ミス・メリーのクリスマス雑学講座♪

今年もブログ主に代わってクリスマスソングを歌うわよ♪

ハウステンボス初夏の旅行記(目次)

2011年09月23日 22時06分14秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
この頁はハウステンボス初夏旅行記の目次です。
何分時期が経ってますんで、中には現在場内に無い場所や物、サービス等が存在します。
これから訪れる予定の方は、此処の記事だけでなく、公式サイトで確認する事をお勧めします。(汗)
尚、場内外飲食店の情報は、まったりさんの『ハウステンボス飲食店がいーど!』が詳しいですよ。



【09年5/14~5/16薔薇祭、ホテル・ヨーロッパ】

)薔薇のエントランスガーデン ()アンカーズラウンジと薔薇の運河 ()薔薇と新緑に溢れる街

)花の家とプチ・パピヨン ()ホテル・ヨーロッパ ()ホテル・ヨーロッパ2 ()フォレストガーデン

)フォレストガーデン2 ()フォレストガーデンと桟橋とルームサービス (10)キンデルダイクとアートガーデン

11)吉翠亭 (12)ローズガーデン (13)ホワイトローズガーデンとドールハウス展

14)ランガダイクとロードレーウと日航ホテルと全日空ホテルのケーキ (15)ギヤマンミュージアム

16)ギヤマンシャンデリアとラオリーとヴィノテーク (17)デ・アドミラルとロビーの花 (18)ローズカフェと花結い

19)ローズパレードとティークリッパー(エクセルシオール) (20)土産


【11年6/1~6/3薔薇と紫陽花とサニー号、ホテル・アムステルダム】

)入国、ハッピーポップコーン、5Dミラクルツアー ()シャボンディハウス ()帆船博物館、サニー号内部

)サニー号内部2、リニューアル工事中港町 ()6月のホテルヨーロッパロビー、ケーキバイキング

)フィッツ港町店、チェックイン(海側ルーム)、アレキサンダー広場屋台

)ナインチェ、キャラメルチーズケーキ、夏蜜柑フレッシュチーズケーキ、フラメンコ、スプラッシュドリーム

)朝食 ()サニー号甲板 (10)ポルセレインミュージアム、フォレストガーデン

11)トロティネランチ、紫陽花ロード

12)2つの薔薇園、アートになった花展、イングリッシュガーデン写真展、幻の庭園

13)カナルクルーザー、出国棟、水陸両用観光バス、薔薇アイス (14)ワンピースデザート

15)薔薇の運河、夜のアートガーデン (16)ワンピースバーガー(ダム)、光の教会

17)霧の海、アートガーデン (18)アートガーデン2

19)朝靄の薔薇の運河、朝食、薔薇のストラップ、窓辺のサニー、ミッフィーフレンチトースト

20)ビワのフランベ、水上ガーデン (21)青空とサニー号、マリンターミナル、長崎空港土産
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幾千の海と幾万の薔薇21

2011年09月17日 20時23分20秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
「農水省実験でヒマワリ除線効果無」――土壌汚染の除去実験を行っていた農林水産省は14日、放射性セシウムを吸収するとされていたヒマワリには「ほとんど効果がない」との実験結果を発表した。(今週木曜読売新聞朝刊より)
…記事から「ちっ、使えねぇなぁ!誰だよ!?ヒマワリが効くなんてデマ流しやがったのは!?」なんて本音が透けてるようで苦笑してしまった。
生き物だから、人間にとって都合良く、さながら強力掃除機の様に、あっという間にぐんぐん吸込んだりなんて、そりゃしないだろよと。
実験の結果、最も効果有だったのは「表土の削り取り」だそうで、そりゃごもっともと納得、しかし削った土は何処へ運ぶ積りか?
2000分の1の吸収率…一度汚染された土を元に戻すには、途方も無い時間が必要なのだなと痛切する。
一方、暫定規制値56倍超の放射性セシウムが検出されたってキノコの件を聞き、じゃあキノコの胞子を撒いたらどうか?なんて考えてしまったり。
腐海のイメージが頭に浮かんでしまったんだが(汗)…リアルナウシカワールド、取り込んだ毒を吐き出す黴は実際に有ると、以前NHK辺りの番組で紹介してたように記憶している。
それでも、どんなに汚染されようとも、我々は逃げる事などできない。

「土から離れては生きていけないのよ!!」

「ラピュタ」のヒロイン、シータの叫びが心に重く響く、今日この頃です。

…のっけから欝になる話して御免(汗)、こっからは明るく前回の続きで御座います。



ビワのフランベも食べて心残りはもう無く…いや有るけど、次回に回すって事でそろそろ帰国へと気持ちを持ってく。
が、まだ1時間以上の余裕が有るし、空は清々しいブルー。
帰る日が1番天気に恵まれるというのも何だか悔しい、雨に降られなかったのは幸運だったが。

とまぁそんなわけで最後に、もう1度サニー号に乗る事にした。

    

金曜16時の便は今迄乗った中で最も混んでいた。
家族、カップル、学生、まんべんない客層、やはり金土日と旅行で来る人が多いのだなと。
出港する迄は船内を見学し、クルーズ中は甲板に上って、景色を堪能する人が多かったです。
既に2度乗船し撮影済ましてたんで、3度目は殆どアクアリウムバーで避暑してました。
船内は冷房効いてて涼しいんだ~、カフェでも有ったら尚良いのにと思た。

                   

                   ↑やはりサニー号には青空が似合う。
                    最後の日でも晴れてくれて良かった!

このサウザンド・サニー号クルーズ(キャラが2年後バージョンに変ってる!)、2011年秋現在の公式発表によると、2012年3/31迄延長だそうな。(2/1~2/14はメンテナンスの為運休予定)
――やっぱりな!(笑)
それ以降も多分延長すると読んでる、造ったからには飽きられる迄運航させるだろう。
観光丸が3年レンタル予定なら、その間はサニー号頼みの積りじゃね?
つうかちゃんと帰って来てくれよ観光丸(汗)、長い目で見てあれはハウステンボスの貴重な財産なのだから。

    

コースは観光丸と一緒、大村湾を1周して帰る。

    

360度陸地を望める波静かな大村湾は、クルーズするのに格好の海。
海上から観るハウステンボスの街が浪漫をかき立てます。

                   

                   ↑通称くじら島に近付いた所で船はUターン、港への帰路につきます。
                    ワンピースファンなら「ラブーン」を思い出すに違いない。

    

約20分のクルーズを終え、港に降りた客を出迎える、可愛くも謎の大道芸人(?)さん。
吹流しみたいな物を両手に持って回してたけど、一体何なのでしょうねあれは??
写真撮影良いですか?と訊いたら、喜んで応じて下さった。(その時に持ってるのは何か訊けば良かった)
殆どのお客さん達は園内を廻る事に夢中だったのか素通りしてっていかれてな…。(港に残ったお客さんはサニー号の撮影に夢中だったし)
出迎えてくれた際には笑顔で記念撮影を頼もう!

                   

                   ↑が3度のクルーズ等で貰った乗船券、シール、カード。
                    ブルックさんのカードは2枚貰った。
                    3度も乗船してナミさんに1枚も当らないというのは…
                    ナミ運持ってないらしい。(涙)

    

帰りの高速船が近付いたのでマリンターミナルへ。
予約時間を告げて乗船券を購入(後払いなので)、かつての入場ゲートの方へ行ったら、トイレが利用できるようになってて驚いた。
ターミナル内に入場ゲートが有った頃は、入国客を乗せる高速船が時間終了した所で扉封鎖、仕切りも立ててゲート側に入れなくしてたんですよ。
だから入場ゲート側に有るトイレは昼過ぎると利用できず、出国時は面倒ながら外のトイレに寄ってたという。
最初から出国側にも入国側にもトイレ造っとけば良かったのに~と散々ここで文句言ってたっけ。(笑)
港町がフリーゾーンになった事で、マリンターミナルもフリーゾーン化、思わぬ便利が生じましたな。(笑)

    

↑乗船約5分前になると、出国桟橋への扉が開いて、船まで案内される。
桟橋脇にはワンピースキャラの海賊旗が点々と貼ってあった。
高速船を利用する客はサニー号に出迎えられ、サニー号に見送られる。
すっかりワンピ村してるスパーケンブルグ、数年後には英語村?

    

↑デッキから高速船に乗込む瞬間が何時も切ない。
こんなに離れ難いと思える場所は、自分にとってハウステンボス以上に無いなぁ。
何度も行ってるから第二の故郷化してるのですよ。
海が綺麗で建物も綺麗で御飯は美味しくて適度に田舎で癒されるからね。
ここ数年の間にどんどん変化してってるけど、運河が流れる煉瓦の街並みが保たれてる内は、好きで通い続ける事だろう。

遠ざかる灯台に募る寂しさ、くじら島を過ぎると船は加速する。
その名の通り高速船、結構な振動だが、酔う事はあまり無い…と思うよ、乗り物酔いする自分が平気な位だから。
夏至近い頃だった為、17時を過ぎても陽が眩しく、左側の席に座った。
冬なら右側の席に座ってる、夕焼け空が綺麗だから。
約45分間波に揺られてると眠くなる、単調な振動だからマジでうとうとするんよ。
起きたら窓の外から飛立つ飛行機が見えた。

                   

                   ↑海に伸びた赤い鉄橋…ではないんだけど(何だろね?)、
                    これが見えたら長崎空港は近いです。
                    高速船はノンストップで空港まで行ってくれて楽。
                    波が高い時は運休してしまうのが困りものだけど。

    

長崎空港2階土産売場で「ひよ子のピィナンシェ」を買ってった。
福岡名菓ひよ子饅頭で知られる、ひよ子本舗吉野堂作、ひよこ型の焼き菓子。

                   

