瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

そんじゃ行って来ます!

2007年11月30日 22時17分05秒 | ただいまおかえり(雑記)
1泊2日の短い夢物語ですが、日頃のストレス解消して来ま~す♪
そうそう、おやつに鯛焼きを用意しときました…良かったら食べて待ってて下さいましv(↑)

お土産はチーズケーキとバームクーヘンで良いかな?

ではでは!
向うでお会いする予定の方は宜しくです!(礼)
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アニメ感想~クリィミーマミその2~

2007年11月28日 21時53分42秒 | 漫画&アニメ
肝心のアンテナ切れちゃってますが…ってか首輪、公式サイトで見たら赤でした。(汗)↑


その1の続きです。



・第12話 スタジオは大停電! 脚本○ 演出○ 作画△ 総合○

――台風近付く中、マミのCMを撮影する為訪れたグレートスタジオには、幽霊が出るという噂が流れていた――

…予告観た時はもっとオドロオドロシイ話かと想像してたんすが、実際にはお約束的コメディでした。恐い話好きな人間としちゃ、ちょいとがっかりした記憶が有る。いや面白かったけどね。めぐみさんのカントリースタイルが可愛い。しかし車と梅干の差はデカイ…怒るのは当然でしょう。(笑)車内だからってんで、控え目なアクションで変身するとは芸が細かい。所で俊夫君…熱意は解るが撮影所に無断で侵入する行為は犯罪だと思うぜ。(笑)これに限らず…誰か叱ってやって下さい。(笑)


★第13話 鏡のむこうのマミ 脚本△ 演出○ 作画○ 総合○

――遊園地のショーに出演する為、ミラーハウスの中で変身した優。しかし鏡に囲まれた中魔法を使った事で、もう1人のマミが現れてしまう。鏡の中から現われたマミは、周囲を困らせる様なスキャンダラスな真似ばかりする。立花社長が好きだと記者達の前で発言したり、セクシーな写真を公開したり…。ミラーハウスで変身した事により、マミのドッペルゲンガーが生れたのだと気付いたネガは、優へサイン会に現れずこっそり見張ってるよう忠告する。ネガの読み通りサイン会に現われる鏡のマミ。その前に立塞がる本物のマミ(優)。ファンの前で2人のマミが激突する――

…つまりスタッフがマミのお色気シーンを描きたくて作った回って事ですね!?(笑)アニメーターが気合を篭めて描いたと思しき、危ういセクシーショットに目を凝らせ。(ビキニの紐を外して「うっふんv」なポーズが私は好きだ)(笑)「俺…女の子が信じられなくなった…!」と落込む俊夫君が、如何にもファンって感じします。そりゃ~ショックだよなぁ、憧れのアイドルがそんな仕事しちゃ…。

ポジ「優ちゃん、こんな仕事したっけ?」
優 「する訳無いでしょ!!!」(←赤面しつつ)

このシーンには笑った。(笑)

この回に出たマミのサイン…子供の頃、書くの練習しました。(恥)
字体が可愛く思えたもんでね~。(照笑)


★第14話 私のMr.ドリーム 脚本○ 演出○ 作画○ 総合○

――10年に1度、地球に近付く大型彗星『ドリームコメット』。

「ドリームコメットには『Mr.ドリーム』と言う名の紳士が住んでいて、色々な星の子供達に夢をプレゼントして回っている」

幼い頃に父親から聞いた御伽噺を、優はずっと信じ続けていた。
その『ドリームコメット』が地球に近付く…きっと自分の所に来てくれるに違いない。
はしゃぐ優を、しかし俊夫は子供だと笑うばかり。
怒った優は、Mr.ドリームの存在を証明してやろうと、寝ないで待つのだが――

…(好みの問題は置いといて)こういう「イイ話」系を書かせたら、島田満おぜう様の右に出る人間は居ない(かも)。加えて望月氏のテンポ好い演出と、後藤氏の美しい作画…文句無しに傑作でしょう。秘密のパーティも楽しいけど、舞踏会のシーンがとても幻想的。透明人間の楽団が雰囲気出してます。

同じファンタジーを描いてるにしても、モモはメルヘン、マミはシュールなんですよね。
モモの場合「幻想の世界は人間の世界と同次元に在る」んだけど、マミの場合「次元を異にして隣り合ってる」みたいな。
「秘密のパーティに向う優達を追い、俊夫が着いたのは、無人の駐車場だった」…というシーンを観てて感じた事でした。

シンデレラのドレスを纏った優が可愛い。
マミが出ないのは、子供の頃残念に感じたけど…。
それにしてもパルテノンプロのセキュリティは大丈夫なのか?
簡単に侵入されるようじゃ不味いだろう。(汗)


・第15話 虹色の天使 脚本△ 演出△ 作画△ 総合△

子供番組らしからぬ、物凄いマニアックな話でした。(笑)別にマミに変身する必要無かったと思うんだが…。魔法ステッキでチャンチャンバラバラやるシーンには笑ってしまった。アイドルにそんな事させて良いのか?(汗)「深夜人家に人気アイドル侵入、物の怪とチャンバラごっこ」なんてスキャンダル記事を書かれたらどうすんだ。最終回を観ると、妖精ビーノは吉野のおじさん宅で仲良く暮してるらしい…なんて良い人なんだ、吉野のおじさん。流石は元平和の妖精である。


・第16話 海に消えたメモリー 脚本△ 演出△ 作画△ 総合△

フィンランド国王の皇太子だったなんて、観ただけじゃ解らんかったわい。(日本人じゃなかったんですか…)

「15歳になったら王位を継がなくてはならず…それで彼は6年前、優を王妃にする誓いをイルカ像に刻んだのだった。」

…へ~~、そんな思惑が……。
公式サイトに有る粗筋を読んで知った新事実。
最近ネットで視聴したんですが…そこまでの説明は出んかったぞ。(笑)


・第17話 時のねむる森 脚本× 演出△ 作画○ 総合△

…「絵を上手く描ける森」というのには憧れるが、オチが戴けない。あれだけ必死に連れて帰ろうとした優なのに、「彼女は向うで生れ変ったのだ」とラストであっさり諦めるっつうのが理解出来ない。一体この回は何が言いたかったのだろう…?(汗)


・第18話 ざしきわらしの冒険 脚本△ 演出○ 作画△ 総合○

――番組収録の為TV局に出かけた優は、そこでザシキワラシと出会い、意気投合したのでした。

…ザシキワラシと言うより、『うる星』のアメフラシにキャラデザが似ている。(笑)(ちなみに元デザインは、もちっと可愛い感じだったらしい)こういう「TV局内で騒ぎを起して、番組をしっちゃかめっちゃかに荒してく」というパターンの元祖は、もしかしてマミだろうか?(だとしたら偉大な功績)後にママ4やケロロでも似た様な話をやっていたと記憶している。


★第19話 マミの一番長い日 脚本○ 演出○ 作画△ 総合○

――クリィミーマミの新曲キャンペーンコンサートが開催される日…しかし木所はCF撮りの日と間違えて、マミを新島へ連れて行ってしまった。立花に怒鳴られ慌てて帰ろうとするも、乗って来たセスナは帰ってしまった。運良く途中で巡業に使われてたキャンペーンカーに乗り、マミと木所は東京へ急ぐ。しかし渋滞を避けようと入った山道に迷った末、キャンペーンカーは崖から落ちて大破。それでも箱根迄なんとか着いた2人。だが災難は果てしなく続くもの…マミは箱根芦ノ湖遊覧船に誤って乗り込んでしまい、木所と離れ離れになってしまう。果たしてマミは無事コンサートに間に合うのか!?

息吐く間も無く襲い来る災難劇が面白い!!
乗り物繋ぎで進む展開は、さながら西村サスペンスの世界。
演出より作画より、今回は脚本の力を感じた。
担当したのは伊藤和典氏&満おぜう様。
テンポの良い展開からは伊藤氏のカラー、めぐみさんを始め皆が妙に良い人に描かれてるトコからはおぜう様のカラーを感じる。(笑)

8話で派手派手しく登場したステージカーが、あっさり大破しちゃったのには度肝を抜かれた。
…当初「モモに似てる」とファンから叩かれたアイテムが、どんどん変更してくのは面白い。(優のブーツ型靴下、ステージカー、そしてクリィミーステッキ)(笑)

芸能人のクセして持ち歌がやたら少ないマミ…だがしかし、彼女はまだ良い。
めぐみさんなんか「ラストキッスでGOOD LUCK!」1曲のみだもんなぁ。
1年間それだけで持ち堪えるんだから凄いよ。(笑)

放映したばかりの頃は着た切り雀だったマミですが、この回からバラエティ溢れるステージ衣装を纏うようになりました。


★第20話 危険なおくりもの! 脚本△ 演出○ 作画○ 総合○

――ファンレターの整理をしていた木所は、ファンからマミ宛に届いた指輪を興味半分に嵌め、取れなくなってしまって焦る。実はその指輪は、トンガリ王国が代々生贄の儀式に使用しているという恐ろしい物だった。指輪を狙って来日する呪術師とその部下達…マミと木所達に危険が迫る…!

