瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

王国の光と闇10

2011年03月27日 22時14分48秒 | ハウステンボス冬の旅行記
地震騒ぎで頭からすっぽり抜け落ちてたけど、そろそろお花見シーズンですね。
こんな年だからこそ花見に行きたい。
自粛って事で天気予報でも桜前線にちっとも触れず、でも東京の某公園で開花したとのニュースを一昨日だかに聞いた。
今年は例年より寒いから4月初旬に見頃を迎えるかも。
撮ったらまたここに上げる積り、桜写真で和みたい。
といったところで前回の続き、いよいよ最終日のレポに参ります。
てか昨日は嘘予告して御免なさい。(汗)



2/21(月)、起きてカーテンを開けたら、空には疾うに太陽が昇り、燦々と明るかった。
日の出観賞のスポット「デ・ラウター桟橋」が、現在工事中との情報を事前に聞いてたんで、遅い目覚めは予め決めてた事。
時刻を確認したら7:30になるところだったけど、寝たが最後なかなか目覚めない友人は当然起きる気配も無。
最終日の朝くらい早く起きて散歩するとか何とか、昨夜聞いた覚えが有るけど空耳だったらしい。
構わず部屋を出て、ホテル外に停めてた自転車に乗り、港街まで走ってった。



↑開園前の誰も歩いてないオレンジ広場、朝を迎えても外灯はまだ点いていた、どうやら安全を考え夜中点けてるらしい。
午前9時開園までパーク内を歩いてるのは場内ホテル宿泊者(とスタッフ)ぐらい。
この日は朝から雲一片たりとも浮んでない抜ける様な青空で殊更爽快だった。



↑朝陽を浴びて凛と建つホテル・ヨーロッパ。
国内で珍しくも24時間滞在できるテーマパーク、それがハウステンボス。
場内ホテルに宿泊すれば、賑わってる昼間だけじゃなく、静寂に包まれた朝と夜の情景まで、楽しむ事が可能なのです。
朝は爽やか昼は和やか夜は煌びやか、間も無く咲き乱れる桜の花の如く、1日の内で幾度も表情を変える王国。
スパーケンブルグ~ビネンスタッド~ニュースタッドと巡り、シティゲート「デルフト」前で一旦停車。
デルフトはその名の通り街区の起点を象徴する門。(↑記事1番上の写真は、デルフトから覗いた街側の風景)



↑門へと架かる跳ね橋手前には、キンデルダイクの花畑が広がっている。
朝陽で赤く染まった風車通りを歩く人影は見えず、いやこの後1人だけ歩いて来たのだけど。
人気の有る撮影スポットなんで、人混みに邪魔されたくなかったら、朝撮影しに行くのがベター。
自転車通行禁止区域なんで、見学時は徒歩で願います。
最後の最後にこんな澄み切った青空の下、色鮮やかに咲き揃う花々を観られて幸運だった。



↑冬のキンデルダイクの花畑はパンジーが主だけど、



↑丁度春イベントに切り替わる頃だった為、チューリップとパンジーの競演を観賞出来た、それもまた幸運と言えよう。



↑植え替えられたばかりのチューリップは、まだ花を固く閉じていたけど、今頃はきっと盛りを迎えてるに違いない。
ハウステンボス春の恒例イベント「チューリップ祭」は4/7迄!
続いて第二章「薔薇祭」は4/29(金)~開催予定、薔薇の運河眺めに行きたいんだけどね~、哀しいかな無理な気がする…。



ところで↑に写ってる花畑に一定間隔で埋められた硝子球の様な物、多分ライトなのだろうけど陽をキラキラ反射し綺麗だった。



↑昨夜シティゲート前で見付けたカップル専用ラブベンチ。
正直ちょっとあからさまな演出過ぎて笑ってしまった。
カップル以外の方にも座り易くする為に、花壇を設けるくらいで良いんじゃない?



↑教会のカロヨンが8時の鐘を鳴らし、それを合図にアレキサンダー広場に戻りました。



↑教会近くのカルーセル、馬上に乗ってたテディベア。
パサージュといい、最近色んな所で見かける、まるでウォーリィの様だ、そういや彼今何処に居るの?

部屋に戻ったら友人は未だ寝こけてたんで、カーテン開けて強制的に起した。
最終日だもの、帰る仕度をしなけりゃいかんし。



↑というわけで、寝起きで機嫌の悪い友人を連れ、朝飯食べに1階レストランへ。
昼食にバイキングの予約入れてた為、なるべく控え目に選んだ内容。
お粥、焼鯖、魚フライの南蛮漬け、きんぴら、漬物、焼き海苔、蜜柑、牛乳、ヨーグルトと、和食っぽい取り合わせ。



↑食べ終えた後は港街フィッツ店に自転車を返却しに行った。
ちなみに現在この場所には武道の稽古や実演をする道場「維新館」が入ってます。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=1176&catid=6)
7月就航予定だった上海航路で増加が見込まれる海外客を主なターゲットに開いたそうなのですが…大震災のせいで開店早々暗雲たれ込めた様な。(汗)
まぁでもサニー号プロジェクトを目当てにワンピースファンが訪れる。
ワンピースにはゾロと言う侍キャラが居る。
そのゾロのファンが興味を持ってくれる可能性が有るから、真剣斬り等の実演を頻繁に行うと良いかもしれない。
…かなり希望的観測入ってますな。(汗)

「長崎県は22日、ハウステンボス(HTB、長崎県佐世保市)や同県雲仙市の温泉旅館など37施設で、東日本巨大地震の被災者538世帯、約1700人を受け入れると発表した。食事や衣類なども無償提供し、交通費は県が全額を負担する。対象は、宮城、岩手、福島3県の被災者で、28日から受け入れる。―読売新聞記事より―」

ハウステンボスのHPによると、ホテルデンハーグ、フォレストヴィラ客室、計190世帯分を東北から避難して来た人に提供するそうな。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/information/000937.html)
国から支援費用貰えるにしたって、経営苦しい中良く思い切ったなぁと感心してしまう。
でも確かにあそこは避難場所に適してるよ、地味に国内最高レベルの防災対策整ってるし。
加えて環境も良い、春から初夏に向ってはチューリップ、薔薇、紫陽花が満開になり、被災した方々のストレス軽減も期待出来そう。
長崎県側では希望者には就学・就職も世話する予定だとか。
実はそもそもハウステンボスが生れたのは過疎を食い止める為だったりする。
テーマパークのイメージ強いだろうが、主目的は別荘地ワッセナーの販売に有ったんですよ。
ハウステンボス以前は工業団地を計画してたのが、全く売れずに頓挫しちゃいましてな。
荒れ果てたまま放っておかれた所に、新しい街を造る計画を立ち上げた。
その辺りについては「なぜ?なに?ハウステンボス」を御覧下さい。(汗)
総合保養地域整備法(通称リゾート法)制定とTDRの成功により、当時はテーマパークで町興しが全国的に流行ってたんすよ。
ただハウステンボスが真に目指したのはテーマパークじゃない、敢えて言うなら安全で未来的な都市なんだな。
だから将来的に移り住んでくれれば~という目論見が、ハウステンボスと言うより長崎側には有るんじゃないかと…邪推して済みませぬ。(汗)
例えそうだとしても東日本側から来たと聞いただけで断る旅館やホテルが多い中、良くぞ受け入れる事を決心したと思うよ。
かつての被爆地長崎人の心意気を見た気がする。
本音福島の人は故郷を離れたくないだろうけど、政府側で自主避難を勧めるって事は、相当ヤバイ状況でしょう。
真実は福島だけでなく関東からも避難すべきレベルなんだろうな…逃げられないけど。(汗)
ハウステンボスに避難して来た人には、フォレストガーデンを散歩する等して、少しでも寛いで頂きたい。
宿が有る一帯はパーク内で最も自然の息吹感じられる過し易い場所なんで。
いっそ東京ドームも避難場所に指定しちゃえば良い。
そうすりゃナイターも開催出来まい。(念の為断っとくけど冗談です)



話を旅レポに戻します(汗)、↑は港街フィッツ屋根の上の風見鶏、つまりは風向計。
港街エリアらしくヨットの形してます。
細部まで観察すれば他にも見付かる。
…ところでフィッツ港街店つかアクティビティセンターは、今度は何処に引っ越したのですか??(笑)
公式HPで確認したら、アートガーデン地区ホースランド入口横に引っ越したらしい、なんてボヘミアン。
ただ場内宿泊者用レンタサイクルの受付については不明。

自転車を返却した為、ホテルまでは徒歩で戻った。



↑ヨットマリーナ横の裏道は、スパーケンブルグ~ミュージアムスタッドまで続く。



↑石畳敷きの並木道も気持ち良いけど、天気の好い日はこの板敷きの海沿いの道がお勧め。
蒼々とした海を間近に眺められる、潮の匂いが鼻を擽る。



↑見晴台ウォーターゲート「スネーク」からの眺め。



↑その先のヴィンセント・ファン・ゴッホ橋を渡り、



↑水門から見渡す、空の青を映す海。
時に町を呑み込む恐ろしい顔を見せるけど、穏やかにしてるとこんなにも美しいのだなと。



↑ホテルに着いて部屋に戻る前に、館内のショップに寄ってった。
ア・ビアント・ホテルアムステルダム店の営業は9:00~21:00迄。
主にご婦人向きのお洒落な衣類やアクセサリーが充実、肌着や靴下やベルトなんかも置いてます。
アレキサンダー広場にも同名の店がオープンしてまして、そちらは10:30~19:00迄営業だそうな。



↑そこで買った有田焼携帯ストラップ、確認したらちゃんと佐賀の有田焼工房で作った物らしかった。
茶碗と急須という如何にもなデザイン、だが紅葉柄が可愛くて気に入った、あまり重くないのも実用的で良い。



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3/25の今日は、

2011年03月25日 23時47分11秒 | ハウステンボス雑感
長崎ハウステンボス19歳の誕生日。

ハッピーバースデーハウステンボス♪♪

こんな時だからこそ和みが欲しくなる。
今ほど在って良かったと思った事は無い。
ハウステンボスの前に日本がどうなるんだか判らなくなったけど、来年20周年を無事に迎えて欲しいものです。
その為にったらアレだけど、日本が復興しますように。
ハウステンボスの未来も国次第。