                   ↑個人的に平面ひよこって呼んでます。

ミルク風味で美味しいと思うんだけど、母からは割と不評だった。
「ひよこは立体的だからこそ可愛く美味しい」んだそうな…そっすか。(笑)
東京でも盛んに販売してるもんで、東京土産と勘違いされがちだけど、正しくは福岡土産のひよ子饅頭。
地元九州ではひよこ型したサブレーも売ってる。
てか福岡って何気に美味い菓子多いよ。
長崎の菓子も美味しいと思うけど、70%はカステラで占められており、種類の数では福岡に負けてる気がする。
好きだけどね、カステラ。

    

↑で、こちらは長崎名菓の「茂木ビワゼリー」、ゼリーの中にはビワが丸ごと入ってる。
こちらも全国的に有名なんで知ってる人は多いだろう。
亡くなった父が好きだったからと、母に頼まれて買って来たのです。
以前はハウステンボスでも売ってたんだが…何時の間にか見なくなっちゃった。

長崎空港2階土産売場にはハウステンボスコーナーも有。
タンテ・アニーのチーズケーキ等、有名どころが揃っているんで買い忘れた時は便利です。
買い忘れてなくても何故か毎回寄る、そういう人は自分以外にも居る筈だ。

帰りの飛行機は満席だったけど(東京行だから)、中央3人席の内通路側だった人が、前列席に座ってくれたおかげで、私は楽々通路側に移動する事ができた。
満席の筈なのに前列席が空いてた理由は、キャンセルか?はたまた乗り遅れか?
19時半に漸く日没、窓から観える茜空が綺麗だった。
途中シートベルトサインが点灯し、急降下感を味わったが(ガクンと来たよ…)、それ以外は難無く快適な空旅でした。
また逢う日まで、ハウステンボス、次回は来年初夏頃(を目指そう)。



【終】

21章目にして終了(汗)…毎度お付き合い下さり有難う御座いました!
次の3日連休には目次に纏めようと考えてます。

初夏は過ぎ、真夏も過ぎて、季節は秋。(汗)
ハウステンボスでは芸術の秋が始まってます。
公式ブログで紹介されてたパレスのフラワーバイキングに地味注目。
期間過ぎてもキューケンホフ辺りで行えば、呼び物になりそうに思わなくもない。
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幾千の海と幾万の薔薇20

2011年09月09日 23時31分01秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
毎度1週間のご無沙汰、季節はすっかり秋ですね~、記事は初夏だけど。(汗)
まだ蝉の声が喧しく、しかし吹く風は秋の気配、近所の桜並木は早くも落葉のシーズンを迎えておりまする。

季節の挨拶はさて置き、ハウステンボスの話。
この夏は関東でもハウステンボスのCMが多く流された、良い事です。
加えて東京MX局でもハウステンボス特集番組を流したり…悔しい事にネット落ちしてて、気付かず観逃してしまった。
でもオフィシャル側がユーチューブにUPしてくれたお陰で観る事ができた、有難うオフィシャル!
あの「タビセツ」って番組?H.I.S提供なのな、という事は今後もハウステンボスを特集する可能性高し?――注目せねば!
つか今回は社長へのインタビューが主だったから、次回は普通に旅ガイドな形で流して欲しいわ。
ちょっと前、TBS「探偵左文字進15作目―軍艦島に消えた殺意―」でも、ハウステンボスが舞台に採り上げられとった。
水谷豊さんと刑事役の人が、カナルクルーザーに乗ってたよ。
何時の日か、アド街で特集されれば良いなぁ。
リクエストしてるんだけど採り上げて貰えない、TDRを「街」として採り上げるなら、ハウステンボスだってしてくれよ~。
ハウステンボスこそ「街」だってのに。
そんな都市型テーマパーク、ハウステンボスの初夏紀行、前回より続いて参ります。



昼過ぎて気温がどんどん上昇、辿り着いた港町スパーケンブルグの空は、青く澄み渡っている。
多少煙ってはいたけれど、雲一片浮ばない好天気で、陽射しが眩しかった。
結局雨に降られず済んだのはラッキーだったけど、日射病になりそうな程の陽気で外歩いてるだけでも辛い。
というわけでホテル・ヨーロッパ内のアンカーズラウンジ(↑)で涼む事にした。
「おま、さっきアクールベールカフェでランチ食ってきたばかりだろうが!」とつっこまれそうだが(汗)、暑いと言うより熱いし初夏限定ビワのフランベ気になってたし、ミッフィーのフレンチトースト小さめで腹八分目だったのよ。(見苦しい言い訳)

ちなみに今年の秋、ホテル・ヨーロッパ・ロビーは、花と音楽とアートの間に変身する。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/museumhotel/)
以前からじゃん、と思わなくもないが、レンブラントの銅版画原板等、ハウステンボスの貴重なお宝コレクションを一堂に展示するんだと。
さり気無く凄いお宝所有してるハウステンボスの底力発揮です。
何故パレス美術館で展示しない?(笑)
初夏に開催した「薔薇の館」で味を占めたな…。(笑)
秋のパレスはガーデニングワールドカップの舞台に充てられてるというのも理由に挙げられるでしょうが、やっぱりホテルロビーで開催するのが重要な意味を持っておるのでしょう。

9/17~10/16迄ホテル・ヨーロッパ宿泊者以外は入館料2,600円かかるそうな。
この2,600円は場内ホテル食事券の形で返される、ホテルレストランで食事したり、お茶飲んだりの予定が有る人には、悪くない設定かもしれん。
アンカーズラウンジのアフタヌーンティーセット、またはフォレストパークのトロティネシェフ特製ランチが、計った様に(笑)丁度2,600円だそうです。(サービス料別途かかるだろうが)
もし自分が訪れたとしたら迷わず購入するな、何時もホテルレストランかラウンジを1回は利用してるから。

真夏のホテル・ヨーロッパ・ロビーは向日葵の間だった。
春は多分チューリップの間に変身するだろう。
さて、冬はどんな風に変身するのか?11月~12/25迄はクリスマスイルミネーション、年末~松の内は正月飾りって事は予想できるけど、1月半ば~2月はどんな風になるんでしょうね~?

…気が付いたら文字数をまた無駄遣い。(汗)
こっから先は写真をメインに参ります。



↑アンカーズラウンジに下りる階段横には、水に浮かべられた薔薇のディスプレイ。



↑入店すると上品な物腰の従業員さんが、何時もの如く船着場を眺める席へ案内して下さった。
テーブルの上には、やはり水の入ったグラスに、可憐な薔薇が浮んでいる。
空いてる時は1人の利用でも、テーブルを2つ、くっ付けて下さるのが親切。



↑帰国を前に自分は決まってこの店に訪れる、そして決まってフランベと紅茶のセットを注文する。
ごく偶に違う物を注文する事も有るけれど。
アンカーズラウンジの名物といえば、季節の果物のフランベなのです。

そして紅茶はミルクティー、フランベの準備には時間を要する為、先に持って来て下さる。
優雅な花柄のティーカップに注がれる香り高い1杯目、壷に入った白いストーンシュガーを1つと、木目細かく泡立ててある温かいミルクを入れて頂く。



↑船着場を往復するカナルクルーザーを眺めていると、台車に仕度を整え従業員の方が近付いて来られた。
さ~て始まるよ~!――イッツショータ~イム!



↑先ずはソースを作ります、バターを溶かして…

    

フライパンに砂糖を振り、その横ではワッフルを温める。
どうしてか解らないけど、ビワのフランベのみ、ワッフルが付く。
他のフランベには付かない、昔からそうだけど何故??

理由はともかく振った砂糖を焦がしてカラメル作り。
その横ではワッフルを何度も裏返して温める。

    

漂って来るカラメルの甘い匂い、ワッフルは暫くして取り出されました。
茶色く焦げた頃、レモンをフォークで絞って汁を入れ、ビワのシロップとアプリコットソースも加えて混ぜます。

    

皮を剥く等、下処理してあるビワを2個、ソースにからめて炒めた後、いよいよクライマックス!
今回用意された酒はアプリコットのリキュールとウォッカでした。
グラスを火で炙って温めてから――

    

――フライパンに注ぐと一気に立ち昇る炎!!
おおお!!今回は無事撮影に成功した!!しかも2度!!
万歳マンセーハラショー!!

アルコールを飛ばしたら、皿にビワを取り出して盛り付け。
予め盛ってあったワッフルの上には、ホテル特製のバニラアイスを芸術的に載せ、ハーブの葉で飾ります。

                   

                   ↑完成、初夏限定の味、ビワのフランベ。

ビワは長崎特産の果物ですからね~。
初夏に訪れると長崎空港で農家の方が出店販売してたりします。
甘苦く煮てあるビワと冷たいバニラアイスのマリアージュ、なんて贅沢な午後のティータイムで御座いましょう。
ワッフルは意外にもクッキーの様に固かった、フォークで刺すのが難しいくらい。
温めてた理由が解りました、アイスとソースにからめて食べると美味しかったです。
春の苺、初夏のビワ、夏のパイン、秋~冬の洋梨と、1年のフランベ、コンプリート致しました!
次回からケーキを注文しようか…つってまたフランベにするかも、そんくらいここのラウンジのフランベは最高、但し少なくとも2時間は余裕持って訪れるよう注意。
アンカーズラウンジについて、まったりさんのブログで詳しく紹介されてます、是非御覧下さい!

