ミス・メリーのクリスマス雑学講座♪

今年もブログ主に代わってクリスマスソングを歌うわよ♪

キラメキのクリスマス4

2013年01月27日 18時50分59秒 | ハウステンボス冬の旅行記
1/25よりハウステンボスでは恒例チョコレート祭が始まりました!
各種チョコイベントの中で個人的に注目するのが、ハングリーキッチンでのデザートブッフェ。
チョコレート祭期間中毎日、中学生以上の大人1,500円、小学生1,000円、4歳以上の幼児500円というお得な値段で、約20種類のケーキを食べ放題との事。(14時~17時最終受付、制限時間90分)
ホテルヨーロッパの予約制デザートブッフェは高い、日が合わない等で無理って人にお勧め。
気軽に食べられる点で、家族客にはむしろ向いてそう。
いっそハングリーキッチンはチョコレート祭終了後も、デザートブッフェを引き続けてはと思う。
ここの店、以前はグーテンアペティートって名前のベーカリー&カフェテラスだったのを、最近普通のファミレス化(ベーカリーは継続)させた事で特色薄くなってたから、デザートブッフェは良い呼び物になるんじゃないかと。
毎日が無理なら土日祝日開催するとか、したら主に女性客から注目浴びる。
…ところで今回「スイーツ」じゃなく「デザート」なんだね、「スイーツ」って呼び方もそろそろ去り時か?
それはさて置き前回の続きです。



ホテルヨーロッパを出て、さて何処へ行こう?
まだチェックイン時刻の15時にも早い、それまで取敢えずショッピングでもしようかって事で、再び中央街ビネンスタッドへ向った。

    

ビネンスタッドのシンボル、スタッドハウスの内部は硝子の美術館、ギヤマンミュージアム。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/museum/000276.html)
現在は教会として偶に結婚式に使われる事も有る。
そのスタッドハウス右壁側には秋の花畑が広がっていた。
12月のクリスマスシーズンだってのに。(笑)

スタッドハウス右側面に掲げられた巨大なゴッホの肖像は、去年11月に開催された「花と芸術祭」の名残で、全て秋の花等の植物を使い制作されたもの。
(去年の花と芸術祭→http://www.huistenbosch.co.jp/htbblog/2012/11/04/2613.html)
アレキサンダー広場の花畑も下で観ると解らないけど、ゴッホの「ヒマワリ」の絵になってるのです。
広場にも見晴らし台が設置されてるとはいえ、もっと高所からでないとはっきり判らない。

    

ならば園内1高い塔の上から観ようって事で、とくとくチケットを利用しドムトールン展望台に昇る。
展望台は無茶苦茶混んでいた!この時間位から客がどっと園内に増えた印象。
人を避けつつ窓に近付くのは一苦労、しかし昇って正解、眼下にくっきりゴッホの「ヒマワリ」の地上絵が観えました!
実はハウステンボスは以前にもゴッホの「ヒマワリ」の地上絵を制作してる。
けどゴッホで最も有名な絵って言ったら、やっぱりこの「ヒマワリ」だろうって事で、再度制作したんだろうな多分。
ちなみに何故ゴッホの絵が採り上げられたかっつうと、この「花と芸術祭」以前の7/29~10/28迄、パレス美術館で「幻のゴッホ展」が開催されたから。
(まだリンク残ってたんで→http://www.huistenbosch.co.jp/event/gogh/ ※もう終了してます。
噂で聞くところ、ゴッホ展はかなり話題を呼んだらしい。
ゴッホ展が狙いで初めてハウステンボスに行った人も結構居るそうな。

    

ドムトールン展望台から降りた後は、アレキサンダー広場のクリスマスマーケットを覗きに行きました。
20軒もの屋台が並ぶマーケットはなかなかの賑わい。
(リンク残ってたんで→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari_2012/xmas_market/ ※もう終了してます。
本場ドイツのクリスマスマーケットをイメージしたと言う割りに、焼き鳥やうどんの屋台が混じってるのはご愛嬌だが(笑)、例年以上に色んな屋台が出てて楽しい雰囲気だった。
記事の1番上の写真もクリスマスマーケットで撮った物、ドイツのクリスマスでは定番のクルミ割り人形で飾り、形作られてるクリスマスツリー。
巨大なクルミ割り人形も建ってたっけか。
クリスマスマーケットについてはまた後で紹介するとして…屋台を観て廻ってたらリズミカルな靴音がステージの方から聞えて来た。
今年のクリスマスステージの目玉である「ケルティックリズム」が行われてたもよう。
アイルランド国立ダンスカンパニー所属のアイリッシュダンスチームがハウステンボスに初登場。
迫力満点のステップとダンスで満員の客席を沸かせていた。
残念ながら私達が来た時は既にクライマックス迎えてた為、このショーについてもまた後でレポします。(汗)
それにしても昼間からアレキサンダー広場のステージが満員になるのは珍しい。
昼間の場合は夜間に較べて娯楽の選択幅が広い為、1箇所のステージに観客が集中する事は少ないんですよ。
ハウステンボスはそれでなくとも広いのに、昼間は各所で行うショーやアトラクションで、観客が散らばってしまいがちなんだな。
多分皆、私達同様、謎の打音に惹き付けられ、集まったのでしょう。
現在開催中の和太鼓ステージも、きっと大成功に違いない。
(現在開催中の和太鼓、炎のステージ→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari_2012/event/fire.html)
(2/9~は打打打団→http://www.huistenbosch.co.jp/event/htbmusic/dadadadan.html)


ステージ終了してもチェックインまで未だ時間有ったんで、再びパサージュに戻り店を観て廻る事にした。

    

ショッピングアーケード、パサージュに新しく入った「クート」は、ユーロピアンキャラクターマーケット。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/shopping/masterpieces/001970.html)
ムーミンやきかんしゃトーマスやリサとガスパールといった、日本でも人気の高い欧のキャラクターグッズが集合してる。
ムーミングッズが特に人気を呼んでました。
クリスマスシーズン中は店奥にサンタハウスを併設、その影響か店自体も繁盛してる様だった。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/htbblog/2012/11/24/2690.html)
サンタクロースと記念撮影したい人はここへ来れば良い、時間は決められてるけど。
訪れた時、ラッキーにも若い女性グループとの記念撮影に立ち会えた。
ちびっ子にも大人気、サンタが居なくても、子供達の遊び場にされてたほど。
そんなわけでゆっくり撮影する事は出来ず、ちと心残り。
でもまー来年もきっと何処かに出現するだろう。

    

パサージュに続いて、マルシェ・ド・パラディにも寄った。
フランス語で「天国市場」という意味になるらしいそこは、主に飲食品を扱う複合商業施設。

アニーおばさんのチーズケーキで全国的に有名な「タンテ・アニー」、
バウムクーヘンとクッキーの店、「ヘクセンハウス」、
チーズ専門店「ル・フロマージュ」、
キャラメルチーズケーキが大評判の洋菓子店「ラフレシール」、
キャンディーやスナック等の輸入菓子専門店「ポップドゥ」、
オリジナルソーセージやベーコンが評判の食材店「グランシェフ」、
オリーブオイル専門店「オーアンド・コー」、
紅茶専門店「マジェスティーズ ブレンド」、
阿蘇の牧場牛乳で作ったソフトクリームやフローズンヨーグルトが食べられるスタンド「ミルキーパラダイス」、
ワイン専門店「ディオニソス」、
地酒・焼酎・輸入ビール・地サイダーと地物に輸入物、ワイン以外の飲料に酒のツマミまで手広く扱う「DEJIMA」、
ハウステンボスのオリジナルグッズショップ「ロゴグラム」、

――の現在12店舗が営業中…ロゴグラムとミルキーパラダイスがどうしても浮いて思えてしまう。
ミルキーパラダイスはともかく、ロゴグラムはいっそパサージュへ引っ越した方が良い気するぞ。