てか今年じゃなくて来年が20周年だよねぇ?(汗)
1992年3月25日開業だから。

レポの続きは明日、明後日更新予定です。


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王国の光と闇9

2011年03月20日 23時07分11秒 | ハウステンボス冬の旅行記
今回の地震により父の四十九日が再度延期になって困った困った。
「まだ終ってなかったのか」って?まだ終ってなかったのですよ、実は。
本当は2月の連休に行う予定だったんだけど大雪の為延期。
だったら3月の連休に行おうって予定組み直したら大震災の為また延期。
世の中が落ち着かないから尚の事、早く墓に骨を納めてあげたいんですけどね。
霊園行くにも電車が走ってない、車で行きたくてもガソリン無い、店に予約入れようにも仕入れが出来ず営業してない。
…お手上げだわ、完全に。(笑…いごっちゃないんだけど、笑うしかない)
で、結局また取り止めて、一周忌込みで今年11月に行う事にしました。
それまでには落ち着きを取り戻してると良いな~。
四十九日に出る親戚の為に用意した大量のバームクーヘンも、殆ど送る事叶わず自分の家で食べる事に。
いや~丁度パンが切れてたから助かったわ。(笑)
TV等での呼びかけが効いたのか、一時より店に物が並ぶ様になった気がするけど、米パン卵電池野菜トイレットペーパー不足は相変わらず。
ここ数日はバームクーヘンを主食に、焼き魚や煮物食ったりしてます。
食べられるだけ幸せなんですけどね。
パンが無いならお菓子を食べれば良いじゃないとは言え、やっぱお菓子を主食にするのは難しいわ。(笑)
米からパンを作れる家電よろしく、菓子からパンや米が作れる家電が出来れば良いな。
普段より更に長い前置き失礼、そろそろ前回の続きです。



自分がビネンスタッドで買い物してた頃、友人はナイアンローデ城内のテディベアミュージアム行ったり、出国棟で花市観たりしてたそうな。
冬から春への切り替わり、冬季キンデルダイクの花畑に植えられてたパンジーを、5株セット百円で販売してたのに目を惹かれたらしい。
「家が近所に有れば買ってったんだけどな~」
私の母なんぞ、チューリップの鉢植えを買って、根性で東京に持ち帰ったわ。(笑)
春を迎えてこれから益々花やぐハウステンボスです。

食事後、カナル・クルーザーに乗って、夜景廻りをしようと外へ。
風が冷たくかなり寒かった…!
出航時間に合わせて出た積りが、後10分待たなきゃいけない事が解り、暖を求めてドムトールン2階まで避難。
1階チャイナキッチン「メイファン」前では、蒸かした角煮まんを売る屋台が出てた。
夕飯食べる前だったら買ったかも、長崎名物角煮まんは頗る美味いのだ。

暫く待ったところでクルーザーが船着場に到着、あまりの寒さから迷わず船内席に座り、窓からパークの夜景を堪能。
ユトレヒト~ブルーケレン方面への航路は、パーク外周に沿って進む為、あまりイルミネーションは楽しめないのだけど。
半周したところで決まり通り降りたものの、息を吐く間も無く出航するってんで、慌ててまた乗り込んだ。
ひょっとしたら最終便だったんだろうか?
一旦降りてカナルステーションから見上げた空に、星がチカチカ瞬いてて綺麗だった。
雲はすっかり晴れたらしい。
ブルーケレン~ユトレヒト方面への航路は、ワッセナー地区を抜けると街の中心を通る為、一転イルミネーションに彩られ美しい眺め。



↑特にジョーカー橋を潜った先から始まる光の運河の目映さよ、いやこの写真は降りてから撮影した物だけど。(汗)
今年はアートガーデン横、ジョーカー橋~ハンスブリンカー橋迄が、特に輝いていた。
アートガーデンが眩し過ぎて、例年より地味に感じたというのが本音。

1周し再びユトレヒト到着、船から降りて今度はドムトールン展望台から夜景を眺めた。
思った通りの混雑振り、特にアートガーデンを向く窓(↑)に、観客が集中してましたよ。
今冬の主役はやはりアートガーデン、確かにラピスラズリカラーに染まった地は、高い塔から眺めても幻想的な雰囲気を醸してた。

 

↑較べて他のエリアのイルミネーションが、やはり地味に感じてしまう。

展望台から下りてその後は解散。
友人は寒さに耐えられずホテルへ戻り、私はホテルの駐輪場に停めてた自転車乗って、入国棟方面までサイクリング。



↑出国棟前、テディベアショップ「リンダ」の横に飾られてた、ベアツリー。
一応毎冬クリスマスツリーとして飾られてんだけど、クリスマスツリーらしからぬ姿が幸いして(?)、春バージョンに変身、引き続き飾る事になったらしい。
恐らくこのまま通年で飾られる事になるだろう。(笑)
ナイアンローデ城より先、入国ゲートへは自転車乗り入れ禁止なんで、リンダ横に自転車を停めてから歩いて先へ。



↑入国ゲート前のエントランスガーデンに飾られた光の帆船、これが観たかった!だから自転車を借りたという。
場内宿泊するとなかなかブルーケレン側まで歩くのが億劫なもんで。(汗)
戻ってから友人が言うには1日で1万五千歩カウントしたとの事、だったら自分はその倍歩いてるだろう。
まったくハウステンボスは広大である。(汗)

再入国する場合は出国棟ではなく、入国棟でスタンプを押して貰って出る。



↑ゲートを潜った先にディスプレイされてた馬車もキラキラ。
しかし沢山有るんだねぇ、ハウステンボスには馬車が。
どれもこれも童話的なデザインで可愛く、パークのカラーに合ってる。

 

↑入国棟入口の所のペガサス、ありすさんの記事で紹介されていて観たかった物。↑

 

↑中心の珠は刻々と色が変わるのです、派手さはないけど綺麗、観る事が叶って良かった♪↑



↑パークに負けじと今冬は全日空ホテル敷地内の教会でもイルミネーション灯しており綺麗だった。
穴場の光スポットだったかと。
私が訪れた頃、パークへの最終入場時刻は21時だった。
後30分で入場〆切りという時間にゲートを出たので、撮影後は急いで場内に戻りました。
も少し余裕が有ったら全日空ホテル内も覗いてったかも。
場外ホテルの造りもかなり凝ってるから、遊びに行って楽しいんすよ。

再入国してリンダ前に停めた自転車を拾い、キンデルダイクの風車通りは自転車通行×の為、対岸のブルーケレン~ニュースタッドへと続く路を通り、シティゲート「デルフト」前でまた停車して写真撮影。



↑光の風車を背景にする跳ね橋付近には、バックにさり気無くティンクルハートを背負ったラブベンチが設置されとった。
今冬のイルミネーションは例年以上にサービス精神に富んでましたね。
エリアのイメージに合せ、街路樹のカラーを変える工夫とか。



↑緑(&金)の街路樹が煌くアートガーデンとニュースタッド間の運河通り。



↑青(&金)の街路樹が煌くビネンスタッドとミュージアムスタッド間の運河通り。



↑白(&金)の街路樹が煌くアレキサンダー広場~ユトレヒト方面へと続く通り。

エリアのイメージカラーについては今後も引き継がれるかもしれん。
個人的にはとてもナイスな工夫だと感心してしまった。

今冬の光の祭典は華やかで楽しくて大成功に終ったと思う。(まだ一部延長中だし)
不況だからこそ輝こうぜとばかりに他所のイルミネーションも華やかだった。
けど大震災後は自粛が浸透し、次回は恐らく地味にやらざるを得ないだろうと予想。
ヤフーでのイルミネーション人気投票、3位は仙台ストリートだったなと思い出すとしんみりする…。
過剰な自粛には首を捻るけど、「星明りを邪魔しないハウステンボスの照明」が好きなので、キンデルダイクやフォレストパーク等については、交通安全目的の照明以外、無くても良いんじゃないかな~と。
ニュースタッドも昼の街だし、地味目で構わないんじゃないかな~と考えたり。
節電に関係無く、暗いエリアも有った方が、メリハリ効くように感じるんすよ。
もし次回もアートガーデンを輝かせるというなら、コントラストを際立たせる意味で、暗いエリアを置いても良いんじゃないかと。
光の宮殿・光の教会・光の運河・光の塔は、ハウステンボス冬の名スポットで、他所で観られるもんじゃないから、個人的には継続してって頂けると嬉しい。
ミュージアムスタッドのイルミネーションも綺麗で好きなんだけど、ショーはかつての花火みたく1日1回でも良いんでないかい?
その方がインパクト強く残る、しつこくやり過ぎると飽きるよ、前にも書いた気がするけど。(自分こそしつこい)



↑これは今冬の後楽園で観た物で、LEDの光を利用した水耕栽培の野菜棚を、イルミネーションも兼ねてディスプレイした物。

LED植物工場――LEDの光と水道水に肥料成分を加えた溶液でレタス等の野菜を水耕栽培、種蒔きから生育、収穫まで閉鎖した施設内で栽培する事で、無農薬の安全な野菜に育つ。
野菜の風味や食感、栄養価までコントロール可能という話、今回の原発騒ぎで注目されそうな気がする。
それはさて置き面白いイルミネーションだと感心し、同じく敷地内にLED植物工場モデル施設が有るハウステンボスでも、可能なんじゃないかなぁと考えたり。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/aboutus/plantfactory/system.html)

他所も含めて、今後イルミネーションは、量より質が求められる可能性が高い…と予想しとく。



↑個人的に気に入ったイルミネーション、これはミュージアムスタッド建物の窓を撮影した物なんすけど、



↑赤、緑、青、赤紫…と連続してて妖しい美しさでした。
美と癒しはハウステンボスの魅力。
今後は癒しの需要が高まるだろうし、派手派手しくやる必要無くなるかもよ。

21:30最終のスリラーイルミネーションショーを観た後ホテルに戻ったら、友人は既に風呂から出てパジャマ姿だった。
が、唐突に「クリスマスツリーの写真撮り忘れた!」と叫び、パジャマの上からコートを着込んで外へ飛び出してった。
友人曰く、アートガーデンのイルミネーションより何より、アレキサンダー広場の背高のっぽツリーが1番だとか。
好み人それぞれ。



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王国の光と闇8

2011年03月19日 17時53分10秒 | ハウステンボス冬の旅行記
なんだかハウステンボスに行ったのが遠い昔の様な…今年2月に行ったばかりだというのに。
心の揺らぎに共鳴するよう、今日も地は揺れてますが、久し振りに前回の続きで御座います。



友人と別れた自分はシーブリーズでカメラ電池を買った後、ショッピングの街ビネンスタッドへと向った。
雑貨に飲食品に美術工芸品まで、様々な物を売る店が建ち並んでるので、観て廻るのが最も楽しいエリア。
その内の1区画パサージュは高級感漂うショッピングモール、そんな所へ場違いにもワンピースグッズショップが入りましてな。(笑)
しかしパサージュ内1の人気を誇ってたりする、流石ワンピース。(笑)
店内で一際目を引くのが1/32(だったっけ?)サイズの(↑)サウザンド・サニー号。



↑とにかく引切り無しに人が集まり記念撮影してくんで、近寄って写真撮るのにもかなり苦労したです。



↑店内、他には(去年のイベントで使用した)ファイティング・ルフィ像や、OPの絵コンテ、キャラをイメージした海賊旗がディスプレイされてます。



↑作品の中に登場する物をこやって具現化されるとワクワクしますな~♪46巻に載ってる設定図で確認すると、この部分は図書館・測量室・大浴場に当る、つまりナミさん&ロビンちゃんが頻繁に顔見せるだろう場所。
贅沢言うなら船内まで精巧に造って、中覗けるようにしてくれたらもっと楽しかった。