    

食後は船着場の水上ガーデンを撮影しに行った。
初夏は薔薇でいっぱいに飾られて美しい、水上だけでなく水面に映るから、水中にも咲いてる様で尚綺麗、さながら水中花の園ですな。

                   

                   ↑ホテルを正面に写してみた。

    

↑左写真に写るトンネルを潜り、カナルクルーザーが入って来ます。
ホテルに着いて船上から目にする薔薇の園、美しさに感嘆する客の姿が目蓋の裏に浮びます。

                   

                   ↑水上ガーデンのテラス席でもお茶を楽しむ事ができる。
                    しかしこの日は陽射しが強過ぎてか閑古鳥だった。(笑)
                    白と青のテーブルクロスが清涼感を醸し夏向きだが。
                    少女の銅像が飾られてたりと絵葉書にしたい眺めだった。



↑これはおまけ、港町の和食処、「花の家」の野外席。
野点風?ここの甘味も美味しくお洒落、オススメで御座いますv
詳しくは(毎度頼ってばかりで済みませんが…)まったりさんのブログを御覧下さい。





次回、漸く最終回だよ~!
多分また1週間後…。(汗)


追記、ハウステンボスの総料理長だった上柿元シェフが、○年振りにハウステンボスに帰って来るぞ!
(→http://www.anahotel-jrhtb.co.jp/guest/event/20110927/index.php)
正確に言うとハウステンボスジェイアール全日空ホテル、だが……。
微妙に敷地外なのが残念、ていうか何か悔しい。
主に食の分野で全日空ホテルは、園内ホテルに追着け追越せで頑張ってるなと。
ハウステンボスホテルも、うかうかしてられませんぜ。
てか独断と偏見から比較すると――

・立地

ホテル・アムステルダム>ホテル・ヨーロッパ>ウォーターマーク長崎(元デンハーグ)>フォレストヴィラ>全日空ホテル>日航ホテル>ホテル・ローレライ

※この点で比較するならパーク中央に位置するアムステルダムの圧勝。

・外観

ホテル・ヨーロッパ>ウォーターマーク長崎(元デンハーグ)>ホテル・アムステルダム>全日空ホテル>日航ホテル>ホテル・ローレライ

※フォレストヴィラはコテージなので比較するのは難しい。

・部屋

フォレストヴィラ>ホテル・アムステルダム>ホテル・ヨーロッパ>ウォーターマーク長崎(元デンハーグ)>全日空ホテル>日航ホテル

※ローレライは宿泊した事無いので判らず、ウォーターマークもだが、写真で観る限りデンハーグ時代とベース変ってない様だったので。

・飲食施設

ホテル・ヨーロッパ≧全日空ホテル>ホテル・アムステルダム>日航ホテル>フォレストヴィラ

※ウォーターマーク&ローレライは行った事無いんで判断できず、フォレストヴィラは近く(もない)にレストラン1店しか無いのが痛い。

・風呂

全日空ホテル>ホテル・ローレライ>日航ホテル>フォレストヴィラ>ホテル・アムステルダム≧ホテル・ヨーロッパ>ウォーターマーク長崎(元デンハーグ)

※園内ホテルには温泉が無いからな~、造ったとしても複雑に思うだろうが…ウォーターマークについては判らないけど、デンハーグ時代と基本造り変ってない気がした為この評価。

・特典

ホテル・ヨーロッパ>フォレストヴィラ>ホテル・アムステルダム>全日空ホテル>日航ホテル>ホテル・ローレライ

※ヨーロッパは専用クルーザーに乗れる等、宿泊してる間のお得感が大変高い。
ヨーロッパに宿泊するなら、入場チケットだけで良いかなって気がしなくもない。
ハウステンボスから遠ざかる程に、お得感が薄れるのは致し方無いかと。
が、場外ホテルだけの特典も有、ハウステンボス全景は外からじゃないと眺められない、富士山の全景は裾野からでは近過ぎて望めないのと一緒。
ウォーターマーク長崎(元デンハーグ)についてはまだ宿泊した事無いので以下略。(汗)
ところでフォレストヴィラの宿泊受付、ホテル・ヨーロッパからウェルネスセンターに変った(戻った)んだってね、という事はフォレストヴィラ宿泊者は、もうホテル・ヨーロッパクルーザーに乗れないと…。

他、アクティビティハウスやキャンプ場も入れなきゃならんのだけど、この2箇所についてもまだ体験した事無いもんで。(汗)
この上迎賓館も復活するなら、かなり選り取りみどりになるわな。
上柿元シェフが帰って来て、迎賓館マジ復活しないだろうか?(願望)

追記なのに長くなってしまって御免。(汗)
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幾千の海と幾万の薔薇19

2011年09月02日 21時29分37秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
御心配お懸けして済みませぬ。(汗)
1ヶ月半近くネット落ち…してたのか?
元気にはしてたんですよ、これには諸々の事情が有りまして。(汗)
夏休みに親戚が入院して、その子供がずっと遊びに来てたとか、
母親が仕事でPC必要になり夜間専有してたとか、
職場で(またも)3人辞める事になり午前様が続いたとか、
色んな事情が重なり合い素敵なハーモニーを奏でて月日の経つのも夢の内だったという訳です。(汗)
今後も更新は良くて週1か週2ペースになりそうなんで、ご笑覧くださる方もそのペースでどうか宜しくお願い致しまする。

言い訳し終えたところで前回の続き……え~と、何話してたっけ?(汗)
ああそうそう今年の初夏のハウステンボスレポって、もう秋ですがな、虫の音コロコロですがな。(汗)
今回入れて後3回の予定、しかしその3回が長くて遠い道だったり、んな事言ってる内にもう11行目、季節外れは日常茶飯事と開き直ってサクサク参ります! 



アートガーデンを1周した後、付近の薔薇の運河も散策しました。



↑運河の岸には次の季節の花、紫陽花も顔見世興行。
未だ少し薄い色合いの花弁が、緑の葉に引き立てられ、清廉なイメージを抱かせる。
瑞々しい青系の花弁は如何にも梅雨時にぴったり、6月の花といえばやはり紫陽花だなぁと。

    

一方こちらは5月の花「薔薇」、岸から溢れるが如く、見事なボリューム。

    

霧が刻一刻と晴れ、薄い雲を透かして注ぐ朝陽を浴び、花弁に付着した露が輝いて綺麗だった。

    

岸辺に留まらず、木登りする薔薇も在り。
運河岸に造られたテラス道を歩いてるだけで薔薇の香りに酔いしれる。
まるで香水に浸ってるような、香水要りませんな、初夏のハウステンボス歩く時は。

    

眺めの良い岸辺に設置されたベンチ、緑に覆われた密やかなタイプも良いけれど、情熱の赤い薔薇を背景にするオープンタイプも素敵ですな。
やはりと言うか、アートガーデン周辺の運河岸が、最も沢山の薔薇に彩られて美しかったです。
秋も薔薇のシーズンではあるけれど、運河に咲く薔薇は初夏限定…みたい?
薔薇のみ目当てなら、やはり秋より初夏の方がお勧め。
イベントは花メインの初夏と比べ、秋は飲食と芸術を彩るサイドって趣き。
今年は去年の好評を受けてハロウィーンイベントが9月に先駆け開催。
コスプレショップはナイスアイディーア!昨今の自分大好きな若者から人気を博しそうです。
(魔女の洋服屋さん→http://blog.goo.ne.jp/kotobukibiyori/e/cafaeedb7dac86ff6c6d6447eb09f872)
他所もそうだが年々ハロウィーンが幅利かせてますね~、日本の伝統行事である盆と七夕(どちらも中国伝来みたいだが)の復興に期待したい。
ハウステンボスで盆踊りなんてのも楽しそうだと思うぞ。

が、9月に最も注目すべきイベントはビール祭だぁね!それとソーセージ!
(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/topics/001313.html)
10月のワイン祭に較べるとお得感は薄いが、負けずに盛り上がって欲しいぞオクトーバーフェスト!

                   

                   ↑8時近くにホテルへ戻り、朝御飯を食べました。
                    この日の朝に案内されたのは庭園側の席。

    

サラダ、焼ソーセージ、フライドポテト、スクランブルエッグ、焼鯖、大根の煮物…焼鯖と煮物以外は何時もと大体同じですな。(汗)
それにパイナップルジュース、ヨーグルト、バナナ、チョコクリスピーと玄米フレークにミルクをかけて…主食を米パン以外にしたのは初めてだ。

朝食後、フィッツに自転車を返しに行き、港街のコンビニ「シーブリーズ」で電池を買ってホテルに帰った。
ちなみに今夏コンビニ2号店が港街にオープン、マリンターミナルの直ぐ横なので、とっても助かりそうです。
軽食も取れるよ!(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/cafe/001228.html)

                   

                   部屋に戻る途中、フロント横ショップで薔薇のハートストラップを買いました。
                   なかなか可愛いっしょ?薔薇祭に合った土産品だなと。

    

チェックアウトは(ファミリエ会員サービスで)13時、荷物は纏め終わってたし、残り時間は窓から景色を眺めつつ、ひたすらゴロゴロしてました。
最近は広場側を向く部屋ばかり宿泊してたんで、港の風景を眺めるのは結構新鮮に感じられた。



↑午前中まだ靄ってた海を往復するサニー号を観察。



↑港へ帰ろうとするサニー号の前を、ワンピキャラでラッピングされた水陸両用観光バスが通過――おお~~!!ナイスタイミングだ!!
つまりホテル・アムステルダムの海側ルームに宿泊すると、サニー号だけでなく水陸両用観光バスが往復する様も観られるわけだ。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/vehicle/001058.html)



↑次第に姿をはっきりと現すサニー、靄の中から登場するとは流石主役船、ドラマティックな演出です!