脚本に無理を感じなくも無い…のだが…。(特に終盤は正直意味解らん)
それを補って余り有る望月演出&後藤作画の良さ。
ネタバレして御免だが、オチで消えた御婆は、最終回に向けて復活する。
当時はそんな設定考えてなく…終盤になって思い付いた咄嗟のアイディアだったんだろうな~。(笑)
レコーディング場面がノリ好くってナイス♪
数有るマミ変身シーンの中でも、この回に登場したものが、自分はいっちゃん好きだったり。


・第21話 かわいい恋のパーティ 脚本△ 演出△ 作画○ 総合○

…誤解するより先に、不審を抱くと思うのだが…。(笑)
めぐみさんの姦計も行き当たりばったりに感じられたし…少し脚本の強引さが目立ちました。
甘いラブストーリーが好きなら、面白く観られるかもしんない。



…前半はモモよろしくファンタジー話が多かったマミ。
しかし後半に進むとその傾向は薄まります。
これはアレだ…人気アイドルで在るマミがファンタジー世界に居ると、浮いちゃうからだろう。(笑)
アイドルになる魔法って、表現が制限されてしまい、微妙かも。
メイン脚本家の伊藤氏としては、ファンタジーをもっと書きたかったらしいのですがね~。



【続】
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アニメ感想~クリィミーマミその1~

2007年11月25日 12時59分57秒 | 漫画&アニメ
こうして見ると、優って『うる星』のテンちゃんに似てるよな…。   ↑



前回言った通り、『うる星』の時同様、独断と偏見による『クリィミーマミ』お奨めエピソードを紹介。
…つっても『うる星』程詳しい資料なんかは持ってないので、あくまでさらっと行きたいと思います。(予定)
↓で書いてる内、お奨めエピソードについては、簡単な粗筋と共に、3行以上の感想を述べてます。
逆に1~2行で終ってる回は、自分的にあんまお奨めじゃない…でもマミの場合、話の全く通らん駄作は無い気がします。
『うる星』の特に終盤は、お話にもなってない酷い回が多かったもんなぁ…。(汗)

毎度何様で偉そう(済みません)な評価マークは、○=良い、△=普通、×=悪い…って意味。
更に★付エピソードは「特薦」という意味で御座います。




・第1話 フェザースターの舟 脚本△ 演出△ 作画△ 総合△

…記念すべき第1話ですが、脚本・演出・作画全てに渡り、慣れてない部分が目に付きました。ぶっちゃけこの回外して2話から観ても、話は理解出来たり。(汗)だからと言って、これを飛ばし最終回を観ると繋がらない…困ったもんです。白バイ警官(乗ってるのは白バイでないけど)との追い駆けっこシーンは余計で、テンポを悪くしてるだけな気がします。優が幻想の世界を冒険するシーンも、脚本家が書きたかった意図は解るけど、話引伸ばしてる様に感じられなくも無い。
太田氏の棒読み超音波ボイスは、聴いてるだけで脳に来るし。
…△付けてるけど、出来はあまし宜しくない回です。(失礼)

「唇の上の窪みは、生れた時『フェザースターの秘密は内緒だよ!』と、妖精が指を置いて誓わせた跡」なる話は、巧い事作るな~と唸っちゃったけどね。
かなり力入ってる変身シーンは記念すべき初だからか。
魔法道具の使い方に悩んだりと、かつての魔女っ子ものには観られなかったリアリズムを感じました。
てゆーか魔法の表現が何処となくSFしてる点に、スタッフの趣味心が覗ける様な…。(笑)


★第2話 スター誕生! 脚本○ 演出○ 作画○ 総合○

――ピノピノから貰った魔法を早速試してみる優。
両親や幼馴染の俊夫…誰も自分とは気が付かないのがおかしくてたまらない。
変身した姿のまま新宿迄遊びに来た所、所属してる人気歌手『綾瀬めぐみ』がTV本番直前に間に合わず、頭を抱えていたパルテノンプロの若社長『立花慎吾』に偶然出くわす。
一目見てスター性を見抜いた立花は、優を強引にも穴埋めゲストとして、番組に出演させてしまうのだった――

…第1話と打って変わってテンポの良い回。作画も『うる星』で人気を呼んだ天才アニメーター高橋資祐氏が担当している為、非常に可愛らしい。珍しくもタレ目のマミが愛くるしいのですv子供が変身魔法を手に入れて、先ず最初にやる事が「親をからかって遊ぶ」っつう点に、リアリティを感じた。(笑)

ポジ&ネガの台詞が良い味出してる。

ネガ「何で目覚ましてたのに付いてかなかったんだよ!?」
ポジ「あんたなんか目覚めもせず眠りこけてたじゃない。」
ネガ「起せばいいだろ~!?それを2度寝するとは何事だ!!」
ポジ「あんたも2度寝したかった?」

ポジ「もう帰りましょうよ~」
優 「もうちょっと!」
ネガ「『もうちょっと』以外の台詞忘れちまったって!」

…台詞はうろ覚えですが…名前通りネガティブな皮肉屋『ネガ』と、おっとり呑気なポジティブ『ポジ』の個性が、2話目にして発揮しており楽しい。

そしてディレクター『星井守』登場。
モデルはアニメファンなら一見して解る、名物監督『押井守』氏です。(愛されてるな~)(笑)
当初名前の出ない脇役で終る予定だった彼ですが、この後レギュラーへと成長する事に…。(笑)

所で「優は変身する以外、大した魔法を持ってない」設定だった筈だが…時を止める魔法は「大した魔法じゃない」のだろうか…?
後『クリィミー』は実家の店名から来たとして…『マミ』は何処から思い付いたのだろう??


・第3話 デビュー!デビュー! 脚本○ 演出○ 作画△ 総合○

星井「見付るかな?」
立花「スターは何処に居ても目立つもの…必ず見付るさ!」

――なぞと前回格好良い台詞言っといて、ちっともマミを見付けられず途方に暮れる立花さん。

そこに天の助けか、目撃情報がもたらされる。
情報提供者は優の幼馴染『大伴俊夫』。

優としちゃ、TVに出るのはもう御免。
だって俊夫が変身した自分に惚れてしまい、何となく面白くないから。
なのにどうしてアイドル『クリィミーマミ』として活躍する破目になったか…そこは観た時のお楽しみに残しておきます。(笑)

お約束の「ビンタ」、この回で初登場。(笑)
どうやらめぐみさんは、スタッフに最も愛されていたキャラらしく。


…第1~3話迄の回は、出来不出来は抜きにして観とかないと、最終回に繋がりません。
そういう意味では要必見。
 

・第4話 スクランブル・トップテン 脚本△ 演出○ 作画△ 総合△

――デビュー後、一躍人気アイドルになった『クリィミーマミ』。とうとう『ザ・トップテン』に出演する事が決定した。所がコンパクトを落としてしまって、さぁ大変!!

…マミのコンセプトの1つに、「簡単には変身させない」というのが有ったらしく、この回はそれを初めて発動させた回じゃないかと。観ていて「間に合うのか!?間に合うのかー!??」と、最後までハラハラし通しだった。望月智充氏の演出力は、本当に素晴しいと思う。ただ普通の子供が観覧車登って取りに行くっつうのに、多少の無理が有る様な…。(汗)『ザ・トップテン』がネタに登場する辺り、時代を感じる。(笑)伝説のカウントダウン番組『ザ・ベストテン』――当時はこれに出演する事が、人気アイドルのステータスだったのです。「面堂了子」・「横須賀金蝿」等、多数出演するお遊びキャラにも注目。自転車2人乗りする俊夫&優は、年食った今観ると微笑ましい…。


・第5話 あぶない!?マミの秘密! 脚本△ 演出△ 作画× 総合△

…放火魔は必ず事件現場に現れると言いますからな~。(笑)めぐみさん、貴女の推理は正しい。てゆーか何故他の皆は気が付かないんだ!?(笑)


・第6話 伝説の雄鹿 脚本△ 演出△ 作画△ 総合△

…10歳のクセしてその妄想はマセ過ぎだと思うのだが、貴方どう思いますー?(って聞かれても困るだろうが…)(笑)あまりに凄い優の妄想シーンが全てを持って行ってしまい、内容殆ど忘れちまう様な回でした。(笑)敢えて言うなら、この回で出て来た「物と仲良くなれる魔法」は、後に活かされたのか活かされなかったのか、結局曖昧なまま終った気がするのだが…。


・第7話 大親分に花束を! 脚本○ 演出○ 作画△ 総合○

…パパラッチ『スネーク・ジョー』初登場の回。悪役ゲストとして登場した彼が、この後準レギュラー化すると、この時一体何人のファンが読んでいただろうか??(笑)…単純に悪役で終らせない辺りが偉い。てゆーか本人的には仕事な訳だし。キャラ描写の深さもマミの魅力でした。

この回に話を戻して――ツンデレな立花社長が良いな~と。

『俺はあいつ(木所)の様に素直に感動して泣いてやれんが…頑張れよ、少年…!』と心中で呟くシーンには、ほんのり感動させて貰った。

作画△付けましたが、悪くはないです。作画監督の高橋信也氏は、『アッコちゃん』や『魔法のマコちゃん』等、東映時代の魔女っ子作品の作画を長く担当して来た伝説のアニメーター。昔は「美少女描かせるなら彼」と言われた程、可愛い絵に定評の有った方でした。


★第8話 渚のミラクルデュエット 脚本△ 演出○ 作画○ 総合○

――磯浜ビーチでマミ&めぐみのジョイントコンサートを企画した立花。
しかし2泊3日の予定と聞いて優は悩む。
実は間の悪い事に、「夏休み中は何処にも行かず、家の手伝いに励む」と両親に宣言してしまったのだ。(TVの仕事が有るから、旅行なんて行ってられないと考えた為)
仕方なく両親に駄々をこね、磯浜ビーチへ連れて行って貰う事になった優。
コンサートの夜、めぐみはマミを困らせようと素人デュエットを企み、相手に優を指名した。
驚く優だが、スモークにマミのビデオ映像を映し出して、デュエットを無事に歌いこなすのだった。

…マミ全話の中でも、傑作中の傑作じゃないかと。
オチの部分に多少の無理を感じるんですが、演出と作画の良さが救ってくれている。
凝った構図と小気味好いテンポは望月演出の特徴。
変身後、電話ボックスの割れた窓硝子が元に戻るシーンや、カーチェイスシーン等々、見所はふんだんです。

最も印象に残ったのが…恐らくこれも望月氏が後で加筆した台詞だと思うんですが……

「優!父さん達を甘く見るんじゃない!
 お前は考え違いをしているぞ…泣けば自分の意見が通ると思うな!
 泣くのは暴力と同じだ!