それは置いとくとして、私は何時もの如くタンテ・アニーへ土産を買いに、母はオークションで競り落としたチーズ引換券を、ル・フロマージュでチーズに替えに行ったのです。
更にお互い興味の有る店に寄ってショッピング。
ヘクセンハウス寄ったら試食用のクッキーが焼き立て、熱々で美味しかったvこんな幸運に当たる事も有るんですね。
この時期は可愛くクリスマスラッピングされた商品を観るのも楽しい。
ヘクセンハウス自体が年中クリスマス仕様、何せ店名が魔女の家(お菓子の家)だから。
母はワールドバザールで菓子を買い、ディオニソスでワインを2種買って宅急便で自宅に送って貰ったそうな。
DEJIMAに寄ったらビールの宣伝してるゴッホに会った、誰が描いたか知らないけど良いセンス。
買った土産についてはレポの最後に紹介する積り…って今回こればっかだな。(汗)

    

ショッピングに夢中になってる内に15時を過ぎていた。
チェックインする為ドムトールン下の船着場から、15:46発のホテルオークラ行きクルーザーに乗る。
さっきの航路を逆向きに進む船、傾いた日が夕暮れ間近な事を知らせる。
船は街区を抜けて紅葉が美しいブルーケレンへ、林の向うにはアドベンチャーパークが広がってる。
船が運河を渡った直ぐ後、頭上のワイヤーロープをスーッと滑り落ちてく人が見えた。(写真左)
良いなあ、気持ち良さそう、でも1回千円は高いと思うぞ。
(シューティングスター→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/amusement/001951.html)
3/1~は5階建て巨大迷路が登場、益々広がるアドベンチャーパーク

    

    

    

美しい景観のワッセナー区域に入り、ホテルオークラの船着場に到着。
フロントへチェックインに向おうとしたところで、2人同時に思い出した。
今回、2日目の予定に、平戸ツアーを入れてた事を。
(→http://hattrip.info/plan/hirado-anata/)
それで帰る途中に入国棟内のハウステンボス観光営業所に寄ってツアー予約入れる積りが、忘れてホテル行きのクルーザーに乗ってしまったんだな。(汗)
結局ジャンケン負けた母に、入国棟までひとっ走り予約しに行って貰った。
その間私はフロントへチェックインしに…行く前に船着場やロビー等を撮影。
初めて知ったんだが、ホテルオークラの船着場に、蜜柑の木が植えてあるのね。


何枚も写真撮ってたところ、怪しく思われたのかスーツ姿のホテルスタッフから、「蜜柑珍しいですか?」と笑って訊かれてしまった。
いや蜜柑は珍しくないですけど。
「収穫してレストランに出したりするんですか?」と訊いたら、「出しません。運河の塩気を吸ってか、しょっぱくて食べるには美味しくないんですよ」と更に笑われた。
そういえばここの運河は海水だった。
つまりここの蜜柑はあくまで観賞用ってわけだ、何か勿体無い…いや採って食べないけど。(汗)


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あにめぞん感想、ざっくばらん60

2013年01月26日 22時24分06秒 | 漫画&アニメ
現在東京MXで「めぞん」の前に「ウラシマン」放送してる事は話したけど、今週更にその30分前より「ポールのミラクル大作戦」が始まった。
ゴールデンタイムに30、40、50代を狙い、深夜は萌えアニメで今時オタクを釣る戦略とは、やるな東京MX局!
パトレイバー再放送(ビデオ・映画版含み)をしてくれたら個人的に神…これ以上話してると脱線しそうなんで(汗)それでは前回の続きです。


★第60回「見ちゃった!響子と三鷹がいきなりB!?」 脚本:小西川博 コンテ:小島多美子 演出:山本智史 作画監督:中嶋敦子

…相っっ変わらず低俗でセンス無いタイトル、一体ホントに誰が付けてたんだ!?
広告会社かTV局か、思い起せばこの時代、おにゃんこクラブが流行ってた。
フジは昔から変らんなぁ~。

タイトルに足引っ張られるも、今回のあにめぞん回の出来は神!
演出のみで比較するなら後期で1番の回かもしれない。

前回の回想という悪夢に魘され目覚めた三鷹さん。
縁談を断ろうにも雨の様に降り続く誤解で、順調に身が固められてくんだから不憫。
プライドを捨てて叔父さんに犬嫌いな事をバラすも信じて貰えない。
てか政略結婚だから、おまえの事情なんぞどーでもいいと一蹴する叔父さんは、いっそ清々しい。(笑)
前回犬に襲われたショックで臥せってしまった三鷹さんへ、明日菜お嬢様を見舞いに寄越そうとする叔父さん。
無論即効断ったものの見舞いは良案、不透明のままのプロポーズの答えも訊こうと、三鷹さんは響子さんに自分が臥せってる事を電話で伝える。
今迄の彼らしからぬ余裕の無さで、それだけ追い詰められてるのだなと。
連絡を受けた響子さんは一瞬躊躇するも、残酷な程に優しい気性から、見舞いに行く事を約束してしまう。

夜、その話をツマミに一刻館住人達は五代の部屋で宴会。
「プロポーズしてる男の家を訪ねるって事は、管理人さんも受ける気で居るんじゃない?」
「管理人さん、流石に逃げられないだろうね~。」
「遂に2人は抜き差しならない関係に!」(←何のこっちゃ)
住人達の毎度無責任な喋りに心乱される五代は、折った紙飛行機を雨空へ飛ばす。
――って何故、雨空の中、紙飛行機を飛ばすのか?
雨に打たれた紙飛行機は直ぐに墜落、解る様な解らん様なドラマチック演出。(笑)
結局正しいカセットテープは響子さんに渡せたのか?五代の様子から察するに渡せず終いなんだろうなぁ。

明くる日、響子さんは三鷹の所へ見舞いに出掛ける。
引き止めるでもなく、後を尾ける五代――ストーカーか。(笑)
彼が一言「行くな」と言えば簡単に解決する話なのに。
響子さんもだが、見ていて実にまどろっこしい。
サラダちゃんが三鷹さん家に侵入してなかったら、響子さんどうしてたんですかね~?

ここで新レギュラーにして救いの女神が現れる――ポメラニアンのメス、サラダちゃん。
明日菜お嬢様にとっては可愛い末の妹。
この先三鷹の人生に多大なる影響を与える彼女をお忘れなく。
いくらボーっとしてたからって、響子さんに気付かれる事無く後を尾け、三鷹さん宅に侵入するとは忍びの犬か。

ところで三鷹さんの「髭剃ってる」という台詞に、ルーミック男キャラには珍しい色気を感じた。
留美子作品中でそういうリアルな男を感じられる描写って殆ど出て来ないんですよ。
髭伸ばしてる年寄りは登場しても、それなりに若い男が「髭剃ってる」描写って、他に出て来ないでしょ?
改めて三鷹って留美子先生が考え得る、最高に「大人なナイスガイ」なのだなぁと。

玄関で弁当渡してお暇する積りだったが、三鷹さんに「逃げるんですか?」と挑発され、つい部屋に入ってしまった響子さん。(←おいおい…)
予想通り三鷹さんからプロポーズの答えを迫られ――ここが今回最大の山場なのですが――そんな三鷹さんの背後に犬のサラダちゃんが忍び寄る。
お約束だが三鷹さん恐怖のあまり失神、響子さんを押し倒す形になったそこへ、犬を捜しに明日菜お嬢様と五代が!
響子さん、もしもの時逃げられるよう、鍵をかけずに置いた?
だがそれが裏目に出た、2人の目に映る衝撃の光景。
この時、道を走る物売りの声で、外から扉を開けられた事を伝える演出が巧い!
明日菜お嬢様は駆け寄って来たサラダちゃんを抱き締めると、同じく無言のままの五代と共に静かに扉を閉じるのだった。

