたいな、ドーナツの王道行ってるのは今でも苦手。(↑のマシュマロドーナツの生地はオールドファッション系だけど;汗)
フレンチクルーラーやポン・デ・リングみたいなのが好き。
地味にミスドの肉まんが好きだった、若い頃は専らミスドは飲茶目当てで寄ってたな。
しかし日本でドーナツったらミスドのイメージが強い。
ドーナツの種類を挙げるのに、ミスドでの商品名を用いたりってのは、頻繁に見掛ける。
約40年間、多種多様なドーナツを創作した、ミスドの商品開発部に天晴を贈りたい。
特に2010~2013年辺り、出した商品の種類が膨大で恐れ入る。
現在ミスドでは1/19(木)迄、ドーナツ総選挙を行うとの事、マクドと言い総選挙流行ってるのか。(笑)
自分が選ぶならやっぱり「ポン・デ・黒糖」かな~。(→https://www.misterdonut.jp/m_menu/mydonut/index.html)
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キラメキのクリスマス9

2017年01月09日 10時01分56秒 | ハウステンボス冬の旅行記
…先に伝えておきます。
今から報告する内容は2012年12月2日に長崎を訪れた時のものです。
つまり今より4年と1ヶ月程前になりますか。(汗)
御免なさい、途中で止めてて御免なさい。
前回の内容確認したら、ハウステンボス発の平戸ツアーに参加するってとこで終わってました。
4年前の事で行った本人も正直うろ覚えですが、備忘録を頼りに最後まで書かせて頂きます。
今更こんな古い旅行記、読んで何の参考にもならんですが、途中で止めてるのは自分的にスッキリしない為、暫くお付き合いください。(汗)


私が参加したハウステンボス発の平戸ツアーは、田平天主堂→平戸港交流広場→オランダ井戸→平戸オランダ商館跡→松浦史料博物館→六角井戸・大ソテツ→寺院と教会の風景→蔦屋(地元の老舗和菓子屋)→水産加工場というコース内容で、ファミリエ会員特典により当時の参加費は大人1人千円でした。
一般でも大人1人2千円、因みに2017年1月現在の同ツアーの値段は大人1人4,800円…当時の値段が破格過ぎたといえ、4年前に行っといて良かったわ~。

9時開園のカロヨンの音を合図にホテルを出て、入国棟内HTB観光営業所裏の駐車場に向かう。
その途中でハウステンボスのチケット売場に寄り、パークの再入国チケットを予め購入しといた。
まだ開園したばかりで入園客は少ない。
平戸観光ツアーの集合場所である駐車場に着いたら、これまた自分達を含めて3人しか参加者が居なかった。
母と私を抜いたら客1人だけ、貸し切り気分でバスに乗れて楽ちん。(笑)
同乗したガイドさんはショートヘアーで狐目の若い人だった。
若いながらトークがしっかりしており、平戸の文化について色々教えてくださった。
地元出身だがハウステンボスのイルミネーションを未だ観た事無いとか。(笑)
運転手は地元の西肥バス会社の人、30歳台位だったかと記憶している。
運転手+ガイド+客3人=5人が乗ったバスは10:15に駐車場を出発。
海を横に眺めながら道路を走り、平戸大橋を渡ったそこは、和と洋が混在する町だった。
11:20頃、平戸港前の交流広場に到着。

    

長崎西部に突き出た所に位置する平戸は、日本で最初にヨーロッパとの貿易を始めた島。
異国情緒漂う町並みは、その歴史有って故なのである。
町並みに合わせてか郵便ポストまで↑なデザイン。

目の前に海が広がる平戸港交流広場には、観光案内所の他に、ジャガタラ娘像や、カロヨンの鐘等が設置されているという話だった。
オランダ貿易時代に商館の外国人と一緒になった日本人の母子が、ジャガタラ(インドネシア)に追放されたという、哀しいエピソードを偲んで設置したってのが像の由来だそうな。
同じ日本人なのに国際結婚した事で外国へ追放って恐い時代だ。
広場の対岸には平戸城が建っているのが見える。
別名亀岡城、平戸を代表する建築物の1つです。

他、広場に点々と置いてあったチューリップ椅子に目が惹かれる。
ウロウロさんからのコメントによると、オランダから贈られた物だとか。
調べたらオランダのノールトワイケルハウト市と2011年に姉妹都市の提携してるんですね、ひょっとしたらそれを記念して向こうから贈られた物では?