…という父ちゃんが優に言った台詞。
泣いて駄々こねて磯浜に連れてって貰う作戦に出た優は、この一言で黙ってしまう訳ですが。(でも結局連れてってくれる所に、親の甘さを感じられて微笑ましい)

この台詞には惚れた!
以来、優の父ちゃんのファンになりましたもん。(笑)

人前で泣いて見せる人間は卑怯だと思う。
相手を巧妙に悪役に仕立てようって意図が気に食わん。
悲しいのは泣いてる人間だけじゃないかもしれんってのに…。
真顔で「毎日泣いて暮してます~」なんて言える人間は、他人への配慮にズバリ欠けてると思うのだ。

…ちょっと私怨が篭ったコメントだろうか?(苦笑)
でもアニメ史に残したい名台詞だと思いますよ、本当。

作画を担当した後藤真砂子氏は、「最も絵の巧い作画監督」と、マミファンから1番人気だったアニメーター。
この後『らんま』の作画監督としても活躍します。
実は高橋留美子氏の同級生だったらしい…縁とは面白いもので。


・第9話 ま夏の妖精 脚本△ 演出○ 作画× 総合△

…怪奇タッチの演出はBGMも手伝い、観客をぐいぐい引き摺り込みます。自分的には好きな回なのですが…子供の頃観ててマジ恐いと思ったよ。特に湖面にバンシーの姿が映るシーンね。ファンタジーと言うよりオカルトっぽい。(笑)作画が良ければ傑作になってたかも知れず、惜しく感じられる。太田氏のちゅどんな演技も雰囲気盛り下げに役立っている…。(汗)この回だけでは無いが、芸能プロ御一行とただの一般家庭が一緒にハイキングって、無理有り過ぎだろう。(御都合主義と言われても「偶然一緒になった」くらいに留めとけばいいのに)(笑)


・第10話 ハローキャサリン 脚本△ 演出○ 作画△ 総合△

…カツラ被っただけで外国人に化けるって無理有るよ。(笑)鉄棒の嵌った門は、絵で観ると楽に通り抜けられそうなんだけどな~。…等々やたらツッコミたくなる回なのですが、夢の小箱のエピソードには感動しました。この回からマミの衣装が黄色からピンクにチェンジしたのを記憶している。優のブーツ風の靴下も、何時の間にやらリボン付普通の靴下にチェンジしてたが…これはひょっとして「モモのパクリ」と言われたから??ゲストキャラのキャサリンちゃんには、一時期コアなファンが付いてました。(笑)


・第11話 パパは中年ライダー 脚本○ 演出○ 作画○ 総合○

――夫婦喧嘩の末、パパが家を出てしまった。もう7回目という事で、最初は心配してなかった優。しかし珍しく1週間経っても帰って来ない…。流石に心配になり、俊夫やその親友の『みどり』にも頼んで探しに行く優。途中、マミファンの暴走族『ブルーエンジェル』と擦違った3人は、その中に優のパパを見付けて驚く。なんとパパは暴走族の仲間入りをしていたのだった!パパを誘き寄せる為、公園にクリィミーマミが来るという噂を流し、現われたパパに帰って来てと懇願する優。しかし意地になったパパは帰って来ようとしない。見かねた族のリーダーが勝負を持ち掛け帰そうとするも、偶然勝ってしまったパパは益々強気になって帰らない宣言をする。そこへ謎の女性ライダーが現われ、負けたら家へ戻るという条件で、パパに勝負を挑んで来た――

…「謎の女性ライダー」の正体が誰なのかは、言わんでも解るに違いない。(笑)こういうほのぼのした話は好み分れると思いますが、自分は面白いと思いました。「出て行け!」と言えず、自分が出て行くお父さんが泣かせます。(笑)…しかし「良い子の暴走族」って設定には大笑いした。しかもアイドルファンって…まぁそうしないと話続かないでしょうが。(笑)優の両親の過去がこの回に発覚。元カミナリ族……脚本家の年代が解りますな。(笑)夫婦喧嘩は娘も喰わず置いてけぼり。

作画監督は『うる星』で長らく絵を描いて人気を呼んでいた遠藤麻未氏。
マミにシフトしてからも、その丁寧な仕事振りは健在でした。
珍しくもマミ→優への逆変身が観られる。

…しかし変身を解いてる最中、誰にも見られなかったんだろうか?(汗)
変身を見られたら、魔法が使えなくなるんだったよねぇ?
大丈夫だったのか!?(汗)



…むう…予想はしてたが1回じゃ語り切れん。

済みませんが後数回続かせて戴きまする。(今年中に終れるんだろうか…?)(汗)




【続】



※粗筋等はぴえろの公式魔法少女サイトに有るものを参考にして書かせて戴きました。(→http://pierrot.jp/title/magicgirl/cate01_story.html)
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歌え!!アニソン!!~魔法の天使クリィミーマミ~

2007年11月23日 23時46分15秒 | アニソン
――芸能人は、歯が命。(←古いナ~)




――キュウーーーーーーー……ン!!

……パァ~~~~~~~♪

――ッジャーーン♪――ッジャーーン♪

ペェ~レレレレレレレェレレェ~レレッレレレレェ~~~~♪
――ジャーーン♪ ――ズン♪

お~とっこっのっこと違ぁう♪ 女の子って♪

――ポポッ♪――ポポッ♪

好ぅ~きっとっきぃらいだけっで♪ 普通が無いのっ♪

――ポポッ♪――ポポッ♪

――ジャジャン♪

でぇ~も・好ぅきぃ~にぃ~なったら♪――ピッピッピリッ♪

い・く・つ・かの♪ 魔ぁ~法~ぉを見っせぇるわ♪ 本当~ぉよ♪

――ジャジャン♪――ジャジャン♪

――キュウーーーーー…ン!!

――ズン・ズン・ズン…♪

そ~~・お~~・よ♪ 女のっ子の♪ ハーー・ト~~・は♪

――ピッ♪ピッ♪ピリリリィ~~~♪

星ぞぉらに♪ つ・きの♪ 小ぉぶぅねぇ浮~かべ♪

――ジャララジャララジャララジャ~~~…♪

ゆぅ~~めぇ~~を♪ 探すこっとも♪ 出ぇ~~・来ぃ~~・るぅ…♪

――ピッ♪ピッ♪ピリリリィ~~~♪

デリケートに好きしてぇ~♪ デ~リ~ケ~ェトに♪

好ぅきしてぇ♪ 好ぅきしてぇ♪ 好ぅきしてぇ♪――ズズズズズズズン♪

――ッジャーーン♪――ッジャーーン♪

ペェ~レレレレレレレェレレェ~レレッレレレレェ~~~~~~…♪
――ジャーーン♪ ――ズン♪




1983年7/1~1984年6/29迄、日本TV系で放映された、ぴえろ制作魔法少女シリーズの第1作。
アニメ史上で数えると9作目に当たる魔女っ子アニメです。

OPタイトルは『デリケートに好きして』、作詞&作曲は古田喜昭氏、編曲は大村雅朗氏、歌ってるのは伝説の超音波ボイス太田貴子氏。
OP映像は『うる星』の作画で人気を呼んだ森山雄治氏が担当。(音が出ます→http://www.youtube.com/watch?v=dhztgRDZYtE)(後期のものだが…)
氏が手掛けただけに、女の子がとても可愛く描かれてます。
余談ですが『カードキャ○ターさくら』の1番目のOPが、マミのOPに雰囲気似てる様な気がしたり。
尚、残念ながら森山氏は、マミ本編の作画にはノータッチで終ってます。


くりみヶ丘に住む10歳の普通の女の子『森沢優』は、或る日空に浮ぶ不思議な箱舟を見付ける。

箱舟は夢の星『フェザースター』の住人、『ピノピノ』の物だった。

ピノピノは言う――夢嵐に巻込まれ、帰り道を見失っていた舟を、君が見付けてくれたお蔭で助けられたと…。

そのお礼として、優は1年間だけ使える魔法のステッキを貰い、お目付け役の使い魔『ポジ(桃白のメス型仔猫)』&『ネガ(青白のオス型仔猫)』を預けられる。

ポジ&ネガに教えられた通り、呪文を唱えてステッキを振り回すと、あら不思議――

――優は魔法の力で16歳位の美少女に変身してしまった!

変身した姿で街を歩いて居た所、芸能プロダクション『パルテノンプロ』の若社長『立花慎悟』にスカウトされ、人気アイドル『クリィミーマミ』として活躍する事になった優。

しかし彼女の心は複雑に揺れる。

だって大好きな幼馴染の『大伴俊夫』が、変身した自分(マミ)の大ファンになってしまったのだから……。

「マミは自分なのに…!」

でもそれは、誰にも言えない秘密。

他人に正体がばれたら、2度と魔法が使えなくなってしまうのだ…!


ミンキーモモ』で復活の狼煙を上げた魔女っ子アニメは、この『クリィミーマミ』によって軌道を確かなものにします。
モモが型を作ったとしたら、マミはマニュアルを作ったと言えますか。
モモ・マミ以前の魔女っ子は万能魔法が主流だったけど、モモ・マミ以降は変身魔法が主流となってる点を見ても明らか。

マミは、モモが最終回近くで出した「魔法=万能ではない」という結論を、より突き進めて表現した作品なのです。

ただ踏襲しただけじゃない。

「昔々の何処かの国の何処かの街の物語」という、メルヘンな体裁を取ったモモとは対照的に、マミはあくまで「現実的な日常劇」を描いて見せた。

舞台はマミが放送してた時代の「現在」。
主人公は毎日小学校に通う、普通の10歳の女の子。
通ってる学校の名前は「私立セントレミー学園」。
住んでる場所の名前は東京都内に在る町「くりみが丘」。
家は『CREAMY(クリィミー)』と言う名前のクレープ屋さん。
近所に住む4つ年上の幼馴染『大伴俊夫』に、密かに片思いしている。
1973年10月10日生まれのB型。
好きな食べ物はクレープとチーズグラタン。

…等々、当時流行していた風物を取り入れ、これでもかってくらい細かく設定されとるのですよ。
そうする事によってモモとの差別化を図り、作品の特色を出そうとしたのかも知れない。(マミ放送開始当時、モモは終ったばかりで人気が根強く残っており、熱狂的モモ派の中には「マミはモモのパクリ」と厳しい意見を吐く輩が居ったのです)

メインは優の日常生活に置かれ、そこに不思議な存在や魔法が絡む。
魔法や不思議な何やかやは「サブ」って訳ですよ。
リアリティを重んじる風潮の時代…この表現法が多いにウケた。
以降、ぴえろ魔女っ子は、ひたすらリアル路線を突っ走る事になる。

その話はエミの回にでもまた…。


ぴえろにとって、マミは初のオリジナルアニメ。(それ以前に制作した『ニルス』・『うる星』・『マチコ先生』・『スプーンおばさん』は原作付だった)
その為か、かなりの意気込みが感じられました。

メイン脚本は『うる星』で人気を呼んでた伊藤和典氏。
キャラデザも同じく『うる星』で名を売った高田明美氏。
お蔭で見た目といい、筋立てといい、『うる星』に近い雰囲気を醸す作品になりまして。
当時大勢居た『うる星』ファンに、放送前から注目させる材料となったのです。(笑)

主人公優の髪の色は、贅沢にも3色使ってる。
これは高田明美氏が強く推しての案だったそうですが…受け容れたってのが凄い。
当時は手塗りの時代、絵の具を増やせば手間も懸るし、費用だってかかるのに。
それを当時のぴえろ社長は、「主人公なんだし、3色くらい良いか」って許したっつうんだから太っ腹。
「主人公は出番が多いから駄目」って怒る方が普通だと思うんすよ。