今回極力BGMを控えたのが素晴しい効果を呼んだと思う。
リアル生活音だけで状況を描写するとは、さながら中期の様である。
後期になってもテンポ等は中期を引き継いでたけど、中期ほどは執拗な演出を感じられず残念だった。
これくらい物のリアリティに拘って描かれると、アニメーションを超えたって言いたくすらなる。
特に驚いたのが夜の坂道を五代が上るシーン、外灯に照らされた影が伸縮するのですよ!
外灯の真下に来ると、ちゃんと影が縮むんだから凄い、TVアニメでそこまでやるか。
響子さんが坂本と電話で話すシーンや、五代が部屋のドアを隔てて響子さんと話すシーンも、実にリアルに描かれてる。
響子さんがドアから離れた気配を感じて五代が脱力するとこなんか観ていて気持ち入る。
以前から感じてたのだが、小島多美子さんの絵コンテって、めぞんの作風に合ってるのかなと。
めぞんにおいては女史の時に大袈裟な演出傾向が、良く活かされてる気がします。
メロドラマ作るの得意だったもんな。(笑)
雨の中の紙飛行機なんか如何にも彼女らしい。

今回は脚本も良かった。
こずえちゃんや賢太郎は確か原作回では出て来ないんだけど、存在浮いてなかったもの。
アニメのこずえちゃんは、どうも五代が響子さんを密かに想ってる事に気付いてるっぽくて切ない。
保育園でアルバイトをする五代を影ながら応援する、アニメのこずえちゃんは実に意地らしい。
原作では保育園でアルバイトをする五代を応援するのは響子さんのみで、こずえちゃんはすっかり影が薄くなってたんすけどね。
アニメスタッフは原作者以上にこずえちゃんを大事に扱ってた事が解る。
ただ前にも書いたけど、その分ラストの五代が非情に思えてしまうんですよ…。(汗)

坂本君も今回は男前、アップの彼は最早別人のイケメン、誰おま状態だった。(笑)
ここも確か原作とは違う、原作の坂本君はそんな活躍しなかったイメージ。
猫の響子ちゃん、お久し振りv大きくなったね~v
猫って鳴き声だけで萌えてしまうわ。

脚本も演出も良かったが、それ以上に良かったのは作画だな。
ショックを受けて死んだ目になった五代なんて良く描けてる。
無理してる笑顔も感じ出てる。
ラストで響子さんの頬に一筋涙が流れるシーンは美の極致!
原画スタッフのテロップ見たら、河南さんら作監級に巧い人ばかり、そりゃあ素晴しい絵になるのも納得です。
しかし振り返って涙を見せる響子さんはズルイ女である。(笑)

(個人的評価)脚本○ 演出○ 作画○ …今回流れた予告は一の瀬さん、四谷さん、五代、タイトルコールは響子さん…予告を収録する日、朱美さん役の声優さんがお休みだったんすかね?


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キラメキのクリスマス3

2013年01月20日 17時07分44秒 | ハウステンボス冬の旅行記
頭の中でアバウトに書く事纏めたら、おそらく17回位続く計算になった。
今回入れて後15回…先は長いですが宜しくお付き合いください。
それでは前回の続きで御座います。


予約した昼食の時間が近付いたので、ワールドバザールから徒歩でホテルヨーロッパへ向う。
パーク最高級ホテルと呼ばれるホテルヨーロッパ、その館内に在る「吉翠亭」は必然的にパーク最高級の和食処である。
忘れもしない去年の1月、私と母はここの寿司バイキングを食べに入き、その格調高い味とサービスにすっかり惚れ込んだ。
それで今回の旅でも昼食はここで取ろうと、旅行が決まったと同時に予約。
残念ながら寿司バイキングは毎週第2&第4木曜のみなので今回は通常メニュー、しかし夜と比較し昼はかなりお得な値段設定には違い無く。
何よりここの洗練されたサービスを体験したら1万2万は当り前、むしろ昼間ちょっとお得過ぎじゃねなんて感じるでしょう。

ここの店へ入るまでにクリスマスデコレートされたホテルロビーを通り、その美しさにも見蕩れたが予約時間が迫ってる為見学は後回し。
吉翠亭はロビーを正面に見て左側、一旦ホテルの外へ出て向う形になる。
重厚な玄関を潜ったのに即外へ出るというのは奇妙な感覚で面白い。
ホテルヨーロッパの建物は洋風なのに、吉翠亭周りだけ和風の別世界。
和の店内では流石にクリスマスツリーは飾っておらず、大きな壷に活けてある見事な花が私達を出迎えてくれた。

    

品の良い着物美人に窓際の席へ案内される。
硝子1枚隔てて向うは石庭、ハウステンボスに居る事を忘れそうです。
私達が到着したのは12時半でしたが、店内に他のお客の姿は在りませんでした。
土曜なのに…なんて思ってたら、13時過ぎた頃から混み出した。
ここで昼食を取る場合、遅くに来て、ゆっくり2時間位かけて頂くのが多数派のもよう。
混雑しても1卓毎に板格子で仕切られてる為、煩わしさを感じず食事を楽しむ事が出来る。
店の内装も高級和食処に相応しい設えですね☆

    

可憐な一輪挿しに活けてある、可憐な小花に心が和む。
冬の風で凍えた体を温めるのは湯気が立ち昇るほうじ茶。

    

今回私は京風湯豆富御膳、母は天麩羅御膳を頼みました。
本当は母も湯豆富御膳を頼みたかったそうなのだが、風邪で舌が少し馬鹿になってた為止めたのだそうな。
確かに味覚がやられていては、豆富の繊細な味を味わえないかも。
てか風邪引いてるのに旅行しようって執念に呆れた。(笑)
食後、卓上に薬広げて呑もうとする母に、水を持って来てくださった店員さん、有難う御座います。
とにかくここの店のサービスは非常に心地良いのです。
押し付けがましくなく、さり気無く、距離を開け、見ていながら、見ないふりが上手い。
食器を片付けに来るタイミングが絶妙で恐れ入る。
客が食べ切ったら即片付けたりする店が多いのになぁ、やっぱり高級ホテルの食事処は違うね。(いや、高級ホテルでも中にはちゃちゃっと片付けたり、テーブルいっぱいでも片付けに来なかったりする所は在る。)
客が「片付けて欲しい」という空気を醸したところで片付けに来てくれる、KYとは違うのだよ。
薬を呑む為の水もこちらの行動を読んだかの如く差し出された。
飲みたくなぁったらお~酒~♪眠たくなぁったらベ~ェッドォ~♪次から次へと差し出すあ~なたぁ~♪――古過ぎだがピンクレディーのUFO、そうか店員さんは宇宙人だったのか。(失礼)

サービスだけでなく、肝心の料理の味についても書かなくてはね。(汗)
京風湯豆富御膳は今冬登場の季節メニュー。
写真左は柿と水菜の和え物、柿の甘さと水菜のシャキシャキッとした食感♪
鮮やかな赤はコンニャクです。

天麩羅は芋天(何の芋かは訊き忘れた)、海老天、掻き揚げ天、シメジ天の4種。
海老天は母の天麩羅御膳のそれとは違った。
母の方の海老天にはアラレが塗してあった、「天麩羅」をメインにしてる御膳だからかなと。
写真は済みません撮影してません。(汗)
相手に食べるの待って貰って撮影するのは悪い、絶対機嫌悪くするし。(汗)
素材が良いのは勿論だが、衣のサクサク加減が素晴しいのですよ。
料理長は京都で修行した方との事、なるたけ長く務めて頂きたいもの。

メインの熱々湯豆富が運ばれて来ました。
湯豆富の上の飾り付けに御注目ください。

    

人参の鶴の飾り切りが載せられています。(黄色いのは柚子の皮です。)
粋で細やかな演出ですね~。
紅葉卸と浅葱が用意されてます。
柔らかいのに箸で抓める程しっかりした豆富、とっても美味しかったです♪

右写真は器と盛り付けが可愛らしかったお造り、鮪の上にとろろと生卵が載ってる。
最初目玉焼きに見えてビックリしてしまった。

    

赤出汁の味噌汁の具にも豆富、そしてむかごが入ってた。
むかごがソラマメかって位デカくて2度ビックリ、むかごなのにとても食いでが有りました。

茶碗蒸しは個人的にここの売りメニューの1つと認識してる。
実は私、茶碗蒸し苦手なんだけど、ここの店のは大好き。
中の具は銀杏、百合根、多分スズキ、表面には葛がとろりとかけてある。
鶏肉を具に使わないのは珍しい。
本当に美味しいから、ここへ来たら是非食べて欲しい料理。