↑芝生甲板、滑り台は有ったが、ブランコまでは造ってなかった…惜しいっ。



↑船首のすぐ後ろ、舵輪が有るスペース。
舵輪もビー玉ぽかった、惜しいっ、東武ワールドスクエアの職人さんを見習わねば。
キャラも立たせておけば大きさ比較できて更に良くなると思う。



↑後ろからも観てみたよ。



↑ランタンのデザインがモダンだ。

…で、これに留まらず本日から遂にサウザンド・サニー号プロジェクトがスタート!
(→http://www.huistenbosch.co.jp/onepiece/index.html)
まだクルーズは開始してませんが、katzeさんの記事によると既に入港している。
でかっ!想像してた以上にでかっ!!
一方ミニ・メリー号は延期だそう、造船お願いしてたとこ、仙台だったらしい…。(泣)
つくづく地球は1つ、何処かが傷を負えば、別の場所も痛むのだなと。
うちの会社の支店も津波の被害に遭いまして、話聞いた限りでは皆直前まで仕事してて逃げ遅れたそうな。
日本人は真面目だから…加えて地震慣れしてるのもまずいんだろうな…自分も最近震度3位までなら、構わず仕事続けてるんでヤバイ。

気を取り直して旅の話。



↑ちなみにワンピースショップの隣は、ステンドグラスギャラリーショップ「ビス」。
薄暗い店内に淡く色取り取りの光が散ってて綺麗。
主にランプを販売、ステンドグラスの工房では、制作を体験する事も出来る。
他、輸入家具や雑貨等も売ってる、地味に気に入ってる店。



↑そのパサージュ1階フロアに、プレゼント積んだクラシックカーが展示されてましてな、運転席にはテディベア、



↑ミッフィーちゃんが同乗してて和んだv
多分クリスマスシーズンから飾られてたと推理。
車の後ろにはクリスマスツリーが未だ飾ってあった事だし。(笑)



↑続いてマルシェ・ド・パラディにも寄った。
こちらは飲食品を扱う店が並ぶショッピングモール、買い物客でかなり賑わってました。
買った物をその場で頂ける飲食スペースも満席だったし。

・バームクーヘン&クッキーの専門店、ヘクセンハウス
・チーズケーキが人気のコンフェクショナリー(カフェ併設)、タンテ・アニー
・オリーブオイル専門店、オー・アンド・コー
・輸入菓子を扱う店、ポップ・ドゥ
・チーズ専門店、ル・フロマージュ。
・珈琲専門店(カフェ併設)、マイスターズ・ドリップ
・ハム・ソーセージ・調味料等の店、グランシェフ
・キャラメルチーズケーキで大注目の店、ラフレシール
・ワイン専門店、ディオニソス(テーブルスペース有)
・ワイン以外の酒やツマミを揃える店、DEJIMA
・ハウステンボスオリジナル雑貨の店、ロゴグラム

…とまぁ魅力溢れる専門店が一堂に集まってるのですが、その内の1店舗「マジェスティーズ・ブレンド」寄ったら、ショコラ祭を開催しとりました。
普段はここ紅茶とジャムが専門の店で、ショコラ祭はバレンタイン迄のイベントの筈だったんだけど、好評により延長したらしい。(笑)



↑5個テイスティングで825円だったか?前日パレスのティーサロンに無かった物を選んで買った。
狙ったわけじゃないが、世界の美女をイメージしたチョコが1皿上に。
銀皿上のミス・ユニバースコンテスト?
え~手前の三角オレンジが載ってるチョコが「かぐや姫」で、西海みかんをベースに作ったとの事。
それから時計回りに、緑色のチョコが「清少納言」、抹茶と大納言がベースになってるそう。
アラザンと花弁が載ってるピラミッド型のチョコが「クレオパトラ」、薔薇と紅茶の高貴な香り。
白いチョコは「楊貴妃」、ライチとキイチゴ等を使用してる。
最後、桜?柄のミニ板チョコが載ってる丸っこいチョコは「小野小町」、柚子と生姜の風味。

katzeさんの記事に全種類詳しく紹介されてるので御参考にされて下さい。

意外っちゃアレだが、クレオパトラが香り良く、この中では1番気に入りました。
かぐや姫も中の酸っぱ味とチョコの甘さのバランスが良いと感じたです。
楊貴妃と小野小町は好み分れるかもしれん。
清少納言は最も大人しい味で、意外性はあまり感じられなかった。
よってミス・ユニバースはクレオパトラさんに決まりました!おめでとう御座います!!(独断)



んでここで土産も買った、↑は最早このブログではお馴染の「キャラメルチーズケーキ」。



↑販売してるのは前述したラフレシールと言う店。
ハウステンボスのお菓子は殆ど美味しいけど、ここでしか売ってない味を、と言うならやはりこれを選ぶなぁ。
生キャラメルブームに先んじて生れた大ヒット…もしも後に生れてたら「生キャラメルチーズケーキ」って名前で売ってたかもしれん。(笑)
とろりとした舌触り、香ばしいキャラメルとクリームチーズの絶妙なハーモニー。
ぶっちゃけこれがあまりにヒットし過ぎて、ラフレシールは後に続くヒット商品が、なかなか生れないでいるように感じる。
他所ではあまり買えない、美味しいハウステンボス菓子をお求めの人にお勧め。
遠方の場合、クール宅急便で送る手間は有るけど。



↑はタンテ・アニーで買った「ショコラーデ・カース・ケイク」、これもよく買ってますね。(汗)



↑このケーキについては私より弟がはまってる、チョコレートケーキとチーズケーキ、両方の風味を楽しみたい欲張りな方にお勧め。

他にも職場用にチョコ買ったりしたけど、今回は紹介できるお土産あまり無い。
理由、ショコラ祭で金使ったから。(汗)
チョコレートは褐色の宝石とは良く言ったもんだ。
ちなみに店員さんの話では、「ショコラテイスティング祭は商品が尽きるまで延長する」との事、流石に今はもう尽きてるだろう。
てか今年のショコラテイスティング祭は随分張り切ったんだなぁと。(笑)



↑夕食の時間を約束した18時になったのでロード・レーウへ移動。
友人はまだ来てなかったけど、先に入って窓際の席に案内して頂いた。

前日の混雑に懲りて今回は事前に予約、しかし9:30に総合インフォメーションに電話したら、「11時にならないと店がオープンしない、その時間にかけ直して」と言われてしまった。
その為お昼頃かけ直したんすが、「店員さんに代るから直接予約入れて」と返されたという…総合インフォメーションの看板を掲げてる意味無いな~と少し呆れた。
応対は丁寧だったし、その点に不満は無いのだけど、インフォメなのに連携の悪い点は時々気になる。
場内ホテルフロントから頼んだ方がスムーズだったりするんだもんな。(笑)
ハウステンボスは街で、各店舗は独立営業と考えれば、納得しなくもないけど。



↑それはさて置き、目的はチーズフォンデュ!
…済みません、写真は失敗しました。(汗)
てかランプと鍋の熱により陽炎揺らめいてて、撮影が難しかったんすよ。(汗)
始まったら絶えず鍋掻き回さないとチーズ焦げるし。

元オランダ料理レストラン「ロード・レーウ」は、現在ステーキ&ハンバーグ専門レストランに変身。
しかしチーズフォンデュを始めとして、人気の高かった料理は一部残してる。
ホテルレストランを除いたら、パーク内で1、2位と言われるほど定評の有る味。
豪華なシャンデリア、チェス盤を想起させる床、オランダの名店を再現した内装は、格調の高さと共に暖か味を感じられる。

この夜もかなり混んでおり、予約を入れといて良かったなと。
ゴーダチーズを使うここのフォンデュは粘りが違う。
カリフラワー、大根、サツマイモ、ジャガイモは良い塩梅に蒸かしたり煮たりしてあり、ニンジンはグラッセにして皿上に。
焼いたフランクソーセージ、プチトマト、フランスパン、それらを熱してトロトロになったチーズに浸して食べる。
すると美味い!メチャクチャ美味い!
「この味を食べたかった!」と友人も感動。
大袈裟な様だが下拵えの仕方からして、やはりハウステンボスを代表するレストランなだけあるなぁと感心しちゃいます。
ロード・レーウのメニューについては、まったりさんのブログが詳しいので、御参考にされて下さい。



↑食後はとくとくチケット特典使って2人とも珈琲を注文した。
珈琲に拘りが有るらしいこの店のメニューには紅茶が載ってない。
自信を持って出すだけあって、ここの珈琲は美味しい。
こってりしたチーズや肉料理の後の珈琲は、喉をすっきり落ち着かせてくれる。

窓硝子に反射する外灯、イルミネーションの光、食べ終える頃には夜の帳が下りてました。



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贅沢は素敵だ

2011年03月18日 23時00分53秒 | ただいまおかえり(雑記)
昔々、日本が戦争やってた昔、「贅沢は敵だ」という標語が流行りましてな。
その言葉を誰かが茶化してこう落書きしたらしい。

大地震が起こって津波が襲って原発が爆発して、東日本はもう大惨事大混乱で御座います。
こちら東京、当座の命は無事でも、物流ストップして、店に行っても何も売ってない。
牛乳とか卵とか野菜とか米とか、東北道が寸断された影響で、入って来ないのな。
食品の面で東京がどんだけ東北や北関東エリアにお世話になってたか良く解ります。
トイレットペーパーや電池やカップ麺やパンも無い、コンビニ行っても残っているのはお菓子だけ。
パンが無ければお菓子を食べれば良いじゃないってか?
しかしそんな関東以上に東北は深刻な物不足に陥ってる訳で、かてて加えて被爆…これ何てブラックジョーク?いっそ笑いが漏れそうです。
不謹慎と言われようが、放射線物質が漏れるよりマシと思われ。

計画停電が始まりました。
節電の呼びかけが始まりました。
無駄な電力を消費しないように。

無駄な電力…生きるのに必要じゃない、娯楽の為の電力…TV…ビデオ…ゲーム…ネット?
暫くは家帰ったら食べて風呂入って寝るという、至極健全な生活が望まれるって事だ。
携帯だって火急の用無ければ利用は控えた方が良いんじゃね?
地震発生当時、電波乱れ飛んでたせいか、ちっとも繋がらなくなったし、今も繋がり難い。

つまりこの状態が長引けば文化衰退しますな。
文化ってぶっちゃければ生きてくのに必要無い「無駄」だから。
でも反面日本は今迄その「無駄」な文化を輸出して潤ってもいたわけで。
所謂「文化人」と呼ばれる人達や、娯楽を提供して稼いでる人達って、国がピンチな時肩身が狭く居るだろうなぁ。

節電は大事で、特に関東~東北エリアに住んでる人は、自分とこの問題だから我慢するのは当然としても、西日本側に住んでて今のとこ平和に暮らしてる人は普通で居れば良いじゃない、と。
東日本側がお通夜ムードだからといって、西日本側までお付き合いする事も無かろうよ。
過剰な自粛は日本の経済・文化を衰退させちまう。

震源地が段々南下してる、大陸プレートの上に在る日本は、何時沈んでもおかしくない国、さながらアトランティス大陸の如く。
遊んだ後で募金をするとか、節電を心掛けつつ、普通に暮らしてく事も、国の為になると自分は考えるのです。

という訳で色々考えたけど、このブログでも普通に旅行記等書き続けるわ。
不謹慎かもしれんが、書ける内が華なんで。

・こんな折に和ませてくれたハウステンボス情報(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/000852.html)
良いね~「シャボン玉スクエア」、とてもハウステンボスらしい、春休み限定にしないで、続けて欲しい。
原発爆発によって太陽光発電への転換が為されると思う。
ハウステンボスでもソーラーシップ等、太陽光発電実験設備が造られてる。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/aboutus/energy/index.html)
津波抑制装置とか、ここが歩んでる道は、国の未来にも繋がる気がする。(希望的観測)
だから自粛ムードに乗って遠慮せず、(経営傾かないよう)どうか遊びに来て下さい…ってこんな時までハウステンボスの事考えてしまい御免なさい。(汗)

漫画の神様、手塚治虫氏の名言――「漫画はおやつ」。
漫画だけでなく全ての娯楽は「おやつ」かもね、疲れた時は欲しくなるんだ。

とか何とか書いたけど、東京ドームのナイターだけは勘弁してくれ。
一発アウトで大停電必至じゃんか(汗)、やるならせめてデーゲームにするとか…てかこんな折に良い度胸してるよオーナー、まぁ多分間違い無く非難ゴーゴーで却下されるだろう。(笑)
写真はハウステンボス、フォレストパーク、緑で疲れた目を癒して下さい。
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無事です!

