瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

ミスドコレクション45

2019年06月28日 00時32分35秒 | ミスド
今回はセイボリーサンド・ドーナツとトッピング・ホットトーストのニューバージョンを紹介。


↑「セイボリーサンド・ドーナツ・ハムグラタン(172円)」
イースト生地のドーナツにハムとホワイトソースフィリングをサンドして焼き上げました。(←ミスド側の説明文を引用)
…グラタンって呼べるほどカリカリに焼かれてはいない、お持ち帰りした場合は自宅のオーブンでこんがり焼くと、よりグラタンらしく美味しく頂けるかと。
ドーナツ生地で挟んで食べるには、ホワイトソースが少ししょっぱいと感じました。


↑「トッピング・ホットトースト・クロックムッシュ(270円)」
ハム、ホワイトソース、チーズ、コーン、パセリをトッピングしてトースト。(←ミスド側の説明文をほぼ引用)
ぶっちゃけ「セイボリーサンド・ドーナツ・ハムグラタン」と中身あまり変わらない。(笑)
しかし生地の面積はこちらの方が広めな分、ソースと生地がバランス取れてる様に感じられて、美味しく食べられました。
てゆーかこちらの方が焦げが有る分グラタンっぽい(笑)、そもそも「クロックムッシュ」名で出すなら卵も使って欲しい。
ミスドのトーストは少し固めで噛み応えが有り、しっかりした食感好きな自分は結構気に入っている。
もう少し大きく作って頂けたら嬉しいんだけどな~。

この2種と交替する形で、「セイボリーサンド・ドーナツ・ハムチーズ」と、「トッピング・ホットトースト・たまごマヨ」が、販売終了しております。
ツナ系が残されたのは安定した人気故かと。
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ミスドコレクション44

2019年06月27日 00時08分14秒 | ミスド
6月中頃ミスドで新たなドーナツが4種発売されました――人呼んで「夢のドーナツ」!!
振り返る事2017~2018年、お客のリクエストに応え誕生した4種が、新しくなったオールドファッション&チョコレートドーナツの生地でもって復活です!
……復刻するなら歴代のポン・デ・リングにして欲しい、なんてボソッと呟いてみたり。
マクドみたいに「復活を希望する商品」をアンケート調査してみては~と…過去に何度かやってるとは思うけど、1年に1回位の頻度でやってみて欲しい。


↑「エンゼルダブルチョコレート(151円)」
しっとり濃厚生地のダブルチョコレートにホイップクリームをサンド。(←ミスドの説明文を引用)
ミスドのクリームってあんまり甘くないのが良い、それをチョコレート生地で挟むと、ザッハトルテ感覚で結構美味しいと気付きました。
クリームと一緒に食べる事で、チョコの甘味より苦味が際立つのです。


↑「ゴールデン&ココナツチョコレート(151円)」
カリカリトッピング&シャリシャリココナツで楽しさが2倍に!濃厚なチョコレート生地が魅力。(←ミスドの説明文を引用)
シリーズで最も写真映えする見た目、しかし、ぶっちゃけ超甘い!!
レギュラードーナツ中、甘さで1、2を争うドーナツを合体させるとは――個人的に組んだらいけないコンビだったと思う。(汗)
2つのドーナツを貼り合わせるのに、クリームはともかくチョコまで使った事で、アンタッチャブルな甘さを実現。
けど子供には人気が有るらしい、元々お客のリクエストから誕生したって事は、案外需要は高いのか?…自分には良く解らない。(汗)


↑「ベリーチョコファッション(151円)」
ミルク感の有るサクサクした生地の表面全体にチョコをコーティング。(←ミスドの説明文を引用)
オールドファッションの上部全体にベッタリとチョコが塗られています。
これも幾ら何でもチョコ塗り過ぎ~と思ったけど、以前よりチョコの甘さが控えられた事で、思ったより暴力的な甘味を感じないと言うか…いややっぱり甘いけど。(汗)

 
↑「焼きカスタードファッション(140円)」
ミルク感の有るサクサクした生地にカスタードクリームを載せてオーブンで焼き上げました。(←ミスドの説明文を引用)
2018年ミスド全店での人気投票で4位に選ばれたドーナツが、新しくなったオールドファッション生地をベースに復活です。
私もこの中では一番美味しいと感じた、こんがり焦げたクリーム部分が香ばしい。
カスタードクリーム系は人気有るんだから、もっと種類増やすべきに思う。(日持ちしないのがデメリットだけど)
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ミスドコレクション43

2019年06月26日 02時04分52秒 | ミスド
ミスドのドリンクが数年振りに大きく変わりました。
新ジャンルとして「エスプレッソコーヒー」が追加されたのです。
以下、写真と共に紹介致します。

 
↑「ハニーラテ(356円/※季節限定商品)」
蜂蜜が香る、優しい甘さ。(←ミスド側の説明文を引用)
エスプレッソコーヒーにクリームと蜂蜜が載ってます、説明不要かと思いますが、写真左がホットで、右がアイス…アイスコーヒーは通常グラスで出してくれる店舗なのですが、注文時は洗浄が間に合わなかったのか、持ち帰り用プラカップで渡されました。
蜂蜜は珈琲の香りを阻害して、相性いまいちに感じるんですが、高田馬場店舗では公式にジャンル新設する前から提供しておりました。
比較するとアイスよりホットの方が美味しい…個人の感想です。

 
↑「カフェモカ(324円/2019年10月~イートイン330円)」
ほろ苦いコーヒーにチョコソースの味わい。(←ミスド側の説明文を引用)
写真左がホットで、右がアイス――通常はこの様なグラスで、アイスドリンクを提供しています。
チョコと珈琲は相性悪くない。
ちなみに盛るクリームの量は店員さんの裁量に任されており、ホット注文時にサービス良い方だと、蓋閉められないほど盛ってくださる。(笑)
その際、「クリームが潰れてしまうので、蓋を開けたままお渡し致します」と断り入れてくださったのに、ちょっぴりホッコリ致しました。
この手の商品は盛るクリームの美しさが肝らしい。

 
↑「キャラメルラテ(324円/2019年10月~イートイン330円)」
ほろ苦いコーヒーにキャラメルソースの味わい。(←ミスド側の説明文を引用)
同じく、写真左がホットで、右がアイスになります。
珈琲にクリーム載ったタイプの中では、これが最も香りが良くって美味しいと感じました。
キャラメルは珈琲と相性良いらしい。


↑「カプチーノ(324円/2019年10月~イートイン330円)」
エスプレッソに泡立てたミルクをオン。(←ミスド側の説明文を引用)
これはホットのみの提供となります。

…スタバやタリーズを強く意識したラインアップですね。(笑)
どうせならドーナツと同じ位に、ドリンク類もオリジナリティを追求して欲しい。
ミスドで飲む珈琲の味悪くないんですよ。
氷コーヒーなんて、もっと種類増やして前面に押し出せばと思います。
ちなみにミスドでの私の一押しは、「ロイヤルミルクティー」です。

 
↑「アイスロイヤルミルクティ(302円/※夏期限定商品)」
スリランカ産ウバ茶を100%使用した、上品な香りとスッキリした渋味のミルクティ。(←ミスド側の説明文を引用)
夏期限定アイスロイヤルミルクティーはミスドでの夏の楽しみ。
砂糖入れずにそのまま美味しく飲める。
ミスドって不思議と牛乳使用した飲み物が美味しい。
カフェオレしかり、ロイヤルミルクティーしかり…アイス&ホットミルクは試した事無いけど、実は美味しいのかもしれない。
スタバやタリーズを真似するんじゃなく、レトロ路線歩んで、フルーツ牛乳とか苺牛乳とか珈琲牛乳をラインアップに加えては如何か?
そっちの方がミスドっぽい気がする。
その隣(※PC画面の場合)のマグカップにて提供される物は、冬季限定商品のホット「ロイヤルミルクティ(302円)」、後味すっきり、じんわり温まります。

【2019年10月8日追記】
 
↑「オレンジキャラメルラテ(324円)」
今年の夏に発売されたオレンジ風味のキャラメルラテで、写真左がホット、右がアイス。
同時期に「オランジュ・ド・ダブルクリーム」なる、オレンジ風味のドーナツを出していて、そのオレンジソースの余り分を利用したと察し。
キャラメルの甘い香りとオレンジの爽やかな香りのコラボレーション…相性として悪くはないけど良くもなかった様な。
オレンジに香りをミックスするなら、バナナやリンゴ等、同じ果物系の方が相性良かったかと。
ちなみに秋に入ってからは「マロンラテ」に販売切り替わりました。
今後も季節限定ラテを1種類出す形になるのでしょうか?