    

やつがしら、がんも、かぶ、細いんげん、紅葉麩の炊き合せも、上品な薄味でとても美味しかった。
ここの料理は全てにおいて出汁の味が良いと感じる。
鶏肉、椎茸、人参入りの炊き込みご飯も良い味してました。

    

漬物3種が出て、御飯を食べ終った後は、一旦卓上を片付けて、デザートが出されます。
ここでまた驚いたのが、私と母とで違うデザートだった事。(スイーツってどうも使い難い…)
当り前?――いやいや!私は栗のアイス、母は栗のプリンだったんですけどね、母は氷菓が苦手なんですよ。
お腹壊す為、日常でも食べないようにしてる。
店員さん私達の顔を覚えておりまして、だから前回の私達の要望を思い出し、今回のデザートを出してくださったのかなと。
つまり1度来店した客の要望をしっかり記録してるという事、流石です!
てかはっきり要望出した覚え実は無いんですけど。
ただ前回、会話の中で母がアイス苦手な事を喋ってはいた。
客の会話をそ知らぬふりで脳内レコーディング、恐るべし店員さん!
つっても私の勘繰り過ぎかもしれない、真相解明するには更なるデータ取りが必要で、つまり今後も入店する必要が有りますな。(笑)
栗のデザートはお互い一口貰ったのですが、どちらもマローンって感じでメチャ美味しかったです。
アイスの中に刻んだ栗が混ぜてあった。
デザートだけでも食べに行きたいと思いました。

店を出る時、京風湯豆富御膳の感想を訊かれたので、店員さんに「最高です!」と伝えた。(巨人の阿部か)
冬の定番メニューになると良いなぁ。
その他店の詳しい情報は、まったりさんのブログを御覧ください。
ハウステンボスで美味しい物を食べたいなら、やはりホテルヨーロッパ内の飲食処が最もお薦め。
味・雰囲気・サービス、どれをとっても1級品。
ちなみに吉翠亭では最近お客の要望を受け、オリジナル料理の販売を開始しました。
黒豆、栗の甘露煮、じゃこ等、今度買ってこうかな。
(→http://hotels.huistenbosch.co.jp/he/news/news49.html)

    

店員さんに店の外まで送られた際、「お大事に」と気遣われる。
最後まで温かい心遣い、痛み入ります。
てゆーか病人連れて来店して御免なさい。(汗)
ちなみに一緒に居る私はうつらなかった、馬鹿って事か。
その後再びホテルヨーロッパに入館、何となく頭の中にメビウスリングが浮んで、ちょっと笑ってしまう。
ホテルヨーロッパ――そこはさながら美術館。
ポプリの良い香りがたちこめる館内、点在するのは欧風アンティーク調の家具。
まるで中世ヨーロッパにタイムスリップしたかの様。

    

ホテル専用のクルーザーが行き交うポンツーン(船着場)は冬でも花に彩られて美しい。

    

クリスマスシーズンの間、喫茶アンカーズラウンジとロビーには、大きなクリスマスツリーが飾られていました。



訪れた人の目を何時も楽しませてくれる、ホテルヨーロッパロビーの季節飾り。
今回のクリスマスの目玉はシャンパングラスツリーでした。
クリスマススペシャルウィーク中は、実際にシャンパン注いでイベントを催したとか。
ここまで徹底してると見事と言うしかない。
ただ残念だったのは今回ヘクセンハウス(お菓子の家)が飾られてなかった事。
毎年のお楽しみだったのに…いや、ひょっとしたら自分達が帰った後に飾られた可能性が有?
(※後日、ちゃるさんよりレポその6のコメント欄で「ちゃんと飾ってありましたよ~!」と教えて貰いました…御免、私が見落としたようです:汗)
そういえば同じくカフェデリ・プリュでも毎年飾られてるけど、今年は確めるの忘れてしまった…。
そもそもカフェデリ・プリュって、ホテルヨーロッパが営業するパティスリー兼ベーカリーカフェという触れ込み、だから売ってる商品はホテルヨーロッパでも扱ってる場合有。
今回私達が訪れた際、毎年ヘクセンハウスが飾られてた場所では、ホテルメイドのスコーンやパンを販売しておりました。

    

他に気になったのが、前年のクリスマスに飾ってた物を幾つか使い回してた点。
場内で使い回す分にはあまり気にならないけど、ホテルヨーロッパで使い回すのは止めた方が良いと思う。
なんかチープに感じてしまうから。
色々文句付けつつ、今年のクリスマス飾りも、見蕩れるほど美しかったです。
こんだけポインセチアをふんだんに使ってコーディネートは大変だったろう。
ここへ訪れるのにカメラは忘れるべからず。



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あにめぞん感想、ざっくばらん59

2013年01月19日 21時03分29秒 | 漫画&アニメ
数日前に降った雪がまだ残ってる…。
屋根の上にも残ってる…東京には雪掻きの習慣無いからなぁ。
来週火曜にもまた雪の予報が出てるんすけど…降り積もってしまうのか?
時節の挨拶(?)を済ましたところで、前回の続きで御座います。


・第59回「ドキッ!九条明日菜はじめての体験!!」 脚本:金子裕 コンテ:吉永尚之 演出:関田修 作画監督:河南正昭

…原作の面白いエピソードを使った今回、非常に面白い出来だった。
勘違い、肩透かしで、こんだけ面白い漫画に描く、高橋留美子先生の才能は素晴しい。
ヤケクソで三鷹さんのプロポーズに応じる積りだったが、前夜五代を待ち徹夜したのが祟って約束の店で爆睡、目が覚めたら三鷹さんも他のお客の姿も無く呆然としてしまった響子さん。
「もしや大事な場で寝こけてた私に呆れて帰ってしまったのかしら…?」と蒼褪める。
片や三鷹さんは約束の店に来たものの、何故かその響子さんと九條明日菜お嬢様が同席、近付けず困ってたところをお嬢様の犬達に存在を嗅ぎ付かれ、襲われて撃沈してしまったつう。(笑)
「プロポーズすると約束しながら現れなかった僕に愛想をつかした…?」と蒼褪める。
結果どっちも「自分の不誠実な態度に相手が怒ってる?」と誤解するのです。
ここの展開、本当に上手いと唸る。
本当なら1話位気まずいままで引っ張りたいとこだけど、後が圧してる為あっさり2人を会わせちゃったのは残念。
2人とも何故か相手が怒ってない事に疑問を抱くも安堵、話を蒸し返し自分の不覚を明らかにしたくないから、なあなあで仲直りしてしまった。

一方、五代君の方はというと――

一刻館住人達から「三鷹にプロポーズされたのを五代に相談しようと、響子さんが前夜ご馳走作って待っていた」事を知らされる。
なのに自分は坂本とソープの梯子(したんですかね?アニメでも結局)して朝帰り、これはもう詰んだ…!!と蒼褪める。
話をしようとしても響子さんは腹を立てて聴いてくれない。(実は三鷹さんの件で思い煩いボーっとしてる。)
起死回生の策を練る彼に、救いのアイテムが渡される。
――それはカセットテープ。
アルバイト先の保育園の女児キョウコちゃんから音のラブレター、つまり愛のメッセージが録音されてるカセットテープを渡された彼は閃く。
――面と向って言えないなら、気持ちを録音して渡せばいい!!
そっから先の展開はもう笑うしかない、いや彼の涙ぐましい努力を笑っちゃいかんけど。
当然ながら一刻館住人達から邪魔されて、完徹カラオケ大会に雪崩込むという。
一刻館から出て、外ででも録音したらいいのに。(それでも邪魔入るんだろうな、これってそういう漫画だし。)(笑)
しかし五代は挫けない、早朝、一刻館住人達が眠りに落ちた隙に録音、カセットテープに認めた本当の気持ちを響子さんに渡す事に成功。
そして音のラブレターをくれたキョウコちゃんにも、律儀にカセットテープで返したのです。
ところが(お約束だが)渡すテープを間違えた。
響子さんに「本当の気持ち」と言って渡したテープは幼女キョウコちゃんへ渡す筈の物。
「やぁ~キョンキョ~ン♪ごだいのおにいちゃんだよ~♪ラブレターくれてありがと~う♪おにいちゃんとぉ~ってもうれしくて、バンザイしてまわっちゃったぁ~♪でもキョンキョンはまだちっちゃいから、およめさんにしてあげられないんだ~♪ゴメンね~♪」
一の瀬「……なんだい、これ?」
響子 「五代さんの、本当の気持ちだそうです。」
朱美 「要するに『おまえなんか嫁にしてやらない』って事?あいつ、自分の立場解ってんのかね?」
四谷 「呆れてオナラが出そうです。」