    

    

    

    

↑鎖国以前に中国やオランダやポルトガルやイギリス等との貿易で栄えた平戸、現在まで残る町並みは、その頃のまま時が止まってる様。
ぶっちゃけ寂れてると言えなくもない。
しかし他所では見られないエキゾチックな美しさ、今回の旅で自分が最も心を奪われたのは平戸の町並みでした。
和洋折衷のスタイルって、どうしてこんなに素敵に見えるんだろう?
最近は映画の舞台に使われたりと注目度が赤丸急上昇、平戸に現存する数ヶ所の教会が、ユネスコの世界文化遺産に登録されたら、観光客も相当増えるんではなかろうか?
平戸の重要文化財である田平天主堂が、候補から外されたのは残念だけど…。
落ち着いて平戸の町を観光したいと言う人は、空いてる今の内に行っといた方が良いですよ!
尚、観光案内所の側には三浦按針、ザビエルといった、有名人の像が建っている。
更に付け加えると、その側には足湯・腕湯も在る。
腕湯ってのは珍しいですね。
平戸温泉はナトリウム炭酸水素塩泉(海近いからね)で、火傷等に効くらしい。

交流広場到着後は昼食を各自で取るようにと言われ、自由時間を設けられました。
その際ガイドさんから飲食店を何ヵ所か紹介して頂く。
紹介された所は観光ツアー協賛店って事で、若干お値段サービスして貰えると言う話だった。

    

↑紹介された中で私らが選んだのは、レトロ感たっぷりの通りに建つ「大渡長者」と言う店。
看板に「11:30オープン」と書いてあったのに、11:40過ぎに漸く「準備中」に変わる。
観光地でよく出くわす光景だ。(笑)
しかし趣有る店構えですねー。

    

↑中へ入ると更にレトロな雰囲気、はっきり言って超好み!
旧き良き昭和のアイテム満載、あくまで和洋混在しているのが平戸の店らしい。



↑メニューを見ると洋風のバーって感じ。
自分は「ピザ・アムステルダム」と言う名前の、ベーコンとポテトとアスパラガス入りピザと、バナナの生ジュースを注文。
母もメインは同じで、飲物はトマトの生ジュースを注文してました。

    

↑暫く後、マスターのおばちゃんが持って来たのがこれ、食べた感想としてはピザではなく、ポテトのチーズ焼だなと。(笑)
でもとても美味しかった、生バナナジュースも凄く新鮮で美味しかったよ♥
もしまた平戸来たらここで食べたい、レトロな店の雰囲気込みで、お気に入りの店になりました。
おばちゃん(今更だけど)御馳走様でした!

昼食を終えて再び集合場所の交流広場に戻り、近くのトイレに寄った後(余談だがこの時寄ったトイレは綺麗だった)、今度は現地のボランティアガイドさんの案内で観光ツアーを再開。

    

↑かつて城下町だった平戸、今もその名残は所々で見かけられる。
「御船手屋敷」と呼ばれる、船の操舵を役目とした下級武士の屋敷の石塀が、土産物屋の壁等に今でも残ってるのは凄い。
見回せば町中石塀だらけだった。

  

↑…ところで「御船手屋敷石塀」の説明碑文が在る側に、小さな鳥居が建てられてたけど、これは一体何を祀る物だったのか?
ボランティアガイドのおじさんに訊いても「知らない」との答えだった。
そんな、おじさん、ガイドでしょーが…。(汗)
ボランティアガイドの方、とても熱心に話してくれたのだが、自分の興味有る歴史の話に熱中しがちで、観光スポットの要点を観光客向けに纏めるというのは、あまり上手でない印象を持ってしまった。
おまけにしょっちゅう後ろ向きで話すから転びそうでヒヤヒヤする、実際何度か躓いておられた。(汗)
そしておじさんが話に熱中した結果、ツアーの時間が足りなくなり、スポットの目玉を何ヵ所か飛ばす破目に…申し訳無いが次来る時は現地ガイド抜きで廻りたいです。(汗)