2011年03月12日 12時00分37秒 | ただいまおかえり(雑記)
メールやコメント等、ご心配頂き有難う御座います。
幸いにも昨日は仕事休みで、申し訳ないくらい無事で居ます。(汗)
ただこっちでも壁にヒビ走ったり、窓が割れたり、いやこの点についても家は無事で、しかし一時ガスがストップしたり、交通機関もストップしてたりと、かなり混乱しとります。
でも何と言っても東北が酷いね…日本の漁場田畑石油コンビナート原発大打撃だよ。
今回の爪痕は深く残るね…。
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上陸!ハウステンボス!!その12

2011年03月09日 22時18分16秒 | ワンピース
前回の続き】

※ル=ルフィ、ゾ=ゾロ、ナ=ナミ、ウ=ウソップ、サ=サンジ、チ=チョッパー、ロ=ロビン、フ=フランキー、ブ=ブルック、の台詞です。





ナ「次の方どうぞー♪」
フ「アウッ!何だァ!?その軽々しいノリは!?ハンバーガー屋の店員かよ!?」
ナ「気に入らなかった?だったら――フランキーさん、フランキーさん、処置しますのでお座り下さい――これで良い?」
フ「病院かよ!?一体俺の何処を処置しようってんだ!!」
ナ「確かに処置の施しようが無いわねー、あんたの場合」
フ「ほざけ小娘!!医者の手を借りずとも、てめェの体の改造ぐらい、へそでお茶の子さいさいだぜ!!」
チ「オ…オレがこの船に乗ってる意味って…」
ウ「ヤベェ!!チョッパーが己の存在意義に悩んでネガティブモードだ!!」
ゾ「一晩食べて飲んで寝れば治っちまうような奴ばっかだからな」
サ「おめェとルフィがその筆頭だって事を忘れてんなよ?」
ロ「馬鹿に付ける薬が無いとは良く言ったものね」
ル「だったら俺バカでいーや!薬無で生きられる方がめんどくさくねーじゃん!」
ブ「そうですねェ、私なんて牛乳飲んで骨活き活き健やか。死んでますけど」
チ「ますますズゥ~~~~~ン…」
ウ「止めろおまえら!!チョッパーのライフは疾うに0じゃねェか!!」


ナ「それで?あんたは何をアドバイスして欲しいの?」
フ「よくぞ訊いてくれたぜ!俺が知りてェのは――この!!スゥ~~~パァ~~~な鋼のボディが映えるスポットってヤツよ!!」
ナ「下半身海水パンツ一丁のガラ悪いサイボーグが決まる場所なんて、宇宙の果てまで探しても見付かりっこないじゃない。独りで鏡に向ってポーズ取ってれば?」
フ「存在の全否定!??」
ル「冷てーなナミ!バックにデザート吹き荒れてるぞ!」
ゾ「ブリザードの間違いじゃねェのか?」
ウ「チョッパーのネガティブモードと混じり合って、まるで冬島真冬の夜な有様だな…」
チ「…ここは暗くて寒い…誰も居ないよ、ドクター…
ナ「ま、突っぱねたんじゃ話続かないし、撮影スポットと解釈して教えたげる。定番スポットを写真で紹介するから皆注目してー!」



ナ「↑はナイアンローデ城、陸路からのお客を迎える最初の城なんだって」
フ「成る程な!だから『ウェルカム』って看板かかってんのか!」
ル「『うぇるかむ』ってどーいう意味だ?ウソップ」
ウ「『飢える』+『噛む』、飢えの苦しみを歯ァ食い縛って耐える決意を表した言葉だ!恐らくここには断食修行する坊さんが住んでるんだろう」
ル「はーすげーな。俺だったら1秒もがまんできねーよ!」
ナ「城の内部はテディベアの博物館だって前に教えたでしょーが!!!」
ウ「そうか修行僧はテディって名前の熊なのか!」
ル「チョッパーの居た島にもれーぎ正しいクマが居たっけ。えらいんだな、クマって」



ナ「…馬鹿はほっといて次行くわ!↑は風車と花畑の小島『キンデルダイク』、御伽の国のお姫様が似合いそうな、メルヘンチックな景色でしょ♪」
サ「本当だ!お姫様ドレスを着たナミさんロビンちゃんにぴったりの場所だネv王子様の格好したボクと一緒に写真を撮って欲しいナv」
フ「グルグル、忠告しとくが、てめェの頭ん中に居る女共は偽者だ!騙されるんじゃねェ!」
ゾ「脳味噌お花畑なアホプリンスにこそ相応しい場所だと思うがな」



ナ「続いて『アートガーデン』。↑同じく花のスポットだけど規模が凄いの!1つの街区がすっぽり入る広大な敷地に、様々な庭園様式を集めてるわ。初夏の薔薇のカスケードと、秋のダリアのラビリンスが特に人気なんだって」
サ「ラビリンスか…アホ船長とクソ剣士が迷宮入りしねェよう、注意しなきゃいけねェな…」
ゾ「そういうてめェは恋の迷路にはまりっ放しだろうがエロコック」
ル「『ラビリンス』は知ってっけど、『かすけーど』って何だ?カスタードクリームの親せきか?」
ウ「まったく無知な奴だぜ!『カスケード』とはこの土地銘菓のカステーラを、よりデリケートに焼き上げた、キング・オブ・カステーラに与えられる称号!それを口にする事が許されてるのは、社交界デビューした貴族と王族のみだという…」
ル「へー超うまそうだなー。食ってみてー」
ブ「カステーラと言えば牛乳、この取り合わせは神でしょう!」
ナ「……ロビン、正しく教えてあげて!」
ロ「『カスケード』の本来の意味は連なった小さな滝。滝じゃなくても真直ぐ続く人工的な水の流れを指して、そう呼んでるのね」
チ「……誰もオレの事気にしちゃくれない……寂しいよ、ドクター…


フ「花も綺麗だが、俺ァやっぱ建造物に興味有るぜ。記念撮影のバックに適した建物を紹介しちゃくれねェか?」
ナ「そうねェ、例えば――↓花時計が目印の『スタッドハウス』とか」


ナ「外見は住宅街、実は1軒のホテルで、↓中庭が評判の『ホテル・アムステルダム』とか」


ナ「↓内海を庭に持つ超ハイソな『ホテル・ヨーロッパ』とか」


ナ「↓場内で1番高い塔『ドムトールン』とか」


ナ「色々有るけど記念撮影するなら、↓その名の通り王国のシンボル、『パレス・ハウステンボス』は押さえときたいわね」

ロ「さっき紹介してくれた、幻の庭園が有る場所ね?」
フ「王宮か。そういや上陸したら、先ず国王と謁見させられるかもな。俺達を招いたのって国王なんだろ?」
ナ「あ、国王はまだ決めかねてるんだって」
フ「決めかねてる??だったら今は誰が治めてんだよ??俺達を呼んだのは一体…」
ナ「さあ?チューリップの妖精が良い、いや兎にしよう、新王を立てるべきとか、長年もめてて決まらないみたい」
フ「何の話してやがる!??」
ロ「何処の国でもトップ争いは熾烈なのね」


ナ「それはさて置き船大工なら、↓船をバックに写真を撮りたいんじゃない?」

フ「お!これは前に話に出した『観光丸』って船だな!?マストをピンと張って堂々とした良い帆船だと思うが、サウザンド・サニー号のキュートなダンディズムに較べたらまだまだだぜ!」

ナ「↓『デ・リーフデ号』って言う船も有るわ。こっちは飾りらしいけど、港町エリアのシンボルなんだって」

フ「古い型の帆船だな…歴史に名を残してる船を復元したのか?」
ナ「当たり!さすが船大工!この国とと或る国との橋架けになった船を復元したって話よ」

ウ「しかしこれまで挙げたスポットって、向うから定番として紹介されたヤツなんだろ?つまり有触れたチョイスって事だ。記念撮影にしたって、もっと洒落とエスプリの効いたスポット選んでくれよ」
ナ「無理よ、そんなの!私行った事無いんだもん!」
ゾ「出たぜ、旅のアドバイザーに有るまじき発言」
――トテカントテカントテカントテカントテカントテカントテカントテカントテカン…!
ナ「まぁでも向うの説明によると、『何処にカメラ向けても絵になる場所ですよ。国全体が記念撮影スポットですよ』って事だから、適当に選んで撮っても様になるんじゃない?グッドな撮影スポットの前には、椅子が置いてあったり、目印立てて有るそうだし」
――トテカントテカントテカントテカントテカントテカントテカントテカントテカン…!
ゾ「だったらアドバイスの必要無ェだろ」
ナ「うっさい黙れ!!上陸を前に気分を盛上げようとしたげてんのに!!」
――トテカントテカントテカントテカントテカントテカントテカントテカントテカン…!
ナ「そうだ思い出した!あんたらにぴったりの撮影スポットが有ったの!」