一方、幼女キョウコちゃんに渡されたテープは響子さんに渡す筈の物。
夜に家族団欒の場で流されたそれは、異様な重々しさに満ちていた。
「好きです、響子さん…!貴女との将来の為に僕は貯金を始めました…!貴女の笑顔を思い浮べると…云々」
キョウコちゃんは大喜び、パパママ唖然呆然。(大笑)
現代だったら犯罪者にされ捕まりそうです。(笑)

と、後半は特に涙流して笑ってしまう展開、いやもう面白過ぎっ!!(笑)
ただプロポーズに応えてくれない場合、「2度と貴女の前に顔を出しません」とまで三鷹さんに言わせながら、結局元のぬるま湯関係に戻った事に、原作発表時「いいかげんにしろ!!」との批判の声が聞かれなくもなかった。
「何年ループさせる気だ!?早くケリ着けろ!!」と。
ま~恋のラビリンスに迷い込み、最終的には5年だもんなぁ~。(笑)
今回の展開は「遂に三角関係に決着」との期待が、それだけファンの間で持たれたのだろう。
だから結局は何時ものギャグで逃げた事に批判が上ったという。
けどこれは留美子先生の持ち技だから。
持ち技も極めれば誰にも真似出来ない芸術です。

今回アニメは面白い原作を活かす方向で、三鷹側・五代側の展開を上手くクロスさせてたと思う。
五代と響子さん、双方とも追い詰められる緊張感、盛り上りが増します。(同時に三鷹さんも追い詰められてる。)
「貴女の為に縁談を断る」って殺し文句超えて脅迫だよねえ。(笑)

ただ、オチで「チャンチャン♪」とばかりにBGM入れたのは余計に感じた。
「はい、ここ笑うとこ~!」と笑いを強要されてるようで。
今回みたいに鮮やかな落しなら、BGM入れなくても充分笑える。
原作で敢えて擬音を入れなかった作者の意図を汲むべきだったんではと。

(個人的評価)脚本△ 演出△ 作画△ …今回の予告は一の瀬さん、朱美さん、四谷さん、五代君、タイトルコールを響子さんという、一刻館オールスターズ。後期は主にこのパターンで占めそうです。


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昼は花、夜は光

2013年01月15日 23時59分41秒 | ただいまおかえり(雑記)
旧正月、小正月の今日、地方ではどんど焼き等の行事が行われてる事でしょう。
こちら東京では生憎特に何かの行事も無く…成人の日が1/15から外れて以来な~んにもやる事無くなっちゃったな~。
そういうわけで旧正月だからといって何も上げる物は無い。
それも寂しいので先の三日連休中、池袋サンシャインの蘭展示会観て来た際の写真を上げます。

        



    

    

    




御存知な人も居るだろうが、私はあまり花に詳しくない。
それなのに何故こういう催しに行ったかっつうと友人に誘われたから。
以前ブログで紹介した丸の内通りのコンサートへ行こうと自分が誘ったら、交換条件で同日開催される蘭の展示会に誘われたという。

花の中でも蘭には特に興味が薄い自分(汗)、そうは言えど花が沢山咲いてるのを観ると気持ちが華やぐ。
蘭=南国の蝶の様に妖艶な花弁を思い浮べがちだけど、枝垂桜や紫陽花に似た花弁の物も有ると知って目から鱗でした。
他に食虫植物も小規模ながら展示されており、大勢の目を惹き付けていた。
何故か男性ばかり。(虫?)
3日連休初めのサンシャインは若者でメチャクチャ混んでいた。
AKB48のメンバーの握手会が、噴水広場で行われてたのも、混雑の理由のもよう。

昼間は池袋で遊び、夕方からは東京駅に移動。
ヤングの街から大人の街へ。

    

新年初めに丸の内マイプラザで行われたコンサートは、正月らしく琴とビオラとの和洋コラボレーションでした。
曲目は「さくらさくら」、「星に願いを」、「ムーンリバー」、「春の海」、「白鳥の湖」、「シルクロード」、「リベルタンゴ」、「ゴッドファーザー~愛のテーマ~」、「上を向いて歩こう」等。
琴って1曲毎に調弦の必要有るそう。
余程正しい音感持ってないと弾くの難しそうである。(要、絶対音感?)
前半はポピュラーな13弦、後半はより重々しい音が出る17弦の琴で、演奏してくださった。
例えるならコントラバスの様な重々しい音、自分の知ってる琴の音とはまるで違う。
琴も色々異なるものなのですね~っって毎度しょーもない駄洒落失礼。(汗)

    


コンサートが終った後は、電飾林煌く大通りを抜け、帰途に着きました。
今月は後1回コンサート開催されるそうなので行く積りだが、さて次回は誰が付き合ってくれるだろうか…?(そろそろ呆れられて誰も付き合ってくれなくなりそうな…)(汗)

気が付いたら日付変ってた。
でも1/15と詐称して上げます。(汗)
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キラメキのクリスマス2

2013年01月14日 16時45分31秒 | ハウステンボス冬の旅行記
成人の日は天気が荒れ易いと言うが……こちら関東も大雪です。
明日の朝が怖い、仕事お休みしたい。
気分はホワイトクリスマス、前回の続きで御座います。


クルーザー降りてハウステンボス本土に上陸。
パーク内のお客はまだ少なかった。
冬場はイルミネーションを観るのが目的で、夕方から来る人が多いのだそうな。
正月明け~2月迄は開園が1時間遅くなるので注意。(→http://www.huistenbosch.co.jp/guide/opentime/)

この日の昼食は吉翠亭に予約を入れていた。
12時半の予約なので、まだ1時間以上余裕有る。
「何処か寄ろうか?」、「何処でも良いよ」と言われ、取敢えず土産屋が集合する区域、ビネンスタッドへと足を向けた。
場内中央に位置するアレキサンダー広場を、各種専門店が扇形に囲んで街並みを造ってる。
その内でドーム屋根を持つショッピングモールはパサージュと呼ばれており、女性が好みそうなファッション雑貨を扱う店が主となって構成されている。
最近ワンピースのグッズショップが入ったりとカオスだったが。
あ、でも今回行ったらワンピショップ無くなってた。
ニュースタッドにワンピのアトラクションが出来た関係で、そっちへ移店したっぽい。
(「SLOEP ~スループ~」→http://www.huistenbosch.co.jp/shopping/masterpieces/002317.html)
てか港地区スパーケンブルグでは「シャボンディハウス」営業してるし、サウザンドサニー号でも船内ショップがオープンしている。
着々と営業拡大してるワンピース、流石は海賊王である。

ここでちょっと纏め、去年12月にパサージュ入ってた店は以下の通り――

・クロントン…アジアンテイストな雑貨
・ソルスィエール…ヨーロッパ直輸入のファッション雑貨
・ラ・パレット…ハンドメイド・アンティークなファッション雑貨
・ア・ビアント…幅広いサイズから選べるファッションセレクトショップ
・Happy…皮アクセサリー専門店、パーツ選びから出来てオリジナルの物が作れる。
・クート…ムーミン等のユーロピアンキャラクターグッズ店、去年12月はサンタハウス併設してました。
・ローズテラス…薔薇雑貨店
・Pencils…世界(主にヨーロッパ)の珍しい文房具を揃える店、ここについては後で紹介する積り。
・グリッター…長崎特産大村真珠の専門店
・柿右衛門ギャラリー…世界に誇る名磁器、柿右衛門の作品ギャラリー(販売もしてます。)
・ギャラリーハウス…ステンドグラス専門店(「ビス」って店名は止めたのだろうか?)
・パンドラ…オルゴールギャラリー