    

↑オランダ商館跡地近くに残る井戸、通称「オランダ井戸」なる観光スポットで、かつてオランダ商館で使用してた井戸だそう。
オランダ井戸の近くには当時、港に着いた積み荷を上げ下ろしていた、「オランダ埠頭」と呼ばれるスポットも在る。

    

↑更に、如何にも近代に設置された海沿いの桟橋を進んだ先には、今回の観光スポットの目玉の1つ「オランダ商館」が建っていた。
入場料は観光ツアー客割引で大人270円、通常なら300円だそうです。
1639年に建造されたオランダ商館の倉庫を忠実に再現したのが、この「平戸オランダ商館」で、日本初の西洋風石造建造物だそうです。
館内では平戸が日本唯一のオランダ貿易港として賑わってた33年間の史料を展示、平戸の栄光の歴史を振り返る場と考えると少し切ない…。
1641年にオランダ貿易港としての役目は出島に移ってしまったからね。
しかしかつてヨーロッパとの貿易で発展した文化の名残りは少なくない。
それは町並みだけでなく菓子等にも見られる。
このオランダ商館でも、オランダで古くから伝わるスペキュラースクッキーが、お土産として売られてた。
いやこのスペキュラースクッキーは、オランダ伝来の物が平戸の伝承菓子として~って風には見えなかったけど。(汗)
ちなみにスペキュラースクッキーってのは、スパイスをたっぷり使用した、オランダでは特にクリスマスに欠かせないと言われる菓子。
買ってないのでオランダ商館で売ってたスペキュラースクッキーが、本場物同様にスパイスたっぷりかは不明。
買えば良かったと今では後悔してる、といったところで続きは次回。

…この調子で週1更新を目指します。(汗)

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漫画のクリスマス余話

2017年01月07日 22時09分29秒 | クリスマス
今日は七草粥の日ですねー、作って食べてないけど。(汗)
そもそも仕来たり通りなら6日の夜の内に調理して、7日の朝には食べなければならんらしい。
今は七草粥セットなんて売られてますが、高いので、せめてと大根おろして食べました。
イギリスでもこの時期は粥を食べるという旧い習慣が有る、やっぱり季節毎の風習って辿ると他国のものと重なるもんだなと。

さて、こっからは今回のクリスマスシリーズの総括です。
ミス・メリーも言ってましたが、漫画を読むとクリスマスという文化が日本の暦に完全に根付いてる事が解ります。
2年以上連載している現代日本が舞台の漫画で、クリスマス回が全く出ないものは在るんでしょうか?
「在るよ」って方は教えて頂きたい。
現代日本が舞台でなくても、特にジャンルがラブコメや学園ものとかなら、クリスマス回が出て来る確率は恐らくほぼ100%、なのに12コに作品絞って採り上げるのは甚だ勿体無い。
せめて少女漫画誌、女性漫画誌、青年漫画誌、少年漫画誌、4コマ漫画誌毎に、12コのクリスマス回を採り上げるべきだった。
いや~失敗した~~、こうすれば後5年はクリスマスシーズンの更新に困らないのに~~。
今年から暫くクリスマスの度に漫画を採り上げるか、或いは、クリスマスに纏わる怪談や奇妙な話を採り上げるか…全てはミス・メリーの気分次第。
今年のクリスマスにご期待ください。
つか今年もクリスマスの更新だけは多分するよって事で…こんな怠惰なブログで済みません。(汗)

写真は今年のコージーコーナーで販売したスイーツお重、可愛くてつい買ってしまった。
今年は酉年なもんで、可愛いヒヨコや鶏をモチーフにした食品が、年明けに沢山売り出されてた。

