ひょっとして『プリキュア』の御先祖様??
――キラリルン…!!
「マハールターマラ…フーランパ…!!」
――…ヒューーー…――トトンットッットトン♪
パヤパパ~パ~パ♪パヤパパ~パ~パ♪
パヤパパ~パ~パパッ♪――ジャーーーン♪
ゆびゆび立てたら♪ ゆびゆび立てたら♪
魔法の魔法の呪もっん~♪
マハールターマラフーランパ♪ 不思議・な・ふたぁりぃ~~♪
――パパ~パ~パパ♪
お転婆・魔女っ子・チックル♪
――パラララララ♪
ラッキーペアのチーコ♪
――パラララララ♪
ふたぁりで1組悪戯仲ぁ間ぁ~~~♪
ああっ♪(トンッットトン♪)――イエイ!!
ゆびゆび立てたら♪ ゆびゆび立てたら♪
魔法の魔法の呪もっん~♪
ほらっ♪ ほらっ♪ 始まるぅ~~~♪(パヤ~~~♪)
チックルチーコの♪ 楽しい・世界~~~~♪
――トトンットッットトン♪
パヤパパ~パ~パ♪パヤパパ~パ~パ♪
パヤパパ~パ~パパッ♪――ジャーーーン♪
パヤッ♪パヤッ♪パヤッ♪
パァーーーーーー…ン♪
キュピーーーーン…!!
1978年3/6~1979年1/29迄、TV朝日系で放映された東映魔女っ子アニメ第6弾…だと思うんだけど。(『さるとびエッちゃん』は忍者、『ミラクル少女リミットちゃん』はサイボーグなんで、魔女っ子の枠には正しく入らないと思うのですよ)
ただ、ややこしい事に実際の制作に当ったのはネオメディアと日本サンライズ、風プロだそうで。
ネオメディアと風プロについては、その後の消息不明。
OPで見る限り、製作はあくまで東映。(←但し東映『本社』らしく)
が、制作会社は違う…しかも多数関ってるし。
そいった複雑な事情からか、東映公式サイトでもサンライズ公式サイトでも紹介されてない、悲しい作品なのですよ。(涙)
もし『宇宙戦艦ヤマト』みたく爆発的ヒット飛ばしてたら、今頃著作権巡って同様の裁判沙汰起してたかもね。
原作(と言うか原案)者ははっきりしてます。
なんとびっくり永井豪氏&ダイナミックプロ。
チックルのあの「2本の人差し指立てて魔法を掛けるポーズ」は永井氏が考案したものだと、以前『ファンロード』っつう雑誌に載っとりました。(一読者の投稿なんで、真偽は定かでない)
魔女っ子アニメの多くは玩具売る為に『魔法のアイテム』等持たされるんですが、『チックル』には特に無かったように記憶している。
…スポンサーから、この件で何か言われなかったのかねぇ?(笑)
チックル見ると、確かに永井氏のデザインっぽい顔してまして。
昔の少女向アニメっつったら、大抵瞳キラキラ~なのが多かったでしょ?
チックルの場合、ものっしょい『つり目』なのだ。
しかもしかも、OPフィルムで相棒のチーコと共に、ビキニ水着姿を御披露しておるのですよ。
…これも今迄の少女向アニメには有るまじき事態かと。(笑)
OPについて未だ語ってなかったですね…。
タイトルは『魔女っ子チックル』、作詞は永井豪氏(作詞も原作者がやってたのね)、作曲は渡辺岳夫氏、編曲は馬飼野俊一氏、歌ってるのは堀江美都子氏&コロムビアゆりかご会の皆様。
アニソンクイーンの1人、堀江美都子氏のアニソンデビュー作品は、1969年放映された『紅三四郎』だそうな。
その後同じくアニソンクイーンと呼ばれる大杉久美子氏と共に、数多くのアニメ主題歌を歌って来られました。
そんな訳で名前覚えといて下さると嬉しい…これからもよく出て来る御方だから。
粗筋を紹介すると――
『小森チーコ』は優しく大人しい、読書好きな少女。
或る日父親から貰った絵本を読んでいると、中から不思議な声が聞えて来ました。
「出して!アタシを此処から出して!」
声の主は絵本の中に居た少女、『チックル』。
彼女は悪戯をし過ぎて、絵本の世界に封印されてしまった魔女だとの事でした。
その封印を解く為に、チーコに呪文を唱えて欲しいと頼んで来たのです。(つまり封印を解く魔法は、外の世界に居る者じゃないと駄目なんだね)
優しいチーコは、チックルに言われた通り、呪文を唱えて彼女を外に出してやりました。
外の世界に飛び出したチックルは、そのままチーコの家に居付き、彼女とは双子の姉妹だと、家族や周囲に魔法で思い込ませたのです。(洗脳…?)
