…先に伝えておきます。
今から報告する内容は
2012年12月2日に長崎を訪れた時のものです。
つまり今より
約4年前の旅レポ…4年も前の事をよく覚えていて書けるなあと呆れます?
実は写真等は旅行から帰って直ぐにブログに貼って、記事の粗方の構成は整えてあったんです。
その事を綺麗さっぱり忘れていたから、久し振りにブログの下書き頁を開けてみて、自分自身驚いてしまったという間抜けな話。(汗)
詳細については備忘録を頼りに書き足してるのですが…自分、字がかなり下手なもんで、毎回暗号を解読する気分で記事を書いております。
そんな楽屋裏はさておき(汗)、
前回の続きで御座います。
アートガーデンから、ビネンスタッド地区のアレキサンダー広場へ、てくてく歩いて移動。
2017年現在は
仮面舞踏会が開催される場所として、入場に別途料金かかるとの噂を聞いたアレキサンダー広場、2012年冬に私らが行った時は、まだパスのみで入場フリーでした。
てえか今も仮面舞踏会開催されてない時間はパスで通行自由なんですよね?
そこまで阿漕な真似してるとは思いたくない。(汗)
私らが訪れた時以上に広場は美しくなったとの話だけど、通行不自由じゃあねえ…。
↑総合インフォメーションの左隣、かつて「
デザイナーズストリート」と呼ばれた店の並びには、港の花屋だった「キューケンホフ」と、ビネンスタッド地区の回転木馬側で営業していた花雑貨店「アンジェリケ」がテナント入り、「フラワーズストリート」を新たに形成しておりました。
思い起こせば2012年頃から区画整理は始まっていたのだな。
この時はまだ移転したばかりなせいか、品数少なく寂しい印象持ったけど、今ではきっと花が咲いた様に美しい通りになってる事を願う。
てゆーかまた移転してたりして…?(汗)
区画整理を行う事自体に不満は有りません、寧ろ移転した方が~って店は頭に多く浮かぶ。
ビネンスタッド地区に在る「パサージュ」前まで歩いて来た所で、母と一旦別れて別行動を取る事にしました。
ちなみに「パサージュ」とは、ファッション関連の店が主に集合するショッピングモール。(2017年現在はヘルス関連の施設も有。)
日常的に使える服飾品が揃っているので結構有り難い…過去には場内を歩いていて靴を駄目にしてしまいお世話になりました。
煉瓦や石畳が敷いてあるハウステンボスの道は靴を痛め易い。
地味に靴を売る店舗が多いのも、需要が少なくないからだと思う。
↑ショーウィンドウの可憐な薔薇ツリーに惹かれて入った「ローズテラス」。(記事一番上の写真が薔薇ツリー)
花をモチーフにした雑貨を扱う、華やかな雑貨屋さん。
特に薔薇グッズが豊富で、店内には薔薇の芳しい香りが立ち籠めている。
雑貨以外にも、香りの良さで知られる品種、「ダマスクローズ(正式な品種名はロサ・ダマスケナ)」を加工したジュースやジャムやシャンパンなんかも置いてあります。
19世紀にフランス宮廷で活躍した銅版画家、ピエール・ジョゼフ・ルドゥーテの薔薇の絵をモチーフにした雑貨も有。
更に「不思議の国のアリス」雑貨コーナーも設置されていた。
最近そこかしこで見掛ける「不思議の国のアリス」ブランド、ハウステンボスにも進出中。
サイトで確認したら2017年現在も「ローズテラス」は営業中なもよう。
↑花雑貨店の隣には文具店が入っていました。
輸入文具を主に扱う「Pencils」と言う名前の文房具屋さん。
以前からハウステンボスにも文具店が有ったら嬉しいと思ってたんですよ~。
旅先で文具って割りと需要有る筈。
猫と林檎のクリップが可愛かったんで買ってしまった。
サイトで確認したかぎり、こちらも2017年現在まで、場所を変える事無く在るもよう。
文具だけでなく靴も置いてるようで…趣味系の書籍なんかも有ったら嬉しい。
↑パサージュ内を適当に覗いて、その後はアレキサンダー広場のクリスマスマーケットを観に行きました。
20軒の屋台が軒を並べて営業している様は、観ているだけでも楽しくなる。
いや何か買おうとも思ったけど(汗)、この後アンカーズラウンジで母と待ち合わせ、お茶を飲む予定だったんで、飲食物は控えざるを得なかった。
然りとて飲食系以外の物を買うと荷物になって煩わしい…結局マーケットでは何も買わずに終わりました。
大道芸人のお姉さんがマーケットでお手玉してるのを観ただけ。
夜には列を成してた飲食系屋台も、昼の内はまだ閑古鳥が鳴いていました。
↑クリスマスマーケットにどんな店が有ったかは、
こちらの記事を御覧ください。
欧州への憧れが強い日本人をターゲットに、最近は日本国内の観光地でも、クリスマスマーケットが数多く立つ様になりました。
とは言えそこは日本の観光地で、周囲の街並みから浮いてしまいがち。
中世ヨーロッパの街並みを再現したハウステンボスだからこそ、クリスマスマーケットが周囲の環境に溶け込むのだと思う。
アレキサンダー広場を抜けて更に場内奥へ、大村湾を見渡せる港エリア、スパーケンブルグまで移動。
↑見る度に溜め息吐きたくなる眺め…有料と無料のゾーンを分かつ境で、私は「関所」と呼んでいる。
その隣ではレンタサイクル「フィッツ」の2号店が営業していました。
私らが訪れた時はスパーケンブルグとフォレストパークのみ無料ゾーンに指定されてい、港から有料ゾーンに入る場合はここでチケット(パス)を見せて通る仕組みだった。
チケット持たずに来た人用に売場も設けてある。
2017年現在はどうなってるか
