瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

2014年、クリスマスには歌を歌おう♪その12

2015年01月01日 17時11分47秒 | クリスマス
ハッピーニューイヤ~~~♪♪
さあ!2015年が幕を開けたわ!(この記事のタイトルは2014年のままだけど)
新年が貴方にとって素晴らしいものでありますように!
去年の12/21から十二夜続けて来たこの「歌おう」シリーズも今夜で最後、クリスマスに観たい映画の大トリは、1964年にウォルト・ディズニー・カンパニーが製作したミュージカル映画――「メリー・ポピンズ」よ!

「ロンドンの桜通りに住むバンクス氏(デイヴィッド・トムリンソン)は銀行家で気難しい性格。
 その妻(グリンス・ジョーンズ)も婦人参政権運動に夢中で、子供達の世話は乳母任せにしていた。
 しかしその子供達ジェーン(カレン・ドートリス)とマイケル(マシュウ・ガーバー)は悪戯好きで、一向に乳母が居つかない。
 この日も乳母が怒ってバンクス家を出てしまい、反省したジェーンとマイケルは自分達が好きになれる乳母なら仲良くすると父親に約束する。
 2人が好きになれる条件とは、明るくて、優しくて、若くて、美しくて、林檎の様なほっぺで、苦い薬を無理矢理呑ませたりしなくて、楽しいゲームを色々知っていて…2人は乳母の条件を書いて父親に見せるも、彼はそれを暖炉に放り込んでしまう。
 しかし破り捨てられた紙片は煙突から空高く飛んで行き、翌朝、不思議な女性が傘で空をフワフワ飛んでやって来た。
 子供の書いた乳母条件書を手に持ちやって来た女性は、対面したバンクス氏にメリー・ポピンズ(ジュリー・アンドリュース)と名乗った。
 彼女は面食らうバンクス氏を気にも留めず、さっさと子供部屋へ行ってジェーンとマイケルに挨拶する。
 2人はメリーポピンズが空から飛んで来たのを目撃していた。
 驚くジェーンとマイケルの前でメリーポピンズは、空の鞄から部屋の調度品を次々出して見せたり、散らかった物を指を鳴らして片付けて見せたりした。
 またその後の散歩ではメリーポピンズの親友である大道芸人、バート(ディック・V・ダイク)が描いた絵の世界に入って、不思議な国の住人達と遊んだりもした。
 自分達の新しい乳母は素敵な魔法使い…ジェーンとマイケルはいっぺんで夢中になる
 メリーポピンズが来て以来、バンクス家の雰囲気は朗らかになり、険悪だった家政婦のエレン(ハーミオン・バドレー)とコックのブリル(リタ・ショウ)は仲直りと良い事尽くめ、だが厳格で規律を重んじるバンクス氏は彼女が気に入らない。
 数日後、堪忍袋の緒が切れたバンクス氏は、メリーポピンズを解雇しようと、彼女に話を申し出るのだが…」

原作はオーストラリア出身のイギリス作家、パメラ・L・トラヴァースが書いた児童文学シリーズ。
主人公の名前は原作では「メアリー・ポピンズ」で、不思議な魔法使いなのは映画と同じだけど、登場人物の性格や物語なんかは全く異なってるの。
映画はあくまでディズニー流に描き直した同名の別作品と考えた方が良いわ。

映画の方は、実写の部を担当したロバート・スティーヴンソンと、アニメーションの部を担当したハミルトン・S・ラスク と、監督が2人居るの。
当時の最新技術を使っての実写とアニメの合成映像は観客を驚かせたわ。
アニメの世界でメリーポピンズとバートと子供達が遊ぶシーンは、今観ても夢溢れる名シーンで、流石はディズニーと唸ってしまう。
サウンド・オブ・ミュージック」に並ぶミュージカル映画の傑作で、ジュリー・アンドリュースの代表作に数えられる、そういえば両作品は共通点が多いわ。
主演がジュリー・アンドリュースな点、ミュージカルな点、厳格な家庭に型破りなヒロインが乳母や家庭教師として住み込む点、頑固に己の教育法を貫き過ぎて情に欠けていた父親が改心する点…数え上げると結構有るわね。
「サウンド・オブ・ミュージック」がアメリカで公開されたのは1965年、ただそれ以前の1959年にミュージカル版が既にアメリカで大人気だった背景を考えると、「メリーポピンズ」はそのオマージュとして作られたのかもしれないわね。
「サウンド・オブ・ミュージック」同様、「メリーポピンズ」も後世に残る名曲を数多く生み出してるわ。
「お砂糖ひとさじで」、「チム・チム・チェリー」、「スーパー・カリフラジリスティック・エクスピアリ・ドゥーシャス」、「2ペンスを鳩に」等、貴方も子供の頃に聴いて好きだったって歌、有るんじゃないかしら?
メリーが好きだったのは「2ペンスを鳩に」、この歌を聴くと心が震えるの。
ジュリー・アンドリュースの澄んだ歌声はもう最高よ!