ナ「じゃん♪『チョコレートの滝』!↓」

ル「何ィ!?チョコレートの滝だと!!?」
ウ「マジでか!?蝋細工の偽物とかじゃね!?」
ナ「ちゃんと上からチョコレートを流してるらしいわ。チョコレートハウスって店のシンボルマークでね、『お手を触れないように』って注意書き出てるけど…」
ブ「チョッパーさん!チョッパーさん!あなたの大好きな甘~い物ですよ!チョコレートが滝の様に落下してますよ!…驚きましたね~!88年の人生の内でも、こんな光景目にしたのは初めてです!長生きはするものですねェ――途中で死んじゃいましたけど」
チ「…え?――わははァ~~~~♪♪チョコの滝だァ~~~~♪♪これ自由に舐めて良いのか!?」
ナ「だからそれは駄目だって!客呼び込みの為のディスプレイよ!」
ウ「観るだけ!?踊り子かよ!??」
チ「エエエ~~~~!??こんなに溢れてんのにかァ~~~~~!!?」
ル「なめさせる気無ェんなら置かなきゃいーだろ!!ムカつくなァ~~!!」
ブ「一舐めくらい、ウェルカムサービスって事で許されるんでしょ!?ね!?」
ナ「許されるわけあるか!!!叩き出されるわっ!!!」
ル「俺はなめる!!絶対に!!一滴残らずだ!!店ん中に置いとく方が悪い!!思い知らせるためにも全部すすってやるぞ!!」
ウ「よし!!副船長として、船長の後に続こう!!」
チ「オレも!!オレも!!」
ブ「船長だけ行かせるわけに参りません。死なば諸共…お先に死んじゃってますけど、私もお供致しましょう!」
ナ「止めんか!!!みっともない!!!一味の恥を曝す気!!?」
――トテカントテカントテカントテカントテカントテカントテカントテカントテカン…!
ナ「うっさいわねさっきから!!!!日曜大工なら日曜にしてよフランキー!!!!」


フ「ふぅ…完成したぜ!やっぱ観光スポットにはこれがねェとな!」
ナ「何それ??…立て看板??しかもあんたの等身大立ち姿!?」
フ「おう!くり貫いた頭部から顔を出せば、たちまちイカしたスゥーパァーアニキ!!」
ロ「『イカれた』の間違いじゃない?」
フ「ルフィ、ゾロ、ウソップ、サンジ、タヌキ、ロビン、ブルック、そしておまえ、ナミの立て看板も作ったからな!これを観光スポット全部の前に立てときゃ、判り易い目印にもなるだろ!?」
ナ「ちょ…!!止めてよそんな馬鹿なまね!!綺麗な景色が台無しじゃない!!」
フ「ファンの喜ぶ顔が目に浮ぶぜェ!!待ってろよ!!ん~~~~~スゥ~~~~パァ~~~~~!!!!

サ「おい…環境破壊工作を企む仲間を前に、てめェならどうする?」
ゾ「仲間の恥は一味の恥だ。俺達の等身大写真看板まで立てると聞いちゃ、放ってはおけねェ……斬るぞ!!」
サ「ああ……蹴るぜ!!」
ロ「本当にしようのない人ね…馬鹿は死ななくちゃ治らないのかしら?」







…3/9はフランキーの誕生日。
ハッピーバースデーアニキーー♪♪
今年も年齢を感じさせない大活躍に期待しています。

実はシャンクスの誕生日でもある。
ハッピーバースデーシャンクスーー♪♪
以前「未だ決まってない」なんて書いたけど、実は疾うに決まってたわ。(汗)
3(シャン)9(ク)スで「シャンクス」、納得の誕生日である。

キャラ立て看板、最近のハウステンボスはマジでポコポコおっ立てそうだから恐い。(笑)
ベストな撮影スポットというのは人それぞれ、なぞと書いて流してしまうと記事自体無意味になってしまうので(汗)、以下は自分が考える撮影向きな絵になるスポット。

(場外)
・全日空ホテルの船着場…別荘地ワッセナーが間近に眺められて綺麗。

(ブルーケレン&キンデルダイク)
・エントランスガーデン…入国ゲート潜って最初に目にする庭園。
・そのガーデン左からの眺め…ワッセナーとキンデルダイクを見渡す、集合写真撮影場所に利用されてる。
・ナイアンローデ城…「ウェルカム」ですから。
・城の側の仲良しベア…赤い糸ならぬ鎖で繋がってる。
・場内のジャイアントベア…冬季は衣装替えする。
・キンデルダイク…花のあぜ道、対岸のワッセナー、チーズ農家、花畑のカフェ、風車、撮影スポットのオンパレード。
・キンデルダイク対岸ブルーケレンの通り…紅葉のスポット、対岸から眺めるキンデルダイク、隠れた花の名所。

(ニュースタッド)
・シティゲート「デルフト」…キンデルダイクとニュースタッドの境に建つ門、近くにはラブベンチが有る。
・乙女の噴水…マウリッツ広場のシンボル
・kirara館前の庭園…初夏は薔薇のスポットの1つ。
・バスチオン…エッシャー館裏通りの先に有る風車広場、チューリップの名所だが、芝生が広がってる季節も綺麗。
・チョコレートハウス付近の並木…クリスマスシーズンに合せるように、緑の葉と赤い実を付ける。
・チョコレートハウスの窓辺…季節に合せてて何時もお洒落。
・チョコレートの滝…チョコレートハウス店内に有る、甘党のメッカ。

(フリースラント)
・アートガーデン…その名の通りアート、近くの花屋「ブルームウィンケル」と合せても絵になる。
・ウィンズ佐世保…何気に華麗な建物だよな。

(ミュージアムスタッド)
・巨大トリックアート…面白い。
・街区の裏通り…好みの問題だが、裏通りの方が落ち着いてて綺麗な気がする、ゴッホ橋、カロヨン橋、水門からの海等…。
・フィギュアヘッド…撮影不可なんだけど、絵になる店だよ。

(ビネンスタッド)
・ウォーターゲート「スネーク」…絶景の見晴台、夜間はライトアップ。
・ホテル・アムステルダム裏、海沿いの小路…2本有る、どっちの眺めも素敵。
・スタッドハウス…目印は花時計、アレキサンダー広場のシンボルです。
・ギヤマンミュージアム内のシャンデリア…館内全体凝った造りだが。
・アレキサンダー広場のハクモクレンの並木…チューリップと共に早春を告げる。
・交番前の並木…冬季に実を付ける。
・運河の交差点…ドーナツ橋花壇とか、ベンチも沢山、下から街を観てみよう。
・ジョーカー橋~シンゲル橋下…トンネル潜ってドムトールンまで歩いて行こう。
・グーテンアペティートのテラス席…アニーおばさんも居る事だし。
・ホーランドハウス…でっかい木靴。
・ナインチェ…ミッフィーと握手!
・マルシェ・ド・パラディ周辺の窓…ディスプレイが何気にお洒落。
・ヘクセンハウス…メルヘンしてて可愛い。
・ホテル・アムステルダム…中庭、玄関前の馬の像、ロビー、オークラウンジ、等々。

(ユトレヒト)
・ドムトールン…なんてったってランドマーク、展望台から眺める全景も忘れずに。
・佐世保グルメストリート…テラス席から眺める運河、ホテル・ヨーロッパ、迎賓館、カナルステーション。
・カフェデリ・プリュ…店内もモダンだが、店先のくり貫いた窓(?)も洒落てる。
・プッチーニ…ローマの遺跡をイメージしたそうな。
・ロードレーウ…名店を再現した中の造りが素晴しい。
・ピノキオ…店先からカジュアルお洒落。

(スパーケンブルグ)
・迎賓館…残念ながら庶民は中に入れないが、春に咲く薄墨桜の通りは眺められる。
・ホテル・ヨーロッパ…何処もかしこも格調高く絵になる、周辺は初夏なら薔薇に紫陽花、晩秋なら紅葉のスポット。
・キューケンホフ…花の咲く時季の店先も良いんだけど、冬季に球根を並べる光景も風物詩で良い。
・将軍に贈られたシャンデリアのレプリカ…実物は日光に有る、夜になると薄ぼんやり灯りが点るのが何か好き。
・デ・リーフデ号…オレンジ広場のシンボルです。
・デ・ラウター桟橋…観光丸が繋留してある橋、日の出を観るにはベストスポットだが、工事で如何に変ったか!?
・ホテル・デンハーグ…休業中でも堂々としてる、再開が待たれます。

(フォレストパーク)
・トロティネ前のガーデン…湖を見渡す、そういやトロティネ、リニューアルオープンしたんだっけ。
・島に架かる橋からの景色…湖に映るドムトールン、紅葉の季節が特に綺麗。
・フォレストヴィラのウッドテラス…泊まる時は湖に突き出たテラスコテージを選ぼう。

(パレス・ハウステンボス)
・パレスまでの参道…季節に合せて装いを変える。
・ローズガーデン…初夏と秋が見頃です。
・ホワイトローズガーデン…こちらは主に初夏が見頃?純白のウエディングドレスをイメージ。
・前庭…初夏の新緑、真夏の深緑、秋の紅葉。
・パレス…パーク全体のシンボルです。
・幻の庭園…後庭、ハウステンボスでしか観られない、冬季は輝く、サイドの庭園も地味に綺麗、夏は百合が咲くんだ。

…なんか結局物凄くアバウトな伝え方になってしまったが(汗)、「ハウステンボスに来ればあなたも私もカメラマン!」って事で。
ワンピースファンなら入国する前、全日空ホテル側の大碇(↑記事1番上の写真)は撮りたいとこ。
そういや入国棟前の花壇も絵になる景色なんだよな。

ちなみに今回使用した写真は、大碇以外は前に上げたのを再利用です。(汗)
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王国の光と闇7

2011年03月06日 18時33分53秒 | ハウステンボス冬の旅行記
ハウステンボスの国花はチューリップ、近年は薔薇に力を入れててもチューリップなのです。
まぁ以前はハウステンボス=チューリップのイメージが強過ぎて、春以外の季節は観光客少なかった事を考えると悪い傾向じゃない。
正月過ぎての冬なんて、冬の軽井沢、夏のスキー場くらい閑古だったもんなぁ。
昨日から始まったチューリップ祭、注目はやはりこの季節にしか観られない、オリジナルチューリップ「ハウステンボス」かと。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/special/tulip.html)
23年の歳月懸けて品種改良した割には、外に惜しげも無く配ってる為、現在はハウステンボス以外でも観られますが、やはり「ハウステンボス」はハウステンボスで観なければ!(ややこしい言い方)
他にも桜やハクモクレン等々、綺麗な花が色々咲くよ。
場内の花についてはこちらのブログが詳しいので是非御覧下さい。
といったところで前回の続きに参りましょう~。



昼御飯を食べた後はドムトールン展望台に昇った。
場内1高い塔、80mの展望台からは、街の全景が見渡せる。
夜になればこんなに輝くアートガーデンは、昼観ると非常に寂しかった。(↑)
光は魔法だね、朝になると解けてしまう。



↑しかし街並みは昼観ても綺麗、友人曰く「玩具みてぇ」、確かにブロックで作った様に可愛らしい。
運河を進むカナルクルーザーが見えるでしょうか?
写真手前がビネンスタッド、その奥がニュースタッド(間はフジパークもといスリラーファンタジーミュージアム)、更に奥の小さな家が並んでる辺りは別荘地区ワッセナーです。

  

↑ビネンスタッド、アレキサンダー広場全体。            ↑ヨットマリーナ側の建物はホテル・アムステルダム。



↑港町スパーケンブルグ、緑深い湖畔の地区はフォレストパーク、最奥の宮殿がパレス・ハウステンボスです。
上から見渡すとハウステンボスの完成した美しさが手に取る様に解る。
1つ残念だったのは窓が汚れてた事、高い塔故なかなか掃除出来ないんでしょうが、折角の景色が霞んで見えてしまって勿体無い。



↑眺めを堪能した後、カナルクルーザーに乗船しました、写真の船に乗ったわけじゃないけど(汗)、逆方向だし。
寒かった為座ったのは船内、出発すると船はシャボン玉を吐き出し進む、非常にメルヘンな演出である。
陽がシャボン玉に反射して虹色に光るんだな。
船内BGMは「美しく青きドナウ」――ドナウじゃないけど確かに青くて美しいです。(笑)
ロマンチック街道を横目に船はゆっくり滑るよキンデルダイクまで。
現在のカナルクルーザーは半周した所で降ろされてしまう、ので復路行きのクルーザーが出るまでの間、キンデルダイクの花畑をチラッと観に行きました。



↑私は2度目のパンジーとチューリップの花畑、綺麗な物は何度観ても綺麗。
それでもまだ少し時間余ってた為、友人は近くのテディベアショップ「リンダ」を覗きに行き、私は入国エリアを観に行った。
場内ホテルに泊ってると、陸路から来た客用の出入国エリアには、あまり近寄らないで終る。(遠いから)
今回なんか入国棟外の場内ホテル受付からバスで乗り込んじゃった為、エントランスガーデンを観ないままで居た。
例えるなら窓からお邪魔した様な気まずさっつか、ルフィの名言「入口から入った方が気持ち良い」に頷いてしまう。
考えてみるとルフィって案外礼儀正しかったりするんじゃないだろうか?