↑向日葵に似た(ライオンだけど)船首に注目、口がパカッと開いてます。



↑開いた口から――ガオン砲発射!!! 「ドォォォーーーン!!!!!」
忽ち噴き上がる白煙。



↑ガオン砲は帰港直前にルフィの指令を受けて発射されるもよう、普段は口を閉じてます。
ちゃんと開くんだな~良く出来てるな~と感動してしまった。
ガオン砲発射は船内からだと良く観えない、外に居ないと観る事ができないシーンなのです。
また、サニー号は出航時、くるりんと向き逆転する事も、今回観察して解った。
港に顔向けて停泊してるわけだから、考えてみれば解る事だけど。

30分早くチェックアウト、荷物を宅急便で送って、ホテルとサヨナラ。
本音は帰りたくない、現実に戻りたくない、仕事したくない。(汗)
次来るのは秋か冬か初夏か?一周忌が有るんで来年の初夏になるかも。
薔薇の運河をまた満喫したい、今度はベストシーズンで!

                   

                   ↑午後になり、まだ少し靄で薄暗いアレキサンダー広場。
                    しかし気温はかなり暑かった!
                    焼けた!焼けたよ!真っ黒にな!
                    悲しい程の土方焼け。(今「土方」って表現不味いそうで)

    

ランチはホテル・アムステルダム内のアクールベールカフェで食べました、「ホテルとサヨナラしてないじゃん」というツッコミは無で。(汗)
陽射しが強くなければ赤いパラソル下のテラス席で食べるのも素敵よね♪
6月、アクールベール・カフェでは知る人ぞ知るスペシャルメニューが登場する。
それは…6/21ミッフィーのバースデーを祝ってのミッフィーメニュー!

                   

                   ↑ミッフィーフレンチトーストを注文しました。
                    こんがり焼けたミッフィーフェイスに加え、
                    皿上に粉砂糖で描いたミッフィーがキュートv
                ソースは蜂蜜、フルーツサラダとヨーグルトシャーベット添え。

フレンチトーストは注文すると数十分待たされる、余裕の無い人には向かない。
店内はミッフィーメニュー目当てか、若い娘さんでいっぱいだった。
ミッフィーお子様ランチを注文したグループが「可愛い~vv」と歓声上げとった。(大人でも注文OK…らしい?)
クレープも人気を呼んでましたよ、最近ここデザートに力入れてるようです。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/topics/001232.html)
まったりさんのブログで詳しく紹介されてます、是非御覧下さい。
 


↑ランチ後、今度こそホテルとサヨナラ、益々強まる日差しを避けて、アムステルダム横のグリーンロードを通り、港町スパーケンブルグへ向いました。





……結局ナミ誕今年は何もできんかった。
リンク未だに繋ぎっ放しで御免なさい、土日には整理予定です。(汗)
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幾千の海と幾万の薔薇18

2011年07月18日 18時16分01秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
5月台風に続き7月台風襲来ですか…台風が秋の風物詩じゃなくなった最近。
来るものは拒まず迎えるしかなく、暑さが雨で少しでも緩和される事を願おう。
さて前回の続きで、昨日の後編で御座います。
今回も写真が多いんで文章少な目ですよ。



その名の通り芸術的な美しさを誇るアートガーデン。
広い内部に様々な庭園様式を鏤めており、さながら庭園博覧会の趣き。
このエリアだけをパージし、テーマパークとして営業できなくもないような。

水路を張り巡らしたラビリンスと、周りを取り囲む花のトンネル。
テーマに沿って蒐集した草花の展示室、フォリー。

    

「ルドゥーテの薔薇のフォリー」は19世紀初めに活躍した宮廷画家、ピエール・ジョゼフ・ルドゥーテの銅版画に描き残されてる薔薇を集めたコーナー。
かつてマリーアントワネットやナポレオン皇妃ジョゼフィーヌが愛した薔薇を観賞できる。
造りも当時の貴族夫人の庭園をイメージしてる様で。
ハウステンボスでは以前そのルドゥーテの作品数点をパレス美術館で展示した事が有る。
あまり例を聞かない、それでいて華やかな作品群という事で、印象に残ってる美術展だ。

ちなみに個人的に印象に残ってるパレス美術展ベスト3は下記の通り。

1位…ヴェネツィアン・ビーズとコスチュームジュエリー展
2位…ルドゥーテの薔薇展
3位…ホログラムアート展、ドールハウス展

印象派展みたいなメジャーな企画は他所でも頻繁に観られるんで、微妙にマイナーかつ絵画に拘らない企画を今後も打ち立てて欲しいなと思う。

    

ここは「イングリッシュローズフォリー」、オールドローズとモダンローズをかけ合せた事で、香り高さや育て易さ四季咲き性等の特質を持つ、イングリッシュローズを集めたコーナーです。
訪れた頃には見頃終ってたのか、咲いてた薔薇が少なかった。
運河岸に植えられてる薔薇は主にこのイングリッシュローズだとか、確かに花の形や大きさが運河に咲いてる物と同じだった。
四季咲きって事は夏秋冬も咲くの?しかし初夏以外の季節で咲いてるのを目にした事無い。
運河の薔薇もだが美しさを保つ為に初夏以外は潔く成育期間に充ててるのかもしれない。

                    

                    ↑フォリーの外に広がるローズカーペット。(隙間はご愛嬌)
                 早朝からおじさんおばさん達がせっせと水を撒いていた。
          近所の農家の方らしい、おじさんおばさん達が毎日の手入れをして下さってるお陰で、
                 パークの花の美しさが保たれている――大いなる感謝を!

    

庭園を真直ぐ走る水路は「カスケード」と呼ばれる庭園様式。
水路の両脇には薔薇が間隔を空けて咲いている、小さな薔薇の運河に見立てられなくもない。
夕に照明が点され水面に光が映る様も幻想的で美しいです。

    

ここは薬草等に利用されるハーブを集めた「ハーブのフォリー」。
近付くと確かにお茶飲んだ時に嗅いだ事の有る香り…以前はもっと沢山植えてた気がするけど。
ハーブは虫が嫌うから夏は休憩所に適してると思う、以前の様に椅子とテーブル置いて欲しい。

    

ハーブのフォリーを抜けると池の有る「ネイチャーガーデン」が広がる。
そこでまたもや白鳥と出くわした。
道を塞ぐように居る、近付いても逃げる事無く、庭園を我が物顔で闊歩。

    

かっぽかっぽとのし歩いて池にじゃぽん、目の前で気持ち良さ気にスイスイ泳ぐ。
白鳥の餌場&水飲み場になってる事で、蚊の繁殖は抑えられるだろうな。
睡蓮が蕾を付けており、もう間も無く咲きそうだった、薔薇も綺麗だけど睡蓮も綺麗よね。

                    

                    ↑起伏に富んだネイチャーガーデンの頂上部には滝が流れてる。

    

滝の周辺には記念樹が植えられてる…何時から始めたのかは不明っすが、結構な数が植えられていた。
結婚30周年を記念して植樹した物とか、何十年後には木が繁って、ここ森になるかもしれん。
出来たばかりの頃と較べ、木が大分育って来た。
木陰を作るほどの大樹に成長した物も有る。

    

ネイチャーガーデンの葦も背丈が伸びて鬱蒼としてる。(右写真)
年々育って行く庭園、しかし中には消えた物も有る、エディブルフラワー(食用花)のフォリーと、ポタジェのフォリー(美的に彩られた野菜畑)。
現在馬車が置いてあるスペースは、以前エディブルフラワーのフォリーじゃなかったっけか?
特徴の濃い好きなフォリーだったのに残念、薔薇のフォリーばかりだと違いが薄く見えるんで、残しといた方が良かったんじゃと。
光と音と香りのフォリーとハーブのフォリー、この2つは統合できそうな気がする、空いたスペースを活用してどちらか復活…なんて無理だろうか?

                    

                    ↑薔薇も良いがポタジェ路線も残して欲しいのです。

    

ここは「光と音と香りのフォリー」、左写真はハーブが植えてある石積の椅子(建物裏にも有)、カップルが座ると幸せになれるんだとか。
白くて四角い大きな建物と言うかオブジェと言うか、妙な物体が有るため庭園内でも目を引くコーナー。
特に今回は建物を蔓薔薇がびっしり覆ってて更に妖しく見えた、さながら眠れる森の美女の城の様に。

    

↑白い物体の中に屈んで入ると、床に水晶みたいなのが置いてある。
下に水琴窟と呼ばれる仕掛けがされてて、ステンドグラスの蒼い薔薇窓から落ちる水滴が、地中の空洞内で反響し、涼し気な音を奏でているのです。

                    

                    ↑ドムトールン方向に歩いて行くと野原が広がる区域に出る。
                  4月下旬にお客の目を楽しませてたワイルドガーデンの原だろうか?
                    華やかさは無いけど、こういう野の花も可憐で好きだ。

    

↑ドッグランスペース近くで今年の5/21に開催された、ローズペイサージュ国際薔薇コンクールで入賞した薔薇がお披露目されていた。
コンテスト入賞作だけあって、どれも愛情篭め育てられた感じ、深窓の姫君を想像させます。

薔薇のシーズンが終り、今度は向日葵。
(開花予想8月上旬~中旬→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/001194.html)
そして秋には大輪のダリアが花開く(予定)。
四季毎に違った美しさで魅せるアートガーデンへおいでませ♪



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幾千の海と幾万の薔薇17

2011年07月17日 17時37分59秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
7月も半ばを過ぎて、このレポも漸く終りが見えて来ました。
多分…後…6回位?(汗)
月末は仕事がハードになってくから、7月いっぱいで終了できるか前途多難…だけど。

――終りが見えて来ました!!!