【2019年11月4日追記】

↑秋限定「マロンラテ(ホットもアイスもテイクアウト356円/イートイン363円)」、写真の紙カップ入りはホット、グラス入りはアイスです。
カフェラテにホイップクリームとマロンソースがトッピングされてる。
マロンの良い香りが秋の風情を醸してます。
マロン人気を充て込んでか、さり気無く値上げしている…。
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那須の短い秋その4

2019年06月25日 02時59分55秒 | 旅の覚書
前回に続いて2017年10/29~10/31に那須へ訪れた際の旅レポ、ラストの今回は那須の紅葉がテーマです。
旅行中2日目に那須どうぶつ王国へ行った他は、初日に何時もの如く南ヶ丘牧場とチーズガーデンに寄って、最終日はホテルのオプショナルツアーに参加致しました。(温泉神社やみちのくは、時間が足りず諦めました)
その辺りをサラッと語ろうと思います。

初日は例の如く、那須観光周遊バス「きゅーびー号」に乗って、観光&ショッピング。
天気は生憎の雨で、1日中傘が手放せませんでした。
…ちなみにこの「きゅーびー号」、知らぬ間にエリアを拡大しており、2019年現在は「イエローLine」・「レッドLine」と、二路線で各観光地を繋いでるもよう。
新路線「レッドLine」は、前回紹介した「那須どうぶつ王国」の他、那須で唯一絶叫マシーンが有る遊園地「那須ハイランドパーク」、「TOWAピュアコテージ(NOZARU)」、「那須高原ビジターセンター」、ツツジが綺麗な「八幡崎」、元那須御用邸用地「那須平成の森」、ゴンドラに乗れる「マウントジーンズ那須」、「那須アルパカ牧場」、年間様々な花が咲く「那須フラワーワールド」等を廻ります。
「イエローLine」がロイヤルロードを軸に、縦に廻るのに対し、「レッドLine」は湯本より高所を横に廻る感じです。
2路線ともホテルエピナールに停車するのが素晴らしい、ぶっちゃけエピナールやホテルサンバレーといった、那須の大型リゾートホテル客誘致を狙って、実現した新路線なのでしょう。
出来れば後1路線増やして那須街道側の観光地も廻れる様にして欲しい、那須町観光協会の方々「グリーンLine」とか如何でしょう?
ただ新路線「レッドLine」は2019年11月30日迄の運行だそう、冬は雪で道路が凍結するからでしょうね。
来年以降も路線を継続するかは、需要や道路状況を見て判断するんじゃないかと――2017年10月の那須旅レポに戻ります。(汗)

⭐「南ヶ丘牧場」…「イエローLine」・「レッドLine」の2路線とも停まる、那須の大人気観光牧場。
希少なガーンジィ牛乳から作った乳製品は、那須高原を代表するお土産です。

 
↑この旅で紅葉が最も綺麗だったのは、南ヶ丘牧場の周りでした。
平年を下回る気温が影響し、湯本より上の方は、紅葉の盛りを過ぎていたのです。
紅葉のベストシーズンは毎年変わる為、先読みが非常に難しい…。

 
↑ハロウィーン当日という事で、牧場内にはカボチャが沢山飾ってありました。
形も大きさも様々なカボチャに描かれたアート、結構な腕前の物が並ぶ中、写真一番右の「バナナ」と書かれたカボチャが異彩を放ってます。(黄色いからかな?)


↑季節限定のソフトクリームはマロン味でした。
店員さん、巻きが片側にちょっと寄り過ぎ~。(笑)


↑右手でマロンソフト、左手で傘を持ち、停留所でバスを待ってる間、電線伝って移動する猿の親子に出くわしました。
友人と2人、宙を見上げたまま、一瞬固まるも、慌ててカメラ構えましたよ!!
器用にスルスル伝って行くから感心してしまった…感電しないんだから慣れてるって事だよねえ。

牧場で軽食を取り、土産を買った後は、チーズガーデンに寄りました。
…何を買ったり食べたかについては省略――大体いつもと同じなんで。(汗)

⭐「チーズガーデン」…御用邸チーズケーキ等、チーズを使った菓子で有名な店ですが、本店はチーズ関連食品の他、様々な物を取り扱っています。

↑チーズガーデンの敷地内に在る、お洒落で高級なイメージのカフェレストラン、「カフェ&ガーデンしらさぎ邸」。
秋の庭が雨に濡れて、趣を増していました。

2日目は旅レポの2、3で書いた通り、「那須どうぶつ王国」を観光。
最終日の3日目はホテルのオプショナルツアーに申込み(※事前予約制)、マウントジーンズ那須のゴンドラに乗って、山頂まで紅葉を観に行きました。

⭐「エピナールの紅葉観賞ツアー」
ホテルエピナール那須では1年を通して様々なネイチャーツアーを開催しています。
宿泊客ならホテル側がチャーターしたバスに乗り、周辺の観光地までお得な値段で案内して貰えるので、人気が高いツアーは直ぐに予約で埋まってしまいます。
紅葉観賞ツアーは最も競争率が高い為、宿泊予約と同時に申込みました。
…それくらい楽しみにして参加したツアーなのに、前述した通り2017年の紅葉は例年より早く進み、山周辺は疾うに散っていたのです。
 
山麓のロープウェイ乗り場付近ですら散っていたのだから、山頂の状況は推して知るべし……てゆーか雪降って積もってたし!!

 

 

 
山の紅葉は観られなかったけど、平年より早く雪景色を観る事が出来たのは幸運でした。(笑)
旅の2日目に降ったのが那須の初雪で、3日目はこの年初めての積雪だったらしい。
ツアーを終えたガイドさん曰く、「皆さん、初雪観賞ツアーを楽しんで頂けましたか?」――いつの間にか趣旨変わってますがな。(笑)

ツアーを終えて戻って来たら、ホテルの庭の樹々が綺麗に色付いてました。
 

 
↑昨日からの急激な気温低下により、麓の紅葉が一気に進んだ様で…山頂まで観に行く必要無かったみたい。(笑)


↑最終日のランチはホテルエピナール那須、アネックスタワー2階のレストラン「レモンバーム(現在は『和匠ダイニング菜す乃』と統合)」で頂きました。
サラダ冷麺、とっても美味しかったです。
山頂は雪が積もるほど寒かったけど、麓は晴れてホテル周辺は結構暖かかった。
場所によって天気と気温の差が激しい那須、着る物には注意が必要です。

これにて那須旅レポ終了、最後までお付き合いくださり有難う御座いました!
この後はミスド記事を挟んで、箱根旅レポを上げる予定…またまたお付き合いくださいませ。(汗)

【完】
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那須の短い秋その3

2019年06月24日 01時44分07秒 | 旅の覚書
前回の続きで2017年10/29~10/31に「那須どうぶつ王国」を訪れた際のレポ後編、今回は「王国ファーム」を紹介致します。
屋根付き通路で屋内施設の殆どが繋がっている「王国タウン」と違って、「王国ファーム」は那須の雄大な山々を背景に動物達が過ごす牧場エリア。(ちなみに私らが訪れた時は、未だ王国タウンに屋根付通路は出来ていませんでした。)
 
王国タウンと王国ファーム間を繋ぐのは、無料のワンニャンバスに片道300円のリフト…約1.5㎞の山道を歩いて行く方法も有るけど、勾配が強い自然道なので、あまりお勧め出来ません。
晴れてるなら有料でもリフトに乗って行くのが、一番気持ち良いと思います。(※但しGW~涼しくなる迄の土日祝と夏休みのみ営業)
一般的な移動手段のワンニャンバスは、犬猫型の可愛いシャトルバスで、走ってる間ワンワンニャンニャン鳴く、如何にも動物園らしい楽しい乗り物です。
無料の言葉に惹かれて、自分らはワンニャンバスで向かいました。