サイトで確認した所、スパーケンブルグもフォレストパークも入場有料化して、通常で大人1,000円、子供は500円払うみたいですね。
…もう関所で分ける必要性薄いじゃん。(呆)
地区を跨ぐ度に入場料払わせるやり方は印象悪いし、邪魔なゲートを置いて景観も悪くしてる。
それなら開園した時みたいに☆貨幣制度を復活させて、飲食や体験する毎に料金分の☆を払う仕組みの方が洒落てる。
フリーパスと、カナルクルーザー&場内バスがフリーになるパスは値上げしても良いから残して、その代わり「但しこの場合は除く」みたいな狭苦しい制限はかけない。
今のハウステンボスの料金体系は凄く解り難い。
パスポート持ってても別料金取られ捲りって、何の為の「パスポート」かと思うよ。
↑思わず熱く語ってしまった(汗)…2012年時の話に戻ります。
てゆーか2017年と2012年の話を頻繁にクロスさせて御免なさい。(汗)
海が広がるスパーケンブルグから、英国の湖水地方の様な美しい眺めのフォレストパークに移動。
既に紅葉の時季は過ぎ、冬枯れの景色に変わっていたけど、これはこれで趣感じられる。
湖を取り巻く様に建つフォレストヴィラコテージの各戸には、今年もクリスマスリースが飾られていました。
残念だったのはローランシェフが大事にしていた
畑が、すっかり荒れ果てていた事。
あの日フォレストガーデンで一人せっせと花の種を集めていたスタッフさんは辞めてしまわれたのだろうか………?(哀)
傷心に浸っていたら母との待ち合わせ時刻が迫っていた。
急いで待ち合わせ場所のホテルヨーロッパに向かう。
↑レンブラントホール拡張したんですね~。
「レンブラントホール」とはホテルヨーロッパ館内に有る大ホール。
催事場として利用され、ホール名の通り、レンブラントの巨大な複製画が飾られています。
2017年2/25(土)にはこんな催し物を行うそうな。→http://www.huistenbosch.co.jp/event/wine-fair/sp/
2017年現在の
レストラン情報を確認すると、サンルームの様な造りの喫茶室「レンブラントサロン」が、ホテル内の飲食施設に加わったみたいで。
何時も営業しているわけではないようですが、ここは何時か行ってみたいです。
↑14:30に母と待ち合わせを約束していた、ホテルヨーロッパ内の喫茶ラウンジ、「アンカーズラウンジ」に到着。
帰る前にここでお茶を飲むのが、ハウステンボスでのマイ・ルール。
ラウンジの窓の向こうには内海が広がっている。
ホテルヨーロッパ宿泊者はカナルクルーザーに乗って、ホテルのポンツーン(船着き場)から入り、チェックイン出来るのです。
勿論カナルクルーザーは帰りにも利用出来る。
2017年現在は長崎空港から無料でバスの送迎もして貰えるとか。(要予約)
詳細はホテルの
サイトにて御確認ください。
どんどん拡大するホテルヨーロッパ宿泊者の特権、その分宿泊料金もどんどん値上がりしてってるけど、格を上げるのは悪くないように思う。
母は私が到着した後からやって来ました。
ラウンジはどうやら客を迎える準備をしていた所で、テーブルにはまだ花が飾られてなく、私らが席に着いた後で、店員さんが花と蝋燭を各テーブルにセッティングして回ってた。
チェックインを受け付ける15時を回った所で、ラウンジにて外国人ピアニストがピアノ演奏を開始。
そこへカナルクルーザーが内海の船着き場に到着、大勢の客が降りてホテルに入って来ました。
月曜という事でやはり一昨日昨日よりは客少なく感じたけど。
成る程こうしてお客様を出迎えるのだな~って、母と一緒にラウンジからロビーの様子を眺めてました。
20分位経ってからヴァイオリニストも登場。
写ってないけどピアニストの隣にヴァイオリニストが立って、一緒に素敵な演奏を聴かせてくれました。(撮影したんだけど失敗してしまった…)
↑そんな優雅な競演の一時に注文したのが、このクリスマスケーキと紅茶のセット。
この淡い花柄の茶器で紅茶を頂くのも久し振りです。
ここの紅茶用ミルクは温めて泡立ててあるのが嬉しい。
ケーキはクリスマスの定番ブッシュ・ド・ノエルとシュトレンでした。
赤い苺ソースの一滴がアクセントになってます。
今まで色んな店のシュトレン食べて来たけど、ここのが一番しっとりしていて美味しい。
他所の店で食べたのは大抵外側がカチカチに固かったんで。
ブッシュ・ド・ノエルは外側がホワイトチョコ&レアチーズ味、中がブルーベリーのムース&ゼリーになってた記憶、甘さと酸っぱさのバランスがとても良かった。
ちなみに母も同じ物を注文しました。(飲み物は珈琲)
お茶した後は再び母と別れて近所を散策、帰りは16:40の高速船を予約してあるので、時間的に行ける範囲は狭まってる。
↑そんなわけでごく近場のパレスハウステンボスへ続く坂道の途中まで上ってみた。
坂を下った先がホテルヨーロッパです。
秋は紅葉のベストスポットですが、訪れた時は残念ながらほぼ散っていました。
しかしフォレストガーデン同様、冬枯れの景色もまた良し。
もう紫陽花祭の準備をしていたのにはびっくり。
毎年パレス坂を中心に紫陽花祭が開催されますが、こんなに早くから準備するんですね。(紫陽花祭→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hydrangea/sp/)
↑母との約束の時間が近付いたんで、マリンターミナル側まで行ったら、地元陶磁器&地酒専門店ゼーランドが復活していた!