↑これは3羽合体の鶏パン。
デパ地下行ったら福岡銘菓ひよ子を、今が売り時とばかりにセールしてました。(笑)
商店にとって今年の干支が何かはかなり重要事項だそうで、酉兎虎辺りは商品のモチーフに使うと良く売れるけど、蛇は人気低くてあまり売れないから蛇年は嫌がられるんだとか。
蛇だって可愛いのに……。

  

  
↑は東京国際フォーラムで開催した正月テーマパークにて撮影した写真。
源氏物語の1舞台を再現した物だそうな。
東京国際フォーラム開館20周年記念事業として開催された「お正月テーマパーク」、入場無料に釣られて行ってきました。
日本のお正月の伝統文化を体験出来るよって事で、外国の方も大勢来てましたよ。
アクロバティックな餅つきが楽しかった。

  
↑その正月テーマパークにて食べた雑煮。
提供は帝国ホテルでかなり高価だった。
コンソメ味の揚げ餅雑煮と、鳥取の小豆雑煮(殆ど善哉)。
小豆雑煮は月並みと思われたのか、提供された雑煮の中で最も人気低かった。
美味しかったのに…甘党なら鳥取一択、餅が月みたいに欠けてるのは元からでなく、撮影前に自分が一口かじったからです。(汗)

書き忘れたけど、コンソメ味の揚げ餅雑煮は友人が食べた物、自分1人で両方食べたわけじゃないよ。(汗)
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アニソンあいうえお、その8

2017年01月06日 22時35分34秒 | アニソン
クリスマスの十二夜が明けて、1月6日は公現節(エピファニー)、クリスマスの妖怪…いや妖精のミス・メリーは退散、いえ、遠いお国へお帰り遊ばされました。
というわけで何気に続いてる新春シリーズ、今年も参ります!
前回の続きで今年は『や』から、歌詞や息継ぎのポイントは毎度、私の耳を頼りに適当な事を、お許しくださいませ。


『や』…や…や…

『や』ねの上ーで♪ 空を仰ーぐ♪ 陽ー射しは麗らか♪
見上げるそーら♪ かーらだじゅう 元気が漲ってく♪

ザーッツソーワンダーホー♪ 生ーきてーるんーだ♪
止められない♪ あーきらめるだ・なんーーてーーー♪

途方に暮れた昨日にサヨナラ♪ フツフツと沸き上がるこの気持ち♪
何度でもよみがーえるー♪ 花を咲かせようー♪
思い出は何時も甘い逃げ場所♪ だけど断ち切れ明日を生きる為♪
祝福の時はー来ーるー♪ 手を伸ばぁしてぇー♪

怒濤の日々は続く何処までも♪ 天国と地獄行きつ戻りつ♪
何度でもよみがーえるー♪ 花を咲かせようー♪
走れ走れ愛を手にするまで♪ それで苦しむなら望む所
祝福の時はー来ーるー♪ 手を伸ぁばしてぇー(手を伸ばぁして♪)

手を伸ばぁしてぇー♪(手を伸ばぁして♪)
両手挙ーげーてぇーーー♪


…2000年4/19~9/27迄テレビ東京系列で放送された、アニメ「ラブひな」のオープニングソング「サクラサク」。
作詞・作曲は岡崎律子、歌ってるのは林原めぐみ、当時、林原さんのファンだった自分は、林原さんが歌ってるというだけでCDを買った。
ちなみに今でもファンです。
なんかアニメ「ラブひな」は当時、夜10時台に放送という無茶やって、案の定、視聴率爆死してたような…でもネットでのアクセス率は高かったそうで。
原作は週刊少年マガジン1998年47号~2001年48号まで連載された、赤松健氏原作の同名漫画。
主人公の浦島景太郎が多数の美少女を相手に愛と苦難の日常を送るという、典型的ハーレムラブコメ+ラッキースケベも有るよ⭐な作品でした。
凄く好きではないけど絵が可愛くて読んでたな。
原作者は読者にストレスを与えない事を心掛けてたそうで、ああ成る程これは「ストレス0のめぞん+うる星」なのだと気付かされた。(笑)
アニメも原作も後半とんでも展開を繰り広げてたような…漫画版は今ならhttp://www.mangaz.com//にて無料で読む事が出来ます。
現在の作者は専ら漫画でもって実業家してる様子。
こちらがオープニング映像。