え?なぁに?「メリーポピンズってクリスマス映画だったっけ?」ですって?
そうね、登場人物達の装いは冬服みたいだけど、桜が咲いてるから春なんじゃないかしら?
でもメリーはこの映画を観るなら今日だと思うの。
何故なら映画のラストに皆で凧を揚げるから、日本の正月の遊びと言えば凧揚げでしょ?
クリスマスは1年で最も愉快に遊ぶ日、うん!上手にオチが着いたわねv
ところでイギリスでも凧を揚げて遊ぶのねえ。

それじゃあ12曲目のクリスマスソングを紹介するわ、「スーパー・カリフラジリスティック・エクスピアリ・ドゥーシャス」!――と言いたい所だけど最後はやっぱりこれよね――「We wish you a merry Christmas(クリスマスおめでとう)」!
旧年の終りから新年の始まりまでお付き合い頂き有難う!
メリーは今夜で元の世界に帰らなくちゃならないけど、クリスマスの声が聞える頃にまた戻って来るわ!…このブログ在る限り。
貴方に幸せなクリスマスと新年が訪れます様に♪



【We wish you a merry Christmas(クリスマスおめでとう)】




英語歌詞)

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
We wish you a merry Christmas and a happy New Year♪

We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪

We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
We wish you a merry Christmas and a happy New Year♪


We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it out here♪

We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it out here♪


We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
We wish you a merry Christmas and a happy New Year♪


We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪

We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
We wish you a merry Christmas and a happy New Year♪

We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it out here♪

We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
・・・So bring it out here♪


訳)

★クリスマスおめでとう
 クリスマスおめでとう
 クリスマスおめでとう
 それと幸せな新年も

★繰返し

※嬉しい頼りが届いたんだ
 貴方に そして皆に
 クリスマスのお祝いだよ
 それと幸せな新年も

☆早く食べたい いちじくプディング
 早く食べたい いちじくプディング
 早く食べたい いちじくプディング
 もう待ちきれないよ

☆繰返し

※繰返し

▲此処に居るよ
 此処に居るよ
 此処に居るよ
 一緒に食べよう

▲繰返し

★繰返し(×2)

※繰返し

☆繰返し(×2)

※繰返し

▲繰返し(×2)



…新年明けましておめでとう御座います、びょりです。
旧年中は殆どサボっていて、今年もサボり気味になると思いますが(汗)、どうか宜しくお願い致します。
毎度、歌はようつべをご参考頂くとして。(こればっか)

今回メリーさんが紹介した映画は「十戒」、「サウンド・オブ・ミュージック」、「天地創造」、そしてこの「メリーポピンズ」と、掟破りが多かったですね。(笑)
まあファンタジーぽかったり、キリスト教的世界観だったり、ミュージカルだったりする映画は、クリスマスの「ク」の字も話の中で出なくとも、クリスマスのイメージに合うと思います。
クリスマスのシーンがチラッとでも出る映画というなら、話題のハリーポッターもそこに含まれるね。
結論を言うならクリスマスを愛してる人は多い、キリスト教徒でなくとも、子供の頃に楽しいイメージを刷り込まれた人は多いでしょう。
それをキリスト教徒による洗脳と眉を顰める人も居るでしょうが、まあいいじゃないですか楽しめるのなら、本来は冬至のお祭りだったと考えれば気にならない。(笑)

今回の写真は去年のクリスマスシーズン中、東京丸の内シティに飾られたクリスマスデコレーション。
去年のクリスマスもやってました、東京丸の内シティとディズニーのコラボ、前回よりも更に規模を拡大させて。
家族連れの観光客でごった返してましたよ。
上の写真はオアゾビルに飾ってあったディズニーツリー。
ツリー天辺が星でなくミッキーフェイス。

  

他に丸の内ブリックスエリアにはアリスツリー、丸ビルには今をときめくアナ雪ワールドが展開していました。

  

アナ雪人気が凄まじくて、コーナー区切り、撮影希望者には整理券配ってた程。
整理券取る為に行列するのが嫌な人は、3階からの撮影が許されてたので、私もそこから撮りました。
黒山の人だかりが御覧頂けるでしょうか?
中に入るのを諦め、窓の外で記念撮影してた家族まで居ましたよ。
アナ恐ろしや、アナ雪人気!

ジャックされたブログのタイトルは、今回のクリスマスもやって来て記事埋めてくれたメリーさんに敬意を表し、十二夜が明けてからに致します。
それまでまたゴボゴボ潜らせて頂くという事で…皆様お元気に過ごされてください。(汗)
コメント
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