一月ずれて8月~9月はナミ誕つうか、ワンピの連載書く予定。
予定を外れつつ全体的に見たらこのブログ、予定通りに動いてる気がしなくもない。
なんて思うのは夏の暑さから来る幻覚か!?――そんな事より前回の続きです。
今年6/3の3日目、最終日の旅レポで御座います。



昨晩天気予報で「明日の朝は霧が出るでしょう」と言っていた。
明けて次の早朝、カーテンを開けて外を観たら霧、霧、思い切り、霧。
予報通りパークは真っ白な霧に覆われていたのです。
ハウステンボスは海の近くだから、霧は発生し易いだろう。
しかしこれまで自分は観た事無かった為、ワクワクして朝から散歩に出掛けた。
ホテルの玄関を出て、朝食準備中のレストランを横切り、自転車に乗って水門近くまで走る。
初夏だというのに肌寒い風、誰も通らず静かだったー。
雪でも降らしそうな真っ白い空、ぼんやりと浮ぶ海岸線。
まるで牛乳風呂にでも浸かってる気分。

    

水門の横に架かるヴィンセント・ファン・ゴッホ橋、船が下を潜る時は真ん中から観音開きに持上がる跳ね橋。
最近まで工事の為に立ち寄れず、終了したと聞いたので観に行ったら、紐で封鎖(?)されていた。
横のカロヨン橋(も跳ね橋)を渡って側に寄る事できたけど…。
水陸両用バスの交通路に利用されてるからか?
散歩コースにしてたので残念。
しかし緩い封鎖という事は、バス運行時間外は立寄り構わず?
変り行くパークに最近は戸惑うばかり。

                   

                   ↑誰も見てないのを良い事に、水門近くまで下りた。
                  真っ白ぼやんぼやん、「煙に巻かれる」なんて言葉が浮んだ。
                何時も眺めてるヨットマリーナ、港なのに、見知らぬ街の様に映る。
                    柵に触れたら水で濡れてて冷たかった。

    

水門から運河沿いに煉瓦道を走り、今度はアートガーデンへと向う。
入口から薔薇いっぱいに飾られたガーデン、右横にはアクティビティセンターが建ってます。(写真右)
以前はブルームウィンケルと言う花屋が有ったんだけど、現在はシャボンディハウスに場所を明渡したアクティビティセンターが入ってる。
しかし花屋としての営業も続けてるらしい、店外まで段々に薔薇が咲いてて綺麗だった。
アクティビティセンターは運河巡りカヌーやセグウェイやシーカヤック等の受付場所。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/experience/)
ヨットクルーズも受付けてます、夏こそヨット!潮風に吹かれて波の上を疾走してみないか!?
ヨット教室に通うと高くつくからね~、試しに乗るなら丁度良いと思うのです。
外観どー見ても花屋の趣なんで、大いに利用されてるかが気になるところ…プログラムの多くをフリーゾーンで行う点を考えると、港町に開店した方が都合良い気しないでもないのよね。
腰を据えてアートガーデン横で営業するなら、花屋兼業を止めた方が~と思うのです。

それで思い出したのだけど、今冬観覧車をここらに建てる計画が持上がってるんだって?
決定したのなら文句言っても無駄だろうけど、建てるならせめてパークの景色に合った物にして欲しい。
例えば胴体部を風車の形に似せるとか…昔オランダ村に風車観覧車が有ったよね、あんな感じの木造っぽい物にしては如何か?
羽根の部分は(客の)回転率を考慮し、ポピュラーな観覧車にしたとしても。
ドムトールン以上の高さにはせず、周囲に溶け込むデザインを希望。
なんか「光の観覧車」とか名付けて、ド派手なネオン観覧車造りそうな悪寒がするのよね。(汗)
赤字を何度も繰り返しながらもハウステンボスが保たれてる理由って、環境の美しさを推して支える客が居たからじゃないかと。
今保ってる風景美を崩したら貴重なリピーターが忽ち離れて行く。
苦しい時から支えてくれた客を蔑ろにしちゃなんねぇ、おら、そう思うだよ。

旅レポに話を戻します。
使える文字数も大分少ないし(汗)、こっからは文章少な目、写真がメインです。

                   

                   ↑霧に煙るドムトールン。

時間が経つとともに少しずつ晴れて来たが、庭園も白い紗を被せた様に靄がかってた。
気分は「あなたの知らない世界」、この世の眺めとは思えませぬ。

    

広大な庭園を埋め尽くす花、そして薔薇。

    

アートガーデンの薔薇は年々侵食する勢いで増えてってる。
最近は薔薇の森と化して来た、白紅紫桃橙黄…淡い色から濃い色まで、見渡す限り咲いている。

    

見蕩れてたら何か動く影が有る――白鳥でした。
アートガーデンの水路(ラビリンス)には鳥モデルが置いてある。
一瞬そうかと思い込み、動いたもんで慄いた。

    

しかも2羽居たよ、もしかして鳥モデルを仲間だと思い、寄って来たとか?折角だから偽鳥と一緒に撮影。(写真右)
長~い首を折って啄ばむ姿が可愛い。

                   

                   ↑水路は白鳥達の良い餌場になってるらしい。

    

水路のラビリンスの周りを、連々と巡る薔薇のトンネル。

    

水路の水面に薔薇が映り、植えてる以上の本数が有るよう感じられる。

                   

                   ↑水が湧き出る所からラビリンスを見下ろす。
                    段々と空が明るくなって来た。

    

薔薇トンネルを潜って更に庭園の奥へと進む。

    

左写真は今年初お披露目のローズカーペット、実はミニ薔薇ポットを集合させ形作ってた。
薔薇スペシャルウィーク終了後は出国棟前で1つ100円で販売、訪れた頃には売れた分だけ隙間が出来てたもよう。(笑)

まだまだ写真が沢山有る為(汗)、一旦ここで切らせて頂き…次回アートガーデンの後編!



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幾千の海と幾万の薔薇16

2011年07月16日 18時44分29秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
本日よりハウステンボスで夏祭開催!
様々なイベントが予定されてる中、自分が最も注目したいのはアイスバー。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/summer2011/index.html#water)
今職場のクーラー壊れてるから…芯から冷やされたい。(切実)
例年やってる夏休み家族向けプログラムは今年行わないのだろうか?
ラジオ体操とか夜の森探検とか天体観測とか、自分は体験した事無いけど、案内観てワクワクしてたのに。
新店情報も色々出てますね~。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/topics/001197.html)
モーモー柄のワッフル(?)が可愛い、しかしマルシェ・ド・パラディ内の何処にオープンしたのやら?
閉店した所無さ気なんだが…と思ったが珈琲屋が見当らない、ひょっとして閉めちゃったのあそこ!?(汗)
(パーク全店舗一覧→http://www.huistenbosch.co.jp/shopping/)

期間限定サービスと言えば、ホテル・ヨーロッパの朝食カナルクルージングプラン
ホテル・ヨーロッパらしい優雅なサービス、しかしたっぷりの食事内容を見て、自分の様な食べるの遅い人間が、果たして40分程のクルージング内に食べ切れるか心配になった。
食べ切る事に夢中で周りの風景観る暇無かった~なんて事になりやしないかと。(汗)

そういやミニ・メリー号が本日漸くお披露目となった(…よね?)。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/onepiece/attraction.html)
足漕ぎボートみたいな物をイメージしてたんすが、所要時間5分で500円!?――実はモーターボート??
5分で終っちゃうのは早過ぎだぜ!
1回(オープニング料金で)500円すか…夏休みに遊ぶと金かかるよな…。

ま~どうせ自分は行けないし~とやさぐれつつ前回の続きです。



薔薇祭期間中は限定のお土産が色々出てました。
薔薇のマカロンにローズプディングにローズミッフィー、等々。



↑薔薇雑貨の多くはビネンスタッドの「アンジェリケ」と言う花雑貨店で扱ってた。
この店が特に力を入れてるのはオリジナルの花香水、量り売りのコーナーが特に評判呼んでます。
薔薇祭中は店内薔薇の香りに包まれ乙女チックだった、いや年中乙女チックな店ではあるけれど。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/shopping/masterpieces/000144.html)
花の香りをお求めの貴女にお勧めです。



↑19:30を回り、流石に濃紺で染められた空。
そして幻想的な紫の明りを点す教会の窓。

    

2日目の夕食はワンピースレストラン、「ダム」で食べました。
レストランと言うよりバーガーハウス、店先の立て看は去年サンジだったけど、今はフランキーアニキの立て看に変ってる。
店内入ったら客は自分独り、超寂しかった…。
広場でショーやってた時間帯というのも有ろうが、木曜の午後のハウステンボスって本当に客が少ない。

そんなハウステンボスだけど、夏休み中はメチャクチャ混む。
TDLみたく歩くのにも難儀するなんて日は稀、但し食事の点では困る人続出する事が予測される。
夜の食事は遅くとも18時前に店決めて入るようにっつか、場内宿泊者だったら屋台かスタンドで飲食物買って、ホテルの部屋で食事取った方が落ち着けるかと。(その分昼間は豪華にがっつり食べれば良い)
ホテル・ヨーロッパ泊りだったらルームサービスがお勧め。

・ホテルヨーロッパ内フレンチレストラン「デ・アドミラル」
・ホテルヨーロッパ内日本料理店「吉翠亭」
・ホテル・アムステルダム内バイキングレストラン「ア・クールベール」
・ドムトールン下イタリアンレストラン「プッチーニ」
・ドムトールン下ステーキ&ハンバーグレストラン「ロードレーウ」
・ドムトールン2階バイキングレストラン「おもやい」
・スパーケンブルグ(入場無料ゾーン)和食処「花の家」

上記7店舗についてはネットで事前予約可能、ホテル内レストランについては、ネット予約すると10%割引になるからお得(除外日有)。
(→https://reserve.huistenbosch.co.jp/lst_rst.aspx)

他、電話での予約対応店↓

・ニュースタッド内ステーキレストラン「スモーキーテースト」(2階1,890円のステーキセット~予約可)
・ビネンスタッド石焼&カフェ「モンアミ」…は予約できるか不明
・アムステルフェーン内「グランキャフェ」
・ドムトールン2階和食居酒屋「中の茶屋」
・ホテルヨーロッパ内鉄板焼店「戎座」
・フォレストガーデン前レストラン「トロティネ」
(電話番号は各店紹介頁に記載→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/)
かける際は昼過ぎてからの方が良いです。