次は『ゆ』…ゆ…ゆ…

『ゆ』めぇに呼ばぁれてぇーー♪ 波ぃに巻かぁれてぇーー♪

深ぁいカオスゥの森をー抜けたら♪ 君ぃの心ぉで何かぁが変わる♪
銀いーろぉーの夜明ーけぇがぁー今ぁーーー♪
永ぁい眠りぃを打ちくぅだくよに♪ 君ぃの命ぃにパルスゥをおくる♪
ひたぁすぅらぁーに生きぃるぅーたぁめにぃーーー♪

君のひーとーみのぉー中ぁ♪ 生まぁれたばかぁりのぉー♪
夢ぇーの♪ かけぇらを♪ 強ぉさに♪ 変えてぇ行けぇ♪

時代に飛び込ぉむ勇気のダイバー♪
今の苦しみぃやな・み・だ・を♪
泳ぎ切れたなぁら未来できぃっとぉ♪
君もヒィーロォーにな・れ・る・さ♪

溢ぅれるちぃからぁーー♪ どうか信ーじてぇーーー♪

輝ぁやく為ぇーに旅立ぁーてソルジャー♪


…2001年4/6~2002年3/29迄、テレビ東京系列で放送された「電脳冒険記ウェブダイバー」のオープニングソング、「DIVER#2100」。
作詞は及川眠子、作・編曲は平間あきひこ、歌は高取ヒデアキ。
玩具会社タカラの商品販促目的で制作された子供向けテレビアニメで、ロボットや戦闘シーンが3DCGで描いてあり、観ると目がチカチカした。
第2のポケモンショック事件は起きなかったのだろうか?
2000年前後のアニメ制作現場はアナログ→CGへの移行により、技術の不慣れさから作画が崩壊する作品が多くてね…。
PCでの色塗りが楽に出来るようにつって、単純な色設定にしてもいた。
このアニメもそういう作品の1つで、出来は正直悪かった様に覚えてる。
…子供向けだから、まともに観てなかったけど。(汗)
でも主題歌は滅茶苦茶燃える!個人的「燃える!アニソンランキングベスト10」入りです!
こちらがオープニング映像。