⭐「ヒツジファーム」…広々とした斜面で羊達が長閑に過ごす放牧場。

↑コリデールと言う種の羊が居ます。

⭐「猛禽の森」…鷹や鷲やコンドル等の大型猛禽類が飼育されているコーナー、流石に皆檻に入れられていました。
檻越しだけど餌やりを体験出来ます。
鳥類で最も好きなのは鷹なんだけど(ホークスファンなので)、檻の奥に隠れてしまい撮れませんでした。
 
↑アンデスコンドル、イラニアンワシミミズク

⭐「カンガルーファーム」…オオカンガルーの親子が暮らすコーナー、普段は野外を飛び跳ねてるところが、寒かったせいか飼育ケージの中に入ってました。


⭐「アルパカの丘」…白黒茶のアルパカ達が放牧されている丘。
側にはテイクアウトレストラン「BOCCA」が在って、のんびり寛いでるアルパカ達を観ながら、カレーやソフトクリーム等の軽食を食べられます。
 
↑頭隠して尻隠さずのアルパカと、「BOCCA」で一番人気のアルパカレー。
レストランは屋根付きながら壁は無く、ほぼ屋外な自然派スタイル、ぶっちゃけ風通り良過ぎて寒かった。
受け取った時は熱々だったカレーが、みるみる内に冷えてシャリシャリに凍るという、信じられない光景を見ました。
映画「デイ・アフター・トゥモロー」で物が見る間に凍り付くシーンを、実際に有るわけないと笑って観ていたけど、現実に起こるとは……!
そしてこの事件は後に続く災難の予兆だったのです…!!
 
↑秋の穏やかな陽射しが降り注ぐファーム…正午を回る位までは、こんなにも平穏な景色でした。
嗚呼、それなのに、それなのに……山の天気の変わり易さを直に思い知ったです。

⭐「ホースコーナー」…色んな種類の馬が繋がれてるコーナー、隣にはラクダも居ます。
 
↑アングロアラブと言う種の馬とフタコブラクダ


↑黒目が愛らしいライディングポニーも居るよ。

⭐「ライドパーク」…引馬・引ラクダに乗って、柵内を一周するパーク。
引馬は1回500円、引ラクダは1回700円で体験出来ます。
引ラクダ体験ってのは珍しい、国内では鳥取砂丘くらいでしか聞いた事無いです。
 
↑人を乗せる訓練を積んだフタコブラクダ
ラクダは本来気性が荒く、人が乗るには適さない動物だそうで、トレーナーはかなり苦労したそうな。

⭐「ジングルファーム」…トナカイが放牧されているコーナー。
クリスマスシーズンはサンタの格好したトナカイとの記念撮影サービス有り。
写真は以前アップしてしまった為、こちらより御覧ください。

トナカイを観ていた所で俄に空が掻き曇り――本当にそんな表現がピッタリで、一瞬前まで晴れていたのが嘘みたいに空が厚い雲で覆われ、雪が横殴りに降って来たんですよ!
幾ら那須でも10月に雪が降るのは早過ぎね?と思い、後でネット天気予報を観たら、通常よりかなり早く初雪が降ったらしい。
初雪観られた事はラッキーだけど、観たかったショーは「ザ・キャッツ」以外中止で、早々と帰る事になったのです。
バードパフォーマンスショーとか、牧羊犬ショーとか、オットセイのショーとか、諸々観たかったのに!ラクダにも乗りたかったのに!!…という嘆きをスタッフさんにぶつけたら、「残念だけど、荒天の中でバードショーをやったら、風に乗ってどっか飛んでっちゃうからね~」と言われ、それもそうだと笑ってしまった。
何せ高山の上に在るテーマパーク、遊びに行くなら夏に限るかと。(夏も雷雨に遭う心配有りますが…)
冬休みも営業はしてるけど、王国ファームは閉じちゃうので。

雪が降った後は急激に気温が下がって、本気で風邪引くかと思いました。
山の天気は恐いです。
でもテーマパーク自体は楽しい所ですよ。
動物関連の施設の他、温泉や遊び場も有ります。

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那須の短い秋その2

2019年06月23日 00時44分50秒 | 旅の覚書
前回の続きで2017年10/29~10/31の那須旅レポで御座います。
情報遅過ぎて済みません。(汗)

2泊目は朝から「那須どうぶつ王国」に行く予定を立てていました。
毎回那須に来る度、南ヶ丘牧場→那須湯本神社(みちのく、殺生石、賽の河原)→チーズガーデンなルーティンで飽きると友人に訴え、半強制的に行く予定を立てたのです。
私も気に入るとしつこい性質だけど、友人は輪をかけて同じ所しか行きたがらず、毎回変化の無いコースになるという。(汗)
有難い事に、ホテルエピナール那須から那須どうぶつ王国へは、無料の送迎バスが出てます。(前日17時まで要予約→https://www.nasu-oukoku.com/info/bus/)
2日目は朝早起きして、無料シャトルバスに乗り、那須どうぶつ王国へ――結構離れた場所に在りました。
時間にして約30分なのですが、地図で見ると福島と栃木の境、峠の側に広がるテーマパークなのです。
那須どうぶつ王国から峰伝いに行けば、三本槍岳に到達しますよ。(汗)
動物園運営するには最適な場所に思えたけど、着いて標高の高さに戦きました…。

●「那須どうぶつ王国」…那須で人気のテーマパーク型動物園、面積は約430,000m2とかなり広大、東京ドーム約33個分の広さって言えば、お解り頂けるだろうか?(いや解らない)
広大な敷地内に、多種多様な動物達が、放し飼いに近いスタイルで、伸び伸び暮らしています。
開業時、あのムツゴロウ先生に監修を頼んだと聞いて、色々納得。
動物園だけど、猛獣系はあまり居ません。
水曜は基本的に休業ですが、夏休み期間中は毎日営業、また冬期は雪で道路交通がストップする為、パークはロングホリデーに入ります。
冬の間はエピナール那須に動物達が出稼ぎに来まして、それで那須どうぶつ王国の存在を知ったのです。
パークは全天候型の「王国タウン」と、野外の「王国ファーム」、2つのエリアに分かれていて、更に動物の種類毎にコーナー分けされています。
…説明はこれくらいにして、下記より各コーナーで撮った動物の写真を上げて行きます。

☆「ワンニャンリビング」…小型犬と猫が集められたお部屋。
猫好きなんで真っ先に向かいました。
訪れた日は、部屋にハロウィーングッズが飾られており、可愛い雰囲気でした。
 

 

 
物凄く人懐っこい犬達に比べて、猫は全く触れ合ってくれなかった。
運悪く小学生のガ…もとい、お子様達の来訪とかち合った事で、余計に寄り付かず…仕方ないよね~猫だからと、諦めて写真だけ撮りました。

☆「アニマルスタジアム」…主に猫のパフォーマンスショーが観られる屋内ステージ。
鼠の格好したトレーナーのお姉さん達の指示通りに、猫達が輪潜りや綱渡りや玉乗りに挑戦します。
 
猫って人の思い通りに動かないイメージだけど、躾次第で色んな芸をこなせる様になるんだなと…つうか猫にとってはゲーム感覚らしい。
クライマックスは観客の膝伝いにスタジアムを一周!
可愛くて芸達者な猫が沢山登場して、非常に楽しいステージでした♪
ショーに夢中でろくな写真が撮れずに終わった程…。(汗)
猫の動きが俊敏過ぎて、カメラで追えなかったんですよ…動画で撮れば良かったんですけどね。(汗)

⭐「ウェットランド」…亜熱帯の湿地で暮らす動物達を集めたコーナー。
人工池の周囲には亜熱帯の植物が植えてあり、動物達が殆ど放し飼いにされています。(猛獣系は流石に囲いの中)
色鮮やかな羽の鳥達が沢山居て綺麗でした。
 
↑ショウジョウトキ

 
↑クロエリセイタカシギ、クビワコガモ

⭐「熱帯の森」…熱帯に暮らす動物達を集めたコーナー、正直ウェットランドとの差が判り難い。
動物の他、ニシキヘビやピラニア等の爬虫類・魚類が展示されています。
こちらも一部の動物を除いて放し飼い状態…アカアシガメやオウギバトが足元を悠々歩いており、踏み潰さないか冷や冷やしてしまった。

↑ガマグチヨタカ

 
↑オウギバト

 
↑ルリコンゴウインコ、タイハクオウム

 
↑コモンマーモセット、アカアシガメ

 
↑餌入りの缶に顔突っ込んだミナミコアリクイ、ピラニアナッテリー

⭐「ふれあいウサギ王国」…モフモフ可愛い兎達と触れ合える癒しのコーナー(※現在は王国ファームに引っ越したそうです)。
(撮影に失敗した為)写真は有りませんが、「コンチネンタルジャイアント」と言う最大の兎が迫力満点、立上ると子供の身長より大きくて少し怖かった。
餌あげたら、物凄い力で引っ張られた。
 
↑アメリカンファジーロップ、ジャージーウーリー?