閑話休題、入国棟へと続く城郭ナイアンローデの城内には、パークの現情報を貼り付けたボードが立っている。



↑その内の1枚に今回も有りました、人気の料理・土産ベスト10、今回も発表させて頂きま~す!

(お土産人気ベスト10)
10位…ミニ木靴(ビネンスタッド地区「ホーランドハウス」他)
9位…NEWフロスティー(手触りソフトなテディベア縫ぐるみ、ブルーケレン地区「リンダ」他)
8位…バンダナベア(個性派テディベア縫ぐるみ、ブルーケレン地区「リンダ」他)
7位…ミッフィーフェイス型クッション(ビネンスタッド地区「ナインチェ」他)
6位…ベーシックシリーズミッフィーミニタオル(ビネンスタッド地区「ナインチェ」他)
5位…ベアMワイルドストロベリー(テディベア縫ぐるみ、ブルーケレン地区「リンダ」他)
4位…ミッフィーハンドパペットN(ビネンスタッド地区「ナインチェ」他)
3位…ベーシックシリーズミッフィーお手玉(ビネンスタッド地区「ナインチェ」他)
2位…ローズミッフィー縫ぐるみS(ビネンスタッド地区「ナインチェ」他)
1位…ベーシックミッフィー縫ぐるみ(ビネンスタッド地区「ナインチェ」他)

…凄い、10位以外ミッフィーとテディで占められている!ベーシックシリーズっていうのは、ハウステンボス限定の木靴を履いたミッフィーデザインを指してます、しかし多分秋頃集計取ったんだろうけど、あんま変わってませんね~。

(食品土産人気ベスト10)
10位…HTBチーズ煎餅16枚入り(出国棟「スキポール」他、場内各所の総合売店で)
9位…プレーン12cmチーズケーキ(マルシェ・ド・パラディ「ラフレシール」他)
8位…ハウステンボス景観チーズクッキー(出国棟「スキポール」他、場内各所の総合売店で)
7位…ベアーズドリームチョコインクッキー(テディベア型チョコ入りクッキー、ブルーケレン地区「リンダ」他)
6位…エイトスマーケライクケーキ(チーズクリーム入りプチケーキ、出国棟「スキポール」他、場内各所の総合売店で)
5位…ピクチャーチョコレート(ニュースタッド「チョコレートハウス」他)
4位…チーズフィナンシェサンド8個入り(出国棟「スキポール」他、場内各所の総合売店で)
3位…キャラメルナッツクッキー30枚入り(出国棟「スキポール」他、場内各所の総合売店で)
2位…スゥイートチーズケーキ5個入り(出国棟「スキポール」他、場内各所の総合売店で)
1位…千年の森カステラ(出国棟「スキポール」他、場内各所の総合売店で)

…こっちはイベント終了でワンピ物が引き、龍馬ブームも引き、普段のポピュラーなパーク土産が上がった感じ。
友人に、或いは職場で配り易い、個別包装の日持ちするお菓子が人気呼んでる様です、てかタンテ・アニー土産は集計に加えてないんだろうな。

(レストラン人気メニューベスト10)
10位…広東風焼き飯(ユトレヒト地区、チャイニーズキッチン「メイファン」)
9位…佐世保ドッグ・ハニーマスタード&サルサ(ユトレヒト地区、カフェ&コンフェクショナリー「カフェデリ・プリュ」)
8位…花の家御膳(スパーケンブルグ地区、和食処「花の家」)
7位…ランチプレート(ユトレヒト地区、イタリアンレストラン「プッチーニ」)
6位…ミックストルコライス(ユトレヒト地区、トルコライス専門店「とっとっと」)
5位…メイゴーダチーズバーガー(ユトレヒト地区、佐世保ストリート、バーガー屋「ビッケンビッケン」)
4位…ピノキオ特製ポテトとベーコンのピッツァ(ユトレヒト地区、ピッツァ専門店「ピノキオ」)
3位…佐世保名物レモンステーキ(ユトレヒト地区、高級洋食レストラン「ロード・レーウ」)
2位…ランチバイキング(ユトレヒト地区、バイキングレストラン「おもやい」)
1位…海鮮ちゃんぽん(ユトレヒト地区、ちゃんぽん専門店「悟空」)

…ユトレヒト地区のレストランに人気が集中しちゃってますね。
ニュースタッドのレストランも悪くないのだが、立地が中央から離れてる点、チョコレートハウス以外の店は専門色が薄い点、名物料理が?な点、等が影響してしまってる気が致します。
個人的にはいっそカフェ街にしてしまっては~と思う、中央~場内ホテルの建つエリアにはバー&ラウンジが多いが、気軽で明るいコーヒーハウスなんかは減ってる気するんで需要見込めるかも。
バイキングレストラン「おもやい」が2位にノミネート、ランチ1,600円とお値頃な為、家族客に人気を呼んでると見た。
ホテル・アムステルダムのバイキングレストラン「ア・クール・ヴェール」にとっては強力なライバルですな。
人気が高い=良いとは限らないけど、参考にされて下さいまし。



↑クリスマスの装いのままだった、ナイアンローデ城内のジャイアントベア、まだ寒いしマント必要かもな。(笑)



↑エントランスガーデンには帆船が飾られていた、夜になるとキラキラ光る、その写真は後で。



↑入国ゲートの前にテンボスキングとローズ姫が来てました。
初めて見た新キャラ、新国王のお披露目?円らな目が可愛いかも。

クルーザーの出航時間になったんで戻り、友人とカナルステーションで合流、乗船してユトレヒトに戻りました。
ユトレヒトに停船後、クルーザーはホテル・ヨーロッパに向う、実は私らの次の目的地だったり、しかし宿泊客じゃないんで、大人しく降りて徒歩で行く事にした。

友「てかその前にオークション寄ろうって決めてただろ!」
私「またですか?」
友「またです」



↑という訳でホテル・ヨーロッパに向う前に、ワールドバザールへ寄ってく事になった。
ビネンスタッド、巨大なテントが張ってある下には、場内の主要な土産の他、外国から輸入した食品が多く並んでる。
中国の旧正月的飾り付けが為された市場、クリスマスやらバレンタインやら何だかもう。(笑)



↑黄金色の馬車なんかもディスプレイされていた、乗って写真を撮る事も可。



↑あごだしうどんの屋台も出てた、「あご」とは飛び魚、長崎の地魚として有名、この後お茶飲む約束してなきゃ、食べてたかもしれん、友人も惹かれてて、どっちにするか相談したくらい。

正午の回と同じ司会(友人によるとイベント全て同じお姉さんが司会だったとか)でオークションスタート。
テンポ良く品を競りに賭け、観客に落とさせる司会のお姉さん。
15時~の回ではラスト近くに赤・オレンジ・黄色、3色のボールの中から手を挙げた客に1個選ばせるという、くじ引きゲームを行った。
赤ボールだったら競り下げた金額から千円引き、オレンジボールだったら500円引き、黄色ボールだったら100円引き。
つまり下げた金額より更に下がるのは変り無し、挑む前に「くじ運は悪い」と謙遜してたお客さんは、見事千円引きの赤ボールを引き当てギャラリーを沸かせた。
オークション終了後はチーズのタイムサービス、2つで千円って事でどっと人が集まった、上手い商売だ。(笑)

終了した後は今度こそホテル・ヨーロッパに向った。
アンカーズラウンジ春のデザート、苺のフランベが目的。
店内は満員に近かった、しかも揃って頼む物は苺のフランベセット。
注文後順番が回って来るまで1時間近く待ってたかも…。



↑先に来た紅茶飲んでた為、辛くは感じなかったです。
その間お互いボーっとガイド読んでたり、撮った写真を整理したりしていた。
ここのラウンジが流石だな~と感じるのは、紅茶が冷めたらポットごと交換してくれる点。
ミルクは温めて軽く泡立ててあるし。



↑何杯目かの紅茶を飲んだ頃、やって参りました台車レンジに準備して。
先ずはフライパンでバターを溶かします。



↑溶かしバターの中に地元とよなか苺を入れて炒め、グラニュー糖を高い位置から振り掛けます。



↑レモンにフォークを刺し、汁を絞り入れます。
飛び散らないよう、ナプキンで押さえる辺りが流石。
勢い余ってレモンを落としてしまったのはご愛嬌、客に観られながらの実演だから、さぞやり難かろう。
観てる客側も妙に緊張したり。(笑)
3分クッキングみたいに既に出来た物を何個か用意してるわけじゃなし。
技が必要なフランベは何処でだって出せる物じゃない、アンカーズラウンジの高いレベルを示す一品であろう。



↑ミルクで作ったソースを良く絡めます。



↑最後に、グラスに注いで準備しといたグランマニエ(オレンジリキュール)を火で熱し…



↑苺にかけると、勢い良く炎が上がりました、おおお!初めて撮影に成功した…!(笑)



↑そしてバニラアイスと一緒に皿に盛り付けて下さったのです。
ハーブの葉っぱがまた下に落ちてるんですが…わざと?(笑)
温かい苺と冷たいアイスの競演。
アイスクリームがまた素晴しく美味い!苺はジャムを思い浮べて下さい。
合せて食べると苺ミルクの趣ですな、友人なんか食べ終えて残ったソースを、紅茶に入れてたし。(みみっちい…)
食べるだけでなく、作るまでのショーを堪能出来るデザート、苺は春季限定で、初夏はビワを使う予定だそうな。
アンカーズラウンジについては、まったりさんのブログが詳しいので、参考にされて下さい。
私らの分を作り終えたスタッフは、休む間も無く次のテーブルに向ってった…人気者は辛い。