次は『よ』…よ…よ…

『よ』ぞぉらぁーをー♪ なぁがれぇたぁー♪ 八ぁっつぅの綺ぃ羅ぁ星♪
胸ぇのおーくに♪ かぁーがぁーーやぁーくまぁーでぇー♪

「ファイト!」傷付きなぁーがらぁー♪
「ホワイ!?」人は何故たたぁーかうー♪
「イエス!!」何処かでほぉーんとの自分にぃーー♪
出逢う為さぁっ♪

愛が足りないぜっ♪
格好つけたままぁじゃぁーー♪ 抱き合ーえーない♪
夢が足りないぜっ♪
過去と同じ未ぃ来ーー♪ 飽ーき飽ーきさぁ♪

愛が足りないぜっ♪
眠ってた情熱ぅーー♪ 叩き起ーこせぇ♪
夢が足りないぜっ♪
諦めてばかぁりぃじゃぁー♪ 負ぁーけ犬さぁ♪

つぅよぉーくぅーなれぇー♪ やぁさぁしぃさを知るぅーまでぇ♪
たぁたかえーーー♪


…1995年10/2~1996年6/27迄テレビ東京系列で放送されたアニメ、「バーチャファイター」の二期目オープニングソングで「愛がたりないぜ」。
今回挙げたの全てテレビ東京系列だな。(笑)
作詞は森雪之丞、作曲は米川英之、編曲は大堀薫、歌は光吉猛修。
自分、すっごい森雪之丞氏が作る歌詞が好きなんすが、これなんか正にマイ・フェバリットです。
「愛がたりないぜ」ってタイトルから凄く効いてる。(笑)
「バーチャファイター」ってのは、あのSEGAが出した同名の格闘ゲームを原作にしとりまして、身も蓋も無く言えばゲーム販促の為の番組。
ストリートファイターとか格闘ゲーム全盛時代で、アニメ化する作品も多かった時代…今もパズドラとか妖怪ウォッチとか、アニメや映画化していて変わらんか。
ゲームが原作なんで物語なんて有って無きが如しでしたが、絵の動きとか結構良かったように覚えてる。
オープニング映像が実に格好良いんだ、ただハチマキ巻くだけで異様な迫力、描いたアニメーターさんの腕を讃えます。
こちらがそのオープニング映像。



来年の正月は『ら』から始めます。
(これに関しては)終わりが見えて来たぜ!


写真は東京、丸の内の明治安田生命ホールの正月飾り。
今年は酉年コケコッコー。
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2016年、クリスマスには歌を歌おう♪その12

2017年01月01日 18時31分54秒 | クリスマス
ハッピーニューイヤーーー♪♪――2016年のタイトルのままで失礼v
2017年、新しい年に貴方が期待する事は何かしら?
今年が皆にとって幸福なものになるよう、メリー祈ってるわ!
「日本の漫画に登場するクリスマス・ストーリー」、最終夜は「こちら葛飾区亀有公園前派出所」から紹介よ!
亀有公園前派出所勤務の型破り警察官、「両さん」こと両津勘吉を主人公に描いたハチャメチャポリスアクションコメディーで、原作者は秋本治氏。
集英社発行「週刊少年ジャンプ」1976年29号に読み切り版が掲載、その後、同雑誌で1976年42号~連載スタート。
「こち亀」の愛称で知られたこの作品が、去年の42号で惜しまれつつ完結した事は、2016年漫画界10大ニュースの1つじゃないかしら?
メリー、てっきり作者の方がお亡くなりになるまで続くものと思ってたわ!
単行本の総発行巻数はなんと200巻!これはギネス記録入りですって!
「40年間休み無く連載してたとあれば、クリスマス等のイベント回もさぞや多い筈」と考え、その回数をカウントした方が居るわ。(→http://blog.canpan.info/recommend-comics/archive/97)
その方によると単行本196巻までの内、計24回在ったんですって。
残りの197~200巻まではメリーがカウントしたところ0回だった、つまり「こち亀」計200巻内には24のクリスマス・ストーリーが在るという事。
24!クリスマス・イブを暗示するような意味深な数字ね⭐
こういうユニークな視点から作品を検証する人、メリー大好きよv
折角だから24回全て読んで一言ずつ感想を述べさせて貰うわ。