↑カイウサギ…やっぱりこれくらい小型な方が、兎としては可愛いと思う。

☆「ビーバークリーク」…ビーバーが棲む小川を再現したコーナー、つっても自分らが来た時は未だ完成してなくて、ビーバー用の巨大な水槽が在るだけでした。

↑アメリカビーバー

…他に「オッタークリーク」と言う、ユーラシアカワウソのコーナーが、私らが行った後に出来たりと、パークは日々拡大しているもよう。

⭐「ペンギンビレッジ」…ペンギンの他、アザラシやオットセイ、パッフィンが居ます。
アラレちゃんは居ません。
ペンギンに餌をあげて触れ合える楽しいコーナー。
 
↑ケープペンギン、フンボルトペンギン、写真は無いけどジェンツーペンギン等も居ました。

⭐「保全の森」…ニホンライチョウ、スバールバルライチョウ、ニホンリス等の希少な動物を保護飼育しているコーナー、流石にここでは放し飼いはしてませんでした。

↑スバールバルライチョウ…冬季バージョンの羽毛に切り替わってました。

⭐「アジアの森」…HPの紹介頁によると「アジアに暮らす動物達の世界を、植物・擬木・滝・擬岩等景観造形を交え、再現した屋内施設」だそう。
今年の4月にオープンしたコーナーで、私らが訪れた時は殆どレッサーパンダの為の館でした。
現在はレッサーパンダの他、マヌルネコ、ビントロング、コツメカワウソ等が居る様です。
 
 
↑レッサーパンダ、あまりの可愛さに写真を撮り捲った。
全ての動物に言える事だけど、彼らは動き回るし、人間の前に出て来るのを嫌がったりするので、写真を撮るのは結構難儀です。

⭐カピバラの森…カピバラとマーラが自由に歩き回るコーナー。
屋外に在る施設なため、カピバラ達が日光浴する姿を観る事が出来ます。
カピバラ用プール前の足湯に浸かり、泳ぐカピバラの姿を観察したりも出来る。
 
↑大人気カピバラさん、毛に触ると硬い。
のっそり動く姿からは想像つかないけど、食欲旺盛で餌を見るや凄い勢いで食らい付く、そこはやっぱり動物です。


↑マーラも可愛い、撫でた感触はこちらの方が気持ち良かった。

 
↑季節限定「カピバラの湯」、紅葉が浮いた湯に浸かるカピバラさんは、とっても気持ち良さそうで和みます。
長閑な風景ですが、実際は天気の急変により、大変な状況になりまして…湯船に注がれるお湯が凄まじく飛び散ってるでしょう?…その辺りの事情は次回にて。

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那須の短い秋その1

2019年06月22日 02時07分57秒 | 旅の覚書
2017年6/23~6/25にかけての那須旅レポの次は、2017年10/29~10/31にかけての那須旅レポ…どんだけ溜めてたんだ自分。(汗)
てゆーか1年に2回も同じ所へ出掛けるのがどうかしてる、気に入るとしつこい性質で御免なさい。(汗)
…で、ここからまた2年前を振り返っての旅レポとなります。

10月の那須は紅葉が美しい。
夏に繁った緑樹は秋風の知らせに衣を替え、山や森を鮮やかな紅に染める。
10月の那須は、さながら火焔山。(禍々しい譬えだな)
常宿にしてるホテルエピナール那須から、紅葉の季節に合わせて「紅葉観賞ツアー」開催との知らせが届き、友人と一緒に再度2泊3日で出掛ける事にしたのです。

ホテルエピナール那須…既に説明不要の(何度も紹介してるからね…)那須高原に建つ巨大リゾートホテル。
売りは温泉大浴場に朝な夕なの豪華バイキング、そして往復直行バスでの送迎サービス。
 
↑宿泊日はハロウィーン直前って事で、カボチャや魔女や骸骨が、正面玄関からロビーいっぱいに飾られ、おどろおどろしくも賑やかでした。
ちなみに以前もハロウィーン前に泊ってる。
那須の紅葉シーズンが大体ハロウィーン頃な為、この時季に訪れる事が多いんだけど、一度はクリスマスデコレーションとか観てみたい。
でも冬に那須を訪れたら雪で足止め食らい、何処にも遊びに行けそうにないからなぁ。

さて、ホテルエピナール那須と言えば…バイキングレストラン「エルバージュ」!!
朝から晩まで食べ放題なんて夢の様な幸せ、ですが幾度となく紹介して来たので今回も割愛させて頂き、連泊特典で頂いた「メリメランジュ」のディナーについて、紹介したいと思います。
 

 

 

 



 
バイキングだと自分の好きな物しか食べなくて、結果いつも似た様な写真が並んでしまう。
食べる物が偏りがちな自分が悪いんだけど。(汗)

☆フランス料理レストラン「メリメランジュ」…ホテルのメインタワー13階に在る、最高級のフレンチレストラン。
レストランの窓から観えるのは、那須連山の雄大なパノラマ。
最上の料理には、最上階からの眺めが相応しい。
 
↑…つって、この写真はメインタワーの宿泊部屋から撮影した物だけど。(汗)
大体こんな景色が広がってると思ってください…但し駐車場は想像から外して。
そもそもディナータイムだったので、窓から観える景色は真っ暗でした。(汗)

 
↑着席時のテーブルセッティング、食前酒に苺のスパークリングワインを注文。(名前は控え忘れました…)
苺の甘い良い香りが立ち込めて、ディナーへの期待が高まります。
食前酒に甘口ワインは合わないと言われるけど、甘党だから良いのです。
それに苺は栃木の名産物、選ばないわけにいかないでしょう。

 
↑最初に「メリメランジュのはじまり」と題して、パンとスープが運ばれて来ました。
「安納芋のスープ」は、ほんのり甘くて舌に滑らか。
パンにはオリーブオイルを添えて…朝食時はジャム&バター、ディナーはオリーブオイルと、場によってパンに添える物が変わるのですね。
続く料理を考えれば、この場でオリーブオイルは正解だったと納得。
パンにオリーブオイルを浸して食べるのも好きです、オイルなのに軽くて爽やか、とても合います。


↑続いて「アントレ」――つまりオードブルですね――「栃木県産桜ポークのリエット、爽やかなレモンのコンディモンソース」が運ばれて来ました。
「コンディモン(コンディマン)ソース」は「手作りのソース」って意味らしいです。
「リエット」は「ペースト」…レモンやフルーツで風味付けしたソースで、超高級なコンビーフを頂いたってのが、食後の率直な感想なんですけど、上手く伝わるでしょうか?(汗)
リエットに練り込まれたナッツが、食感にアクセントを付けてます。
酸味の有るソースとの相性が抜群でした。


↑お次は魚料理で、「鮮魚のポワレ、アメリソース」。
本当は浅利のソースをかけて出す予定が、自分も友人も貝が苦手な為、申し訳無いけど替えて頂いたのです。
アメリソースは甲殻類の出汁で作ったソース、甲殻アレルギー気味な自分は、これも口にしたらあかんヤツだったのですが、この時はまだ気付いてなかったのです。(何か痒いな~程度で済んでたんで…)
魚は多分、鱈…忘れてしまったのですが(汗)、淡白な白身魚に濃い目のソースはベストマッチング、ソースと言うよりスープに思える量でした。


↑メインの肉料理は「旨み溢れる素材のジュと茸のピューレ、特選牛のグリエ」。
ピンク色の肉の断面から絶妙な焼き加減だと解る。
ナイフで楽に切れるほど柔らかな肉を、滋味溢れる茸のピューレに絡めて食べる至福。
盛り付けがまた美しいですね~、やはりプロフェッショナルは違う。
これがバイキングレストランの場合、自分の下手な盛り付けで料理台無しにしてしまうから。(汗)
そもそも大勢が手を付けるバイキングは、最初に取らない限り料理が崩れてる。
綺麗に料理を撮るなら、バイキング形式より、コース形式のレストランを選ぶべき、そんな風に考える様になりました。
尚、プラス1,404円(税込)で、栃木霜降高原牛のグリエに変更可能だそうです。
栃木が誇るブランド「栃木霜降高原牛」、別の場所で頂いた事有るけど、口の中でとろける様な柔らかさでした。