変身シーンも使い回さず(業界用語で「バンク」と言う)、毎回描き下ろしてたんだから偉い。
バラエティ溢れる変身シーンは、アニメ誌で特集されるほど話題を呼んだのでした。

ぴえろが最も輝いてた時代だったかも知れない。




――チャッチャン♪

ダカダカダ~ダ~ダ♪ダカダカダ~ダ♪――チャンチャン♪

ダカダカダ~ダ~ダ♪ダカダカダ~ダ♪――ズンズズン♪

パァ~ラァ~~ラァ~ララァ~~~♪

パァ~~ララァ~~~♪

パラララァ~ラ♪ラァ~~~…ララァ♪
          …ズズズズズズン♪

指で千切ぃった花弁♪ 風ぇにっ飛ぶ♪

――ポポッポッポッポポン♪

好きと嫌いを行ったりぃ来たり♪ 貴方の心を聞くのよぉ…♪

傷付く事を恐れて…♪ 居ちゃぁ~駄ぁ目よ♪

――ポポッポッポッポポン♪

恋はフィーリング♪(フィーリング♪)

愛はタッチング♪(タッチング♪)

さり気無くぅ…♪

――パラララララァ~ラァ~~ラァ~~~~♪

みぃ~かぁ~づ・きぃ~~~のぉ…♪――チャチャン♪

ブ~ウ~メェ~ラァ~~ン♪(ア~~~♪ア~~~~♪)

揺ぅ~らぁ~れぇ~ながぁ~ら…♪

貴方へ飛ぶぅ~わぁ~~~~~♪

何時でぇ~もぉ~ラヴィング♪

あ~いして居る♪ 事を感じぃ~たい~~~♪
               (ハァ~♪ ハァ~♪ ハァ~~♪)

誰もぉ~がぁ~ラヴィング♪

こ~~いして居るのっ♪

夢を見ぃ~て居る♪

――ジャラララ~ラ~ラッ…♪




2番目のEDタイトルは『LOVEさりげなく』、作詞は三浦徳子氏、作曲は小田祐一郎氏、編曲は西村昌敏氏、歌ってるのは勿論太田貴子氏。

なして1番目のEDを採り上げないかっつうと、単純に好みの問題でして。(笑)
ミュージックビデオ風の映像が、作品の雰囲気に良く合ってる気がする。
描いてるのは阿部司氏…『うる星』の8番目のED(←『エヴリディ』)映像を手掛けた方です。
花弁が散るシーンが幻想的で綺麗。
むしる仕草がリアル。(音が出ます→http://www.youtube.com/watch?v=1Uxre4DDcKI&feature=related)


さて『マミ』と言う作品は、『太田貴子』氏をアイドルとして売るプロモーションの狙いも有りました。(外れたけど…)
その為太田貴子氏は、歌だけでなく、主人公の優(マミ)役をも務めたのです。
作品中でアイドルを育成してくコンセプトは、『マクロス』が初めて行ったものですが、マミはよりストレートに表現してみせた。
TVアニメ史上初、リアルに芸能界を描いた作品でも在るかと。(昔『ピンクレディー物語』なんてアニメが在ったが…リアルじゃあなかったもんね)

普通の女の子が魔法の力でスーパーアイドルに変身。
「魔法の力」を「TVの力」と置き換えれば…真リアルに有得そうですよね~。
実に画期的アイディアだったと感じますです。

ただ何と言うか……『太田貴子』氏を選んだのは、誰だったのだろうかと…。(汗)

いや~~、あの声は凄い。
初めて聴いた瞬間、チャンネル変えたもんね。(笑)
あの破壊力は、むしろリン・ミンメイ役に相応しかったんじゃないかと。
マジでプロト・カルチャー、ショックは大きかった。
結局本放送時はこの声が原因で2度と観ずに終り…再放送で観たんですよ、自分。
とは言え『太田貴子』氏、努力家だったらしく、後半かなり演技上手くなってました。(始めと比較してですが…)
歌もどんどん上手くなってったもんなぁ。

或る意味あの声は、1度聴いたら忘れられんインパクトを備えてるけど。
もしもマミがリメイクされるとしたら(いや絶対しないで欲しいけど)、マミ役は彼女にして欲しいと思わなくもないけど。(いや無理なら普通の声優さんにお願いしても構わないですけど)
やっぱり素人演技(だけじゃなかったけど…太田氏の場合)は、観る気を極限まで殺ぐもんですよ。(苦笑)


…マミは思い入れ強い作品なので、『うる星』同様、お奨めエピソード挙げつつマニアックに語りたいと考えてます。(持ってるデータが少ないんで、『うる星』程には語れないけどね)

そんな訳で――待て次回!(笑)



参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&ぴえろ魔法少女シリーズ公式サイト(→http://pierrot.jp/title/magicgirl/cate01.html)、他。
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歌え!!アニソン!!~超時空世紀オーガス~

2007年11月22日 21時42分39秒 | アニソン
――イッツ・ア・スモール・パラレル・ワールド。




――ズオッ…!

「オーガァス…!!」

――ズズウ~~~~~~~~~~~~…ン♪
          …ジャ・ジャ・ジャ・ジャ・ジャ♪

「オーガァス…!!」

――ズズウ~~~~~~~~~~~~~~~~~~…ゥゥン♪
       …ジャジャ・ジャジャ・ジャジャジャ・ジャジャジャジャ…♪

「オーガァス…!!」

――ズズウ~~~~~~~~~~~~~~~~~~…ゥゥン♪
       …ジャジャジャジャ・ジャ・ジャ・ジャ…ジャ…ジャッ…♪

白い~闇ぃ~のぉ~なぁかでぇ…♪

密かぁ~にぃとぉきは…流ぁれてぇ…♪

浅い~眠ぅりぃのぉなぁかぁ…♪

遠くにぃ~♪ きぃみのぉ♪ 微ぉ笑み…♪

――ジャーーン♪

見うしぃなぁったぁ~~~♪ こころぉのたぁ~びぃ~じぃ~~~~~~~~…♪

――ジャ・ジャ・ジャ・ジャ・ジャジャン♪

フェーアユーゴーインツ♪ フェーアユーカミィングホーーム♪

――チャ~チャチャッチャ♪チャ~チャチャッチャ♪

ひぃ~かり溢れる未ぃらぁ~い求めぇ~てぇ♪ ウォ~ウォ~♪

フェーアユーゴーインツ♪ フェーアユーカミィングホーーム♪

――チャ~チャチャッチャ♪チャ~チャチャッチャ♪

とぉ~きの流れっ♪ 乗ぉ~り越えっ♪

――ヴーーン♪

こぉ~の大空っ♪ 駆ぁ~け抜けっ♪

――ヴーーン♪

こぉ~の手で創ろうあ~たらしい世界~~と♪ 愛~のう~た~を~~~~~~~…♪

「オーガァス…!!」

…タン♪タ~ララン…♪タン…♪タ~…♪
――キュウーーーーーーーーー……!!




1983年7/3~1984年4/8迄、毎日放送をキー局にTBS系で放映されたアニメ。
マクロスの後番で、同じ「超時空シリーズ」と銘打たれたけど、制作は何故かマクロスとは違い、東京ムービー新社でした。
これは一説によると、マクロスの作画があまりに崩壊してた為、怒ったTV局がタツ○コプロを降板させたからだとか…まぁ確かに酷かったけどね。(苦笑)(けどそれなら、『オーガス』の後番にして超時空シリーズ最終作『サザンクロス』の制作は何故タツ○コに戻されたのだろう??)
もっともメインで制作してたのは、マクロスに引き続きスタジオぬえ&アートランドのスタッフ。
キャラデザも同じ美樹本晴彦氏が行ってる為、見た目マクロスによく似て思えます。


OPタイトルは『漂流~スカイハリケーン~』、作詞は三浦晃嗣氏、作曲&歌はケーシー・ランキン氏。
カンザス州生まれの在日外国人ミュージシャンが作っただけあって、和製ポップスとは雰囲気まるで違う歌です。
段々盛上ってく構成が素晴しく、アニソン史に残したい名ソングじゃないかと。(イタダキマンの後…音が出ます→http://www.youtube.com/watch?v=UJnjsmLCvr4)


西暦2062年――地球は軌道エレベータの所有権を巡り、2つの陣営に分かれて争っていた。

主人公相沢耕平(←は『軽シン』の主人公)…もとい『桂木桂(かつらぎ けい←山本山みたいな名前だな…)』と親友『オルソン』は、所属する自由宇宙軍(フリーダム・スペース・コープス)から受けた任務により、最新のD兵器『時空震動弾』を使って軌道エレベータのエネルギープラント破壊作戦を敢行する。

しかし実は未調整だった爆弾(←なら持たすなよ)を作動させてしまった結果、時空が甚だしく混乱…地球はまるでモザイクの如く無数の世界・種族が共存する「相剋界」と化してしまう。

そして桂自身も時空転移に巻き込まれ、時空振動弾破裂より20年後の世界に吹飛ばされる。

そこで桂は『エマーン人』と言う触覚を持った人種のキャラバンに拾われ、自分が『特異点』と呼ばれる存在だという事を知った。

『特異点』――それは時空の混乱を解消する切り札と推測され、各勢力が奪取を目論んでいる存在だ。

拾って貰ったキャラバンに美女が多かった為、取敢えず行動を共にする桂…だが彼の前に、あの日生き別れた親友『オルソン』が、『アテナ』と言う少女を連れて現れる。

その少女は、なんと桂の娘だった。

桂と、桂の恋人(の1人)『ティナ』との間に産れた子供だったのである。

そして『オルソン』もまた、桂と同じ『特異点』と呼ばれる存在だった――


……前回紹介した『プラレス3四郎』に負けず劣らず、アニメ史に於いてかなり特異な作品と呼べるんじゃないかと。(作品自体が正に『特異点』)
あまりに斬新な世界観だった為、今一マイナーに終り、追随者が中々現れない点でも似ている。

モザイクと化したパラレル時空混乱世界。
トンネルを抜けるとヨーロッパもびっくりの異世界。
パラレルワールドが同時に発生して、地上に現れたと考えてくれれば…。
各世界は他と異なる生態系を持ち、異なる人種が独自の文化を発展させてってる訳ですよ。
それをアニメで表現しようってんだから凄い。
さり気に余談だが真昼間近い放映時間にべっどしーんから始めたのも凄い。
エマーン、チラム、ムー、アトランタ、ファンシィ…登場させる世界の数だけ、文化や歴史、人種等を設定しなきゃならんのだから、非常に手間がかかりますよ。
「意欲作」と片付けるには惜しいくらいだ。