1)2巻「12月24日雪…の巻」…この頃はまだ両さんが交番勤務しただけで話が終わったのね。
2)7巻「クリスマス戦争の巻」…連合青軍Gが侵入してもセキュリティ完璧な中川家のパーティーは安心安全v
3)28巻「我が青春の桜田門の巻」…クリスマス・プレゼントに大原部長の思い出の警視庁庁舎を190億で再現しちゃう中川さんって太っ腹!
4)38巻「両さんのホワイトクリスマスの巻」…サンタの格好した泥棒に出くわすというベタネタ。
5)53巻「両津クリスマス劇場の巻」…多過ぎる御歳暮は恵まれない子供達へ…旦那さんの職業は政治家かしら?
6)68巻「聖なる夜の大天罰!の巻」…公園に植えた記念樹盗んでクリスマス・ツリーにしては駄目よ両さん!
7)78巻「ケーキ屋・両さん!?の巻」…ケーキは拵えるわ鮨は握るわアニメは描くわ両さんって本当万能よね。
8)83巻「クルシミマス・バザーの巻」…バザーに出品する物を各方面から取り立てる両さんは殆ど闇金業者。
9)87巻「江崎教授の帰省の巻」…貴重なマクラーレンF1がボコボコにされる様にメリー泣いちゃう。
10)103巻「ソルジャーサンタの巻」…毎年ボランティア施設に手作りケーキ200個も贈る麗子さんが初期は高飛車女だったなんて信じられないわ。
11)124巻「X'mas鍋大騒動!の巻」…クリスマスパーティーを敢えて鍋で!…何となく美味しんぼタッチね。
12)129巻「怒れ!寿司神様!!の巻」…両さん怒りの巨大太巻寿司がインパクト大だわ!
13)135巻「メリークリスマス寿司!!の巻」…最近は寿司屋も和菓子屋も和食堂ですらクリスマス商戦に乗る様になったわね。
14)140巻「妙隠寺母子像の願いの巻」…映画「サイン」みたいな不思議なクリスマス話だったわ。
15)145巻「The Santa Battle!!の巻」…誰だってマッチョなサンタより美女サンタの方からプレゼント貰いたいわよねェ。
16)151巻「クリスマスvs男祭!!~真冬の決闘~の巻」…イブにも孤独な男達が対抗策に立ち上げる裸に褌男祭!!
17)156巻「京都聖夜の巻」…雪化粧した京都東寺の五重塔を最古のクリスマス・ツリーって呼ぶのは素敵な表現ね。
18)173巻「クリスマスイルミネーションの巻」…最近はそんなに大きくない駅周辺の繁華街でも煌びやかで驚くわ。
19)178巻「クリスマス機動捜査網の巻」…爆破予告犯から街の人の平和なイブを守る為に葛飾署の面々が立ち上がる!…久々に警察官らしいエピソードね。
20)188巻「平和サンタの巻」…内戦が続くアフリカに平和の使者「両津サンタ」が降臨!
21)188巻「レモンのサンタクロースの巻」…幼稚園で親善サンタ役に選ばれたレモンちゃんの活躍。
22)188巻「メリーおめの巻」…最近は夏にも御節料理売ろうとしてるけどリアルに両さんみたいな人が居るのかしら?
23)193巻「サプライズツリーの巻」…軍用ミサイル・ツリーって流石米軍アイディアがダイナミックだわ。
24)196巻「想いを継ぐ鳥の巻」…天候を利用してオウムを捜す両さん頭良い!

…記事の文字数制限が有るため、駆け足で追っちゃって御免なさい。
挙げた中でメリーが特に気に入った回は、タイトルを赤くしといたわ。

「聖なる夜の大天罰!の巻」は、署が主催で開くクリスマス・パーティーに飾るクリスマス・ツリーを買って来るよう頼まれた両さんが、無駄遣いで預かった金パーにしてしまい偶々見掛けた公園の樹を盗んで代用したら、実はそれ署が町会に寄贈した記念樹で、植樹した時のプレートからバレて大目玉食らっちゃうという粗筋。
両さんにお遣いさせる事がそもそものミステイクに思うけど…記念樹に付けた「何年何月に葛飾署より寄贈」って植樹プレートから足がつく展開が面白かったわ♪

「平和サンタの巻」は、「平和サンタとなって紛争の続くアフリカに休戦を呼び掛けよ」って警視総監の無茶な命令から、両さんがサンタの格好にパラシュート着けて銃撃戦の真っ只中に舞い降りるという話。
一警官に任せて良い任務に思えないけど…良いのかしら?
で、戦闘員のゲイ心につけこんで、ホントに休戦させちゃう両さん凄過ぎ!もう両さんが国連事務総長にでもなれば良いと思うわ。
クリスマスに休戦といえば、こんな話が有るわよ――1870年12月24日、普仏戦争での事、一人のフランス兵が銃を持たずに両手を挙げて、塹壕から登って来たかと思うと、フランス語で「きよしこの夜(Minuit,chrétiens=さやかに星はきらめきだったって説も在るの)」を歌い始めた。
その歌を耳にした両軍は発砲を止め、今度はプロシア軍の一兵士がマーティン・ルーサー(マルティン・ルター)の「Vom Himmel hoch, da komm ich her=From Heaven Above to Earth I come(直訳;天国から地球へ私は来る)」を対抗するように歌い始めた。
この出来事が切っ掛けで、クリスマスに1日だけの休戦が叶ったという――クリスマス・ソングが切っ掛けで戦争が止まるなんて凄いと思わない?どうせなら1日だけと言わず、ずっと休戦していれば良いのに。