ちなみにテイクアウト可な食事処↓

・ニュースタッド内喫茶「エバーカフェ」
・スリラーファンタジーミュージアム内モンスターカフェ「GMAレストラン」
・ビネンスタッド内バーガーハウス「ダム」
・ビネンスタッド内ベーカリー&カフェ「グーテンアペティート」(パンのみテイクアウト可だが、遅くに行くと売り切れてる)
・アムステルフェーン内「グランキャフェ」
・ドムトールンB1階佐世保名物屋台街「佐世保グルメストリート」
・ドムトールン1階喫茶「カフェデリ・プリュ」
・スパーケンブルグ(入場無料ゾーン)ピザスタンド「Sbarro(スバーロ)」
・スパーケンブルグ(入場無料ゾーン)バーガースタンド「ビッケンビッケン」(佐世保ストリート内にも有)

他にも夏休み中は広場に屋台が多く出る。
今夏は入場無料のフリーゾーン内に新しいスタンド・カフェ・コンビニがオープン。
ウォーターマークホテルもオープンするし、食事の不便はかなり解消されそう。
それでも「ここで食べたい!」と決めてる店が有れば、事前予約が可能なら取っといた方が吉かと。

    

旅レポに戻って(汗)、上にも挙げた「ダム」は、現在ワンピースをイメージした、ハンバーガーで人気を呼んでます。
店内はシャボンディハウス同様、海賊旗やアニメグッズで賑やかに飾られてる。
窓に貼ってあったランキングによると、№1人気は「サウザンド・サニー号バーガー」、№2は「肉~っ肉~っバーガー」、№3は佐世保バーガーだそうな。



↑それならと敢えてランキング外の「Mr.3のドルドルキャンドルバーガー」&コーラを注文。
作ってから持って来て下さるとの事で、席に着いて待ってました。

    

↑いや、写真で見て1番気になってたんですよ、ドルドルバーガー。
特に頭の3が何で出来てるのか気になった。
魚肉ソーセージかな?と予想したら、ピンクのキャンドルでした。(笑)
例えばテイクアウトしたとして、チーズが冷え固まってしまったら、キャンドルに火を点けて再度ドロドロにせよ、という意図からですか?(笑)
ロウが溶けてチーズと混ざるがね、混然一体だがね。
「食べ物ではありません。お子様が間違って口にされませんように」と注意文付ける必要有るんじゃあ?
味はチーズバーガー、熱々とろけたチーズが美味しかったけど、ケチャップとチーズがボトボト垂れて食べ難かった。
ケチャップで描いた顔、雰囲気似てるけど、眼鏡も描きこんで欲しかったぞ!(笑)
ドリンクのカップには麦わらクルーとサニー号の絵がプリントされてました。
去年の樽カップ、復活しないのだろうか?ナイスアイディアだと思ったんだが。
メニュー等の詳しい情報はまったりさんのブログを御参考にされて下さい。
他、上記レストランについても、まったりさんのブログに詳しく紹介されてますよ。

   

↑店を出てアレキサンダー広場に戻ったら、丁度教会の窓の照明が変化するのに出くわした。
大体15分毎に2分間窓の照明の色が変るプチ・イルミネーション・ショーで、以前はクリスマス限定だったけど現在は毎夜やってるもよう。
スリラーイルミネーションの様な派手さはないが、宝石を想わせる神秘的な煌きで、地味にファンを獲得している。
音楽合せるのはクリスマス限定だけど…折角なら普段から音楽も合せては~と思う。
無音で照明コロコロ変えても、運良く目にした人しか気付かず勿体無い…設定し直すの大変なんだろうか?
窓の色変わりは21:30が最終、見届けてから再びアートガーデンを廻ってホテルに戻った。
夜のアートガーデンで蛙が合唱してたけど、あれが本物だったのか、雰囲気出す為の演出だったのかは不明。
部屋に戻ってからは「空から日本を見てみよう」と「和風総本家」をTVで観た。
TV東京の番組だから放送しないかと思ってた…録画する必要無かったな。



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幾千の海と幾万の薔薇15

2011年07月13日 20時08分48秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
薔薇も紫陽花も現在は見頃終ってる。
けれどアートガーデンには咲き残ってる薔薇も有るらしい。
「花の王国」と謳われてるハウステンボスだけど、当然ながら1年中花で溢れてるというわけではない。
冬(12~2月)と真夏(7月~8月)は、その他の季節に較べると、場内に咲いてる花は少ないのです。
その代わり冬はイルミネーションの華が咲く。
真夏は緑の濃さに目を奪われるも、正直寂しい心地がしてたら、今夏は向日葵畑を準備してるのだとか。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/001194.html)
ニュースタッド風車裏のバスチオン広場だけでなく、今年はアートガーデンにも植えるんですね~。
ハウステンボス側にも今迄「他季節は花でいっぱいなだけに、比較したら寂しい」って意見が届いていたのかもしれない。
今年の夏はヒマワリの王国!――予告を終えたところで、こっからは前回の続きです。
今回は写真多いんで文章少な目で行きまする。



午前中は曇ってて、雨が降るかも降らないかもなんて予報が出てたから、傘を持って外出、しかし午後になり晴れてしまった。
まぁそんなもんかと一旦ホテルに戻って傘を置いて来た。
もっと早くに置いてくりゃ良かったんだけど、戻るのが面倒くさかったもんで…。
部屋は綺麗に掃除されていて、ティーバッグも追加してあった。
煎茶を淹れて1杯飲んだ後、再び外へ。

    

まだ薔薇の運河を観て廻っていなかった事を思い出しましてな。
ドムトールン下のシンゲル橋を起点に運河巡りをスタート、階段を下りて岸辺を歩きます。
ちなみに上の2枚に写ってるのは、その横に架かる「トールン橋」、夜は点された光が水面に反射し眼鏡橋となる。

    

シンゲル橋~トールン橋~ハンスブリンカー橋~ジョーカー橋下にはトンネルが掘られている為、潜り抜けて行く事ができる。

    

全長1kmにも及ぶ艶やかな薔薇のカーテン、特に見事だったのが上記4つの橋間の岸辺。
運河岸を埋める薔薇はここだけに非ず、ニュースタッド~ミュージアムスタッドまでも続いてた。
ニュースタッド裏とミュージアムスタッド裏の壁を這う蔓薔薇も綺麗だった。
台風が過ぎる前の薔薇スペシャルウィーク中は更に綺麗だったんだろうな。
ニュースタッド~ミュージアムスタッド間の運河の薔薇の方が、ビネンスタッド~ユトレヒト間の運河の薔薇より早く咲いてたのか、私が観た日にはかなり散ってしまっており残念だった。
一番の原因は台風なんだろうけど…5月に襲来するなんて…しかもよりによって前日に来るなんてなぁ…。(汗)
充分綺麗ではあったけど、叶うならベストシーンを目にしたかった。

ハンコック様のように美しさが留まる事を知らない薔薇の運河が観られるのはハウステンボスだけ。
海の側に在る為、根付かせて花を咲かすまでは、かなり苦労したらしい。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/special/rose.html)
その甲斐有って初夏に訪れる客が年々増加してるんだとか。

    

夕陽を受けて輝く薔薇、散策中の客が休めるよう、岸のテラスにはベンチが設置されている。

    

中でも緑の屋根付ベンチは恋人達の為に?
独り客でも日避けできて有難い。
ハンスブリンカー~ジョーカー橋間に有ります。

    

時折カナルクルーザーがシャボン玉を吐きながら横を過ぎてく。
この日の夕暮れは遅く、18時を過ぎても尚明るかった。

                    

                    ↑アレキサンダー広場の落日、再び雲で覆われる空。
                     太陽が紗を被ってる様に見えた。

    

冬季のイルミネーションが大好評だったもんで、年中点す事にしたらしいアートガーデン。
個人的には季節イベントにメリハリを付ける為、冬季限定にした方が良いと思うんすが。
冬の名物イベント「光の王国」の印象薄まってしまう。

    

19時頃ぽつぽつと点り出した光が、ラビリンスの水路に反射して綺麗。
場内1高い建造物ドムトールンも、オレンジ色にライトアップ。(今年の6月はブルーに染まらなかったか…)

    

夕べに観賞する人の為に、ライトアップしたんだろか?
しかしやはり花は明るい日の下で観るものだなと、人工の光で照らした位じゃやはり暗い。
夜に観たんじゃ花の彩は識別できんて。

    

ラビリンスで息を潜める動物、左は…豹?レオか!?
水路という事で、白鳥やペリカンや鶴等の模型が飾ってあるのは解る。
しかし豹だかレオはアレですか?餌(水鳥)を狙って??
たった1頭規格外が混じってるだけで漲る緊迫感。
たった1頭居るだけでテーマパークからサファリパークに変身。
ホントにホントにホントにホントにラ・イ・オ・ンだぁ~♪(毎度ネタ古…)

    

カスケードもバレンタイン時のピンクカラーなままだった。
季節感は無いがロマンチックな雰囲気満点、デートスポットとして人気有るようでした。

    

小さな運河の水面に映る、薔薇とハートライト。
光の馬車もそのままに…薔薇が咲いてなければ冬と勘違いしそうです。(笑)



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幾千の海と幾万の薔薇14

2011年07月11日 18時37分58秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
――7月のハウステンボスは星の王国!