…しかし労作の割にはウケなかった。(まぁ世の中そんなもんよ)

玩具も売れんかったそうで。
前作マクロスの上を行く4段可変ロボ『オーガス』は、しかしマクロスの『バルキリー』程インパクトは得られず、顔のデザインが恐いと子供が泣き出した等、散々な評判に終ってしまったらしい。

……そんなに恐いですかね?(汗)→http://members.at.infoseek.co.jp/inukakure/org.htm

未だビデオで収益上げる事が出来ない時代、玩具が売れないのは致命的。
そしてあまりに凝ったSF設定が難解だと、アニメファンからの人気もマクロスほど獲得出来ず…結局1年間放送もたずに全35話で終ってしまったのでした。

しかしあの最終回は凄いと思う。
或る意味卑怯だが、スタッフの開き直りを感じた。(笑)
レンタル店にビデオが出てたら、是非鑑賞して欲しいです。

アンドロイドのモームが好きでした。

「…だって桂様…ミムジィさんが死んだら、悲しむでしょう…?」(←うろ覚え)

あのシーンには泣いた…神レベルの作画も有って、ボロッボロに泣いたよ…。

TVの再放送で観たいんだがな~~。(ネット配信だとブチブチ切れるから、のめり込み難いんすよ)


…しかし『超時空シリーズ』って銘打っときながら、ちっとも連続してないよね、このシリーズ。(笑)



参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』等。
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歌え!!アニソン!!~プラレス3四郎~

2007年11月20日 20時54分38秒 | アニソン
――多分C○AMPはファンだった。




――プシューーーゥ…!!!――ズズンズズーーン♪

パララララ♪パ~ラララララララ♪

パッ♪パッ♪――ジャ・ジャ・ジャ・ジャン♪

――プシューーーゥ…!!!

パララララ♪パ~ラララララララ♪

パッ♪パッ♪――ジャ・ジャ・ジャ・ジャン♪

――ズン♪――ペレレレッレェ~~~♪――パ~ララッララ~~♪

ペレレレッレェ~~~♪――パ~ララッララ~~♪

ペレレレッレェ~~~♪――パ~ララッララ~~♪

――ペ・ペ・ペ・ペェ~♪ ペッペ・ペェ~~~♪
――ジャジャジャジャッ♪ジャッジャジャ~~♪

PMPファイトッ♪ 柔王♪ まぁるよっ♪

君は♪ き・ぼ・う・の♪ 戦士っ♪

PMPファイトッ♪ マシンに♪ 愛を篭めっ♪

勇~気ぃ~に♪ 頬を♪ 染めって♪

――パッ♪パッ♪パーッ♪

てっきぃ~は♪ スーパー・ヘビー・ウェ~~イト♪

――パッ♪パッ♪パッ♪パ~~ァ♪

飛・べっ♪ 走ぃれぇ♪ クラ~ッシュ♪

――パッ♪パッ♪パラッパァ~ラァ~♪

てっきぃ~は♪ スーパー・ヘビー・ウェ~~イト♪

――パラララッ♪――パラララッ♪

ゆっびぃ~♪ 先に♪ 篭る熱気はぁ~~~~~♪

――ジャジャジャジャン♪――ジャア・ジャア・ジャア・ジャン♪

光ファイバー!! コミュニケーション♪ 回路全開~~♪

光ファイバー!! コミュニケーション♪ 回路全開~~♪

――ズーーン…♪

夢操作1!!!

――パラララッ♪


光ファイバー!! コミュニケーション♪ 回路全開~~♪

光ファイバー!! コミュニケーション♪ 回路全開~~♪

――ズーーン…♪

夢操作1!!!

パララララ♪パ~ラララララララ♪

パッ♪パッ♪――ジャ・ジャ・ジャ・ジャ・ジャ・ジャ・ジャ~~~~~~ン…♪




1983年6/5日~1984年2/26迄TBS系で放映、今は亡きカナメプロダクションが制作したTVアニメ。

OPタイトルは『夢操作P.M.P.1』、作詞は原作者の牛次郎氏、作曲は謝花義哲氏、編曲は槌田靖識氏、歌ってるのは片桐圭一氏。


1983~1985年頃迄『週刊少年チャンピオン』で連載していた、牛次郎氏原作・神矢みのる氏作画の漫画作品がアニメの原案。
…いや本当「原案」って感じで、アニメと漫画は殆ど別物でした。
同様にしてたのは、「『プラレス』と言う競技が有る世界観」だけ。


『プラレス』――それは複雑な可動機構とマイコン(←劇中での表現)を組み込んだ全高20~30cmの人型プラモデル『プラレスラー』を、コンピューターで遠隔操作してレスリングさせる競技だ。

主人公の『素形3四郎』は中学2年生で在りながら、自作のプラレスラー『柔王丸』と共に、数々のプラレス・トーナメント大会を勝ち抜いて行く。


――掻い摘んで話すと、こんな感じの粗筋…実際には込入った伏線が張られ、かなりマニアックな展開を見せていたんですがね。(特に原作)

要はフィギュアモデルをパソコンでもってロボットの様に動かし、リング上で闘わせる競技だと想像して戴ければ…。
当時は『パソコン』って表現は使わず、専ら『マイコン(マイクロ・コンピューターの略ね)』って言い方してましてな~。
家庭や個人がコンピューターを所持するなんて、夢また夢の時代だったのですよ。
だからコンピューターと言うより、さながら魔法の箱
幾ら何でもそこまでコンピューターで出来るもんかいと、今ならツッコミたくなる程万能だったり。(笑)
いやはや時代を感じます。

しかしフィギュアでプロレスなんて、他に例を見ない斬新な発想で面白いと思ったんですが…マニアック過ぎたのが災いして、原作は打ち切られてしまったらしく。
アニメも短命で終ってる所見ると、視聴率は芳しくなかったんでしょう。

原作と比較すれば、アニメの方が闘いに焦点を絞り、判り易い内容だったと記憶してるのですが…。


でもアニメ雑誌で特集される回数は多かったと記憶している。
アニメファンから人気の高かったいのまたむつみ氏(←サイバーフォーミュラのキャラ原案等をされた方)がキャラデザするって事で、放送開始以前から注目されてましたよ。
作画は毎回物凄く綺麗だったし、勢いが有った。
女性キャラのセクシーさも評判だったよなぁと。
今再放送したら、人気を呼ぶんじゃなかろうか?
てゆーか…後もうちょっとしたら、本当に『プラレス』競技が実現するかもな~なんて…夢見てるんですが。(笑)


OP探したら、有りました。(音が出るので注意→http://www.youtube.com/watch?v=vugqOQQlNGw)
どうやら海外で放送したものらしく…上にローマ字が表記されてますな。
画像&音声がちと荒いですが、大体の雰囲気は掴めるんじゃないかなと。


原作の柔王丸は、その名の通り柔道着を着用してるんですよ。
主人公3四郎の実家が柔術道場って事で、そういう設定になってた訳ですが…。
アニメ版の柔王丸は、柔道着を着用してませんでした。
見た目メカメカしく…恐らくは玩具として売る際、当時のロボットブームに合せて、そういう風に設定し直したんではないかと。

それと原作では女の子キャラがあまし登場しないのですが、アニメではかなり増やされていました。
3四郎の幼馴染にして姉貴分のヒロイン『吹雪今日子』ちゃんは原作以上に目立ってたし(←OPに出て来るポニーテールの女の子)、3四郎には『真知子』なる妹が居るとアニメ化の際に設定が加えられた。(←OPの最初でパンツ見せてる幼女)
『シーラ・ミスティ』なる謎の美女も、オリジナルでデザインされました。(←OPに出て来る、サングラスかけて青色の髪した美女)
結果、原作から離れて、アニメ独自のファンが結構付いてました。


今大人気の漫画家グループ『CLA○P』が、『月刊少年エース』1999年2月号~2001年11月号迄『ANGELIC LAYER』と言う作品を連載してたのですが…この作品のコンセプトが3四郎によく似ていたりする。
恐らく描いた内の誰かが3四郎のファンだったんじゃないかと思われ…。
…案外自分が考えてるよりかは、メジャーなアニメだったのかも知れない。



参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、ファンサイト『仲間堂プラモ開発室』様(→http://homepage1.nifty.com/yamaguti/)、他。




【私信】

ふふさん…バトンどうも有難う御座いましたv(礼)
       何分にも携帯買ったばっかなんで、あんま面白い回答は出来ませんが、大晦日迄には答えさせて戴きますです。
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歌え!!アニソン!!~ベムベムハンターこてんぐテン丸~

2007年11月18日 12時11分44秒 | アニソン
――「偽えん魔くん」と呼ばないで。




――ジャ~~~~ン♪

――ズオオオオ~~~……!!!

パァ♪パァ♪パラララァ~~♪

パァ~ララァ~~♪

パァ♪パァ♪パラッラ♪

パッ♪パッ♪パッ♪パッ♪――カカコンッ♪

うぉんちっと♪ うぉんちっと♪

あ・た・ま・の・ト・キ・ン・が・ピッコ・ピッコ・ピッコピコ♪

いざ・いざ・おい~らの出番だぞぉ♪

――パララパッパラッパッ♪

天・狗印のミラクル武器で♪

しっかり決めったらぁ~♪

――シュゴォーーーン…!!!

凛々しく熱ぅいぜぇ~♪

――パァ♪

スリルゥ~だぜぇ~~~~♪

――シュゴォーーーン…!!!