「こち亀」を読んでいて他に感じたのは、クリスマス回の多くに雪の降る描写が出る事から、作者はホワイト・クリスマスに憧れてるのかなって。
最初のクリスマス回から雪が降り、最後のクリスマス回でも雪が降るなんてね、リアルで東京にクリスマスの日に雪が降るなんて奇跡に近いもの、憧れる気持ちメリーにも解るわ。
それにしても24ものクリスマスに纏わるショート・ストーリーを生み出した作者の創作力には感服よ!
溢れる才能ってこういう事を言うんでしょうね。
漫画界のレジェンド秋本治氏の、益々のご活躍をお祈りするわ!

ここで12曲目のクリスマス・ソングを紹介、勿論フィニッシュはこの歌よね――「We wish you a merry Christmas」♪



【We wish you a merry Christmas】




(歌詞)

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
We wish you a merry Christmas and a happy New Year♪

We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪

We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
We wish you a merry Christmas and a happy New Year♪


We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it out here♪

We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it out here♪


We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
We wish you a merry Christmas and a happy New Year♪


We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪

We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
We wish you a merry Christmas and a happy New Year♪

We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it out here♪

We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
・・・So bring it out here♪


(訳)

★クリスマスおめでとう
 クリスマスおめでとう
 クリスマスおめでとう
 それと幸せな新年も

★繰返し

※嬉しい頼りが届いたんだ
 貴方に そして皆に
 クリスマスのお祝いだよ
 それと幸せな新年も

☆早く食べたい いちじくプディング
 早く食べたい いちじくプディング
 早く食べたい いちじくプディング
 もう待ちきれないよ

☆繰返し

※繰返し

▲此処に居るよ
 此処に居るよ
 此処に居るよ
 一緒に食べよう

▲繰返し

★繰返し(×2)

※繰返し

☆繰返し(×2)

※繰返し

▲繰返し(×2)



歌はこちらを参考にしてね♪(※音が出る)
さて…寂しいけれど、そろそろお別れの時が近付いたわ。
今回紹介した中に貴方の好きな作品は出て来たかしら?
メリーが紹介したのはたったの一握り、日本の漫画を読むとクリスマスがごく自然に、日本の暦の中に溶け込んでるのが解るわ。
盆と正月が一緒に来たら目出度い、目出度いイベントは沢山在った方が嬉しい、そういう日本人の素直な気質がクリスマス文化の促進を助けたのかもしれないわ。
クリスマス大好きなメリーには歓迎すべき事だけどv
とは言えクリスマスも良いけど正月もね♪
メリーと一緒に新年を迎えてくれて有難う!
今年のクリスマスにも、メリーきっとこのブログに帰って来るから待っていて!
ブログ主は更新サボるくらいなら、私にここを譲りなさい!
それじゃあ皆、今年のクリスマスにまた会いましょうね♪



…明けましておめでとう御座います、新年早々明け渡しを要求されてしまったブログ主のびょりです。
そういやあ自分がここの主だったなあ……時々自分で忘れるけど。(汗)

「こち亀」の完結は自分もビックリ致しました。
作品と違って作者の命は有限だから何時かは終わるといえ、週刊少年ジャンプがよくそれを許したなと。
ちなみに「こち亀」のクリスマス回で自分が好きなのは、「怒れ!寿司神様!!の巻」です。
あの馬鹿馬鹿しくも迫力の有るオチが好きだ。
しかしこの作品の最も偉大な点は、やはり40年間休み無く続いた事かと。
継続するって本当に難しい事だよ…我ながら自分が言うと説得力有る。

写真は正月に合わせて箱根山のホテルから撮影した富士山。
一富士、二鷹、三茄子、鷹と茄子の写真は無いけど、皆様が今年中、沢山の幸運に恵まれますように。
サボってばっかり居るけど、今年も宜しくお願い致します。

…ブログのタイトルは1月6日朝に直します、今回の総括もその際に行いますんで!
コメント (5)
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