↑デザートは「栗と紫芋のムース、ほうじ茶のアイスを添えて」。
まるで絵の具が載ったパレットの様にカラフルで綺麗。
栗菓子が出ると秋を感じます。
滑らかな栗と紫芋のムースに、香ばしいほうじ茶のアイスクリーム、どちらもとっても美味しかったです♪

 
↑最後は珈琲とプティ・フール(小菓子)…珈琲の他、オリジナル那須高原産ハーブティー、健康ゴボウ茶に変更可能で、私は写真の通りハーブティーを選びました。
プティ・フールは右からフランボワーズのコンフィズリー(砂糖がけのゼリー)、抹茶風味の小さなパウンドケーキ、シガレット型の生チョコレートでした。

コースを終えて、改めて「バイキングレストランで出す料理との格の違い」を感じました。
使う食材からして違う…取る金額がその分違うんだから、当たり前の話なのですが。
ちなみに今回頂いたディナーは、税込で5,400円のコースでした。
高級フレンチレストランとしては、かなり安値に感じる。
農業と酪農が盛んな那須という地が、ハイレベルな料理を安値で提供する事を可能にさせてるのかも。
那須高原来ると食べ物全てが美味しいと感じます。

連泊特典良いですね。
毎回受けられるわけじゃなさそうだけど、モーニングにディナーと続いたので、次回はメリメランジュのランチを頂けたら嬉しい。
何なら追加料金払っても構わない、てゆーかランチで一番安いコースが2,500円位なので、特典抜きで食べに行っても良いかなって考える…レストラン側の目論見通りか?

↓最終日である翌朝は気持ち良いほど晴れて、部屋の窓から昇る朝日を拝めました。
 

 

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6月の那須はエメラルドグリーンその2

2019年06月19日 21時57分10秒 | 旅の覚書
前回に続いて初夏の那須旅レポ、今回は自分が買った那須土産を挙げつつ、立ち寄った場所を振り返る編…訪れたの2017年6月下旬だから、細かい事忘れてるんですよ。(汗)
ざっくり纏めた旅レポで申し訳無い。

(有)稲見商店の那須御養卵「極」
那須のバス運転手さんに、お勧め那須土産を尋ねた所、挙げてくださったのが「那須御養卵」。
しかしバスで来た身としては持ち帰り難く、買うのを躊躇していたら、その後色んな人から勧められ、2017年6月の旅行で初めて買ったのです。
卵を割らないよう持ち帰るのに苦心したけど、家で卵かけ御飯にして食べてみて、あまりの美味しさに感動致しました!
皆が絶賛するのも納得…中でもケースに金字で「極(きわみ)」と入った卵は、「那須御養卵」より更に上級ブランド、コクと甘味がその名の通り極まってます。
甘味とコクの有る黄身は、プリンやカスタードクリームを作るのに向いてるとの評判から、那須御養卵でケーキを作るパティシェさん多いらしい。
エピナール那須でも売店の最も目立つ所に積んで毎日販売しているくらい、那須が誇るブランド卵の「那須御養卵」ですが…実は卵の販売元の住所は隣の大田原市という。
御用邸が在る那須で売った方がセレブなイメージ付いて、高く売れると考えたのかもしれない。
那須土産として紹介すべきか若干悩むけど(笑)、商品名に「那須」を入れてる以上、那須土産に認定…そういう理屈で通さんと全国の土産饅頭の90%近くが栃木産って事になる。(自動で饅頭包む機械の9割シェアは、栃木宇都宮に本社を置く某会社の製品だそうな)
 
殻を割ると通常より赤い黄身がお出まし、黄身と言うより「赤身」です。

●和洋菓子おおつかの「東山道チーズケーキ」
下半分がカステラ、上半分がチーズプリンの様にクリーミィな食感のチーズケーキ。
元はくるみゆべし等を製造する和菓子屋な為か、洋菓子作っても半分和テイスト、代表商品「夢まんじゅう(どりまん)」も、カスタードクリームと小豆餡を包んだ和洋折衷饅頭です。
「どりまん」も「東山道チーズケーキ」も、凄く個性的で美味しい菓子って程じゃないですが、時々無性に食べたくなる味でして…飽きの来ない素朴な味加減が、根強い人気に繋がってる気します。
HPは開設してないので、詳細は「栃ナビ!」を御覧ください。
ちなみに商品名に「東山道」と入ってるのは、最初「道の駅東山道伊王野」で限定販売していた為らしい。
ヒットした事で販路を拡張したのでしょう…今では那須市内のホテルや商店でも売ってるの見掛けます。
 
和洋菓子と言えば、黒磯の「御菓子司処 明治屋」、ここも時代の流れからケーキも作って売る和菓子屋だけど、温泉饅頭は何処よりも美味しい。黒磯は新幹線も高速バスも停まらず、易々と寄れないのが悩み…絶品の温泉饅頭、また買って食べたいです。

日野屋麹製造元の「天然味噌」
防腐剤や添加物を一切使用せず、米と大豆のみで作ったという、伝統の麹味噌。
エピナールで試食したら、スーパー等で買う味噌とは味が全然違う…甘酒の様な香りがして、だしを入れる必要無いほど味が濃いのです。
大豆の粒がはっきりしてるのも天然味噌らしいですが、粒々感が嫌と言う人にはお勧めしません。
日野屋では他に納豆や醤油も製造していて、店の人が天然味噌と一緒に毎朝エピナールへ行商に来ています。

↑麹にコシヒカリの玄米を使用した、天然仕込み1年物の「玄米味噌」…開封後の写真で失礼。(汗)

チーズガーデンの「季節の御用邸チーズケーキ檸檬」
チーズを使ったお菓子が人気の「チーズガーデン」。
「御用邸チーズケーキ」は今や、池袋東武デパート、東京ソラマチ、渋谷ヒカリエ、羽田空港第一ビル、松坂屋名古屋店、大阪の阪急うめだ店等でも売られる程の、ヒット商品に昇り詰めました。
 
↑最近リニューアルした那須の本店、元々のカフェコーナーとは別に、カフェスタンドが出来て、軽食やスイーツの品揃えが一層充実。
持ち帰り用商品も、焼き菓子、チョコレート、チーズ、調味料、おつまみ系食品、酒類、調味料、紅茶…さながら成城石井の如し。

↑焼き立てフィナンシェの販売も開始…品揃えが充実し買い物が益々楽しくなったのは結構だけど、リニューアル工事で金使ったせいか、那須の観光周遊バス「きゅーびー号」の特典が減ったのは残念。
以前はソフトクリーム、那須御用邸チーズケーキ、チーズクッキー、ブルーベリーティーを、カフェスペースにて頂けたのですよ。
ところが2017年6月に訪れたら、チーズクッキーとブルーベリーティーのティーバッグを、紙袋に入れて渡すだけのサービスに変わってしまっってた。
以前が異常にサービス良かったとも言えるけど、毎回楽しみに訪れてた身としては…せめて紙袋に入れて渡すのは止めて、カフェスペースでの提供は継続して貰いたい。
特典内容は同じでも、カフェスペースで頂く方が優雅さを味わえる…その方が、ついで買いも期待出来ると思いますよ。

↓「カフェ&ガーデン しらさぎ邸
 
チーズガーデン本店の敷地内に在るガーデンカフェ。
こっちのカフェは値段が高い為あんまり寄らないのですが、季節の草花が美しい庭園は訪れた際に必ず寄ります。(カフェに入店せずとも、庭園内を散策は出来る)
 
↑緑の中に配置された樽や椅子がフォトジェニックです。
 
↑そしてこれが夏季限定の御用邸チーズケーキ「檸檬」。
広島県瀬戸田産のレモンを、シロップ漬けにして細かく刻み、生地に練り込んで作ったチーズケーキです。
レモンの爽やかな香りと酸っぱさが夏向き…レモン大好きな人間としては季節関係無く食べたいところだけど、夏季限定チーズケーキなので、秋の訪れと共に販売を止めてしまう。
秋はマロン風味の御用邸チーズケーキが売り出されます。