初期の高級ブティックモールに雰囲気が戻って来てる様な気がする。
ワンピースショップを移店させた理由も区画整理の為だろう。
個人的にワンピ関連施設はスパーケンブルグに集中させた方が良いと考えてるので、この区画整理は歓迎。
ハウステンボス・ルネッサンス、街よ(なるべく)初期の姿に戻れ。
かつて在ったチューリップ染め雑貨店「エステラ」が、「ラ・パレット」と統合なんかして再オープンなら嬉しい。

    

    

今回最も嬉しかったのが、オルゴールの「パンドラ」復活。
かつてミュージアムスタッドには、クラシックオルゴールのミュージアム、「オルゴール・ファンタジア」が在った。
現在はホラー館「ゴースト・ウエディング ~カロヨンミュージアム~」に変身、幾台かのダンスホール・オルガンはそのまま置かれており観る事が出来る。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/amusement/000403.html)
現在の施設もそれなりに楽しめて好きなんすが、元のオルゴールミュージアムを未だに懐かしく思い返さなくもない。
で、そのオルゴール・ファンタジア内に在ったショップの名が「パンドラ」。
今回、同名での店再オープンは、施設の復活をも期待出来て、旧いファンにとっては嬉しい。
というわけで母を連れ寄ってみたら、シーズン柄クルミ割り人形のオルゴールが、多数陳列されていた。
ゆるかわキャラ好きの心を擽る縫ぐるみオルゴールも有。
写真のカピバラさんオルゴールは口元の林檎を引っ張ると曲が流れる仕組み。
ペンギンさんオルゴールの場合は引っ付いてる雛を引っ張ると曲が流れる。
可愛過ぎ、縫ぐるみ大好きな母は、同じく縫ぐるみ大好きな弟への土産にかこつけて、買おうか買うまいか長い事悩んでた。
結局買わなかったけど。
あと磁石付チューリーちゃんが曲に合せクルクル踊るオルゴールも可愛かったが買わなかった。
次回行った時買ってしまうかもしれない、ヤバイヤバイ。

    

店内奥はミュージアムになっていて、こちらのスペースは有料。(料金300円、とくとくチケット持ってるなら無料)
創られた当時のオルゴールは「オーケストリオン」と呼ばれる自動演奏楽器。
ダンスホールで演奏するのが目的だった為、サイズもかなり大きかった。
それが次第に小型化し、現在のオルゴールとなってく歴史を、ミュージアムのスタッフがガイドしてくださる。
御覧の通り写真撮影OK、時間潰しに最適。
(パンドラ→http://www.huistenbosch.co.jp/shopping/masterpieces/002565.html)

    

リクエストすれば展示してあるオルゴールの殆どを視聴可能。
偶に調整中で聴けなかったりするかもしれんが…何せ時代物なので。(笑)
写真の「シンギングバード」って作品は、ゼンマイを刺して動かすと本物の鳥そっくりの鳴声で、清らかな音色を聴かせてくれる。
篭の中の鳥の羽は本物を使用してるんだそう、昔の職人の拘りハンパ無ぇ。

    

上の写真(右)のオルゴールの内部に、筒型でトゲトゲの物がセットされてるのが見えるでしょうか?
これは「シリンダー」と呼ばれる物で、オルゴール(自動演奏楽器)にとっての楽譜。
ダンスホール・オルガン時代は「ブック」と呼ばれる、穴ボコ開いた本を楽譜に演奏してたのが、時代を経てシリンダーに取って代わられたんだと。
植え込まれた棘を読み込む事で曲を演奏するこのタイプは、現在でもスイスのリュージュ社で造られてるらしい。
(→http://www.reuge.co.jp/)
サイトを閲覧したら日本の香蘭社とコラボしたりしてんのね。

上の写真(左)のオルゴールは「カテドラル(城)」と言う作品。
昔のクリスマスソングを数曲演奏、クリスマスに合せ貴族が造らせたのだろうか?

        

どれもオルゴールファンタジアで観た事の有る懐かしい作品ばかり。
この曲芸ピエロ君オルゴールなんか、特に記憶に残る逸品ですね。
逆立ちした後、彼は得意気に顔を前に向け、決めポーズしてくれる。

  

上の(右)写真、山小屋オルゴールは中が空で、宝石箱に使える。
泥棒の目を眩ます為のアイディアか?でも多分高確率で見付かると思う。

シリンダータイプから更に時を経ると、上の(左)写真の様なディスクタイプのオルゴールが主流になる。
このディスク(円盤)がレコード、そしてCDの御先祖様だって事は説明要らんでしょう。

一通り観終わる頃には正午近くになっていた。
12時~ワールドバザールステージでオークションが始まるという事でそちらへ移動。

 

ハウステンボス名物、オランダ式競り下げオークション。
元の値段から徐々に下がってく商品をお得にゲット。
司会のお姉さんが掲示してく値段で、手に入れたいと思えば挙手するシステム。
ただボタンを押して決めてたランガダイク時代と違い、大抵の場合数人が同時に挙手する。
そうなるとジャンケンで決めるので、ランガダイク時代より難易度が上ってしまった。

この時はまだ園内にはそんなに人居なかったんだけど、会場の席は全部埋まってた=ライバルが多いという事。
しかも購買意欲の高い家族客中心の為か、誰も手を挙げずに流れてしまう商品は無かった。
皆さんノリ良い~。
私の母はここのオークションの中毒。
園内居る間中ずっと参加していて、司会役のお姉さんに顔を覚えられる程。(笑)
この時も競りにかけられた8品全て挙手したんだが、ライバルに阻まれ手に入れられたのは1品のみでした。
波長が余程合ったのか、或るお子様と毎回取り合ってね~、ジャンケン3度勝負してオール負け。
4度目の対決でやっとクリームチーズ2個+ターフルソースのセットを獲得出来たのです。(笑)

最近のオークションは明らかに不人気商品との抱合セットが目立つが、職場や近所への土産を多く購入する必要有る人には有難いイベント。
末永く続いて欲しいものです。
現在は1日2回開催してるもよう。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/schedule_guide.php#573)


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キラメキのクリスマス1

2013年01月13日 23時57分23秒 | ハウステンボス冬の旅行記
もう去年の話になってしまいますが(汗)…12月のクリスマスシーズンに、またもや長崎ハウステンボスへ行って参りました。
行って来たよ~と申告だけして放っぽり放しでしたが、レポ書く気は充分御座いますですハイ。
というわけで今更去年12月レポをスタート、ハウステンボスが光のイベント終る迄には終りたい。
向うも最近イベント延長するのがデフォだから、余裕で間に合う気がするぞ!
しかしまーせめて4月桜が咲くシーズンまでに書き終わりたいですねっつってる間に、とっとと始めるとしましょうそうしましょう。(汗)


旅立ちは去年12/1(土)、午前5時近くの真っ暗な内から、母と共に家を出た。
羽田第二空港に着く頃、漸く朝陽が昇って明るくなる空。
土曜日だからか空港は結構混んでおり、リニューアル後初めて移動バスを使った。
離陸も30分遅れの7時20分、SNAの小型旅客機に搭乗。
席は1番前で足下が広く空いており、トイレが近いのが有難かった。
また1番前って事で最初に降りられたのも良かった。
当日の天気は曇り、上空からは雲しか見えない。
予報で次第に悪くなるなんて聞いてたから、向うの天気については諦めてたんだけど、いざ長崎空港に着いてみたら精々薄曇って程度。
嬉しい事に陽が射し始めてさえいる!
「やっぱり私達って晴れ女なのね~♪」と母ウキウキ気分。



↑空港1階には何時の間にやらハウステンボス案内デスクが設置されていた。
宣伝一生懸命なのは良い傾向ですね。
ハウステンボス行きのバス車内も、以前と較べ乗客が多く乗っていた。
営業の成果出てるかも。