とは言ったものの、七夕シーズンが終ったハウステンボスでは、星に関るイベントを終了してしまった事だろう。
例年夏休みは天体観測ツアーを催すのだが、今年はやらないんでしょうかね~?
海に臨むハウステンボスでは星が良く観える。
ホテル・アムステルダム裏~スパーケンブルグに続く海岸線、照明の少ないフォレストパークやキンデルダイクは星見のスポット。
雲が晴れたら空を見上げよう。

星座早見表が特典に付く、フォレストヴィラ宿泊プランなんてのも有。
(→https://asp.hotel-story.ne.jp/ver3d/planlist.asp?hcod1=35230&hcod2=001&mode=seek&clrmode=true&reffrom=)

毎度の前書き終えたところで、前回の続きで御座います。
今回はシャボンディハウス内のレストラン編~!



カフェデリ・プリュを出た後、予告した通りに、フィッツ港町店へ自転車を借りに行った。
選んだのは前回と同じくオーバーナイトレンタル、翌朝10時迄借りる事ができるコースです。
自転車が有ると行動範囲が拡がる。
意気揚々場内を廻る前に、シャボンディハウスに寄って、おやつを食べる事にした。(薔薇アイス食べたくせに…)

    

木曜の夕方という事で飲食コーナーは閑古鳥、お好きな席にどうぞ座ってな状態、店貸切気分です。
折角だから通常は家族客に優先される、写真右の背もたれゆったりU字席に座った。
店内は漫画ワンピースのグッズや複製画、アニメ版の大判ポスター等で飾られてる。
カフェテリア形式で水やナプキンなんかはセルフサービス。
メニューはワンピースキャラをイメージした物、先ず料理から紹介致しましょう。

    

↑ルフィーの麦わら海賊カレー                        チョッパーの桜サーモンパスタ↑

    

↑ブルックのブラックアフロカレー                     フランキーのス~パ~☆ピッツァ↑

ハンバーグカレー、パスタ、カレーライス、ピッツァと、子供が大好きな料理が揃ってますね。
「ルフィ」ではなく「ルフィー」と伸ばし表記されてるのは何故なんでしょう?(笑)
どうせなら「ルフィー!!」と東映アニメ熱血主人公ノリで書いてみては如何かと。

「ルフィー!!」
「慌てない、慌てない♪一休み、一休み♪」

つってこれじゃ懐かしの一休さんだ。(年がバレる…)

子供に人気のルフィ、チョッパーが多いのは解るけど、ゾロサンジロビンってそんなに料理し難いキャラかね?
ゾロは微妙な鬼斬り(おにぎり)しか出てない。
サンジは料理人だから~なのか?グルグル渦巻きに形作りゃ、納得して貰える気するんだけど。
ロビンなんて一度も考案して貰ってないからなぁ…ナミさんもイメージ料理は出てないけど、デザートでは毎回登場してるし。
今迄ハウステンボスに登場したワンピ料理&デザートの中で、キャラをイメージした物を書き出してみるか。(正式名は忘れたんで適当)

・カフェデリ・プリュの「チョッパーの帽子」ケーキ…チョッパー
・カフェデリ・プリュの「キャプテーン・ウソップ!」マカロンアイス…ウソップ
・花の家の「チョッパーマン豆腐ババロア」…チョッパー
・花の家の「海賊弁当」…
  内訳)麦わら帽子のオムライス/にくう~(手羽もとの唐揚)/ヒレカツ/ベビーハム/野菜串/横綱のキュウリ/はっちゃんウインナー/はっちゃんのたこ焼/コンソメスタミナスープ…ルフィ2、はっちゃん2、サンジ1?(作中で同名の弁当を作ってる)

・ピノキオの「ゴムゴムのアイス」サンデー…ルフィ
・屋台の「ベルメールさんのみかんシャーベット」…ナミ(ベルメールさんはナミと一心同体とする、ズルくない!)
・屋台の「麦わらカキ氷」…ルフィ
・佐世保ストリートの「ピンクわたあめ」…チョッパー
・プッチーニの「サニー号パフェ」…サニー(サニーもメリーも「キャラ」として数え)
・ロードレーウの「ブラックチェリーパイ」…黒ヒゲ
・ダムの「フランキーバーガー」…フランキー
・ダムの「鬼斬り」…ゾロ
・ダムの「麦わらオムライス」…ルフィ
・ダムの「海賊旗カレー」…ルフィ
・ダムの「にく~っ」…ルフィ

・ダムの「肉~肉~っバーガー」…ルフィ
・ダムの「サウザンド・サニー号バーガー」…サニー
・ダムの「フランキーバーガー改」…フランキー
・ダムの「Mr.3のドルドルキャンドルバーガー」…Mr.3
・ダムの「監獄署長マゼランの飲むゼリー」…マゼラン
・シャボンディハウスの「ルフィーの麦わら海賊カレー」…ルフィ
・シャボンディハウスの「チョッパーの桜サーモンパスタ」…チョッパー
・シャボンディハウスの「ブルックのブラックアフロカレー」…ブルック
・シャボンディハウスの「フランキーのス~パ~☆ピッツァ」…フランキー
・シャボンディハウスの「ルフィー大好物!うっめ~肉~」…ルフィ
・シャボンディハウスの「麦わら一味も大好き!じゃがいものパイユ(麦わら)とおつまみ」…サンジ?(作中で作ってる)
・シャボンディハウスの「ベルメールさんのみかんソースソフト」…ナミ
・シャボンディハウスの「ガンフォールの空島かぼちゃタルト」…ガンフォール?
・シャボンディハウスの「ナミのベリーBベリーケーキ」…ナミ
・シャボンディハウスの「サウザンド・サニー号」ムース…サニー
・シャボンディハウスの「ゴーイング・メリー号」ムース…メリー
・シャボンディハウスの「チョッパーの冬島」ケーキ…チョッパー
・シャボンディハウスの「Mr.3のドロドロキャンドル」…Mr.3

【集計結果】

・ルフィ…10 ・ゾロ…1 ・ナミ…3(内ベルメール…2) ・ウソップ…1 ・サンジ…2 ・チョッパー…5
・ロビン…0 ・フランキー…3 ・ブルック…1 ・メリー…1 ・サニー…3 ・はっちゃん…2 ・黒ヒゲ…1
・Mr.3…2 ・マゼラン…1 ・ガンフォール…1
はっちゃん、Mr.3ですら2度も登場してるのに、ロビンは0、ゾロは1、ウソップも1…!
一味加入最後のブルックさんは仕方ないとして、ロビンちゃんのメニュー考案が急務かと、ビビ&カルーも願わくば採り上げて欲しいっす。

幾つかについては過去に食べてレポ上げてます。
探してお読み頂ければ嬉しい。(リンクは文字数の問題から貼れない…御免)

    

↑ルフィー大好物!うっめ~肉~                麦わら一味も大好き!じゃがいものパイユ(麦わら)とおつまみ↑

またも「ルフィー」、何故伸ばす?ゴムだから??(笑)
じゃがいものパイユと言うのはワンピファンならご存知だろう、作中でサンジが出した料理です。
麦わら帽子の形に揚げて…あるのか?有体に言っちゃえばポテトフライです。
今回のワンピ料理は完全子供向きで、悪いが自分は食指伸びなかった、いや別に子供向きで構わないんだけど。(汗)
小さい子にはとても人気が有って、メニュー看板の前で親に「これ食べたい!」と強請る場面を頻繁に見かけたです。
見ていた限り「海賊カレー」と「うっめ~肉~」と「パイユ」が人気有った。
子供は肉と揚げポテトが好きだよな。
ファミリエ会員誌によると夏~新メニュー登場するらしい、チョッパーのパスタ辺り、もちっと凝った物にした方が…と感じてたからなぁ。(笑)

料理と較べてデザートは、大人も喜ぶ凝り具合でした。

    

↑サウザンド・サニー号(マンゴームース)                 ゴーイング・メリー号(パンプルムース)↑

    

↑Mr.3のドロドロキャンドル(ホワイトチョコ&レアチーズ)       チョッパーの冬島(ストロベリー&桜ムース)↑

ええ…写真のケーキ4つとも全て食べました、独りケーキバイキングです。(汗)
サニー号ムースは個人的に1番美味しく感じた。
たてがみがクラッカーぽくて、マンゴームースと一緒に食べると、甘味が抑えられてグッドなのです。
メリー号ムースも美味しかった、パンプルって…パンプルピンプルパムポップン??(懐い)グレープフルーツの意味だろうか?
ムースの中にグレープフルーツが入ってて、その酸っぱさが甘さをすっきり和らげてくれる。
ドロドロキャンドルは中身オレンジゼリーとチーズムース、ホワイトチョコでコーティングしたレアチーズケーキ。
これもオレンジゼリーが酸っぱくて甘さとのバランスが取れてた。
3の先っちょが火を灯してる様、赤く色付いてるのが細かい拘り。
チョッパーの冬島ケーキはこの中で1番甘かった、苺と桜2種類のムースが層になってる。
大人しい甘さだけど最後に回さない方が良いです。
旗を挿してから砂糖を振りかけ、雪降る島をイメージしてるのが凝ってる、チョッパー編のクライマックスシーンが甦ります。
写真では桜の花弁は2枚付いてるけど、買った物には1枚しか付いてなかった…。(←細かい)

    

他にも「ガンフォールの空島かぼちゃタルト」、「トーンダイヤルのキャラメルバナナタルト」、「ナミのベリーBベリーケーキ」が有ったけど、この3種類は見ての通り普通のケーキだったんで選ばなかった。
ぶっちゃけどれも名前に無理が有り有り(笑)、けど普通に美味しそうではあった。
ケーキについては本当に美味しかったので、ワンピファンじゃなくとも満足頂けるかと。
高速船待ちのお茶タイム等に御利用下さい。

4つのケーキ買ったら、当然ながらスプーンを4つ渡された。
済みません、独りで食べるんです。
お断りするのが非常に恥ずかしかった…。

ケーキばっかだと口が甘くなって仕方ないんで、昨日と同じくカップサラダも買った。

    