みちのく民芸店の「小豆のとっかん」と「発芽玄米だんご」
那須湯本町に在る「みちのく民芸店」は、店主が日本全国から蒐集した郷土民芸品を展示・販売する店。
ここでしか手に入らない民芸品も有り、何度かテレビ番組で紹介されています。
所狭しと民芸品が陳列している様は、民芸博物館といった趣きで、店内を観て廻るだけでも楽しい。
 
↑江戸時代の民家を移築した建物、2階は喫茶コーナーになっていて、甘酒やすいとん等の懐かしい味を楽しめる。
米麹で作った甘酒は優しい甘さ…缶入りで販売してもいます。
 
↑喫茶コーナーの窓から見える景色、店は高所に建つため眺めが非常に良い。
訪れた日は、喫茶コーナーで漬物の試食を行っていました。
1階売店にて販売してる漬物は、どれも美味しくてお勧めです。
 
↑喫茶コーナーで頂いた甘酒(昆布と漬物付)と、今回お土産に買った「発芽玄米だんご」。

「発芽玄米だんご」…初めて聞く食べ物で、物珍しさから買ってしまいました。
うるち米から作った、みちのくオリジナルの団子との事、しかし餅特有の伸びと粘りは有りません。
でも食感は餅っぽい弾力の不思議な食べ物です。
抗酸化物質が豊富な栄養補給食品との触れ込みで、みちのくではすいとんの具材に活用されています。
作り方はニョッキか白玉団子の如く、沸騰したお湯に浮き上がるまで茹でるだけ…或いは電子レンジで膨らむまで温めるか、磨いだ米と一緒に炊飯器で炊いても良いらしい。
茹でた後に焼くと、旨味が更に増すとか。
 
↑水に浸せば餡子に戻る乾燥小豆「小豆のとっかん」も一緒に購入、団子と合わせてインスタント汁粉を作ってみた。(きな粉は家に置いてあった物を使用)
半日浸したくらいじゃ芯が残ってたけど、コーンフレーク的な食べ方の小豆って感じで面白い。
汁粉食べたいけど作るの面倒って時に利用すると良いかも。

☆「那須温泉神社」…1300年以上の歴史を誇る那須温泉を守護する神社、那須与一が戦勝祈願した事でも知られてる。
 

 
神社の拝殿が建つ崖下には、石がゴロゴロ転がる「賽の河原」が広がってます。
周辺が緑に覆われてる中、ここだけ草木が生えず、荒涼としている。
 
↑草葉の陰で拝む千体地蔵が何時見ても異様な雰囲気…。

↑九尾の狐伝説で有名な史跡「殺生石」、噴出する有毒ガスの影響で、周辺には草が生えません。

☆「こんばいろの湯」…那須温泉神社の一の鳥居前に在る無料の足湯、寒い日にバスを待つ間利用すると良いかも…と考えるが、寒い日に靴下脱ぐのが嫌で利用した事無い。
ちなみに「こんばいろ」とは、この地方の言葉で「カタクリ」を意味するそう。
 
↓湯屋の正面に置かれた動物の石像がプリティv
 

南ヶ丘牧場の「ミルクジャム」
日本で僅か200頭しか居ないガーンジィ牛を飼育する牧場、希少な牛から採れる乳は市販の物に比べ黄みがかってる為、「ゴールデンミルク」と呼ばれます。
 
ぶっちゃけ自分が那須高原に来る理由の8割がこの牧場、ここのアイスクリーム&ソフトクリームはとにかく味が濃くて美味しい!
牛乳にチーズにヨーグルト、乳製品なら何でも美味しいけど、クール宅急便でないと送れないのが悩みの種。

↑その点「ミルクジャム」なら常温で持ち帰れるので都合が良い、開封しない限りそれなりに日持ちもします。
要は練乳なんだけど、市販の物よりコクが深く、それでいてしつこく感じない、一度食べたら癖になります。
ジャムと二層になってるミルクジャムも有りますが、自分的お勧めはプレーンタイプです。
 
↑南ヶ丘牧場で作るパンも人気が高い、以前はロシア伝統の大きな黒パンしか焼いてなかったのが、最近は様々な菓子パン惣菜パンを作る様になり、選ぶ楽しさが増えました。

↑牛乳を使ってのスイーツも大分種類が増えてます、シュークリームとか食べた事無いけど絶対美味しい。

●羽生PA上り線:鬼平江戸処の「お好み焼き鯛焼き」
最後は帰りのバスでトイレ休憩に寄った場所で買った土産を紹介。
通常は別の場所で休憩を取るところ、復路のバスで帰る客が自分と友人の2人しか居なかった為、運転手さんが気を利かし、「鬼平犯科帳の舞台を再現したスポット」と当時話題を呼んでたPAに寄ってくださったのです。
運転手さんの話によれば、往復バスプランは平日に利用するお客が殆どで、日曜に帰るお客は毎回1組位しか居ないんだとか…非常にラッキーでした。
 
トイレ休憩だったので、20分程度しか居られなかったのが残念。

↑行列が出来る人形焼きと鯛焼きの店、「文楽焼本舗」で買ったお好み焼鯛焼き、キャベツとベーコンとソースを挟んで焼いてある。
形は鯛焼きだけど味はお好み焼なのが面白い、最近は甘くない鯛焼きも増えましたね。
羽生だから埼玉県内のお土産になるけど、おまけって事でお許しください。

…これにて2017年6月の那須旅レポは終了、続いて2017年10月の那須旅レポを、次回よりお送り致します。(汗)
つうか新潟の人が地震に遭って大変な折に、呑気に旅レポ書いてて済みません…。

【完?】
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6月の那須はエメラルドグリーンその1

2019年06月16日 02時07分52秒 | 旅の覚書
横浜の次は那須の旅の覚書…2017年6/23~6/25に行った時のものですが。(汗)
毎度今更だけど、綺麗な景色とか、美味しかった料理の事とか、伝えたかったりするので、暫くまたお付き合いくださいませ。

6月の那須高原は緑が美しい。
春に吹いた芽は夏に向かって伸びやかに育ち、地と森は瑞々しい緑に染まる。
6月の那須高原は、さながらエメラルドの都。
常宿にしてるホテルエピナール那須から、緑深まる季節に合わせて抹茶スイーツフェア開催との知らせが届き、友人と一緒に2泊3日で出掛ける事にしたのです。

ホテルエピナール那須…那須高原に有りがちな食事に特化した巨大リゾートホテル。
売りは温泉大浴場と朝な夕なの豪華バイキング、そして往復直行バスでの送迎サービス。
自分も泊まる際に毎回利用する「ホテル往復直行バスプラン」、現在は首都圏9駅より運行中…車持ってない人にとっては大変お得で助かるプランです。(車持ってる人にとっても、ガソリン代考えれば得かも)
 

 

 
敷地内には森林浴が出来る自然林が広がります。
板敷きの道を歩いて、木漏れ日降るエメラルドグリーンの世界へ…ずーっと行くと川のせせらぎに出くわします。
とにかく広いので、途中で道戻る方が無難。

 
↑泊まった部屋はメインタワー高層階のツインルーム。
リニューアルした部屋は、洗面所がベッドルームに備え付けられてて、少し狭苦しいイメージ。
眺望抜群の大きな窓、晴れたら朝日が直射する為、目覚まし時計が要りません。


↑サービスで部屋に用意してあった、「大麦ダクワーズ・ショコラ」と「青唐味噌ちびきゅう」。
ホテル内売店で取り扱ってるので、気に入ったら是非!との、ホテル側のメッセージを受信致しました。

そしてホテルエピナール那須と言えば…バイキングレストラン「エルバージュ」!!
 