ラウンジで休憩後は夕食まで友人と別行動を取る事に。



↑先に席を立った友人を見送り、精算を済まして玄関を出たら、前の通りを観光馬車が通った。
広い場内は色んな乗物が行き交う。
観光馬車についてはこちらを。(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/vehicle/000283.html)



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王国の光と闇6

2011年03月05日 20時40分27秒 | ハウステンボス冬の旅行記
大人気御礼闇ツアーも3/6迄(好評により延長したりして…)、そろそろネタバレしても大丈夫と判断し、今回はその闇ツアーレポ中心で参ります。
川口~浩がぁ~~♪洞窟には~いるぅ~~♪カーメラマンとぉ~♪照明~さん~のぉ~♪あ~とに入~るぅ~~♪
洞窟の中にはぁ~~♪白骨が転がるぅ~~♪何かで磨~いたぁ~♪様なピカピカのぉ~♪白骨が転がるぅ~~♪
嘉門達夫作往年の名ソングを脳内BGMにかけながら、前回の続きで御座います。



まだオルゴール館を残してたけど、そろそろ闇ツアー出発の時間が近付いて来たので、受付に向う事にしました。



↑受付はここ、アレキサンダー広場、教会後ろに建つ、元々は総合インフォメーションが有った場所。
地図見たら現インフォメーションってパサージュ内に有るの?それって初めての人にはちょっと判り難くね?
それはさて置き、受付お願いすると、注意文掲示と共に、名前等を書かされる。
katzeさんの記事に詳しく書いてあるんで参考にされて下さい。
出発時間になり集まった隊員達(16人位?大人~子供まで居た)の前で、ちとチャラ気な隊長が挨拶、全員にヘルメットを渡して行く。
ヘルメットは捻ると点くライト付、おおお本格的に探検気分だ。
隊長副隊長に案内され、入口へと向う隊員達、ざっざっざっざ!



↑あっとびっくり、地下への入口はこんな所に在ったのか!何度もパークに来てるのに、ちっとも気が付かなかったぜ!
扉を開けて狭い入口から階段を下りる、カンカンカンカン…!、高くこだまする金属音、隊員の顔が緊張で強張った。
下りた先は薄暗い室、用意が良い事に地下地図が貼ってある、前に立った隊長が地図を指差しながら、今回の任務を説明した。
ゴールドラッシュに沸く街ハウステンボス。(あれ?そんな話だったか?)
新たな鉱脈を探してる途中で謎の地下トンネルが発掘された。
明らかに人為的に掘られた痕跡…一体誰が何の目的で!?この街が誕生する以前から、地下を何者かが切り拓いたというのか!?
オーパーツ、歴史上有得ない遺跡、古代の超文明…。
国王命令で集められた命知らずの冒険野郎共、だが初代探索チームの1人だったサムが、闇の中声すら立てず掻き消えた。
「俺…この探索が終ったら、幼馴染の彼女と結婚するんだ…」
サム…何処に居るんだサム!?幼馴染を嫁き遅れにさせる気か!?
地下トンネルで姿を消したサムを救出せよ!!――これが我々に与えられたミッションだ。

何か色々違う箇所も有る気がするが、ともかくも隊長を先頭に、副隊長を後尾に、第○回地下探索チームは出発したのだった。
配管が剥き出しのまま並ぶトンネル内には、親切な事に今どの辺りかを教える貼り紙がされていた。
どうやらホテル・アムステルダムと言う建物の下を真直ぐ進んでいるらしい。
足下は金属の板だったり、吊り橋の様だったり、酷く頼りない。
突然、先頭を進む隊長が大声を発した――「あ!あれは何だ!?」
死体だ…それも1体だけではない…隊長が隊員の1人に死体の胸ポケットを探るよう命令する。
恐る恐る隊員が掴んだそれは――日記だ…!
ダイイングメッセージ!?隊長は厳しい顔でそれを読上げた。

段々書くの飽きて来たんで纏めると、地下トンネルには蝙蝠が居たり、死体が転がってたり、化物が居たりしました。
道幅は狭く両側に渡してあるロープを頼りに前進、歩くの辛い人にはかなり向かない。
ラスト近くで3Dグラスかけさせられ、光の壁画の路を進む。
そしてクライマックスは「1!2!3!ダーッ!!」という掛け声で現れる光の――何故猪木!??(笑)

結局サムは救出できませんでした、途中で死んでました。(あっさり)
しかも副隊長まで途中で消えちゃいました。
「惜しい人を…」なんて声を詰まらせながら、隊長は捜しに行こうとしませんでした。
ああ、こうしてツアーの度に隊員1人残してくから、死体が増えて行くんですね。(笑)



↑配管の脇を摺り抜け地上へと戻る、出た先はミュージアムスタッドでした。
実に作為的だ(笑)、けど闇ツアー終ったら、残ったオルゴール館行こうって決めてたんで、丁度良かった。
大変楽しめたです、でも人を選ぶアミューズメントだなぁとは思う。



↑というわけでオルゴール館こと「メロディ・イン・ザ・ダーク」。



↑こちらも入口に招きフランケンが立っていた。
あなたが選ぶオルゴールの音色が、数百年の争いに決着をつける!?
アミューズメントの内容については以前書いた記事を参考に。(不精して御免)
最初のオルゴールホールがゴシックムードで1番ドキドキする。
天井のあれ、人魂かと思ったら、蝙蝠…みたいね?
ここについては素直に選べば、全然恐い思いしない。
で、今回は自分ら以外にも客が居た為、全員間違った答の扉から出てみた。
ホラー館、皆で進めば、恐くない。
酔い易い人は止めといた方が良いかも、というのが感想。
後楽園に昔有った(今はどうなんだろ?)、ビックリハウスを思い出した。

一通りアミューズメントを楽しんだ所で、友人とは一旦別行動を取る事にした。
待ち合わせはワールドバザール、正午~始まるオークションでと決める。



↑ミュージアムスタッドを出た私は、キンデルダイクの花畑を観に行った。
このミュージアムスタッドに設置された門は、雰囲気に合ってて良い感じでないかい?



↑春イベントに備えてパンジーからチューリップへの植替えが進むキンデルダイクの花畑。
午前中は薄曇だったけど、正午に近付き段々と晴れて来る空。
キンデルダイクからアレキサンダー広場に戻る頃には、爽やかな青空が広がっていた。(↑)



↑冬季名物、アレキサンダー広場の「光の遊園地」、夜はピカピカ光る。
以前「コーヒー(ティー?)カップは無い」なんて記事で書いたら、新しく出来ちまったよ。
何故毎回狙いすました様に新設する!?マーフィーの法則か!?(笑)



↑見ていたところ、子供に1番人気を呼んでたのは、面白自転車のコーナーだった。
15分300円だったか?決して安くはないんだけど、朝から夕まで結構な人数が遊んどった。(写真は早朝写した故、誰も居らんが)



↑バナナ自転車とか、



↑ワンコ自転車とか、



↑イルカ自転車とか、如何にも小さい子に人気を呼びそうなデザインだもんな。
デパートの屋上遊園地っぽいノリ、けど小さい子にはこういう素朴なアミューズメントで充分。
自分も子供の頃はデパートの大樹を象ったジャングルジムがお気に入りだった。
頭に残ったイメージでは、日立の「この木何の木?」に似てたなと、枝?からブランコが吊るしてあったり、設計した人は童心豊かだったんだろう。



↑約束の正午にワールドバザールに行くと、既にオークションは始まっていて、友人は席を取り待っていた。
舞台の横にしっかりH.I.Sの旅行パンフが置いてあった事に笑ってしまった。
かつてハウステンボスにはランガダイクと言うオークションハウスが港町に在りましてな。
現在はレンタサイクル屋「フィッツ港町支店」が入ってる場所です。
オランダの競り下げ式オークションで土産をゲット、舞台を変えてもそこは変わっていません。
ただテント下とは言え野外な為、ボタン式から挙手で落すようになった。
定価から刻一刻と下がって行く値段、競り流れ寸前と思ったところで、手を挙げる。
ライバルは居並ぶギャラリー、先に手を挙げられ奪われる可能性も有るし、同時に挙がる事も有る。
もしも同時に数人の手が挙がった場合は、司会とジャンケンして勝った人がゲット。
ボタン式じゃなくなった分だけ、手に入れるのが難しくなりました。
友人はこれが何より楽しみらしく、旅行中3度参加していた。
定価以下になるのは確実だから、普通に土産買うより得、パーク側にとっても売れ残りを上手い事処分出来て良かろう。(笑)
リニューアルしてから食品ばっか上がるようになり、あまり競り流れなくなったような。
以前は「買ってどうすりゃ良いの!?」ってな有田焼の壷なんか出品されてましたが。(笑)
とは言え今回もスクエアチーズ20個分という滅茶苦茶な出品が有った、しかし競り流れなかった!更に凄い!!
会社用に沢山土産を買おうって人は、断然得だと思うんでお勧めする。



↑オークションは20分で終了、昼食の時間って事で、宿泊してるホテル・アムステルダム館内に有る、ア・クール・ヴェール・カフェに行った。
しかし呼べども誰も出て来ず、休業かと思ったら、隣のランチバイキング(仕切りの向う)に人手借られてたらしい。
この頃ランチ&ディナーバイキングの割引セールやってた為、かつてない繁盛振りだったよう。
漸く出て来た店員さんは、前にミッフィーサンド食べに来た時応対してくれた、少しドジなおじさんだった。(笑)
今回も紅茶と珈琲を間違えてくれたし、見ていて妙~にハラハラするのです。



↑ミッフィーサンドは終ってたが、元祖ここの名物といえばステーキバーガー!
国産の良い肉を惜しみなくステーキに使い、たっぷりの野菜と一緒に、上等なパンで挟んだ物。
ハンバーガーなのにフォークとナイフが無くちゃ食べられません。
これはもう全米が泣いた!海原雄山も手が汚れるとイチャモン付けずに済むだろう!
個人的にはピクルスの美味さに泣いた。
ハンバーガーの町佐世保と言えど、こんだけ贅沢なハンバーガーは、早々無いだろう。



↑ハンバーガーだけで充分お腹いっぱいになるんだけど、付け合せで皮付きポテトも出して貰える。



↑2人揃って紅茶を注文、ミルクは温めてあった。
ア・クール・ヴェール・カフェのメニューについては、まったりさんの記事を御参考にされて下さい。



↑ゆったり茶を飲んでたところ、パレードが横切って行った。
ミッフィーがクリスマスバージョンの山車に乗ってたよ。
…クリスマスバージョンって。(笑)
硝子張りだから広場の情景が良く観えるのです。
広場でのイベント時間に合せて休憩すると良いかも。
窓際の席は広場側を向くようにセッティングされてました。



コメント (2)
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王国の光と闇5

2011年03月04日 20時25分50秒 | ハウステンボス冬の旅行記
実際の冬の長さに合わせる様に、ハウステンボスの今冬イベントは長かった。
例年だったら少しずつ箇所を減らして行き、3月頭には完全消灯っすから。
けれどそれも3/6でお終い、3/5~は春の恒例イベント、チューリップ祭が始まりますよ~!
つまり3/5~3/6は冬・春イベント同時進行って事で…2月中旬頃からそんな雰囲気ではありましたけど。
公式HPによると3/6に冬の幕引きイベントして、消灯式を行うそうな。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/hikarinomachi2010/end/index.html)
この商売っ気もといサービス精神、今迄のハウステンボスには無かった気がする。(笑)
度を越さない程度に、これからも発揮してって頂きたい。
といったところでこっから先は前回の続きで御座います。