――パッ♪パッ♪パラァ~~♪

うぉんちっと♪ うぉんちっと♪

指名手配だ百ぅ~と八匹ぃ~♪

泣い~ても駄・目♪ 脅してもぉ駄・目♪

駄ん目ェ♪――バァン♪駄ん目ェ♪――バァン♪

駄目駄目だぁ~~~~~~♪

見たろ・見てたろ・魅力だろ~~ぉぉ♪

凄いもんだろヘヘンヘン♪

おいらテン~丸♪

テンテ~ン子天狗♪ テン丸だぁ~~~~~い♪

――パパッパッパパッパン♪――チャッチャン♪

――パパッパッパパッパン♪――チャッチャン♪

チャララチャララチャララチャラララ~ラ♪

――パパッパッパパッパン♪

パラァ~~ラァ~~~~~~…♪




1983年5/26~10/27迄フジTV系で放映された、東映アニメーション制作のTVアニメ。

OPタイトルは『おいらテン丸』、作詞は冬杜花代子氏、作曲は小林亜星氏、編曲は高田弘氏、歌ってるのは主人公テン丸役を担当した藤田淑子氏。(マライヒやキテレツ君役を演じた方でもあります)

原作は子供向け漫画雑誌として、『コロコロコミック』と仁義無き戦いを繰り広げていた『コミックボンボン』に、1983年頃~連載していたかぶと虫太郎氏作漫画作品。

ウィキで調べてみて驚いたのだが……ボンボン、今年の12月号(11月15日発売…極最近じゃん!)をもって休刊するらしい………ってそれは本当ですか!??(何分にもウィキからの情報だから、信憑性に自信は無い…本屋で実際に調べるか)(焦)
いや、ポケモン企画で盛上ってるコロコロと違い、此処数年は鳴かず飛ばずの落ち目だと聞いてたが…え~そうなの!?寂しいなぁ……。(涙)
学生時代、児童館でアルバイトやってた経験から、大人になってもコロコロ&ボンボンを読む機会に恵まれましてな。(笑)
ロックマンとか連載してたの覚えてる。

小学校低学年迄の(主に男の)子って、ジャンプやマガジン・サンデー等の漫画雑誌は、あんま読んどらんのですよ。
大人の世界とは全く違う、子供だけの世界に未だ居るんです。
高学年位まで育った子供とは、話をしてて理解出来なくもないけど、それより下の子供だと、意志の疎通が中々取れなかったりするでしょう?
自分の子供なら兎も角…他人の子供だったら尚の事。
コロコロ&ボンボンを読んでると、そいった大人の知らない、子供達だけの世界を垣間見るような。
そんな大人には理解出来ない子供達を相手に、コロコロ&ボンボンで描き続けられる作家さんは偉いな~と感心致します。
もちょっと評価されて良い気がするんだよなぁ。


閑話休題、話を『テン丸』に戻して――


妖怪国を治める天狗大王の独り息子『テン丸』は、おっちょこちょいの暴れん坊。
そのテン丸が或る年の妖怪祭りの晩、立ち入り禁止区域のおそれ山に、臆病な子烏天狗の『クロ』を連れて悪戯しに行く。

「おそれ山」――それは凶悪妖怪百八匹を閉じ込めた妖怪国の刑務所だ。

しかしそうとは知らないテン丸は、可愛い女の子に化けた妖怪に騙され、囚人共を逃してしまう。

解放された百八匹の妖怪脱獄囚が人間世界に逃げた事を知り、烈火の如く怒った天狗大王は、息子テン丸の得意の鼻をポキンと折って命令する。


「人間世界に行って、妖怪共を退治して来い!!
 見事退治するまでは許さん!!」


…とまぁそんな訳で…知恵袋クロを相棒に、テン丸は人間界へと妖怪退治に向うのであった。

武器は父から貰った天狗印の七つ道具。(空飛ぶ瓢箪カーや、マジックサーベル等々)

腕っ節は強いが、食い物と可愛い女の子の誘惑には滅法弱いテン丸…果たして無事百八匹の凶悪妖怪共を退治出来るのか!?


――以上、東映サイトからの粗筋を参考に書いてみた。


観た感想としては「えん魔くんに似てるな~」という…えん魔くんのファンだった自分はパクリに感じてしまい、途中で観るのを止めてしまった覚えが有る。(苦笑)
今になって設定を読んだりすると…ノリは似てても、全然違いますわな。
広い心で観るんだったと、今は後悔してなくもない。(汗)


放送期間見て判る通り、かなり短命のアニメでした。
19話で打ち切り喰らったっつうのは、東映の長い歴史の中でも最速を記録してるそうな。
…もしかしたら自分の様な心の狭いファンが、一斉にそっぽ向いたせいかも知れないと思うと……ちょっと申し訳無く。(汗)
作画は安定してたし、詰らなかった訳でもなかった様に記憶してるんすが…かなり忘れちまってるからな~。
ただ、所謂親父ギャグをやたら連発してましたね。(笑)

結局百八匹退治する事は叶わず、お笑い中心で最終回を迎えたアニメ。
しかし原作はその後も続いてました。(でも原作も3巻で終了したようだから…退治し終えなかったのかも…)
ふと読んだら…『ニーナ姫』なるヒロインが出て来て、かなりシビアな話になっていた。
ヒロインが敵の手中に落ちて裸に剥かれ~なんて、子供漫画には有るまじきドラマティックな展開を見せとりまして。(自分の記憶が確かなら)
原作とアニメでは全く別のノリだったらしい。
ちなみに原作の方…最終4話分が単行本未収録のまま絶版になってしまったようで……現在ファンが復刊投票願いを出しております。(→http://www.geocities.jp/enmakyou/)

本当は、こういうマイナーで終った作品こそ、頻繁に再放送を行えば良いと思う。
ルパンの様に時代を替えれば、ヒット作に化ける場合も有るんだから。




参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&東映公式サイト&上記のファンサイト様。




…忘れていたけど、11/15でブログ2周年を迎えてました。(汗)

実は10月に異動が有りましてな~、忙しいトコに飛ばされちゃったのよ~。
正直これからブログが続けられるか、ちょっと自信が無い。
…けど、色々途中で終るのは嫌なんで、遂に携帯買いました。
未だ扱いに慣れないけど、その内これで記事書ければ良いな~と思ってね。

なんつうか、ブログタイトル通り『瀬戸際の暇人』って感じですが、3年目もぼちぼち宜しくです!(礼)
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歌え!!アニソン!!~キン肉マン・2~

2007年11月16日 22時24分00秒 | アニソン
――もう文字数限界なんで、歌だけの紹介に留めさせて戴きまする。(汗)




――ズーン♪――チャラララ♪

――ズーン♪――チャラララ♪

――ズーン♪――チャラララ♪

――ズーン♪――チャラララ♪

「M!!U!!S!!C!!L!!E!!――MUSCLE!!」

「M!!U!!S!!C!!L!!E!!――MUSCLE!!」

「3!!2!!1!!…ファイアッッ!!!」

――ブゥゥゥ~~~~~!!!!

――チャチャチャチャン♪――ズン♪

むぅ~ねの♪――パァッ♪ ほぉ~のおが♪――パァッ♪

マットを焦がっすぅ~~~♪――パパパパラパパパ♪

今日の勝負はぁ~♪――パパパパラパパパ♪並じゃ♪ ないぜぇ~♪
――シュイーーン!!――シュビビビビーー…!!!――シュビビビビーー…!!! ――シュビビビビーーー……!!! 

あ~くの♪ パァワーァに♪ 負けたら最~後ぉ~♪
――ズキューン!!!――ドガッ!!――ドガッ!!

未来がぁ~闇にぃ~♪ 閉ざさぁ~れるぅ~~~♪
――ズバァーーーー…!!!

――ポン♪ロン♪ロン♪

愛するぅ♪ とぉものぉ♪ まぁなぁざしぃがぁ~~♪

倒れるぅ・度♪
――ドゲンッ!!

傷付くぅ・度♪
――ゲシィッ!!

おれぇ~を強くするぅ~~~~~♪

――パララッ♪

「キィーーック!!!」ルール破りのぉ♪

「ジャンプ!!!」悪の超~人♪

さあ~~♪ お遊びはぁ~~♪

此・処・までっだぁ~~~~~♪

「アタァック!!!」ラスト5秒のぉ♪
――ズビュウゥーーーン…!!!

「ファイアッ!!!」逆転ファイ~タ~~♪

俺は炎のぉ~~~~♪ キンにぃくマ~~~~~ン♪


「M!!U!!S!!C!!L!!E!!――MUSCLE!!」

「M!!U!!S!!C!!L!!E!!――MUSCLE!!」

「3!!2!!1!!…ファイアッッ!!!」

――チャ・チャ・チャ・チャ・チャッチャラッ♪




66~124話迄のOPタイトルは『炎のキン肉マン』、作詞は森雪之丞氏、作曲は芹澤廣明氏、編曲は奥慶一氏、歌ってるのは串田アキラ氏。

…人気が沸騰すると、効果音等付けられ、派手になって行く法則。(笑)




「…ウ~~~~~マンボッ!!!」

「ハッ!!!」――パァァッ♪――ボボンボボッボン♪ボボンボッボッボン♪

――ジャッジャン♪ジャッジャン♪――パラッ♪

コブラツイスト♪ タワーブリッジ♪ キン肉ゥバスター♪(チャッチャッチャッ♪)

4の字固め♪ バァ~ックドロップ♪ アパッチの雄叫び♪「イテーッ!!!」

エルボ~ォドロップ♪ エルボ~ォスタンプ♪ ベルリンの赤い雨♪――チャッチャッチャッチャッ♪

それでぇ~~もぉ~♪ ダァ~メェ~~・とぉきゃ♪

――パララッ♪

火事場ぁ~のクソ力♪――パラッパパラッパ♪「ギャーー!!!!」

大変だ♪ 大変だ♪ 技ぁ~が破~ぅれちゃった♪

大変だ♪ 大変だ♪ ど~お~しましょ♪――パン♪

あ~しましょ♪ こ~しましょ♪ 先ずぅ~は騒ぁ~ぎまっしょ♪

タ~・イ~・ヘ~・ン・ダ・ダ・ダ・ダ・ダッ♪

キンにぃ~く・マンボ♪ 笑って誤魔化せアッハッハッ♪

キンにぃ~く・マンボ♪ 歌って誤魔化せイッヒッヒッ♪

キンにぃ~く・マンボ♪ 踊って誤魔化せウッフッフッ♪

キンにぃ~く・マンボ♪ 気取って誤魔化せエッヘッヘッ♪

――チャッチャチャ♪チャッチャチャ♪チャチャチャチャッチャチャン♪




65~96話迄のEDは『キン肉マンボ』、作詞&作曲は森雪之丞氏、編曲は奥慶一氏、歌ってるのは主人公キン肉マン役の神谷明氏&こおろぎ'73&Shinesの皆様。

大抵のEDは動かないのが多いが、これは無茶苦茶動く。
はっきり言って、そんじょそこらのOPより動く…凄ぇ。
一見の価値有りですよ!(音が出ます→http://www.youtube.com/watch?v=6Ls8bMmH9xE)




ヴァンヴァヴァンヴァヴァヴァヴァンヴァヴァン♪

――チャチャラチャチャ・チャ・チャ・チャ・チャ・チャ♪――ッチャ♪――ズン♪

OH♪ OH♪ ダ♪ ダ♪ ダ♪ ダイナマ~イッ♪

愛~を叫べばぁ~♪「センセーション!!」
――シュイーーーーーン…!!