飛行機の遅れに合せ、9:40に出発したバスは、海沿いの長閑な道路を走る。
道路より更に海沿い、海岸線をなぞるよう走るのが大村線。
今回は残念ながら目にする事が出来なかったが、青い空と蒼い海を背景に列車が走る眺めは、絵葉書にしたくなるほど美しい。
ハウステンボスに着くまでのドライブロードもお楽しみください。
ところで途中の川棚バスセンターから見えた、「あんまり食堂」というあんまりな名前の食堂は、閉店してしまったんだろうか?
一度も入った事は無いが(済みません)、違う店の名前に変ってた。
何時も眺めてる風景が変ると寂しく思うもの。

また前置き長々と…ハウステンボス着く前からレポ書いてどうする。(汗)

10:40、バスがハウステンボスに着。
久し振りに訪れる第二の故郷~♪
今回は場内ホテルではなく、場外のホテルオークラJRハウステンボスに宿泊予定の為、まずチケット売場で1DAYとくとく入場セット券を購入し、場内ホテル受付をスルーしてオークラホテルへ向った。
ちなみに入国棟内では社長が社員数人と話をしていた。
ハウステンボスでは12/1~本格的なクリスマスイベントがスタート、それで現場を見回りに来てたのかもしれない。



ホテルオークラJRハウステンボスには、場内のホテルヨーロッパ同様、専用のホテルハーバーが在り、宿泊者はそこからクルーザーで園内に入国する事が出来る。
乗船する際にはとくとくチケットが必要で、入場券だけだと大人600円子供300円の有料となる。
(→http://www.jrhtb.hotelokura.co.jp/stay/harbor.html)
私の場合ファミリエ会員なので無料で乗船可能、しかし母は違うので先にチケット購入したわけだ。
てか、クルーザー内で入場券を受付てから乗船となるんで、予め入場券を買っておくのは必須事項です。
ちなみに入場券・とくとくチケットは、ここのホテルフロントでも購入可能。
但しここのフロントは2階に在るので、長崎空港からバス乗って来た場合は、入国ゲート前チケット売場で購入する方が効率良いだろう、どうせ入国棟内を通るから。

運の良い事に11時発のクルーザーに間に合う、船長さんは女性でサンタ帽子を被っておられた。
行き先は園内ユトレヒト地区、ドムトールン下のハーバー。
ホテルオークラJRハウステンボスハーバーの前は、園内で最も景観の美しい高級別荘地区ワッセナー。
童話に出て来る様な家並みを間近に眺められるのは、ここのハーバーのメリット。

    

    

    

12月初めは園内の樹々が紅葉し、尚絵になる眺め。
クルーザーはパークエリアに入って、ナイアンローデ城を過ぎ、アドベンチャーパークを横に観ながら進む。
まだこのエリアに入った事無いんですよね~。
色付く林の隙間から覗くアスレチック的な施設、結構遊んでる人が居るもよう。
アートガーデン側の岸辺にヘリコプターが停まってるのも見えた。
ハウステンボスではヘリコプター遊覧飛行も受付けてます、料金10,500円~って高っっ!
でも眺めメチャクチャ良いだろうな~。(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/vehicle/001469.html)
なんせ場内広いから大抵の事が実現可能、美しさと広大さはハウステンボスの強力な武器です。

約15分間のんびり優雅にクルーズして、ドムトールン下に着いたのは11:15頃。
やはりサンタ帽子を被ったスタッフがお出迎え、クリスマスだなぁ。
ハーバー側の野外テラスに群れる白鳥達。


運河岸には薔薇が咲き残ってました。

…日付変りそうなんで今回はここで筆を置かせて頂きます、御免なさい。(汗)


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あにめぞん感想、ざっくばらん58

2013年01月12日 23時14分28秒 | 漫画&アニメ
で、今回のが今週放送された分のレビュー。(汗)
まるで追い立てられるように、前回の続きで御座います。


・第58回「五代か三鷹か!女ごころは今夜が勝負!!」 脚本:高屋敷英夫 コンテ:吉永尚之 演出:鈴木行 作画監督:中嶋敦子

…「犬好きな方に悪い人は居ないもの。誠意を尽くしてお願いすれば、きっと三鷹さんと別れてくださる筈…!
響子さんも怖いけど、明日菜お嬢様も別の意味で怖い。(笑)
てーか留美子作品に登場する女性達は、魅力的だが皆怖ろしい気がする。
飼い犬を自分の弟妹扱いで、何処へ行くにも一緒の、101匹ワンちゃん大行進。
や、101匹までは居ないけど。
三鷹さんにとっては天敵の様なお嬢様ですなぁ。(笑)
しかし彼女から見た三鷹さんは犬好きの優しい御方、だって彼女の弟妹が一目で懐いたんですもの、と。
九條明日菜お嬢様を演じる鶴ひろみさんの演技が光ってる。
「ドラゴンボール」のブルマやGS美神みたいな、強気のお姉様役のイメージが強い声優さんですが、こんなモジモジお嬢様を演じる事も出来るんですね。
流石名優役を選ばず!
三鷹さんと別れて欲しい、でもそれを口にする勇気は無い。
「皆、私に勇気を頂戴!」(元気玉に非ず)
数匹の犬引き連れて響子さんの後を尾ける、完璧ストーカーの域です。
彼女の行動が三鷹さんの運命を狂わすのですが、それについてはまた後で。

原作でこの話が発表された当時、読者の間でかなり物議を醸したそうな。
五代君がさり気無く脱・童貞した件で。
実は留美子先生、原作の第61話「夏色の風と」で、五代に初体験させる予定だったんだと。
相手は北海道旅行中に出会った大口小夏さん。
行きずりで1度だけ経験させる積りだったが、当時の編集部に猛反対されて諦めた事を、小説家の平井和正との対談の席で語っている。(1984年12月、徳間書店刊、「語り尽せ熱愛時代―ルーミックワールドVSウルフランド」)
留美子先生的には「五代が20代後半になっても童貞で居る事は正しくない、許せない」って言うんだな。
うう~む色々物議醸しそうな意見だ…。(笑)
ところが編集部の男は「五代は響子さんへの純愛を貫くべき」と駄目出し。
平井和正氏も対談本の中で「経験させたら五代が三鷹化しちゃうよ」と留美子先生に忠言してる。
しかし留美子先生はどーしても許せなかったのか、この回坂本の奢りでソープの梯子をしたと描写、さり気無~~く五代に童貞捨てさせたのです。
…描いた是非はさて置き、もっとスマートな手は無かったのか、と思わなくもない。(笑)

この辺りアニメでやるのか否か気になってたんすよ。
原作の場合は坂本が就職して出た初任給で五代に奢ったんだっけか?
アニメの場合は坂本も五代もまだ大学卒業してない、となると坂本の奢りでって理由付けは難しくなる。
結局奢り奢られ行った行かない等は曖昧にぼかし、ソープの入浴割引券を貰ったってのみ描写有。
アニメの五代君がこの回で筆おろししたかどうかの判断は視聴者に委ねられたわけです……逃げたな。(笑)

原作準拠か、そうでもないのか、いまいち掴み難い後期。
他にも五代の朝帰りにぶち切れた響子さんが、「(三鷹さんと)結婚してやる!!!」と心中で叫ぶとこカットしてた。
てゆーか今回カットされてるシーンかなり有る。
この回の響子さんは非常にブラックだから、アニメ的ヒロイン像守る為に表現抑えられたもよう。
無言でピンクチラシを竹箒で掃き集め、火を点けるシーンはカットされてなかったが。(あのシーンは軽くホラーだった…)
パチパチ爆ぜる火の表現がリアルで良かった。
今回演出は悪くなかったですよ、絵も中嶋さん作監で響子さんが美しいったら!
作画が良いとそれだけで傑作に感じてしまう。(笑)