2日目の朝は6時起床、体内時計が極めて優れてるらしく、どんなに遅く寝ても自分は寝過した事が無い。
目覚まし時計要らずで助かる、それはさて置き、寝てる友人を起さぬよう仕度し、静かに部屋を出て朝の散歩に出かけた。
ホテルのロビーのTVは朝早くからイベント情報を流してい、レストランでは朝食を食べてる人が既に居る。
人の事言えないが皆早起き、しかし外は未だ日暮れの様に暗かった
長崎の日の出は東京に比べて約30分遅いようで。

朝9時までは有料ゾーンとフリーゾーンを分けるゲートが開放されている。
ゲートを抜けて向ったのはホテル・ヨーロッパ、ロビー(↑)に雛人形飾ってあるかな~と期待したんだけど、まだでした。



↑でもロビーの花は早くも春バージョン、チューリップがチョイスされてます。



↑新しいフラワーコーディネーターは、硝子の花器に分けて活けるのが特徴なようで。



↑そしてナイトラウンジ、シェヘラザードのテーブルセッティングは、今日も店から食み出ていた。



↑続いて坂を上り、パレス・ハウステンボスまでお散歩。
昨夜は暗くて良く観えなかった前庭を改めて観賞しに来たのですが…



閉まってました…!!
朝10時~って事は金払って観ろって訳ですね、今迄になくしっかりしてるぜハウステンボス!(笑)
個人的にはこれも場内宿泊者特典って事で、前庭のみ早朝から無料開放して欲しいなぁ。
結局明るい日の下で前庭を観る事は叶いませんでした。(時間の都合で…)



↑諦めてホテル・ヨーロッパ前の「シーブリーズ」で開く、モーニングマーケットを覗きに行きました。
公式HPには毎週土日月の7:30~9:00に開催と書いてあるけど、今回確認したら月曜朝にはやってなかった。
確実なのは毎土日の朝のもよう、地元の魚介加工品や、場内の土産やパンを販売。
場内の土産(主にチーズや肉加工品)については20~30%割引で売ってくれる。



↑そこで買ったチーズ入りソーセージ、焼いて食べるとチーズハンバーグみたいで美味しかったv



↑特に7:45位に到着する焼き立てパンが大人気、並べられると同時にワッと人が集まる。



↑数個限定ミッフィーパンなんか、撮影中に1個お買い上げされてしまった。



↑可愛いからね~、私も1個買って、朝飯前に頂いたよ。
土産に持って帰りたいんだけど、以前そうしたらチョコで描いた顔が溶けて、のっぺらぼうになっちゃったの。
焼き立てパンに描くから、ホテルまで持ってった時点で溶けてるし、とても土産には出来んわ。
パンはどれも美味しさ保証します、何せ場内ホテルクオリティですから。
美味しいだけでなく腹持ちが良い、持ってみれば解るけど結構重たいんだ。



↑モーニングマーケットに合せ、オープンした店内には、ペット用の土産も置いてあった。
ペット入場解禁したハウステンボス、今度また撮影会を開くんだそうな。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/pet.html)



↑野菜雑炊はともかく、ちゃんぽんにカステラ…一体どんな味すんだろ??
総合土産販売店「シーブリーズ」は、立地から場内宿泊者にお役立ちの物を多く置いている。
ボトルドリンクや缶アルコールや食べ切りサイズのツマミやお菓子、衣類に電池に絵葉書やウォーキングシューズも有る。
場内のコンビニ的な存在の店、ちなみに近所には薬局がオープンしてます。

ホテルに戻る頃には空も大分明るくなっていた。
しかし外灯はまだ点いてたな、安全の為に夜間ずっと点けてるようで。
数年前、夜23時過ぎてもほっつき歩いていたら、キンデルダイクの辺りでパッと暗くなってね~、あの時は恐かった。(汗)
外灯無くちゃ、運河にぼちゃんと落ちてたかもしれん…広い場内、誘導の為にも外灯は点けておいた方が無難なんだろうな。

部屋に戻ったら友人はまだ寝ていた。
お腹空いたんでミッフィーパン食べながら起きるのを待ってたけど、何時までも起きやしねえ。
カーテン全開にしても意地張って寝てる、結局無理矢理起して、朝食会場に行った時には9時近かった。
9時半に闇ツアーの受付が始まるから、それまでに朝飯食べて駆けつけようって言ったのに!
私とは正反対に朝起きられない友人、以前客を無理に起さない事をモットーにしてる旅館に泊った時、友人は10時近くまで寝ていた。
朝8時には部屋の前に待機してる気配を何となく覚れた為、居たたまれない気持ちから布団を剥がして起したもんだ。

それはさて置き朝食会場であるア・クール・ヴェールに行ったら、遅い時間だった為か思ったより混雑してなかった。
或る意味結果オーライ、しかし案内された席は中央、やっぱ結構混雑してたのかもな。



↑毎回同じ様な料理ばっか選び、変り映えしなくて悪いけど(汗)、これが2日目の朝私が食べた物。
長崎蜜柑ジュースにサラダに焼きソーセージにスクランブルエッグに大根と厚揚げの煮物にクルミパンに蜜柑。
焼きと茹で、2種類の調理法でソーセージが置いてあるのが、地味に嬉しかったり。
大根と厚揚げの煮物がとても美味しかった、特に大根、味噌を付けて食べると最高!
やはり冬は大根の煮物が欠かせません。
それと長崎は蜜柑が本当に甘くて美味い。



↑これも最早お約束になってますが(汗)、最後はミルクティーで〆ました。
珈琲用と紅茶用、ミルクをちゃんと揃えてあるのが、何時も嬉しい。

食べ終り部屋に一旦戻って出かける仕度を整えた後、予定通り闇ツアーの申し込みをしに行く。
受付はホテル・アムステルダムから見える位置、泊ってる部屋から飛び降りれば2分もかからないだろう。
けれどオープン間も無い時間に行ったってのに、既に1グループ目は定員いっぱい、10:30出発の2グループ目に回されてしまった。
どんだけ大人気なんだ。(汗)



↑ならば時間までスリラーファンタジーミュージアムで遊んでよ~って事に。
仕切るゲートやトリックアートが設置され、更に賑やかになったホラーストリート。



↑テラスから黒衣の少女が顔を覗かせてたり…以前パレスでお会いしませんでしたっけ?



↑裏通りに回ると壁に覗き穴が造ってあったり…覗くとそこには視力検査表??え~と上左←、その下列右↓、その下列右から2番目↑…視力落ちたな~。



↑更に覗くと………誰?



↑この後吸血鬼に変身します。



↑覗き穴やトリックアート等の仕掛けは面白くて良いと思うんですが、通り中に大音量でかかってる音楽はちょっと…と感じた。
前回訪れた時はホラーテイストなオリジナルミュージックだったのに、今回は普通のポップス(多分AKB48とか)が流れてて雰囲気ぶち壊しだろうと。
ハウステンボスの中だけど、このエリアはフジTVパークなのかも、とは言え佐世保ウィンズの様に、なるべく街の雰囲気に合せて欲しい、音楽かけてるからってあんま呼び込みに効果有るよう感じなかったし。



↑先ずは元カロヨン館「ゴースト・ウエディング」に入館、玄関前にはひょうきんなミイラ男の像が立っていた。
このエリア内のアミューズメントは、とくとくチケットを使っても100円割引になるだけ。
友人曰く「ちっとも得に感じねぇ!」、自分も同感。(笑)
その内チケット対象アミューズメントになるだろうと考えてたら、4/1~そうなるらしい。(まぁその分チケットがさり気無~く値上げしてるけど)
ちっ、そうと知ってりゃ、4/1以降に行ったのに。(笑)
マジな話、アミューズメントは全て、チケット対象にした方が良い。
アミューズメントによって対象だったり非対象だったりすると強く理不尽を感じてしまう。
いっそ全て非対象にするか(つまりチケット廃止)、全て対象にするかのどっちかにして欲しい。
個人的にはクルーザー&バスオンリーの交通パスと、アミューズメント入館含めたオールパスを発行すれば良いんじゃないかと思う。
そしたらアミューズメントに興味無い客、有るけど今日は入館しないわって客は、交通パスだけ求めりゃ良いと判り易く親切だ。

閑話休題、ホラー鐘館については、この記事を。
今回2番目に受ける筈の「鐘を見付ける試練」が無かった。
「試練が多過ぎる」との声でも受けたのかもしれん。
相変わらず芸人のマジックは鮮やかだった、女性の首に剣を刺して観せたり。
「声を出して笑うな驚くな」と始めに注意を受けたのに、友人平気で声出して笑ってたんですが、見逃して貰えました。(笑)
派手に拍手鳴らして驚いたり笑ったりすればアンコールとなるんでしょうか?…試してみたい。
最後の「鐘の音の試練」は運良く私は一発合格、友人は何度も駄目出し食らった。
オチはアレだが私はここ嫌いじゃない、鏡の迷路が特に好き、歩いて廻るお化け屋敷は、やっぱスリル有りますよ。

次に入館したのは新しくオープンしたばかりの「日本の怪談屋敷」、済みません写真は撮り忘れました。(汗)
元はシーボルトが居た当時の出島の資料を展示する館で、ベースはやはりあまり変ってなかった。
1階夕焼けに染まる出島の通りを再現したエリアが、元から非常に寂寥感溢れてて怪談屋敷に合うと思ってたんすが、実際予想以上にぴったりはまってて感心した。(笑)
座敷童子、鬼の影、番町皿屋敷、2階上がって、四谷怪談、耳無し芳一、化け猫等、代表的な日本の怪談を、セットで巧く表現してたと思う。
物凄く恐くはないけど、情緒感じられて私はここ気に入った。
自分らが入館した時は他に誰も居らず、結構ドキドキしたよ。(笑)
途中人間が脅かしに入って来ます。
こういうテイストのお化け屋敷が、ハウステンボスには似合うんじゃないかと、絶叫タイプは富士急に任せとけば良い。
てかセットの出来は富士急より上、あそこ人形には大して金かけてない、あくまで脅かす人の力だ。(富士急ファンの方御免)
最後に登場した怪談の説明書きが有ったのも良かった。
一部定期的に入れ替えて、真面目な日本怪談ミュージアムにして欲しい。
出口近くにアンケート置いてあったんで、「チケット対象にしてくれ」と書いて出して来た、聞き届けられたんだろうか?(笑)
ところで元の館の主だったシーボルト先生やご友人の方々は何処に行ってしまわれたかというと…



↑オルゴール館の横で宴を催してました。
偉人のご客人に対して何たる仕打ち…!しかも「WARNING!」って…祟られるぞ。(笑)
ちなみにシーボルト先生の精巧な人形は、時々パレス美術館に展示されます。



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