悪は飛び散る♪ 輝け超人ファイ~タ~~~♪「ダ・ダ・ダ!!」キン肉マァ~~~~ン♪

――チャラッチャラ~♪

反則に傷付き♪――ポゴン!!

流れた赤い血もぉ♪――チャッチャラ~♪

マットで♪ 勝利の♪ Ⅴ~をえ~がくぅ~♪
――ヒュォォ…!!――ドガッ!!!――バキッ!!!――ドガッ!!!――バキッ!!!――ズバァーー…ン!!!

パワーはでかくても♪――チャッチャラ~♪

お前の負けなのさぁ~♪――チャッチャラ~♪

ハートに♪ 燃えてるぅ♪ 炎がちぃ~がう~♪
――ピコォォーン!!!――ゴオオオ…!!

――ジャーーン♪

俺はヒー・ロー♪(ヒー・ロー♪)
――プゥゥ~~~~…ン!!

諦めを♪ 知らない~♪

そうさヒー・ロー♪(ヒー・ロー♪)
――シュウーーーー…ン!!

生き様が♪ 熱ぅい♪ドラマさぁ~~~~♪――ヘコン!!


OH♪ OH♪ ダ♪ ダ♪ ダ♪ ダイナマ~イッ♪

吠え~ろマ~ァッスルゥ~♪「センセーション!!」
――ズバァーーーン…!!!

う・な・れ♪ 情熱ぅ♪ 闘いは正義のメッセージィ~~~♪


OH♪ OH♪ ダ♪ ダ♪ ダ♪ ダイナマ~イッ♪
       ――ガッ!ガッ!ガッ!――ズキュウーー!!!

愛~を叫べばぁ~♪「センセーション!!」

悪は飛び散る♪ 輝け超人ファイ~タ~~~♪「ダ・ダ・ダ!!」キン肉マァ~~~~ン♪
――シュイーーーン…!!――ビカァーーーン…!!!!




125~137話迄のOPタイトルは『キン肉マン旋風(センセーション)』、作詞は森雪之丞氏、作曲は芹澤廣明氏、編曲は京田誠一氏、歌ってるのは串田アキラ氏。


…『キン肉マン』の歌は、どれも名ソングだよなぁと。
流れると何時の間にか一緒に歌ってしまう…そんな元気に満ち溢れたアニソンでした。
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歌え!!アニソン!!~キン肉マン・1~

2007年11月16日 22時23分42秒 | アニソン
――『キン消し』集めに耽ったお子ちゃまも、今では親父。




ツッチャチャーツチャーー♪「ホッ!!」

ツッチャチャーツチャーー♪「ハッ!!」

「ゴー!!」――チャー♪「ゴー!!」――チャー♪「マッスルゥ!!」――チャー♪

リィ・ン~・グゥ~・にぃ~~♪――チャララッチャチャ♪

い~なづまはっしりぃ~~♪――チャララララ~チャ~~~♪

ほぉ・のぉ・お~・のぉ~~♪――チャララッチャチャ♪

戦士を照らっすぅ~~~~♪

飛ぉ・びぃ・散ぃ~・れぇ~~♪――チャララッチャチャ♪

キ~ン肉ビィ~ムゥ~~♪――チャララララ~チャ~~~♪

勝ぉ~利ぃ~にぃ~♪ 向ぅ~か~ぁってぇ~~~~♪

――チャッチャッチャチャチャチャ♪

私は♪(ドジで♪)強い♪(積り♪)

キ~ン~にぃくマ~~~~ン♪

走る♪(滑る♪)見事に♪(転ぶ♪)

あ~~~~♪ 心にぃ~~~~♪
(ウ~~~~~♪  ウ~~~~~~~♪)

あ~いが・無ぁ~けれ・ばぁ~~~~♪
        (フ~~~~♪ ウ~~~~~~~♪)

スーパー・ヒーローじゃぁ~~~♪
(ウ~~~~♪ウ~~~~~~~~~~♪)

ないのさぁ~~~~~♪
(ア~~~~~~~~~~~♪)

キン・にぃ・くぅ・マ~~~~~ン♪

ゴーファ~~~~~イッ♪

――チャッチャッチャチャチャチャ♪


私は♪(ドジで♪)強い♪(積り♪)

キ~ン~にぃくマ~~~~ン♪

走る♪(滑る♪)見事に♪(転ぶ♪)

あ~~~~♪ 心にぃ~~~~♪
(ウ~~~~~♪  ウ~~~~~~~♪)

あ~いが・無ぁ~けれ・ばぁ~~~~♪
        (フ~~~~♪ ウ~~~~~~~♪)

スーパー・ヒーローじゃぁ~~~♪
(ウ~~~~♪ウ~~~~~~~~~~♪)

ないのさぁ~~~~~♪
(ア~~~~~~~~~~~♪)

キン・にぃ・くぅ・マ~~~~~ン♪

ゴーファ~~~~イッ…♪




1983年4/3~1986年10/1日迄、日本TV系で放映、制作は(現)東映アニメーション。

1~65話迄のOPタイトルは『キン肉マンGo Fight!』、作詞は森雪之丞氏、作曲は芹澤廣明氏、編曲は川上了氏、歌ってるのは串田アキラ氏。
ツッコミの効いた素晴しい名ソングだと思う。
それに合せて展開する映像も見事。
地球をカッチョ良く投げた後、地球儀を投げようとして転ぶ等、洒落とマジが絶妙なバランスで融合している。


原作は『ゆでたまご』こと嶋田隆司氏(話)&中井義則氏(絵)が、週刊少年ジャンプ誌上で1979年22号~1987年21号に渡り連載した人気漫画。


粗筋は――普段はダメ超人の『キン肉マン』が、続々現れる邪悪な敵を相手に、友情パワーで立ち向って行く――そんな話だったかなと。


毎度済みませんが、この作品もあまし観ては居らず、詳しい話は出来ません。(汗)
弟が好きで観てたのを、横から覗いて観てたって感じですか。(汗)

連載初期は割と好きで観てたんですが…その頃の記憶で語れば、後のプロレス展開とは全く違う物語でした。(笑)
初期はウルトラマンのパロディって感じでね~、「地球を守る為にやって来た正義のヒーロー」を謳いつつも、その実まるで役に立たない主人公『キン肉マン』が、ひたすらズッコけた活躍を見せるという、完全ギャグ漫画だった。
初期はウルトラマンよろしく巨大化して戦ってた覚えが有る。
戦う場所もリングではなく、街中等で。

それが何時如何なる理由でプロレス漫画に化けたのか???
世の中は謎で満ち満ちている。

シリアス展開を試しにやってみたら、それまでギャグ続きだっただけに、ギャップが生じて反響が大きかったんでしょう。
恐らくは同雑誌で先に連載開始してた漫画、『リングにかけろ(1977~1983年迄連載)』を踏襲し、そういう展開に進んだのかな~と。

『リングにかけろ』とは、車田正美氏作の当時大人気だったボクシング漫画。
後に『聖闘士星矢』を描いた作家さんと紹介すれば、どんな漫画か想像の付く方は多いに違いない。
ボクシング漫画の体裁を取りつつ、『リングにかけろ』も、ノリ的には『星矢』同様とんでもね~漫画でした。
ジャンプのお家芸、死んだと思ったら直ぐ蘇るを、最初にして見せた漫画じゃねぇかと。(笑)

『リングにかけろ』と『キン肉マン』は、現在まで続くジャンプ漫画の基本を築いた、偉大な少年漫画だと思うのですよ。(笑)

その心は人気獲得の為なら、御都合主義万歳。
答えに窮した時は、友情パワーが呼んだ奇跡。

全ての物理法則に逆らい、力押しで突き進むストーリーは、頭の固い大人が読むには難しいです。
しかし頭の柔らかい子供達には、べらぼうに人気が高かった。
特に超人&怪獣のデザインを読者から募集し作中に登場させるという、参加型の企画が評判を呼んでいたらしく。
ファンの子供達からしてみれば、自分達も作者と一緒に作品を創ってる気になれて、楽しかったんだろうなぁと。
登場した超人&怪獣の数は、ポケモンに匹敵するか超えてると思うのだ。(根性有る人、誰か数えて下さい)


ちなみに現在ジャンプ連載中の漫画で、『リングにかけろ』&『キン肉マン』の路線を踏襲してるのは、『テニスの王子様』&『リボーン』じゃねぇかと。
『リボーン』なんか…連載初期ストーリーからの離れ具合見てると、『キン肉マン』そのものにしか思えん。(笑)
初期のほのぼのした雰囲気が好きだった者としては、少々寂しい気がしないでもないのでした。(今の展開が好きなファンには申し訳無い)





ポンポロポロン♪ ポォロロン♪
ズンズンズズン♪ズンズズン♪

ポォロロロロロン♪ ポンポロン♪
ズンズンズズズン♪ズンズズン♪

ハチャメチャ忙しスーパーヒーロー♪(キン肉ニクニク2×9=18♪)

お肉のぉ~・手入れ♪ サインの練習♪(キン肉ニクニクニクらしいっわァ~♪)

空手チョップで♪ 箸を割ったら♪ 牛丼片手に♪

ダァ~ンシン・ロァ~ッキン・ロォ~~~~ル♪

――チャチャチャチャッ♪

「つ・よ・い~!!」当り前ぇ♪

「す・て・きぃ!!」そりゃ、そうさぁ!!

「か・わ・い~!!」照れるなぁ♪

「ミーート・くぅ~~~~~ん!!!」――ガックン!!