全然似てない2人なのに(チーコは少女漫画風キラキラ目)…よく双子だと信じて貰えたもんだ。(笑)
二卵性双生児って事にしたのかな?
それにしたって似てないにも程が有る…家族の誰にも似てやしないんだもの。(笑)
毎度申し訳無いですが、あまし観てた記憶無い作品でして…。(汗)
いや、再放送をちらっと観ていたような…??
話の主軸は2人の『仲』だったんじゃないかと。
大抵のパターンが、チックルが魔法使って悪戯起し、それを真面目なチーコが諌めるといった感じでした。(多分…)
あやふやですが(汗)、印象深く残ってる話が有りまして。
魔法で何もかんも解決しようとするチックルに、チーコが「魔法で解決するんじゃなく、自分の力でしてみなさい」と怒る。
「此処は現実世界なんだから」と、
「自分の力で解決しないんじゃ、意味が無いんだ」と、
怒られたチックルは、最初不貞腐れるのですが…物語最後で、魔法を使わず解決しようと努力すんですな。
魔法の力=実際の力ではないっつう解釈が、作品根底に流れてたような気がします。
最終回も観た覚え無いのですが(汗)…どうやらチックルは魔法を捨て、人間として生きる道を選び、小森家の本当の家族となって終ったらしい。
魔女っ子アニメで在りながら、魔法を否定する…1985年放映『マジカルエミ』に先立つ事約7年…。
或る意味『チックル』こそ、キャラデザイン含めて、近代魔女っ子アニメの先駆けとなった作品ではないかな~と、記事書いてて考えちゃいましたとさ。(笑)(結果としてヒロインが力を失い、人間になってしまうラストを迎えた作品としては、1970年放映『魔法のマコちゃん』のが先ですが…あれは元々原案が『人魚姫』っつうのも有ったしね)
所でこの作品のヒロインが珍しくも『2人組』なのは、「当時人気が大爆発してた『ピンク・レディー』にあやかってじゃないか」っつう説が有るそうな。
言われてみれば流行ってました、絶頂期でした。
作品終了に合せるかのように、人気が急落しましたが…何かの因縁?(汗)
参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』と、こちらの記事→(http://www.asahi-net.or.jp/~wx5h-ktb/anime/tickle/tickle1.html#anchor2013893)
…毎度勝手に済みません。(汗)
――キラリルン…!!
「マハールターマラ…フーランパ…!!」
――…ヒューーー…――トトンットッットトン♪
パヤパパ~パ~パ♪パヤパパ~パ~パ♪
パヤパパ~パ~パパッ♪――ジャーーーン♪
ゆびゆび立てたら♪ ゆびゆび立てたら♪
魔法の魔法の呪もっん~♪
マハールターマラフーランパ♪ 不思議・な・ふたぁりぃ~~♪
――パパ~パ~パパ♪
お転婆・魔女っ子・チックル♪
――パラララララ♪
ラッキーペアのチーコ♪
――パラララララ♪
ふたぁりで1組悪戯仲ぁ間ぁ~~~♪
ああっ♪(トンッットトン♪)――イエイ!!
ゆびゆび立てたら♪ ゆびゆび立てたら♪
魔法の魔法の呪もっん~♪
ほらっ♪ ほらっ♪ 始まるぅ~~~♪(パヤ~~~♪)
チックルチーコの♪ 楽しい・世界~~~~♪
――トトンットッットトン♪
パヤパパ~パ~パ♪パヤパパ~パ~パ♪
パヤパパ~パ~パパッ♪――ジャーーーン♪
パヤッ♪パヤッ♪パヤッ♪
パァーーーーーー…ン♪
キュピーーーーン…!!