                          ↑ サラダと皿だ。 ↑(わ~面白ぉ~~い♪)

カップサラダのコーナーはデザート横、ケーキの後に食べるサラダは格別美味い!
サニー号を中心に一味の海賊旗マークが輪を描いてる紙皿を、食後綺麗に拭いて土産に持ち帰る人も居ました。

    

料理とスープとサラダとドリンクのセットも有。(デザートはセットにならんのね)
更に詳しい事を知りたい方は、まったりさんのブログを参考にされて下さい。



】    
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幾千の海と幾万の薔薇13

2011年07月10日 16時21分21秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
H.I.Sで「往復ワンピバスで行くハウステンボスツアー」が出た。
東京からバスで、片道約15時間かけて。
東京16:10発→車中泊→ハウステンボス着は2日目の朝9:40→場内のホテル・アムステルダム泊。
帰路は3日目の夜19時ハウステンボス発→車中泊→4日目の昼12:45東京着だそうな。(あくまで予定)
お値段は夏休み中でも驚きの22,800円~36,800円!飛行機で行くより最大4万円もお得!!
食事は付かないけどハウステンボス入場券付、場内で使えるミールカード1,000円分付、場内レストラン10%割引券付、天然温泉入浴券付(全日空ホテル?)、サニー号の乗船も確約(乗船料は自分持ちだろう)、3時のおやつは文明堂ならぬ長崎カステラ等々、数々の特典有!
ド派手にワンピースキャラでラッピングされた車体だから、途中休憩のSAでバスを見失う心配も有りません!
7/29出発なら翌日開催の世界花火師競技会特別鑑賞券も付いて来る!――との事です。

ありすさんから関西発の夜行バスが有るよって聞いた時、東京発のバスツアーも有ればな~と羨ましく感じたものだが…マジで出しやがった。(笑)
車中で過す時間の方が長い様で、実質ハウステンボス1泊2日と考えるべき、それでも安さと飛行機使わず行ける点に注目してしまう。(片道のみ飛行機利用するツアーも有)
飛行機ってさ、やっぱ色々心配事多いからね…。
早速友人誘ってみたら、「夜行バスで15時間!?勘弁してくれよ!!」と、あっさり断られてしまった。
確かに夜行バスでの旅はしんどいからな(笑)、過去に長野まで片道8時間位かけて行った時は、着いた時立ち上がるのも辛かった。
んでも強行軍的な旅は嫌いじゃない、若い頃は夜を徹して普通電車で旅したものよ。
もう若くないとはいえ、九州までのバス旅、1度試してみたい。
誰か私と東京~長崎ハウステンボスまで片道15時間かけて旅してくれる強者は居ないか!?
何で申込は2名~なんだよ~~~!
H.I.Sの方でもお試しで出してる様で催行確定日が少ない。
需要が見込めるのなら常ツアーにしてくれるかも。
12月にも催行してくれたなら挑戦したいと考えてる。(笑)
後、贅沢言えばトイレ付のバスにして欲しい。
2~3時間毎に休憩有といえ、トイレ無で車内に約15時間は、精神的にまいりそう。(汗)

…のっけから文字数多く使ってしまった。(汗)
え~と、こっからは何時も通り前回の続きで御座います。



パレスを出て、元来た紫陽花坂を下り、スパーケンブルグのバス停へ。
場内バスを待つ積りだったが1時間に2本しか来ない事を知り、諦めて徒歩でユトレヒトのカナルステーションに向った。
しかし1時間に2本って、まんま田舎のバスですがな。(汗)
土日祝日は15分毎に来るんだけどね。
平日に訪れると、こういう所が不便。

運河を1周するカナルクルーザーは約15~20分間隔で運航。(↑)
タイミング良く少し日が翳った為、船外席に座って景色を眺めた。
走り出してビックリ、何時もと航路が違う。
ユトレヒト~ブルーケレンへの航路の場合、迎賓館側の外周を進むんだけど、この時はブルーケレン~ユトレヒトへの航路と同じく、街中を抜けて行ったのです。
つまり往復とも航路一緒。
船着場に停船してるクルーザーが、何時もと逆向きで不思議に思ったんだ。



↑お陰で往きも帰りも運河の岸にかかる薔薇簾を眺める事ができた。
船内からだと薔薇の運河がアニメーションの如く滑らかに連続して観える。
薔薇祭期間限定の航路だろうか?
何時もの外周を行く航路だと眺める景色が殺風景だから、薔薇の運河と光の運河の時期限定で、街中航路に統一するのは有に思う。

    

ビネンスタッド~ミュージアムスタッド~ニュースタッドを抜けて、船は高級別荘が建ち並ぶワッセナー地区に入ります。
まるで童話に登場する様な可愛い家並み、場内でも指折り人気の風景です。



↑のんびり船旅を終えてブルーケレンの船着場に到着、対岸は花畑が広がる風車島キンデルダイク。
船を降りた私はナイアンローデ城を潜り、入国ゲートへ向いました。

カメラのデータがいっぱいになったもんで、一旦出国してD.P.EでCDに焼いて貰おうと思ったんですよ。(この時点で400枚突破…)
フィルムショップD.P.Eは入国ゲートの左隣、出国して30秒もかからない位置に在る、これも場内宿泊者にとっては地味に不便。
ゲート内にも受付口設けてくれれば出国→再入国する手間が省けるのに。

再入国を希望する場合、出国ゲートではなく、入国ゲートでスタンプを押して貰って出る。
初めて訪れた人は入国と出国で潜るゲートが違う事に気を付けて。
出国棟内は総合土産売場になっていて、入るだけなら出国した事にはならない、けど建物出たら中にはもう戻れないので。
出国棟内のスキポールはデパ地下フロアみたいに広いし、売ってる土産の種類も半端なく多いんで、観て廻るだけでもかなり楽しめるんだ。

D.P.Eでチップを預けたら、「30分位で終わりますよー」と言われた。
待ってる間、全日空ホテルに寄ったのだけど、ショッピングマーケットは工事中で観て廻れず、仮の土産売場にはホテルオリジナルカステラと、アニーおばさんのチーズケーキ位しか置いてない、30分で仕上がるなら温泉立ち寄る気にもなれず…結局直ぐにハウステンボスに戻ってしまった。
出国後も出国棟内に入れれば良いんだけどな~、時間潰したい人の為に。
仕方なく出国棟側の店を覗いて廻る事にした。



↑ちなみに出国棟の周りも薔薇が咲いてて綺麗でした。
この辺り集合写真の撮影場所っぽい。



↑元有った場所にはポップコーン屋が入り、またも移動させられる事になった、流離いのミニ胡蝶蘭ショップ「プチ・パピヨン」。
場内で出る排熱を利用して栽培したミニ胡蝶蘭を販売してます。
(原発騒ぎも有り)今注目されてるLED照明を利用した植物工場のモデルも併設されてる。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/aboutus/plantfactory/)
エコロジー繋がりで一緒にしてしまえと考えたのかもしれんが…売れてるのか心配になる。(汗)
宣伝しなけりゃ場所すら気付いて貰えそうにないんすけど。(汗)
店内ちと暗い雰囲気だったけど(節電?)、蝶が舞ってる様で綺麗だった。
私の母さん焼き物だけでなく花木も好きな人だから、近くに住んでたなら買ってくのだけど。
花キューピットみたくショッピングサイトで販売・配送する等して欲しい。
植物工場で収穫した野菜も、場内で試食させるイベント行えば、注目して貰えると思う。

    

↑出国棟と対面する位置にはコンビニ「ダンク」(左写真)と、ソフトクリーム屋「レッカーアイス」(右写真)。
全日空ホテル内のコンビニが利用できない間は「ダンク」が頼り――ってもうリニューアル終了してるか、ロンドンバスカフェが良さ気――ライバル店が更に強力になり危ういが、コンビニは数軒有っても便利なので頑張って営業して欲しい、帰りのバス停からだとダンクの方が近いし。
レッカーアイスはチューリップソフトが名物だが、薔薇祭期間中は薔薇ソフトも販売していた。
季節限定ソフトと角煮饅頭、お帰りの車中でのおやつを買うならこちら!

フラフラ覗いて廻ってる内に30分が過ぎたんで、D.P.EでCDを受取り再入国。



↑クルーザーを待っている間、キンデルダイクの花畑通りを撮影してた。



↑と、対岸の橋を疾走してくバスが目に入る、これが噂の水陸両用観光バス。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/vehicle/001058.html)
ワンピキャラがプリントされてる車体は、遠目で見ても確認できる。

夢中で撮影してるそこへ、クルーザーが目の前の運河を過ぎて行く、慌てて船着場まで走って戻りました。
さっきと同じ街中の航路を巡り、再びカナル・クルーザーはユトレヒトの船着場に到着。



↑暑気払いに船着場上のカフェデリ・プリュに寄ってアイスを食べました。
出入口前に貼ってあった写真の、薔薇をイメージしたデザート、「ロズレ」も気になってたんすが、ババロア(ムース?)程度の冷たさじゃ、夏至間近の陽気に勝てやしない。(汗)



↑薔薇祭限定販売の薔薇アイスは、想像以上にデカくてビックリした。
もっとささやかかと思ってたのに…この後シャボンディハウスでデザート食べる計画立ててたんで、一瞬選択を後悔してしまった。(汗)
しかしアイスは悩む暇を与えてくれない食べ物、買ったからにはとしっかり食べた。
口いっぱいに薔薇の香気が広がる、甘酸っぱいアイスクリームでした。
味としてはラズベリーに近い感じがした。(色のイメージか?)
カフェデリ・プリュは優雅な喫茶ラウンジ、売ってるパンや菓子等はテイクアウト可能、ホテル・ヨーロッパクオリティだから、どれも大変美味しいですよv
詳しくは まったりさんのブログをご参考下さい。



コメント (2)
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