「屁のツッパリは、要らんですよ!!」
(キン肉ニクニク2×9=18♪)

「おぉ~~!!言葉の意味はよく解らんが、兎に角凄い自信だ!!」
(キン肉ニクニク2×9=18♪)

レス~ラ~~♪ 怪獣♪

わったしっが相手だ・ドッタンコ♪ バッタンコ♪

大~~~さぁ~わぁ~ぎぃ~~~~~~♪


大~~~さぁ~わぁ~ぎぃ~~~~~~♪

――ジャーーーー…ン♪――ズズン♪




同じく1~65話迄のEDタイトルは『肉・2×9・Rock' Roll』、作詞は森雪之丞氏、作曲は芹澤廣明氏、編曲は川上了氏、歌ってるのは串田アキラ氏。

作詞を担当してる森雪之丞氏の名前は、アニメファンなら(そうじゃなくても)覚えておいて欲しい。
『ドラゴンボール』、『サジタリウス』、『らんま1/2』等々…アニメソングでナイスだなと感じた歌詞は、大抵この方が書いてたりするんだ。
洒落ていながら、時に泣かせて感動させる、そんな歌詞を書かれる方です。
布袋寅泰氏、氷室京介氏等の歌も多く手掛けておられる。

「空手チョップで箸を割ったら」って件が、実に泣かせます。(笑)


所で『キン肉マン』放映当時、あの『吉○家』は会社更生法を受けて、かなり逼迫した経済状況だったそうな。
それを救ったのが『キン肉マン』ブームだったそうで…漫画やアニメの威力って凄いですね~。(笑)


…アニメの『キン肉マン』の話を全くしてませんな。(汗)

あんまり観てなかったんで詳しい話は出来ませんが……う~~~ん……原作では後半全くギャグ展開にならなかったけど、アニメでは最後までギャグを交えて展開させていた。
その辺り、ファンからどんな風に評価されてるかは知りませんが、エンターティンメントには徹してたと思う。
作画も毎回安定してた…思い起すに当時は東映の黄金期だったのでな。
現在の東映作品を観てると信じられないかもしれませんが…『キン肉マン』・『Dr.スランプ』と記録的ヒットが続き、会社はかなり潤ってただろうなと……考えてみればどっちもジャンプ漫画が原作ですね~。

所謂「癒着」はこの頃から始まった訳だ。(笑)




参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』等。
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歌え!!アニソン!!~ななこSOS~

2007年11月14日 21時42分17秒 | アニソン
――物思いに「沈む」時、人は海を観たくなるらしい…。





――ドドドドドドドドドドドドドン♪

――ジャン♪――ルゥ~~~~♪ルゥルゥ~~~~♪

ルゥ~~~~♪ルゥ~~~~♪――パパパラッ♪パラッ♪

ルゥ~~~~♪ルゥルゥ~~~~♪

ルゥ~~~~~♪――ッパァーーーー♪――ドゥルルルルルルルルルルル…♪

かぁ・ぜぇ・のぉ・い~ろがぁ~♪ あ~・お~・にぃ変ぁ・わるぅ~♪

お~・どぉ・りぃ・だぁ~した♪ 夏にさっそっわれってぇ~~~♪

わっすぅ~れ・てぇ・いたぁ♪ あ・なぁ・たぁ・のぉ・事ぉ♪

お~もい~♪ だしたぁ…のぉ~♪

なっつぅのせぇ~い~~~♪

――ジャーーン♪

呼・びぃ・出・しぃ・たりしてぇ~♪ ごぉ~めんなさい~~~♪

とっつぅぜん~♪ う~みがぁ~♪

見ぃ~たかぁったのぉ~~~~~♪

お~・もぉ~いっきり♪ あ~・なぁ~・たと♪ しぃ~・ろぉ~い~・なぁ~ぎさぁ~♪

い~・まぁ~ならば♪ も~お~~♪ あ~いせそう~~~~♪

お~・もぉ~いっきり♪ あ~・なぁ~・たと♪ ひぃ~・かぁ~る・しぃ~ぶきぃ~♪

オ~レ~ンジの・ダ~ンシィ~ング…♪

まぁ~ぶしぃ~わぁ~~~~…♪

――ジャーーン♪

――ジャーーン♪

――ジャーーン♪

――ジャーーン♪

――ジャーーン♪

――ジャジャン♪




1983年4/2~1984年1/14迄、フジ系で放映したTVアニメ。
制作は今は亡き国際映画社。

OPは『オレンジのダンシング』、作詞は伊藤アキラ氏、作曲&編曲は新田一郎氏、歌ってるのは高橋みゆき氏。
最早アニソンらしからぬ内容なのですが、タイトル通りの爽やかさで好みな歌です。
歌ってる人の声も聴き易かったし。
…しかし当時を念頭に置いても古臭い歌詞内容で、照れ笑ってしまう。
映像も、キャラの動かし方が面白く、観ていて楽しいです。(スーッと横に滑ったりとか…)


原作は知る人ぞ知るビッグマイナー漫画家吾妻ひでお氏が、1980年に光文社『ポップコーン』創刊号~連載してた同名漫画。
その後1981年に『ポップコーン』が休刊、代わって創刊された『ジャストコミック』に1985年迄連載されました。

更に過去を遡れば、あの月刊『OUT』を発行していた『みのり書房』の短命漫画雑誌『Peke』1979年1月号に、『すーぱーがーる』という名で短編が掲載されたのですが…これが『ななこ』の原型になったと思われます。

実はこの短編…読んで知ってます。(実はあじま先生のファンなもんで)(照笑)

粗筋を簡単に語ると――


僕の学校には、凄い超能力を持ってるスーパーガールが居る。
けれど弱気で優しい性格が災いして、何時も皆のパシリに使われている。
或る日とうとう騙されて、男に○されてしまった。
お腹の大きくなった彼女は、それでも相変らず逞しくパシリ生活を続けている。


――とまぁ、こんなとんでもね~内容でした。(笑)

で、ウケたからか、作者が気に入ってしまったからか、同じノリで連載化したのが『ななこSOS』。
名前の無かったヒロインに「ななこ」と言う名前が付けられ、彼女を利用したり心配したりする仲間が加わったのですよ。

心配する男(ツッコミ担当)=漫画家志望のチビ男子高生『飯田橋』。
利用する男(鬼畜担当??)=数々の博士号を持つ天才グラサン美少年『四谷』。(『めぞん』の四谷氏とは無関係です)

漫画では「四谷の金儲け目的から、ななこが酷い目に遭わされる」という、ブラックな物語が多かったです。


「幾ら凄い能力を持っていても、気が弱かったら宝の持ち腐れ」。
「人間社会で最強なのは、心力の強い人(神経図太い人)」。


…そんな様な事を、『ななこ』と『きまぐれオレンジロード』から、自分は教わった気がしますです。(笑)


んでまぁ当然の事ながら、そんな漫画内容をそのままアニメ化なんて出来ません


そもそも何でアニメ化の話が持上がったかっつうと、当時は『ロリコンブーム』到来…ロリータ=美少女の出る漫画が流行ってましてな。
今だって流行ってますが…この当時ならではの流れとして、その『美少女』に『SF』的要素が加えられていた。
『SF』+『美少女』と言えば、『うる星やつら』。
つまり『うる星』ヒットを源とするブームだったんではないかと…今思い起すに。

そのロリコンブームを牽引する旗印に据えられた1人が吾妻氏だった訳で。
氏の作風は、ただ可愛いってだけじゃなく、非常に奥が深い。
マニアックなSF知識が鏤められてる事から、ロリコン外のオタク達からも一目置かれたのです。
本屋に単行本が見当らなくても、オタクを自認する人なら絶対に知っている名前。
それ故ビッグマイナーと評されてる訳ですよ。(笑)

もしこれから氏の作品を何か読もうとするなら…最近(つっても2005年3月だが)刊行された『失踪日記』をお薦めします。(イースト・プレス出版)

原稿描きたくなくて或る日失踪――自殺を試みるが今一勇気出ず失敗。
ホームレスとなって暫く過していた経験や、その後再び原稿描きたくなくなって失踪――配管工として働いた経験や、他アル中闘病生活等々…全て氏が経験した実録話。
涙無くして読めない程悲惨な筈なのに、何故か笑えてしまうんだから凄い。
自分の恥を笑いものにするっつうのは漫画の基本。
そういう意味では、最も漫画らしい漫画作品と呼べるのではと…いやマジで面白いんで是非読んでみて下さい。
「人間中々死ねないもんだ」なんて、希望と絶望の入り混じった様な感想抱けるから。(笑)


話をアニメ『ななこ』に戻して――


今じゃ余程の漫画オタクにしか氏の作品は知られてないですが、当時はアニメ化の話が持上がる程人気が有ったのです。
『ななこ』の前に『おちゃめ神物語コロコロポロン』っつうアニメが、1982年に放映されてるんですが、これも氏の作品を元にしたものでして。(原作のタイトルは『オリンポスのポロン』)
それなりに人気を勝ち得たんでしょう…引き続き氏の漫画がアニメ化される事となったのですよ。

『ポロン』同様『ななこ』も、かなりお子様向けに修正されていましたが。(ポロンよりかは対象年齢上だったが…)

漫画の様にななこは毎回酷い目に遭わず、アニメでは――


或る日、自称「天才科学者」の高校生『四谷』は、級友の飯田橋をモルモットにして、超能力者を生み出す実験を行っていた。
その最中見知らぬ美少女が、2人の前に宙に浮いて出現する。

彼女の名前は『ななこ』。

名前以外の全ての記憶を失っていた彼女は、その代償として(?)強大な超能力を持っていた。

それを知った四谷は、当然彼女の力を利用して、金儲け(&世界征服)を企む。
純粋で優しい少女『ななこ』は、四谷から「世界平和の為だ」と騙され、彼が設立したよろず請け負い会社「よろずカンパニー」の一員として働かされる事になってしまう。

そんな四谷に呆れる親友(?)『飯田橋』だが、ななこが心配かつ好きになってしまった為、彼も仕方なくカンパニーの一員として働くのであった。


――とまぁこんな粗筋で、さながらアニメ『ルパン』の如く、金儲け失敗しての骨折り損的オチが毎度でした。(笑)

原作独特の毒はかなり薄められてしまった為、原作ファンからの評判はあまし宜しくなかったみたい。

自分は割りと好きでしたね~。
あの内容じゃ、絶対まんまアニメ化出来ない事は悟ってたし。
原作と違い、ななこは普通にスーパーガールしてたけど。(OPでも新体操~車の運転まで、何でもこなしてるしな)(音が出ます→http://www.youtube.com/watch?v=kVE7GhQ6qhc)
前半は大した事無い…が、後半の作画&演出スタッフの暴走は見物。
声優さんの異常な演技力にも感服した。
ななこちゃん役の木藤玲子氏の声が、非常に可愛くイメージぴったりだったと思う。(「いけないわ!そんな事しちゃいけないわ!」なる台詞が、未だに耳に残ってる…)
「ななこ!!SOS!!ななこ!!SOS!!」の野太い音頭も小気味好かった。(猪木コールから来てたらしい)

原作のイメージからは離れてても、楽しめるアニメで御座いましたよ。



参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』等。
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