 

 
採れたて旬の野菜が勢揃いのベジタブルガーデン。
牛ステーキ、天婦羅、パスタにラーメンに蕎麦、握り鮨等は、客の前にて調理し提供。
食べ放題のバイキングは和洋中種類様々、朝も夕も満腹になる事間違い無し。
大人用とは別に、子供用のキッズバイキングコーナーも有。
家族客が多い那須高原のホテルならではのサービスです。

   

 
スイーツだけでも常時30種類以上揃えてるとの事。
初夏に訪れた時は「抹茶スイーツフェア」と題し、抹茶チョコレートファウンテン、抹茶シュークリーム、抹茶ブリュレ、抹茶カップケーキ、抹茶ロールケーキ、抹茶パンナコッタと、緑スイーツがいっぱい。
緑だけだと色合いが~と思ったのか、果物をカラフルに飾り付けたスイーツも有りました。(笑)

ここへ来ると、バイキングは食のエンターテインメントだなぁなんて、感心してしまう……しかし今回の旅で紹介したいと思ったのは、このエルバージュでは有りません。
つうか流石に紹介し過ぎて飽きました。(汗)
実は連泊特典で2泊目の朝食を何時ものバイキング形式から、展望レストラン「メリメランジュ」でのフルコースに替えて頂いたのです。
この「メリメランジュ」で頂いた料理が、とてもとても素晴らしい物だったので、今更でも是非紹介したい!!――と考えたのです。

☆フランス料理レストラン「メリメランジュ」…メインタワー13階に在る、館内で最高級のフレンチレストラン。
那須連山の雄大なパノラマを背景に、優雅なフルコースを楽しめます。
 
通常なら別途有料のとこ、割増料金無で替えて頂いたのは、ラッキーでした。
こんな機会でも無けりゃ、最上階の高級フロアに足を伸ばす事さえ有り得ず…ケチな性分なもんで。(汗)


↑着席時のテーブルセッティング。
カラー印刷のお品書きには、出る料理のイラストが添えられてました。
お品書き後ろの器にはドレッシング3種と塩…ドレッシングはバジルチーズ、和風、えごま、だった様な。
その奥左側には粒胡椒と提携農家『ジョセフィンファーム』特製のマーマレード&ブルーベリージャム。
真ん中奥は蜂蜜とブルーベリーソース…だった様に記憶してる…2年前の事だから細かい部分は忘れてます。(汗)

 
↑最初に運ばれたのは季節のジュース、幾つか選べる中で、私は搾りたてオレンジジュースをお願いしました。
爽やかな酸味と甘さで美味しかったv

続いて自家製国産小麦100%のパン、クロワッサン・ホテルブレッド・プチバケットの3種類が、焼き立てほかほかで運ばれて来ました。
パンが美味しいと評判のホテルエピナール、館内ベーカリー「エピドール」のパンは、お昼を過ぎる頃にはほぼ売り切れます。

 
↑スープは「ブイヨン・ド・レギューム(食べる15種類の野菜スープ)、なすひかりのフリットを添えて」
琥珀色のコンソメスープの中、細かく切られた15種類の野菜が、宝石の様に輝いて美しいです。
「なすひかり」は那須のブランド米、それをポン菓子みたいに揚げた物が、スープの浮き実に添えられてました。
スープは野菜の旨味を損なわないようシンプルな味付け。
15種類の野菜を一緒くたに煮る事は出来ませんから…最初は別鍋でそれぞれ下調理したでしょう…地味に手間が懸かっていて感心頻り。

サラダは「シェフ厳選、彩り豊かな畑のフレッシュサラダ~塩(フルールドセル)・ドレッシング3種~」
近所の提携農家が当日朝に採った野菜を、最初は塩で召し上がってくださいと勧められて、食べてみたらその瑞々しさに驚きました。
カブとアスパラガスが特に美味しかったです。
エピナールでは毎朝モーニングマーケットを開くのですが、食べたアスパラガスがそこで売ってないか探したけど、残念ながら見付からず…超良質野菜は即厨房行なのでしょう。(多分)

 
↑卵料理は「半熟に仕上げた那須御養卵とカリッと仕上げた蕎麦粉のガレット」or「那須御養卵のふんわりオムレツに那須『今牧場』のチーズソースをたっぷりと」
私も友人も「蕎麦粉のガレット」の方を選びました。
那須御養卵を提供してる農場については次回触れるとして、今は特選卵だとざっくり説明させて頂きます。
有名パティスリーやレストランで使用されるのが理解出来る濃厚さ、家の近所のパティスリーもカスタードクリーム作るのに使ってるそうです。
濃厚な卵の黄身を割って、香ばしい蕎麦粉のガレットに絡めて食べます。
黄身の上に降り掛けられたチーズの香りも芳醇。
美味しい目玉焼きを朝から食べると幸せになれます。
皿に添えられたソーセージとスモークサーモンとザワークラウトとクレソンまで完食致しました。

こちらも卵料理…或いはスイーツ枠か、「苺のフレンチトースト、甘酸っぱい苺と『あまたにチーズ工房』のミルクソース添え」
名前を聞いただけで、食欲が強く刺激されます。
那須御養卵、それに牧場の美味しい牛乳と、栃木名産の苺をふんだんに使って作るフレンチトーストが、美味しくないわけがない!
ミルクソースもカスタードクリームの様に濃厚でありながら、甘過ぎずフレンチトーストとの相性抜群。
レストランで出される朝食の定番スイーツとして、不動の地位を誇っています。

 
↑「『ジョセフィンファーム』の無添加ヨーグルトと彩りフルーツ、『大野養蜂園』の蜂蜜」
ヨーグルトに蜂蜜は最高のパートナーですが、甘酸っぱいブルーベリーソースも捨て難い…いっそ両方かけるのも悪くないかもしれません。
ソースに使用されるブルーベリーも那須の特産物です。
…しかし多数の農場や牧場と提携してますね~、朝食だけで那須のオールスターズを頂いてる気分になります。

食後の飲み物は、珈琲・フレーバードティー・那須高原のオリジナルハーブティー、3種類の中より選べます。
二人とも「那須高原オリジナル」の説明文に惹かれて、ハーブティーを選びました。
朝に飲むにはピッタリ、目がスッキリ覚めました。

 

 


↑はメインタワー隣に並び建つ、アネックスタワー14階展望台からの眺めですが、メリメランジュの窓からの眺めが、写真から想像つくかと思います。
山のご馳走は美しい自然の風景と共に頂いてこそパーフェクト。

今思い出しても素晴らしい食事でした。
これ食べちゃうと、正直バイキング料理で満足出来なくなる…知らなければ満足出来てたのに。(それがホテル側の狙いか)
やっぱり料金の差額分だけ、料理のレベルに差をつけてる事が解りましたよ。(笑)

この他、軽食を食べられるレストランも在ったんですが、「和匠ダイニング菜す乃」に吸収されてしまいました。
 
↑プール側の軽食レストラン、「レモンバーム」の野菜を細長く麺状に剥いて、パスタ風サラダにした料理好きだったんだけど…菜す乃でも食べられないものだろうか?

☆ティーラウンジ「オークレール」…メインタワー1階、ベーカリーとフロア続きの優雅なティーラウンジ。
 
敷地内の林を眺めながらのティータイムは至福です。


↑香り高い珈琲や紅茶のお供には、季節の果物を使ったケーキをどうぞ。
この旅行中で私が頂いたのは、爽やかなレモンのタルトでした。

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5月の横浜は薔薇色その6

2019年06月14日 01時39分19秒 | 旅の覚書
前回の続きで、今回は自分が贔屓にしている横浜土産を紹介致します。
ちなみに記事一番上の写真は「横浜中華街」の東門、通称「朝陽門(青龍門)」…街の守護を目的に東西南北4カ所に設置されてる大門の内の1基です。(横浜中華街に建ってる門の総数は10基)
実は二十歳の時以来、中華街には訪れていません。(汗)
中華料理が苦手な為、積極的に寄らないのですよ。(海老蟹食べられない人間に中華料理はきつい…)
こういう極彩色の中華風建造物には興味有るし、最近横浜に出掛けた家族の話によると、台湾や香港の店も増えてるそうなので、現在再訪を考え中。

土産購入目的で頻繁に訪れているのが、「横浜元町ショッピングストリート」。
元は山手居留地に住む外国人向けに誕生した高級商店街、現在は山手マダムが日常的にお買い物する場所。
全長600mに渡ってお洒落な店舗が並んでおり、散策するのにも絶好のスポットです。
 
↑春~初夏にかけてはベンチの周囲に花が飾られ、より華やいだ雰囲気を醸してます。
メインストリートでちょっと目を惹くのが、創業65年の革専門店「革専科ヒロキ横浜元町本店」隣に設置された、瓶コカ・コーラのレトロ自販機。
オープンカーを店内にディスプレイしてる「ヒロキ」の店と合わせて大変絵になる、これぞ正しくアメリカンスタイルで西海岸の風が吹く。(何のこっちゃ)
見る度コーラ買ってみようかな~って思いはするんですが、年取って炭酸飲料きつくなり飲めずに居ます…。