三鷹さんからのプロポーズを自分で断れず、五代に止めて貰う事を願う響子さんは女やね。(笑)
彼の為にご馳走を作り徹夜して待ってたのに、五代は坂本とソープの梯子?して朝帰り。
「私が悩んで待ってる間、一晩中遊び歩いてたのね!!許せない!!もう三鷹さんと結婚してやる!!!」
とほぼヤケクソ気味に、勇んで三鷹さんとの待合せ場所に向った響子さん。
もしもそこで何人の邪魔も入らず会って応えてたら、三鷹さんと結婚という作品的にはバッドエンド迎えてわけだ。(笑)
だが「めぞん一刻」の男主人公は五代、ストーカー犬娘の明日菜お嬢様という邪魔が入り、三鷹さんは響子さんと結ばれるチャンスを永遠に逸したのです。
犬が苦手というだけで運命の輪に弄ばれる三鷹さんは哀れだが面白い。(笑)
ふと思ったんだが…留美子先生は子供の頃、犬が苦手だったんじゃなかろうか?
現在進行形で苦手か、苦手な過去でも有ったかしないと、こういう設定は思い付かない気がするんだわ。
作家にとってのコンプレックスやトラウマは、傑作を育む木の根っ子、なんてね☆

(個人的評価)脚本△ 演出○ 作画○ …今回の予告は一の瀬さん、明日菜お嬢様、タイトルコールは固定で響子さんでした。


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あにめぞん感想、ざっくばらん57

2013年01月10日 19時37分54秒 | 漫画&アニメ
やっと追着いた~~!
これからはあんま溜めないようにしよう…なるべく。(汗)
早く野球中継始まれば良いなんて思いつつ(汗)、前回の続きで御座います。



・第57回「お嬢サマ登場!三鷹コーチにひとめぼれ」 脚本:金子裕 コンテ・演出:近藤英輔 作画監督:小川博司

…「めぞん」の重要キャラの苗字には必ず0~9迄の数字が入るというのは有名な話。
1=一の瀬さん、2=二階堂、3=三鷹、4=四谷、5=五代、6=六本木朱美、7=七尾こずえ、8=八神いぶき、9=九條明日菜、ここに0=音無響子さんが入り、懐かしのダイヤル式電話番号数字が完成する。
苗字に数字が入る事、即ち話のキーパーソンであるキャラの証…なんだけどね。
TVアニメでは諸事情により二階堂を抜かして、九條明日菜お嬢様を登場させた。

この九條明日菜お嬢様、言ってしまえば作品の幕を引くのが役目である。
だからこそレギュラーの中で、最後の登場となった。
縺れた恋愛関係を解消目的で、ライバルキャラのお相手役を登場させるのは、留美子先生の芸風の様なもの。(若干皮肉篭ってるな…)
最初から相手役として登場させるからこそ、明日菜お嬢様は一目で三鷹さんに恋に落ちた。
ぶっちゃけルーミック漫画の場合、始めから組む異性が決められてる。
三角関係とかになっても後でライバルにお相手用意したりして、途中でカップルの組み合せが変るという例は殆ど無い。
例外はラムとあたるくらいで、その点安心して観てられる反面、意外性は無いとも言える。
「めぞん」の場合も連載当初はラブストーリーの予定無かったって事だが、三鷹と響子さんをゴールインさせるなんて作者一度も考えやしなかったろう。

で、アニメの話に戻りますが…。(汗)

明日菜お嬢様の登場は、アニメも話を畳み出した事を表してる。
アニメの場合、原作以上に明確な期限が設けられてた筈。
確かこの回放送する頃に原作が丁度終ったんじゃなかったっけ?
その終了の波に乗り、同じ頃原作が終了した「うる星」とタッグで、アニメ映画化の企画が立ち上がった。
原作終了1年後の春にTVアニメが円満終了→「うる星」との同時上映で映画公開、という製作会社の目論見により、TVアニメスタッフは何としても来年春迄に、番組を円満に終了せねばいけなかった。(苦労するのは何時も現場ばかり…)

この回実は半分位アニメのオリジナルで、番組終了を見越しての苦しい事情が透けて見える。
三鷹と明日菜お嬢様のエピソードと並行して、五代が保育園勤めする切っ掛けを描いたり。
原作では保育園でのアルバイトを紹介したのは、大学の人形劇同好会繋がりじゃなかったっけか?
それがアニメではこずえちゃんから紹介された形になってるんだな~。
別に話としては悪くなく感じたけど、先の展開考えると複雑な気持ち…。
原作では八神が登場する辺りからこずえちゃんの影が薄くなり、こずえちゃんが勤めるようになってからは、五代と全く会わずに居た風に描かれてた。
こずえちゃんが関係の自然消滅を意識するまで到り、五代との破局に向け上手く道筋を作っていた。
しかしアニメ版の五代はまだ大学通ってて、こずえちゃんとの付き合いを続行してる。
その上で彼女から将来に繋がる勤め先を紹介して貰ってるっつうのは…そこまで世話になった彼女と五代は別れるのかと複雑に思うでしょう?(笑)
後に八神からも勤め先(彼女のパパの会社)を紹介して貰う展開が来るが、あちらは色々有ってご破算になるから結果オーライ問題無。
しかもアニメの五代は八神のパパからお詫びの意味で再度紹介された会社を、「コネではなく自分の力で勤め先を決めたい」と格好良く断りもする、なのにこずえちゃんから貰ったコネはちゃっかり頂いた上で彼女とは別れるのかと。(笑)
こずえちゃんからの紹介に変えたのは、スタッフの彼女への愛情&同情有ってだろうが、結果として五代をクズに描く事になってしまった皮肉な話。(汗)

それ以外の問題は特に…半オリジナル脚本の割に上手く纏めていて、続く話への伏線も立ててたのは偉い。
興信所の私立探偵さん(優作さん)を一刻館住人がイジルのも面白かったです。

絵は小川さんが作監の割に(失礼)、顔があんま崩れておらず良かった。

(個人的評価)脚本△ 演出△ 作画△ …次回予告は一の瀬さん、朱美さん、四谷氏、響子さん。後期に入ってからの次回予告は、タイトルコールを響子さんが担当、一刻館住人達が次回の話を紹介しつつ茶化す風になってった。


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あにめぞん感想、ざっくばらん56

2013年01月09日 21時37分35秒 | 漫画&アニメ
溜めた宿題消化週間って事で、今回もあにめぞん感想記。(汗)
前回の続きで御座います。


・第56回「八神の決心!あきらめないわ初恋だもの」 脚本:高屋敷英夫 コンテ:大賀俊二 演出:関田修 作画監督:音無竜之介(高橋ナオヒト)

…八神の友人の台詞を聞くかぎり、初恋ではないんじゃないだろうか、とタイトルにツッコミ。
後期に入りタイトルコール前に前回の映像を入れるようになった。
さり気無く時間稼げて良い手段だなと穿った観方…。

八神のエピソードと並行して、三鷹さんのお見合いエピソードを開始している。
その為テンポアップに繋がり、面白く観られたのは良かったんだけど、八神のエピソードが少し希薄になってしまってる。
どちらかっつうと三鷹さんのお見合いの方が、(ラストに回ってる事で)メインの印象を持ってしまうんだな。
折角の「Long good-bye(永遠にさよなら)」から、「So Long,good-bye(さよなら、またね)」に書き換える、見事な原作のオチだったのに…。

五代には八神が迫り、三鷹にはお見合い相手が現れ、響子さんの心中は穏やかならず。
これまでのぬるま湯の関係から脱却するような急展開に、視聴者の目は釘付け…かは解らないけど(汗)、視聴率はこの辺から急上昇してったらしい。
やはり高視聴率獲得するには恋愛ドラマしかない。(笑)

「貴女と1分1秒でも一緒に居たい」なんて気障な台詞を照れずに言える三鷹さんは凄い。
犬が苦手じゃなければ、五代に勝ち目は全く無かったろう。
最強ライバルの唯一の弱点の設定付けの卓越さに感心せずにはいられない。

作画は音無さんで、安心して観てられた。
響子さんのチラチラ覗けるアンスコがセクスィー。
作画が良いとそれだけで傑作回だったように思えるよな。(笑)

(個人的評価)脚本△ 演出△ 作画○ …予告は三鷹、三鷹の叔父、明日菜お嬢様、タイトルコールは響子さんでした。


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