まだ置いてる品は少なかったけど、好きだった店が再び営業を開始したのは嬉しいニュース。
2017年現在サイトで確認したところ、ゼーランドは「海鮮と陶器の城」と店名を変え、有田焼各社の陶磁器や、地元蔵元の酒を売る店として営業中の様子……何にでも城付けりゃ良いってもんじゃねえ!と思わなくもないが(笑)、以前の姿で帰って来てくれて本当に良かった。
2012年以降訪れてないから以前と変わりないか実際には解らないけど。
16:10頃、長崎空港とハウステンボス間を往復する高速船発着所「マリンターミナル」に入る。
中は前回来た時と多少様変わりしていました。
土産を売るスペースが拡大していた、以前はタンテ・アニーの売り子さんしか居なかったのに。
テーブルセットが置かれてるスペースが有った。
帰り客もトイレ使える様にリニューアルされていたのが最も有り難かった。
以前はターミナル内にトイレが有っても、入場客しか使用出来ない構造になってたのです。
だから帰りはターミナル外のトイレを使用するしかなかった…直ぐ側に有るのに~と不便に思いながら。
お客さん結構居たし、居心地良いスペースに生まれ変わってくれて助かったです。
母は大分遅れて時間ギリギリにターミナルへ入って来た。
間に合わないかと冷や冷やしたじゃないか!
荷物送った分だけ物が増えてたのは、何時もの事と言うか…。
寄った店を訊いたら自分が行った所とあんまり変わらず、親子だなあと感じたしだい。
マリンターミナルで、平戸観光ツアーにて御一緒した方と再会するという偶然にも出くわした。
こちらと同じ2泊3日の旅行で、同じ高速船を予約してたそうな。
旅は道連れで御座います。
↑偶然と言えば高速船に乗る直前に、水陸両用バスが海を走って来る所に出くわした。
写真では確認出来ないでしょうが、車体にワンピースのキャラが描いてあります。
街から大村湾を駆け抜ける水陸両用観光バスに乗っての「ダックツアー」は、料金の高さが理由で躊躇しており未だ乗ってません。
だって富士山付近で同じダックツアーやってるけど、ここの料金よりずっと安い…。
大人2,500円、子供でも1,800円はボリ過ぎに思う。
ちなみに車体に描かれたワンピースキャラは、今は消されてます。
一時はニュースタッドにワンピースのアトラクション施設が出来たくらいなのにねえ…訪れた頃は夜のニュースタッドに大音量でワンピースの主題歌がかかってましたよ。(笑)
↑高速船の窓から眺めたサウザンドサニー号。
高速船が陸から離れるにつれ、遠ざかってく姿が寂しく映る。
サウザンドサニー号も今は無いです。
ハウステンボスを離れて以降は、H.I.S関わりでラグーナテンボスにて営業してたりするようで。
新遊覧船のデザインが正直安っぽい…。(汗)
熊本地震の煽り食って来場者激減したそうだけど、サニー号無くしたのも結構響いてると思うよ。
V字回復出来た諸々の理由の1つに、ワンピ人気に乗っかったってのも有ったかと。
観光丸も無くなったし、魅力的な乗り物が段々減ってくなあ…。
ワンピースは好きな漫画だから、この件で思う事色々有る…完全に愚痴になるから言わんでおくけど。
午後から広がった雲は夕陽を隠し、日没の瞬間は観られず終わりました。
帰りの高速船は大村湾の静かな波の上を進み、約45分程で長崎空港に到着。
綺麗な夕焼け空の下、船着き場で釣りをしている人が居ました。
その後は18:50発の東京行きANAジェットに搭乗、予定通り離陸した機内は空いていて席が選び放題だった。
羽田空港到着後に乗ったモノレールは「ポケモン」のラッピング、なのに撮影出来なかったのが心残り……【完】と言いたい所だけど後1回続きます。
【
続】