↑偶然見掛けた、元町ショッピングストリート裏を疾走する馬車。
何かのイベント用?…去年の5/12に見掛けて以来、一度も見ていません。

で、こっから漸く、横浜土産についての話。(汗)

喜久家の「ラムボール」
横浜元町ショッピングストリートに在る「喜久家」は、1924年(大正13年)創業の老舗洋菓子屋。
5年後には百周年を迎えますね、素晴らしい。
まだ日本に洋菓子屋が少なかった時代、山手に住む外国人マダムは母国のケーキが食べたくて、喜久家の先代パティシェにレシピを教えたのだそう。
パティシェが作ったケーキは山手マダム達の間で評判になり、各国の菓子レシピが続々集まる様になった喜久家は、本格的な洋菓子を売る店として、横浜在住の外国人達から愛されたのです。
現在の喜久家はカップケーキ、サバラン、プリンアラモード、レモンパイ、ババロアケーキ、ジャムパイ、アーモンドタルト等々、懐かしい洋菓子の味を求める日本人客に人気です。
モンブランも昔ながらの黄色いマロンクリーム使ってるのが趣深い。
昔風のサバランを未だ売っているのが、自分的に嬉しかったです。
少し前にリバイバルブームが起きたものの、現在はコンビニでも売ってるの見掛けない。
季節限定で出すケーキ屋は有っても、果物をゴテゴテ載っけてたりと、昔のサバランではないんですよ。
ババロアケーキにジャムパイも、東京では殆ど見かけない。
しかし横浜では、喜久家の様にレトロな洋菓子を出すケーキ屋やカフェを、ちょくちょく見かける。
洋菓子を日本中に発信して来た横浜だからこそ、昔のままのスタイルを大事に守ってるんだと思います。

 
↑喜久家のサバランは「サバリン」の名で提供されます。
ブリオッシュにフォークを入れると、ラム酒の効いたシロップがジュワッと滲み出ます。
立ち上る芳香に酔ってしまいそう。
甘さと苦さのバランスが絶妙で、とっても美味しいです。
1階の喫茶部でミルクティーと一緒に頂きました♪
ミルクピッチャーの形も懐かしい…。
喫茶部は暫く平日のみの営業になるとの貼り紙が出ていました。
土日は売店がメチャクチャ混雑するからでしょうか?
 
↑で、これが喜久家のベストセラー商品「ラムボール」です。
ラム酒を効かせた生地を、チョコレートの中で発酵させて作る、丸いチョコレートケーキ。
店内の喫茶部でも頂けますが、持ち帰る際は美しい薔薇模様のギフトボックスに詰めて、渡してくださいます。(但し2個より)
ホテルニューグランドでもラムボールを売ってるそうですが、そちらでは未だ買った事有りません。
何時か食べ比べてみたいものです。

 
↑チョコレートコーティングをフォークで割った瞬間、ラム酒の香りがプンと漂う。
アルコール苦手な方やお子様には向かないケーキです。

(株)ありあけの「ありあけハーバー」
 
↑最も名の知れた横浜銘菓を販売する「ありあけ」の本店は、みなとみらい線日本大通り駅3番出口より歩いて3分の所に在る。
外壁にはゴールドに輝く旧住所プレート、真新しい店構えながら歴史を感じさせます。
実は創業会社が潰れた為、ありあけハーバー復活委員会が立上り、新会社が嘗ての銘菓の製造を再開したそうな。
一度会社が潰れて菓子が無くなってたなんて知らんかったです…。

 

 
↑これが「ありあけハーバー」、船舶をイメージした楕円に成形されています。
本店の正面玄関に吊るされてる錨は、「船のお菓子ハーバーを売る店」という意味が籠められているのね。
スタンダードの味「ダブルマロン」のパッケージデザインは、トリスウィスキーのCMキャラデザインで有名な、イラストレーターの柳原良平氏が手掛けてます。
刻んだ栗と栗餡をカステラ生地で包んだ洋風の饅頭で、飽きの来ない美味しさです。
今年の5月に本店訪れた時は、「焼き立てありあけハーバー」なる物を販売していたので、その場で頂いた所、表面がパリッと香ばしく、さながらマロンタルトの味わいでした。
焼くと益々美味しいありあけハーバー、是非買ってお試しください。
マロン味だけでなく、ガトーショコラ風味の「黒船ハーバー」、一口ミルク饅頭タイプの「横濱ハーバー」、冷やして美味しい「馬車道アイスクリンハーバー」、マロングラッセを使用した「ロイヤルハーバー」、更には季節限定のハーバーと、豊富な品揃えです。
5月は神奈川県産ブルーベリージャムを使用した「ベリーベリーハーバー」を販売してました。
ブルーベリーの香りと甘酸っぱさが、餡の甘さを緩和していて美味しかったです。
横浜ベイスターズとのコラボハーバーや、夏休みにはピカチュウハーバーも販売。
また本店の「ありあけ本館ハーバーズムーン」では、ありあけハーバーの他、本店でのみ取扱ってるお菓子が多数有ります。
買った事は無いけど「誕生石ショコラ」は見た目が美しくて贈り物に向いてると思う。
カフェが併設されているので、軽食やお茶を頂く事も出来ます。

サモアールの「ティーバッグ10種入りボックス」
 
紅茶が美味しい喫茶店として、横浜で長く愛される「サモアール」。
相模鉄道横浜駅西口ジョイナス地下2階に在る本店は、1974年にオープンしてから今年で45年になるのだとか。
私が訪れたのは、みなとみらい線馬車道駅近くの支店ですが、そこの内装も昭和に流行ったティーラウンジの趣き。
今時流行のカジュアルなカフェスタンドを見慣れてると、クラブのラウンジに迷い込んだかと思ってしまいます。
店内にグランドピアノが飾ってあるんですよ…今は弾いてない様ですが、昔は弾き語りライブとか行ってたんだろうなぁと。

 
2012年8月に横浜へ訪れた際、宿泊ホテルの近くに在ったので、偶然利用したのです。
紅茶専門店という事でアイスロイヤルミルクティーを注文したら、あまりに美味しくて感動致しました。
珈琲が美味しい店は巷に結構在っても、紅茶が美味しい店はなかなか見当たらない。
今まで飲んで美味しいと感じた紅茶は、ホテルオークラと、ホテルヨーロッパと、ここサモアール位です。(※個人の感想です)
紅茶は珈琲以上に淹れるの難しい…日本で珈琲ほど紅茶が普及しない理由は、淹れ方の難しさに有るんではないかと。
「紅茶専門店」と看板に掲げている店に入る度、ガッカリする事が多かったので、この店に出逢えた事は大変嬉しかったです。
前回と同じく「ほうれん草のオムライスとアイスロイヤルミルクティーのセット」を注文。
オムライスも美味しかったけど、正直しょっぱい…料理より紅茶の方が断然お勧めです。
ケーキもお勧めとの事ですが、そちらは未だ試した事無い。
横浜にパティスリーを2店オープンしているサモアールなので、紅茶に合う美味しいケーキを揃えているのでしょう。

↓ここで買えるお土産が「ティーバッグ10種入りボックス」。
 
写真後列左よりピーチ、ダージリン、アッサム、セイロン、キャラメル、前列左よりベルガモット(アールグレイブレンド)、ローズ・ヨコハマ、アップル、ストロベリー、バナナの計10種類。↑
色んな香りの紅茶が楽しめて、贈り物にだけでなく、自分用にも買いたくなります。
19世紀英国調デザインのパッケージも素敵。
横浜元町に本社を構える「SAND GLASS」と言うメーカーが卸してる紅茶らしい。
紅茶を淹れる時の必須アイテム「SAND GLASS(砂時計)」、紅茶への強い拘りを感じるメーカー名です。
こちらのネットショップで買えるので、サモアールに来店する必要無い訳ですが(笑)、先ずは試しに飲まれる事をお勧め致します。
紅茶を卸す「SAND GLASS」側でも、喫茶店を営業してる様なので、一度訪れてみたいものです。

…旅行3回分を纏めての横浜旅レポは、これにて終了です。
纏めて書いた為に、何時何をしたのかが曖昧になってしまいましたが(汗)…横浜に訪れた際に参考になれば幸いで御座います。

【完】
コメント
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