1978年3/6~1979年1/29迄、TV朝日系で放映された東映魔女っ子アニメ第6弾…だと思うんだけど。(『さるとびエッちゃん』は忍者、『ミラクル少女リミットちゃん』はサイボーグなんで、魔女っ子の枠には正しく入らないと思うのですよ)
ただ、ややこしい事に実際の制作に当ったのはネオメディアと日本サンライズ、風プロだそうで。
ネオメディアと風プロについては、その後の消息不明。
OPで見る限り、製作はあくまで東映。(←但し東映『本社』らしく)
が、制作会社は違う…しかも多数関ってるし。
そいった複雑な事情からか、東映公式サイトでもサンライズ公式サイトでも紹介されてない、悲しい作品なのですよ。(涙)
もし『宇宙戦艦ヤマト』みたく爆発的ヒット飛ばしてたら、今頃著作権巡って同様の裁判沙汰起してたかもね。
原作(と言うか原案)者ははっきりしてます。
なんとびっくり永井豪氏&ダイナミックプロ。
チックルのあの「2本の人差し指立てて魔法を掛けるポーズ」は永井氏が考案したものだと、以前『ファンロード』っつう雑誌に載っとりました。(一読者の投稿なんで、真偽は定かでない)
魔女っ子アニメの多くは玩具売る為に『魔法のアイテム』等持たされるんですが、『チックル』には特に無かったように記憶している。
…スポンサーから、この件で何か言われなかったのかねぇ?(笑)
チックル見ると、確かに永井氏のデザインっぽい顔してまして。
昔の少女向アニメっつったら、大抵瞳キラキラ~なのが多かったでしょ?
チックルの場合、ものっしょい『つり目』なのだ。
しかもしかも、OPフィルムで相棒のチーコと共に、ビキニ水着姿を御披露しておるのですよ。
…これも今迄の少女向アニメには有るまじき事態かと。(笑)
OPについて未だ語ってなかったですね…。
タイトルは『魔女っ子チックル』、作詞は永井豪氏(作詞も原作者がやってたのね)、作曲は渡辺岳夫氏、編曲は馬飼野俊一氏、歌ってるのは堀江美都子氏&コロムビアゆりかご会の皆様。
アニソンクイーンの1人、堀江美都子氏のアニソンデビュー作品は、1969年放映された『紅三四郎』だそうな。
その後同じくアニソンクイーンと呼ばれる大杉久美子氏と共に、数多くのアニメ主題歌を歌って来られました。
そんな訳で名前覚えといて下さると嬉しい…これからもよく出て来る御方だから。
粗筋を紹介すると――
『小森チーコ』は優しく大人しい、読書好きな少女。
或る日父親から貰った絵本を読んでいると、中から不思議な声が聞えて来ました。
「出して!アタシを此処から出して!」
声の主は絵本の中に居た少女、『チックル』。
彼女は悪戯をし過ぎて、絵本の世界に封印されてしまった魔女だとの事でした。
その封印を解く為に、チーコに呪文を唱えて欲しいと頼んで来たのです。(つまり封印を解く魔法は、外の世界に居る者じゃないと駄目なんだね)
優しいチーコは、チックルに言われた通り、呪文を唱えて彼女を外に出してやりました。
外の世界に飛び出したチックルは、そのままチーコの家に居付き、彼女とは双子の姉妹だと、家族や周囲に魔法で思い込ませたのです。(洗脳…?)
全然似てない2人なのに(チーコは少女漫画風キラキラ目)…よく双子だと信じて貰えたもんだ。(笑)
二卵性双生児って事にしたのかな?
それにしたって似てないにも程が有る…家族の誰にも似てやしないんだもの。(笑)
毎度申し訳無いですが、あまし観てた記憶無い作品でして…。(汗)
いや、再放送をちらっと観ていたような…??
話の主軸は2人の『仲』だったんじゃないかと。
大抵のパターンが、チックルが魔法使って悪戯起し、それを真面目なチーコが諌めるといった感じでした。(多分…)
あやふやですが(汗)、印象深く残ってる話が有りまして。
魔法で何もかんも解決しようとするチックルに、チーコが「魔法で解決するんじゃなく、自分の力でしてみなさい」と怒る。
「此処は現実世界なんだから」と、
「自分の力で解決しないんじゃ、意味が無いんだ」と、
怒られたチックルは、最初不貞腐れるのですが…物語最後で、魔法を使わず解決しようと努力すんですな。
魔法の力=実際の力ではないっつう解釈が、作品根底に流れてたような気がします。
最終回も観た覚え無いのですが(汗)…どうやらチックルは魔法を捨て、人間として生きる道を選び、小森家の本当の家族となって終ったらしい。
魔女っ子アニメで在りながら、魔法を否定する…1985年放映『マジカルエミ』に先立つ事約7年…。
或る意味『チックル』こそ、キャラデザイン含めて、近代魔女っ子アニメの先駆けとなった作品ではないかな~と、記事書いてて考えちゃいましたとさ。(笑)(結果としてヒロインが力を失い、人間になってしまうラストを迎えた作品としては、1970年放映『魔法のマコちゃん』のが先ですが…あれは元々原案が『人魚姫』っつうのも有ったしね)
所でこの作品のヒロインが珍しくも『2人組』なのは、「当時人気が大爆発してた『ピンク・レディー』にあやかってじゃないか」っつう説が有るそうな。
言われてみれば流行ってました、絶頂期でした。
作品終了に合せるかのように、人気が急落しましたが…何かの因縁?(汗)
参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』と、こちらの記事→(http://www.asahi-net.or.jp/~wx5h-ktb/anime/tickle/tickle1.html#anchor2013893)
…毎度勝手に済みません。(汗)
あと最初の「ゆび~呪文」までのところ
なので歌えました(^_^;
と言う事は見ていたんだろうなぁ・・・記憶無いけど
永井氏って結構幅広い作品やっているんですよね。
こんな少女物からSFものドロドロしたもの、そしてエ○いものまで(爆)
で、すべての作品をひとつにまとめた?「バイオレンスジャック」が集大成なんですかね。。
#あんまり詳しくないので語れませんが・・・
・・・・俺ほとんどの作品にコメントする気か(汗)
>ひょっとして『プリキュア』の御先祖様??
そのプリキュア見ているとセーラームーンと同じ道を進んでいるような気がするのは私だけ・・・(^_^;
あ、お邪魔女ドレミもあったか・・・
失礼しました。。。。。
「チックルチーコのチックルチーコのチックルチーコのチャ・チャ・チャ♪」ってゆうEDも…1度聴いたら忘れ難い歌なんでしょうね~。(アニメソングの鑑ですなぁ)(笑)
永井氏は手塚氏と並ぶ程、後年の漫画に影響及ぼした御方なんでないかな~と思いますよ。
しかし少女ものまで手懸けてたと知った時はびっくりしましたです。
先日東映公式サイト覗いて爆笑したっつか…セラムンの夢今一度ってトコでしょうかね。(笑)
夢は叶って一度だけだからこそ『夢』なのだと、哲学的に呟いてみたり。(笑)
2人組よか5人組のが、その分だけ玩具が売れて、スポンサーがウハウハなのでしょう。
コメントは大変有難いです。
自分の曖昧な記憶元にして書いてますんで、補足して戴ける点でも…。(汗)
何より、オタク話に付き合って戴けるのは、自分にとって最高に楽しいのですよ。(笑)
そんな訳で何時もおおきにv(笑)
チックルですけど、劇中でチックルが使っていたバッグ(設定によると「何でも入る魔法アイテム」とのこと)は実際に時計付きバッグとして商品化されておりましたよ。
放置気味のブログに(汗)素敵だなんて勿体無い感想有難う御座います。
チックルにも魔法アイテムが在ったのですね!
なにぶん記憶不確かなもので…昔のアニメは玩具売るのが第一義でしたから、考えてみれば当然な事でした。
教えてくださり有難う御座います!
キラキラ瞳の魔法少女が多かった時代、釣り目のチックルは個性派で、それ故に印象に残る少女向けアニメだと思います。